北斗神経の驚異的な能力
あの北斗の拳ですね。 北斗の拳。はい。今、40周年記念みたいな感じで、今年はね。
はいはいはい。 筋トレ本のセールをやってたもんで、ちょっと10巻までまとめ買いしたんですよ。
読んでみたら、勝手な思い込みというか偏見とかあるわけじゃん。北斗の拳ってこんなもんだよね、みたいな。
はいはいはい。 なんか全て上回ってきた感じだったね。
上回ってきた。 うん、あのグロいやつでしょ、みたいな。
北斗神経、お前はもう死んでいるでしょ。そこからドバッてなるやつでしょ、みたいな。
それはあるんだけど、想像以上にグロい。
そうだね。 あの画力でしっかりとグロいっていうさ。
いやーすごいな、原作って思ってね。 結構あっという間に10巻読み終えちゃって、
どうしよう、続き買わなきゃ、みたいな感じだったんだけど。
10巻ってどのあたりだっけ? ラ王と一回戦って相打ちになってその後、みたいな感じ。
うんうんうん。 というところでまだね、これからっていう感じなんだけど。
まあ感じたことをお伝えできればと思うんだけど、当時も多分同じ子供たちが同じことを思ったんだけど、
飛行ってすげー、みたいな。もう万能じゃん、みたいな。
まあ魔法として描かれてると思うんだけど、
病気の人を治すこともできれば、そうやって一撃必殺で肉体を破壊することもできるっていう。
そうだね、北斗神経は。
北斗神経は。だから、人間の体をこんなにできる飛行壺ってすごいんだ、みたいに思わせてくれるよね。
そんなわけないんだけど、そんなわけないって思うんだけど、でも飛行ってすげーなーって、やっぱ読んでる間は思っちゃう。
割と初っ端にね、目の見えないリーチは治してるからね、飛行で。
そうそうそう。しかも体の能力はね、30%しか使われてない。その残りの70%を解放するのが北斗神経だ、みたいな言い方もしてたけどさ。
そうなんだ、みたいな。だから強いんだ、みたいなのが結構ね、
事実だとは思わないけど、この作品の中では説得力あるなと思って。
そうだね、説得力を出してる部分だね。
出してるのがあって、結構それでグイグイ読まされますね。
だから剣士郎って、読めば読むほどそこ知れない感じがあるね。
まあそうね。
まあなかなかピンチになっても、こんなどうやって切り抜けるんだろう、どんな力を出して切り抜けるんだろう、みたいな、そういう引き出しにワクワクするというか。
どんな技が出てくるんだろう、とかね。
出てくるんだろうね。北斗何とか剣のあまりの多さに、まあちょっと癖々としてくるぐらい、ちょっと後出し感があるね。
そうだね。
それ、今作っただろう、みたいな技も出てくるわけじゃん。
有名なとこは北斗、北斗百烈剣かな。
剣士郎の見事な戦闘術
まあね、アタタタタタっていうやつね。あれ別にでも、飛行関係なくねって思わない?
だから飛行を、タタタタタってやるから。
百烈で突いてるってことね。
そうそうそうそう。
拳で単純にのめしてる感じがするんだよな。
だからちょっと変わってきてて、最初は本当に何もされてないんだけど、チョンチョンチョンチョンチョンってやられてるのが北斗百烈剣だったのはずなのにね。
そうでしょ。
気づいたら殴ってんだよね、もう。
グーパンだよね。
指先だけで、お前はあと5秒の命だ、みたいな感じで、その間に後悔しろ、みたいな。
そういうクールさだったはずなんだけどね。
だってそんなこと言ったら、残骸石砲剣とかさ。
なんだっけそれ。
網場に使った技だよ。
網場にどうしたんだっけ、網場…。
高いところにいて。
あ、そっか。どんどん歩いて、地獄に歩いていけ、みたいなやつか。
後ろ向きにどんどんどんどん歩いていって、落ちちゃう落ちちゃう落ちちゃう、わーって落ちるっていう。
で、ニッチの技。
すげーね、お前ほんとこの時だけの技でしょ、みたいな。
ここじゃんって言うね、ここしかないじゃんって。
ここしかない。何で練習したの?何を想定して練習したの?って思っちゃう。
どういう場合を想定した技なんだ、みたいなね。
そういうのがどんどん出てくるから、剣士郎の底知れなさがまたね、面白いなと思って。
これは多分、実際読んでみないと気づかないことだね。
で、あと実際読んでみないと気づかないことっていうのは、意外と泣けるっていう。
おー。
特に九巻ぐらいの霊がね、あの人誰?
マミア。
マミアにもう完全に惚れてる状態なんだけどさ。
ただマミアもあの時はユダか、ユダに囚われてるのかな。
で、卑怯性が見えると。
つまりもう、助けようが何だろうが死ぬ運命だっていうことでしょ。
それが皮肉なもんだなってユダにね、言われるんだけど。
感動的な場面とキャラクター
でも霊はさ、マミアに対してさ、どこまでも哀れな女よと。
ならばお前のためだけに死のうという男が一人ぐらいいてもいいだろう、みたいなことを言うわけだね。
なんかかっけえって思うと同時にちょっと熱いってなってさ。
うん、そうね。
ちょっとあ、負けるっていう。
北都の剣、こういうところあんなーっていうね。
そうだよ。
かっこいい男たちを見るっていうのが北都の剣の醍醐味の一つなわけだよ。
だから悪役もさ、本当にどうしてもない悪役もいいんだけど、
中にはさ、ちょっとグッとくるやつもいるわけじゃん、サウザーとかさ。
サウザーがちょっと多分10巻以降対決だから、まだ行けないんだよね。
サウザー出てきたとこだね。
シンも。
シンもそうだね。
ね、シンもさ、ジャギは最後もう小物っぽくなっちゃったし、
アミバに至ってはもうネタキャラにしか見えないもんね。
でもシンもさ、複雑なさ、思いを剣士郎に対して抱いてるけども、
そこを乗り越えて、その剣士郎がシンをちゃんと埋葬しようっていうね、
時に同じ女を愛した男だからさと。
やっぱかっこいい男を見るって、今竹地が言った通りだけど、
そういうので感動するんだなっていうのがあるんだよ。
うん、そうだよ。
メインどころじゃなくても、カサンドラっていう収容所みたいなところで、
そこにちょい役で、ライガとフーガっていうダリ組がいて、
門番なんだけど、カサンドラを守ってるようでいて、
実はただそこの監修に脅されてるだけなんだけど、
また彼らがね、いい感じにこの正義の心を取り戻したときに、熱いってなるわけだよね。
だいたい正義の心を取り戻すと死ぬんだけど。
死ぬんだよ。
だからさ、うわこれもう死亡フラグじゃんって思うんだけど、
死に際までね、なんかいいもの見せてくれたりね。
途中までほら、やっぱりグエエエみたいな太った、超体でかい敵キャラがいて、
弱い人たちをいじめていて、そこにケンシロウが来てみたいな、
なんかだんだんマンネリというか、ミトコウモン的な感じだなと思ってさ、
あ、来てきたかなって思うんだけど、
要所要所でこの…
上手いってことでしょね。
敵キャラに魅力を持たせるって上手いと思うんだ。
上手いんだね。
ここからサウザー、でラ王と行くわけでしょ。
まだこの先も絶対面白ぇじゃんってなってる。
ふっふっふっふ。
ねぇもう名作じゃんみたいな。
名作だよ。
みんな知ってることなんだけどね。
そうの昔に名作だよ。
イメージだけで、あれだろう?って言って。
我が一生に悔いなしだろう?みたいな。
我が生涯に一片の悔いなしだろう。
でしょ?あれだろう?みたいなさ。
そういう触りだけ知ってて、知った気になってたけど、
いやいやいやと、やっぱり通しで読んでみると、感じ方違うなっていうのがあるね。
いや全然違う。通しで読んで、かつ、そういうネタ的なところを拾っていくっていうのが正しいやり方だから。
正しいやり方はね。
レイのかっこよさとかさ、トキの、なんていうの?この優しさみたいなのがね。
儚さ優しさね。
だからさ、あんなさ、核をさ、一人でシャッターの、シェルターの外でさ、核に撃たれてて生きてんのかい?みたいな。
生きてんのかい?だし、あのシーンに関してはさ、頑張れば入れたよね。
頑張れば?あと二人しか入れませんじゃねえんだよ?みたいな。
じゃねえんだよ。
空中とか空いてるでしょ?絶対みたいなね。
子供とか抱っこせえやって。
ねえ、なんとかなったんじゃないの?っていうね。いやでもあのシーンもいいわけじゃん。
あのシーンもいいわけだよ。
ここまでも相手のことを思う時っていうね。
この人はね、慈愛。
あとあの、目見えなくなってる人もいるわけでしょ?
過去にケンシロウを救って殺さずにいて、その代わりに目をつぶしたっていう。
あの人なんて言ってたかな?
シュウかな?
シュウかな?
あの人もさ、いい人もいるんだって。
あの、こんだけ捨たれたね、心の荒んだ世界で見ると、なんか泣いちゃうっていう感じ。
感動的な名言
ああ、こんな人もいるんだ、こんな腐った世の中にもみたいな。
そうそうそうそう。
これってやっぱ読んでないと伝わんないね、っていう。
本当にまたまた人間出てこねえのかな?
出てこねえ。出てこねえんだから。
あれですよ、10巻か9巻にして、ネットミームにもなっていた。
ここで出てきたんだっていう、やっぱ感動だよね。
汚物は消毒だ!が出てきたんですよ。
ああ。
ここだったんだ!ってなったね。
ちゃんとね、元ネタをたどるっていうのは、こういうの好きだからね、ルーツを探るっていう。
そう、好きで、全く不意打ちで、出てきた時、出会えた時の感動よね。
本当、そこのシーンにしかいないのに、こんなに残ってる。
いないんだから、1巻の最初とかじゃないんだよ。9巻とかだよ。
汚物は消毒だ!やはー!
やはー!
こんなに愛される雑魚になるとはっていうね。
しかもなんでもないやつだったよ。
厳しさと救われる瞬間
あんだけ資源が大事な世界で、火炎放射器を撃てるって、結構位は高いような気がするんだけど。
まあまあ、そこそこの地位にはいかない。
そこそこの地位と、資源を抑えてるんだなっていう感じはするんだけど。
あとはほら、ミームで言うと、ツイッターとかでね、これを渡しておこうってね、トキのやつで。
苦痛に耐えられる時に飲むが良いみたいな。
で、手にストロングゼロを持ってるみたいなミームがあるんですよ。
うん。あ、ここだったんだ!みたいな。
レイが、ラオウにあと3日の命だっていうのをやって、体がバキバキになってる時に渡す薬。
安楽死するためのっていう。
あ、これだったんだ。それをストロングゼロに持ち替えてやってたんだっていうのがね、これも知れてよかった。
あとジャギの、俺の名を言ってみろっていうのもさ、ジャギのこと知らなくても見かけるもんね。
まあそうね。あとてめえらの血は何色だもそうだね。
てめえらの血は何色だもん。これも聞いたことあるって思ってさ。
いや北東の件すげえぞってなった。
結構名言多いぞ、そういう意味だったね。
逆にその、お前はもう死んでいるわ、3回4回ぐらいしか出てなくて。
なんかもっと、じっちゃんの名にかけてぐらいの頻度で出てくるのかと思ったら、
ブロンソン先生は乗り気じゃなかったのか、意識してなかったのか。
まだこの時点ではそんな言ってないよね。
てかもうたぶん後半ほとんど言わない?
言わないよね、むしろ。あんなザコにしか言わないもんね。
意外と出てこないんだなーっていうのもわかったね。
まあ、あの、アムロ行きまーすも劇中でそんなに言ってないからね。
そうだね、聞かなかったね。
登場人物の行動と世界観
うん、実はっていう。
なんか毎回言ってそうだけど言ってない。
実は言ってない。
でもそれを知れるだけでも、実はそんな言ってないんだよっていうのが言えるわけじゃん。
そうだね。
原則読みの妙がそういうとこにありましたね。
ちゃんとだから見ないとね、バカにもできないんですよ。
バカにもできない、そうそう。
どっちかというとちょっともうね、コクトの件ネタにされがちなところはあるけども、
いやいやなかなかどうして今見ても面白いし、
今やフィットボクシングスイッチでお前はもう痩せているみたいな感じでさ。
完全ネタキャラになってるんだけど。
いやいやこんな精算な世界の話だよって思っちゃうよね。
そんなこと言ったらタイピングソフトでコクトの件もあったんだ。
あるからね。商売系はすごいなとは思うよ。
今年の神田カレーグランプリのコラボもやってるみたいで。
カレー屋に行くとカードがもらえるらしいよね。
下手なやつよりもハローキティばりに仕事してるから。
仕事選んでくれよーみたいな。
均衡になってる時点でも失うものはないから。
あんな凄んだ世界の登場人物たちだから、
カレーとかのコラボとかするとすげーほっこりするわけよ。キャップで。
普通の可愛いキャラクターがどうのこうのよりも、
シロカレー食えるようになったのかーみたいな感じの。
思うところが出てきちゃうというか。
あのダオがカレー食ってるみたいな。
腹いっぱい食ってくれーみたいな。
やっぱ救われない世界だから。
救われないよ。みんな大事な人死んでいっちゃうし。
だからそういうところだけでも幸せになってほしいとは思うわけじゃん。
なってほしい。だって年上もいかない奴隷みたいな感じの女の子の目の前でお父さんの首が飛ぶんだよ。
ギリギリで助けに来いよっていう話じゃん。普通だったら。
何がおかしいの?
えーみたいな。助けに来ないのーみたいな。
全然警視庁がつく頃は手遅れだから。
手遅れなんだよねー。
2000年代以降の作品で育ってる子供たちにはなかなか厳しいお話だと思うよね。
見てて面白いんだけどそういうのが耐えられないっていう人たちは今の世代の漫画家の人たちなので
残酷な世界でもそういうシーンだと間に合うんだよ主人公。
無駄な死人は出したくないよね。
うつ展開にだいたい主人公が間に合うようになってんだよ最近の。
もうそれでいいんだよ俺はでも。
登場人物がひどい目に合わされそうな時に何とか主人公が間に合って缶一発助かった。
それでいいんだよ。
アンチポリコレですよ。
ポリコレですよ。でも本当に暴力が支配する世界だからね。
マミアさんがさ、ドレス着てるのを見てその辺のジジイがやはりドレスが似合いますなみたいなのもさ。
セクハラだって反応しちゃうんだけど。
あとはね、北斗の剣読んだ後に飲む水、うまい。
水がうまい。
そんなカラッカラになってんだよ。
カラッカラになってさ。しかも水脈を掘り当てようものならすぐもヒカンたちが襲いかかってくる世界だよ。
そうだね。
水のありがたさがわかるね。
この種もみを。
種もみの話もよかったなー。お墓にね、最後ね。種もみをさ。
なかなかに迷惑行為だよね。
迷惑行為だったな、あれ。
だって大事な種もみだよ。
そうだよ、あれをね、自分がこれをね、食べてしまう、今食べてしまうのはそこで終わりなんだと。
これを巻いて米ができれば、これから先、未来の子供たちが食べていけるって。
未来の方が大事なんだっていう、なかなか重たい種もみだったはずなんだよね。
重たい種もみを、スイレンでもないあの草の葉っぱのところにバラバラバラバラって巻くんだよ。
育たねえぞ。
育たないよ。
あれ無駄に巻いたよね。
いや、もう芽が出ないなって、その水に浮かべて、あ、これもう芽出ないなっていうやつだけを巻いたと信じたいね。
ある程度ね。
ある程度選別したやつで、あ、これはもう出ないわっていうやつを巻いた、だと思いたい。
まあけんしろそんなことやってないだろうね。
バラバラバラバラバラ。
なんかね、迷信っぽくやってるけどね。
迷信、迷信だけど。
だってそこに巻くだよね、死んだじいさんからすれば。
僕らのね、現代工っていうのもあるんだろうけど、人の死体の上で育った野菜食えるかねっていう。
でも栄養をね、全然肥沃とは言えない大地に比べたら、また動物の死体があるほうがっていう。
腹知らぬかもしんないけど。
腹知らぬかもしんないけど、そうではないんだろうなっていうね。
食えるかい?僕は食えてないよ。
いや雰囲気で巻いてるなこの人みたいな。
ノリに流された人だなって思うんだよね。
あと読んでて思ったのが、最初の登場時のラオウさんが意外とスピリチャルに系統しすぎてるように見えて。
親って思った。
真に強いね、格闘家はもうオーラを身にまとうのだみたいな。
オーラっていうところから入って、視聴性のこともすごい気にしてるし。
なんかスピリチャルおじさんみたいにしか見えなくて。
視聴性は気にするよ、ラオウは。
あんだけ力をみたいなこと言ってた人が、最終的にはそっち行っちゃうんだみたいな感じに見えちゃってね。
ラオウはラオウで、どんどんケンシロウが近づいてくるっていうのに焦りを覚えるわけですよ。
あれ山田不動とかも出てるんだっけ?
なんだ、まだ出てないかな。
なんとおっしゃってたよ、まだか。
ケンシロウに敗れるかもしれないので、ラオウ修行編が先ほどから。
一応その恐れを抱いてはいるんだ。
なるほどね。
視聴性も気にするよね。
気にしてんだね。見えちゃってるよ多いんだよな。
見えるかもしれない、ちょっとやばいかもって。
薄っすら見えてるのがどんどん濃くなっていくみたいな感じじゃない?
ラオウ修行編とユリアの愛
安心したくてちょっとスピリチャルに系統してるのかもしれないよ。
ラオウ修行編、この後に修行編が始まるので。
聖帝サウザーがなぜ北斗神経が効かないのかとかが、次の巻でわかるかなみたいな、そこで終わって。
でもこれ壮大なネトラレモノだよね。構造的には。
ネトラレとか言わないで。
そうだね。ユリアすげえなって思うよね。
ユリア超モテるよ。
やばいよね。シンガオもそうだし、ケンシロウ、ラオウ、トキもだよ。
お前もかよってなってるね。トキお前もかっていう。
見守る愛というものもある。
重たいやつじゃんって思って。ガチじゃんって。
一番下手なやつだけど。
手出せないっていうね。
イエスユリアノータッチと一緒だから。
ノータッチ犯罪じゃないんだからさ。
男の友情とユリアの愛情表現
イエスユリアノータッチ。
心に決めてんだよね。
本当に愛情深い人だから、ユリアがケンシロウを愛しているのならば、俺は見守る。
それがトキが出せる愛情表現なんだろうね。
ユリアが一番幸せになればそれでいいっていう本当の愛ですよ。
一番重いやつです。
一番重いよな。
でもそうやって男たちが取り合ってさ、喧嘩してさ、
でも男の友情が出てきちゃうんでしょ?みたいな。
そこが熱いんでしょ?みたいな。そういう話だよね。
ユリア絡みのマミアの話すると、そこだけ緊迫感なくなってる。
どういうこと?マミアは似てるだけじゃんってこと?
マミアがトキと話をしてる時に、
トキもさ、ユリアさんってすごいわよねって言ってたね。
ラオウに怒られて、西野に怒られて、
私なんかみたいな。
お前さ、そんなの考えてる暇あんの?
確かにね、問題を賄賞化してたよね、あの時点で。
そうじゃねえからっていう。
そういうすぐガールズトークに持ってくんのやめてくれるみたいな気持ちになったよね。
なんかここだけ昭和のハイスクールみたいになっちゃった。
そうだね。世紀末野蔵みたいなね、ここは。
トキさんだって言ってニコってして、「あートキさんもかー!」みたいな感じでした。
確かになー、そこだけチンプな。
楽しいんだけど、チンプなんだよね。チンプなんだよ。
そうだったなー。
ハッキリ覚えてるんだよね。
何だろうね、読んでみると、北都心圏ばっかり言われるけど、
南都政権がかませではなく、ちゃんと大極な感じもすごい伝わるし。
そうだね。いや、かませじゃないよ。
いや、かませだと思ってたの、読む前は。
パチマン?みたいな。そんな感じだと思ったんだけど、
南都政権はやっぱりそれはそれでさ、大極の外からの攻撃だっていうのと、そういう違いもあるし、
ユダがさ、自分が一番美しいと思っているユダがさ、思わず見とれてしまうぐらいの美しさだっていう。
そういう設定もかっこいいじゃん。
南都政権と北都政権の大きな違いは、北都心圏は一視総然なわけですよ。
南都政権は幅広く教えてるので、その中でも流派がいっぱい出てるわけですよ。
だから南都水長権とか、なんかそういうのがあるのはそういうことですよ。
そういうことね。南都六世だって言ってたね。
すごいね。でもなんか定め残しがひどいのばっかだよね。
そうだね。犠牲だとかさ。
愛に定め残し純正とかさ。
純正とか。誰が犠牲なんだよ。
誰が言いましたのこれ。
妖精とかさ。
言ってた言ってた。あやかしの星。
絶対良い星じゃないじゃん。
ねえ、ろくなことにならないよそれ。
どういう社名だって思っちゃうけど。
なんかお師匠とかに決められたのそれみたいな。
落語家だよね。お師匠に決められた。
決められたまんま。受け入れて。しかもその通りに生きていくっていうね。
もうちょっと良い運命ないっすかっていうね。
まだ死にはいいんだよ。だから愛に生き愛に死ぬから。
まあまあ、そっかそっか。
ひどいよね。他流試合でさ。北斗と南都で試合してて。
南都側のホームなんだろうけど、北斗は負けたら死ななければいけないみたいなさ。
え、南都はいいの?みたいな。
何そのアドバンテージ。
まあ、死ななきゃいけないで殺されるんでしょ。
殺されるんだろうけど、なぜ?なんで?って思うよ。
北斗は覚悟が違うんだって。