ゆっくり実況の特徴
kohei
YouTubeでね、うちの子供たちが
マインクラフトの実況をよく見るんだけどさ、ゲーム実況。
その中にさ、ゆっくり動画みたいなやつあるじゃん。
takeshi@Ddvi_Kuma
ゆっくり実況ね。
kohei
ゆっくり実況って人工音声のさ、
で、右と左にキャラクターのイラストがあってみたいな。
あれって、要するにフリー素材みたいなやつで、
いろんな人があれで作ってるわけだよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうだね。
kohei
やったら多いし、いろんなジャンルにいるんだよね、マインクラフトだけじゃなくて。
なんか歴史を語らせたり、ミステリーを語らせたり。
で、あれってのっぺりしたおしゃべりでさ、
ユニークだなとは思うんだけど、あんまりにもそれを見るから、
takeshi@Ddvi_Kuma
うん。
kohei
なんか怖くなってくるっていう感じ。
takeshi@Ddvi_Kuma
まあそうね、僕も結構好きだからさ。
kohei
見れるんだ。
takeshi@Ddvi_Kuma
見れる。
kohei
えー、慣れの問題か。
takeshi@Ddvi_Kuma
ちょっと慣れの問題だし、僕は個人的になんだけど、
やっぱ人のしゃべり方って好き嫌いあるじゃん。
あのゲーム実況者のやつもやっぱそれがあってさ、僕は。
あって、まあこの人の実況あんま好きじゃないなって。
だけどこのゲームは見たいみたいなのがあったから。
はいはい。
まあこのゲームでゆっくり実況をやってる人っていうのを探したりするんだよね。
kohei
なるほど、癖が個人差がない分、
安心して見れるみたいなところがあるのか。
takeshi@Ddvi_Kuma
安心して見れるし、で、あとまあその、やっぱ何、
べしゃりではないので、その分ちゃんと寝られてるわけですよ。
編集がちゃんとしてるんですよ。
まあコメントだとか展開だとか、
そういうのをストーリーとか持ってられるから、
ゆっくり実況の人気
takeshi@Ddvi_Kuma
まあそういう意味では安心して見れるんだよね。
よほどセンスがない人じゃない限りそんなに失敗しないんだよ。
だからそういう意味で結構、
まあその、あの喋り方の癖はあるっちゃあるんだけど、
逆に言うとそれに慣れてしまえば、
コンテンツとしては結構面白いものは多いのかなと思う。
kohei
まあそうかもね。
そういう自分で喋るのに自信はないけど、
なんかこう解説したい人とかっているわけだからね。
そういうやつなんだ。
takeshi@Ddvi_Kuma
で、その中で一番流通してるのがゆっくり実況なんだよね。
で、他にもいるんだよ。
あるんだよ。
読み上げを使って喋るみたいなやつは。
kohei
DNA BASTERSのBauerもさ、
YouTubeやってるけど、
多分あれモヤモヤサマーズの音声と
同じものを使ってると思うんだけどね。
そういう人もいるよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
あるんだけど、逆に俺だから
人の声に近ければ近いほど虚偽反応を示すんだけど、
まあそういう意味でゆっくりが一番浸透している
デファクトスタンダードな読み上げだから。
kohei
でもあれが覇権を取ってるんだっていうのが結構びっくりだよね。
なんで覇権を取ったかっていうと、
takeshi@Ddvi_Kuma
それまでに現れてきたクリエイターたちがすごかったって話なんだろうけど。
あれを使い出した最初の人たちがすごかったと。
やっぱね、初期のコンテンツめちゃめちゃ面白いの多かったからね。
kohei
へー。
takeshi@Ddvi_Kuma
ちゃんと効果音とかいろいろ入れて、
結構細かいんだよ。細かくて、
かつそのコンテンツやストーリー展開みたいなのもすごく深い。
kohei
そうなんだ。
旗からさ、子供たちが見てるの聞いてるとさ、
感情を持たせたいんだか持たせたくないんだか分かんないような読み上げじゃん。
うわーみたいなさ。
どうしたんだいみたいなさ。
なんだそのやり取りはって思うわけだよ。知らないこっちからすると。
takeshi@Ddvi_Kuma
ちゃんと見るとそれですら許せるようになってくる。
ちゃんとしたものであればか、せっかく見ると。
kohei
使う人次第なんだね。
takeshi@Ddvi_Kuma
結局はツールだからさ。
kohei
あれってでも、もともとは何か原作があるわけでしょ?
takeshi@Ddvi_Kuma
わ、知らないのか。
kohei
それもよく分かんないから怖いところあるよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
あれね、
kohei
聞いたことある。
takeshi@Ddvi_Kuma
同時のシューティングゲームなんだよ。
元は。
kohei
投稿プロジェクトって。
takeshi@Ddvi_Kuma
で、そのゲームは、
ゆっくりでよく出てくるのレイムとマリサっていうキャラクターなんだけど、
なんかその名前のような気がする。
kohei
そいつらが操作できるキャラクターなんだけど、
そして、
シューティングなの?
takeshi@Ddvi_Kuma
シューティングだよ。
kohei
シューティングなの?
シューティングなの?
takeshi@Ddvi_Kuma
シューティングだよ。
kohei
シューティングなの?あいつら。
takeshi@Ddvi_Kuma
あの顔でシューティングじゃない。
ちゃんとした、
アニメチックなキャラクターの絵があって、
で、
そのシューティングゲームなんだけど、
このゲームは、
普通に、
シューティングって弾幕芸じゃん。
kohei
あーまあ、
避けるかとかね。
takeshi@Ddvi_Kuma
避けるかとか、弾幕が美しいかとか、
そういう風なのが評価の一つなんだけど、
まず弾幕とかの美しい難しさっていうのも、
通好みであったりとか、
あと音楽がすごく良くて、
kohei
そうなの?
takeshi@Ddvi_Kuma
それで、かつ、
登場するキャラクターや世界観がすごく作り込まれてるっていう、
そういうこともあって、
同人会はすげー流行ったんだよ。
kohei
え、なに?素人が作ってるってこと?
takeshi@Ddvi_Kuma
素人が。
kohei
あーそうなんだ。
takeshi@Ddvi_Kuma
要は、いわゆるゲームメーカーが作ったものじゃなくて、
同人会が作って出したゲームなんだけど、
かつね、
いくつかシリーズはあるんだけど、
結局ね、
著作権的なものをフリーにしたんだよ。
kohei
そうなんだ。
takeshi@Ddvi_Kuma
ご自由にお使いくださいって感じにしてるから、
ゆっくり実況の起源
kohei
ここのキャラクター使っていいですよ、みたいな。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうそう。
っていうので、
そこからいろいろ派生して、
格ゲーが出たりとか、
kohei
へー。
takeshi@Ddvi_Kuma
最近でもスマホゲームも出たし、
kohei
あ、そうなんだ。
その流れのひとつなの?
takeshi@Ddvi_Kuma
その中で、
東宝のキャラクターがすげー人気が出てるときに、
にーちゃんのアスキーアートで、
首だけの、
ちょっと煽ったような顔の、
kohei
スプレッダまんじゅうみたいな顔してるよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
レイムとマリザがゆっくりしてってねっていう、
kohei
どういうこと?
takeshi@Ddvi_Kuma
スレが経ったときに、
ゆっくりしてってねっていうのが流行ったんだよ、すげー。
アスキーアートでね。
で、流行って、
それを、
そいつらに実況させたのってゆっくり実況の始まりなんだけどね。
kohei
あ、もともとはテキストだけなんだ。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうそうそう。
kohei
アスキーアートのテキストで、
いろいろ語るスレッドがあったと。
takeshi@Ddvi_Kuma
あって、その顔がちょっとムカつくっていうのもあって、
そいつらに実際音声つけて、
ゲーム実況させたっていうのが始まりなんだよ。
kohei
音声どっから出てきたんだよっていうね。
takeshi@Ddvi_Kuma
もともとだって音声はあったからさ。
kohei
あの喋り方なの?もともと。
takeshi@Ddvi_Kuma
もともとあのソフトはあの喋り方だよ。
kohei
あ、そうなんだ。あいつらそうなんだ。
takeshi@Ddvi_Kuma
ゆっくりがというよりは、
あの音声ソフトを使ったあの喋り方、
あのキートーンかな?の喋り方をするやつが、
もうその後ゆっくりってなっただけ。
kohei
じゃあ最初は、
あの喋り方こそいいんだみたいな偏愛があったのかもね。
takeshi@Ddvi_Kuma
その音声自体は、
そもそもその前からフラッシュとか、
あの時代まで遡るけど、
とかでも使われてるようなやつだから、
もうそもそもで受け入れられる土壌はできてたんだよ。
kohei
なるほど。面白いね。
それをさ、今YouTubeで広くいろんな人たちが、
そのルーツも知らないで使ってたりするんだ。
takeshi@Ddvi_Kuma
うん。だから一番初めはニコニコじゃないかな。
だからみんなあの、
ちゃんと原作わかってる人は定期的分として一番最初に、
ゆっくりしていってねっていうし。
kohei
様式美としてね。
takeshi@Ddvi_Kuma
様式美として。
kohei
はー、なるほど。で、それを別に、
なんか知らないけど見てる小学生たちっていう構図だよね。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうそうそう。だからゆっくりって言うんだよ。
kohei
ああ、別にゆっくり喋ってるからじゃないんだ。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうそうそう。ゆっくりしていってねって言うだけは違う。
kohei
あの喋り方、あのイントネーションのことをゆっくりって言うのかと思った。
はえー。
takeshi@Ddvi_Kuma
ゆっくり喋るからゆっくりじゃなくて、
kohei
そうなんだ。
takeshi@Ddvi_Kuma
あの形式だったらゆっくりだ。
kohei
あの顔で言ってたわけね。
takeshi@Ddvi_Kuma
そうそうそう。
だからそこの成り立ちを知らないと、
まあ知らないで使ってたから腹立つって話はないけどさ。
kohei
まあ元々フリーなものだからね。
takeshi@Ddvi_Kuma
フリーなものだし。
で、なんかこの喋ってるこのレイムとマリサって何なのかっていうのを
わかってないとちょっとなんか、うーんって思っちゃうとこはあるけど。
kohei
だからそういうキャラクターが元々いるじゃなくて、
このチャンネルの人たちなのかなとか思っちゃうよね。
知らないと。
でもなんか他のチャンネルにも出てくる。
何だろうってなるよね。
かといってマインクラフトの人ではないし、何なんだろう。
takeshi@Ddvi_Kuma
だし、まあ思ってると、
あれがそのキャラクターっていうふうに思うけど、
違うからねっていう。
原作あるからねっていう。
kohei
原作は多分シュッとした絵なんでしょ?
takeshi@Ddvi_Kuma
まあシュッと。
まあ、うんそうね。
kohei
やっぱネットビーム、何が残っちゃってんだそれっていう話だよね。
なんでそれ残ってんだっていう。
takeshi@Ddvi_Kuma
ちなみに東方は東方ですごいからね。
生きたいジャンルだからね。
まあとはいえ、だから路人界隈だからね。
まあそこに触れずに生きてたら絶対に触れることはないから。
kohei
いやでも、そうやってさ、子供たちが自然と見ちゃってるから、
やっぱりアングラには収まらない何かがあるんだろうね。
takeshi@Ddvi_Kuma
まあ、アングラにはな。
まあ何だろうね。
だから逆ギミューじゃないけどさ、浸透してきた結果なんだよね。
うんうんうん。
シミのようにジワジワジワジワと広がってる感じだよね。
kohei
面白い動画を作る人たちがやっぱり使ってたっていうのが、
起爆剤なんだろうね。
へー。
いやまあ、不気味には思ったけど、
そういう流れがあるんだったらまあわかるって感じかな。
takeshi@Ddvi_Kuma
歴史があるんですよ。
kohei
はっきり喋れよっていう。はっきり喋れよって思うんだけど。
ゆっくり喋ってんじゃないよって思うんだけど。
takeshi@Ddvi_Kuma
それがまあそういう意味では、様式美なので。
kohei
様式美だ。
takeshi@Ddvi_Kuma
ゲーム実況だからそういう意味で編集もされるし、
まあそういうストーリーだとかキャラクターとかも作れるから、
作られてることってから、
ゲーム実況だとゆっくりを見ることが多いね。
特に格ゲーとかじゃなくて、RPGとかシミュレーションとか、
そういうのを見るときはゆっくりのほうが好きだね。
kohei
まあ解説がどうしても必要だからね。
takeshi@Ddvi_Kuma
必要だし、なんか変に喋ってられるよりは、
そっちのほうが聞いてられる。
はい、なんかそんな感じっすね。
kohei
まあわかりましたというか。
takeshi@Ddvi_Kuma
なのでポトレのやつじゃなくて伝統芸能だと思ってください。
kohei
ここ1、2年とかそういうことじゃない。
もっとすごいスパンできてるんだということだね。
takeshi@Ddvi_Kuma
冗談抜きで20年ぐらいだからね。
kohei
草の根活動でここまで来てるっていうのは。
takeshi@Ddvi_Kuma
そういうことですよ。
kohei
承知しました。