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1分以内に本題に入っていると。
まずさ、自己紹介で、あなたはどういう人なんですか?
それ話し出したら多分5分超えるぞ。
5分超えないように、コンパクトに肩書きを言うんだよ。
この人の話だったら聞いてもいいかもって思えるやつですよ。
ちょっと待ってくれ。
来週からね。
来週から。来週からでいいですよ。
来週からでいいんじゃなくて、俺に落ち着けるの?
いや、本当は今の1セット目の最初に言わなきゃいけない。
ナロウのね、ナロウマスター、たけし君によるナロウ小説紹介もね、第4回にありました。
そうですね、ナロウマスターじゃないですけど。
ナロウマスターじゃないですか。
じゃあ本題に入ろうかな。
今週何でしたかね。
今週ご紹介するのがですね、マジカルエクスプローラー。
エロゲーの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きるという作品ですね。
作者の方はイリスって読むのかな?ダイルニー・トスモスかな?
はい。
という方で、こちらの作品はアニメ化はされてないんですけど、小説化はされてて。
あ、書籍化か。
書籍化はされてて、漫画化もされてるのかな?
小説が6巻まで出てて、漫画も序盤の絵がちょっとだけ出てたんで、始まったばっかりかもしれない。
かもしれないけど、そんな感じの作品です。
ざっくりあらすじというかストーリーと言いますと、
主人公が愛してやまないエロゲームと18禁のパソコンゲームの世界にある日突然迷い込む。
迷い込んだ先で主人公のキャラクターというのが、実はそのゲームでの友人キャラとしてこのエロゲームの世界に行きました。
だから、このゲームの世界に俺は入ってしまったんだというところで、主人公でもないので、
じゃあ俺はこの世界を自由に生きて好きなゲームの世界に入ったんだから最強を目指そうといって、
どんどん強くなっていったりするようなお話になります。
この小説の面白いところというか、個人的に結構この小説好きで何回も読み直してたりするんだけど、
何がこんな面白いのかなと思って考えたんですけど、
一つがですね、主人公がエロゲームの世界に行った割に女の子にそこまで興味を持ってないです。
ラッキースケベみたいなのはあるけども、積極的に手を出しに行ったりはしない。
女の子に興味がないというとちょっとあれな表現だけど、積極的にアプローチをかけに行ったりとかはしないんですよね。
やってたゲームのヒロインなので、みんなのことは大好きなんだけど、だからといってくどきにはいかない。
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それは何でかっていうと、別に語られてはいないんだけど、主人公はゲームを知ってるわけよ。
ゲームでのこの先のストーリー展開とかも知ってるから、自分は主人公じゃないからそもそもでヒロインたちに好かれないっていう大前提を心の中に持っちゃってるのね。
なるほど、最初から諦めがあるんだね。
諦めがあるので、くどきに行くとか落とすみたいなコードには出ないんですよ。
けど最強を目指したいから、目指すには仲間になってほしいヒロインがいるから、その子を仲間にはするんだけど、
くどきを落とす、行動はしない。どっちかというと鈍感系主人公みたいな行動をとるのね。
意図せず女の子を救っちゃうとか、ヒロインが言ってほしい言葉をかけて好感度を意図せず上げていくみたいな。
エロゲンの世界という思いっきり大人の男の妄想が入った世界の中で、主人公の行動が少年漫画の主人公の行動なんですよ。
っていうのが多分面白いんだろうなと思って。
だから言ってしまうと、マクロス作品で言うマクロス7みたいな感じなんだよね。
マクロス7なのか、なるほど。
いろこい坂を全面に出してないのがいいかな。
単純にどうやったら先回りして強くなれるかっていうのを常に主人公がやってるわけだよね。
そうそうそう。
っていうのが多分面白い。
とはいえね、ヒロインたちのことを結構魅力的に描いているんですよね。
割と立て続けにヒロインたちって言ったように何人もキャラクター出てくるじゃんね。
先輩とか先生もそうだろうし同級生も。
割と序盤にガーって出てきたから。
それこそエロゲーの世界だから、かぶりはないから結構ちゃんとそういう意味でヒロインたちキャラ立ちしてるんだけど、
ちゃんとそこを考えてキャラとしてもちゃんと作っていってるなーっていうのがあって面白いと思う。
かつ僕らはそのエロゲーを知らないから、存在しないからね。
知らないんだけど、だからこれも前回から言ったかな。
無限に増やせるわけよ、ヒロインとかストーリーとか。
エロゲーとしてのストーリーがあって、実はダウンロードコンテンツでこういうのがあったりとか、
お店限定のショートストーリーでこんなのがあったりとかっていうところで。
オーバーロードにも近いけど世界観が広いな。
広くしてくれてる感じが結構面白いのかなと思ってます。
そうだね、単純に学園モノなのかなと思っていたら、いろいろ天使とか出てきたり、魔人とかがいるんだよね。
なるほど、ダンジョン方面で見せていくこともできるんだなっていうね。
あとちょっと面白いのがですね、出席化するにあたってサイドストーリーとかを作ったりするっていう話をしたと思うんですけど、
この作品に関してはサイドストーリーの方がちょっとエッチなんですよね。
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そうなんだ。
普通だとそういうエロいところの規制をかかったりとかっていうところがあったりするんだけど、
もともとがエロゲーの世界だっていうのもあって、
トラップとかもエロいのが多いんだけど、ダンジョントラップみたいなのもエロいのが多いんだけど、
それを使った、小説家になろうサイトよりもエロいショートストーリーが書籍で見れるって。
書籍版のお楽しみはそこにあると。
意外となろうの方でもR15っていうね、結構レーティングが厳しめでアップロードされていたからね。
その割には読んでると別に、初版だからなのかもしれないけど、
エロ推しではないよなと思ったんだよね、ウェブ版の方はね。
まあそうだね、そこまでラッキーすべきつけ目が多いは多いんだけどね。
エロゲーあるあるみたいなのがわからないにしても、
こう見えてみんな18歳以上であるみたいなね、高校生なのにっていうのがちょっと面白いわけじゃん。
そういう制約があるんだみたいなね。
まあそうだね、あとは主人公をどう倒すのっていうさ。
なんか普通にいい奴そうだけどみたいな。
その辺の先はどうなるのかなっていうのがあるね、引きが。
まあこの作品、作者がですね、途中でスランプに陥りまして。
2019年から20年の間かな、一切更新がなかったんだよね、1年ぐらい。
まあちょっとやっぱり新しく描けないというのもあったし、
結構プライベートとかでも忙しかったみたいで、
書籍化もあったりね、っていうのもあって、なかなか続きが描けなくてっていうので、
最近、2022年ぐらいに入ってから連載が再開されてる感じかな。
うん。
なんで、ちょっと取り上げるのが怖かったんですよ。
失踪する可能性ある作品だからこれ。
完結せずにね。
物書きとして、職業物書きじゃないので、この人ももちろん。
っていうところもあると、この先ハラハラしながら見るためにいるなっていうのはちょっと思うんだけど、
まあ面白い作品ですね。
そうだね、ツイッター見たらさ、書籍の紹介してて、
結構大幅にウェブと違うルートに分岐に入ってる。
そうなってくると、書籍化になろうではもう連載は止まるかもしれない。
そういうことだよね、優先度そっちになるからね。
はい、という作品です。
結構先も言ったけど、何回も最初から読み直して、
面白いなと思っている作品の一つなので、ぜひお勧めですね。
タイトルでね、ちょっと避けちゃうところはありそうだけど。
ちょっとこれ面白いのがさ、このタイトルマジカルエクスプローラーっていうタイトルなんですけど、
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連載当初、小説界の当初の作者が言う略称は、
作品の略称はマジエロなんですよ。
マジエロね。マジエクじゃないんだね。
マジカルエクスプローラーのマジエロ、略してマジエロ。
そこも狙って、そういう意味でタイトルとしては作ってるんだけど、
書籍化をするにあたり、出版社の人に怒られる。
いろいろありまして、タイトルの略称はマジエクになりましたっていう。
マジエクになった。浮世曲説の果てに。
マジエロいいと思ったけどな、ダメなのかな。
作中の中で、ゲームの名前としてもマジカルエクスプローラーっていうゲームの名前だから、
主人公がそれを改装するときにマジエロの世界ではみたいな感じで言ってるんだけど、
全部マジエクに直されてます。
そうなんだ。
ディーティングというか、そこが多いっていう話なんだろうけど。
わかるだろうっていう話なんだろうけど。
これ青少年が読むというよりかは、完全におじさん向けないような気がするんだが。
青少年向けではないかもしれないね。
結構ね、さっきも言ったけど読み込んでるから、
読み込んでるっていうとあれだけど、すげー何回も読んでるから、
書籍化の時にパッと見て、あ、ここ変えたんだっていうのがすぐわかるっていう。
怖え。
わかってしまう自分が怖いんだよね。
能力者だね。
抱えてなかったところだとかっていうのがすぐわかる。
ぐらいには読んでる作品ですね。おすすめです。
エロゲーの自体は、現代風のファンタジーで、
おそらく、いわゆる紙芝居のエロゲーではないんですよ。
どっちかというと、RPGみたいなゲームで、
エロいシーンがあるみたいな、ヒロインとの結ばれるシーンが、
入るみたいな感じのゲームなんですね。
RPGがメインだというのは。
なので、そこでの、
舞台は日本なんだけど、外国の国の中にエルフの国があり、
エルフが出なされた国があり、そこからの留学生っていうので、
エルフのメインヒロインの一人が来るわけよ。
さっき言ったコウヘイくんの王様があって言ってるのは、
エルフの国の王様で、国王で、
その人は娘のことを出来合いしてるみたいな設定なのね。
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どうやら、主人公たちがエルフの国にお邪魔して、
その時にも一悶着あるというストーリーがあるっぽいんだけど、
それもまだちょっと出てないっていう。
そういう意味では、ゲームのイベントってどんなのがあるんだよっていうのも
気になったりする。そこが楽しいんだよね。
そんな感じのゲームというか小説ですね。
同時進行で2つ見てる気分にはなる、そういう意味だと。
マジカルエクスプローラーというゲームってどんなゲームなんだろうっていう
想像をするのと、もう一つが、本来はそこのストーリーだけれども、
主人公が友人キャラになったっていうところで、
元の作品と軸が変わってしまったマジカルエクスプローラーという小説の物語と
2つが同時に進んでる感じがするね。
そうか、ちょっと変わって、この展開なかったぞっていうのがね、
匂わされたりもするから。
確かにね、そこが気になってくるよね、どうなるんだと。
主人公の舞台としては学園物なので、高校というかね、
そのところが舞台なんだけど、
そこでもさっき言った、ゲームではなかったけれども、
実際には、主人公のいるところでは、
あれ、この人がこんなことをしてるみたいなところもいくつかあったりするから。
そういう意味で、2つの物語を読んでいっている感じがして、
そこがまた面白いんだろうな。
どっかで見ると、
そう感じる。だからその主人公というか作者か。
作者の考えたエロゲーがあって、
それを元に崩したストーリーを紡いでるから、
そこの楽しさだよね。
二重に設定を作らなきゃいけないっていうのは大変さがあるかもしれないけど、
逆にそれがあるから結構設定マンなのかなと思うんだよね。
だって一回作った以降のストーリーを崩したやつが、
正のストーリーとして作っていくんだもん。
そうだよね。
そこが楽しいなと思った。
やっぱり設定がしっかりしてるんだと。
そのストーリーの中で、主人公は最終的に何をしようとしてるの?
目標としては、
本来のゲームの主人公っていうのは最強になるわけよ。
本来のマジカルエクストラのゲームの主人公っていうのは
女の子にももてもてだし、
RPGでのパラメータステータス的にも最強になる。
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最強にする方法があって、
それを主人公は知ってるわけよ。
けど実際に、
物語の主人公が転生したのは、
友人キャラです。
その友人キャラっていうのが、
パラメータの時にはすごいピーキーなキャラクターなのね。
すごく魔力は高いんだけれども、
魔法が放てない。
その代わりに、
不要魔術というか、物に魔力を宿らせてっていうのは
すごい得意なんだよね。
そういうキャラクターになってしまったけれども、
せっかく大好きな、
ゲームの世界に来たんだから、
この主人公を最強にして、
そいつを超えたいっていうのが、
せっかく来たんだからっていうので、
目標として掲げてることなんだよね。
はいはいはい。
でも、
それから、
主人公にも結構積極的に絡んでいくし、
要は最強になってほしいから。
主人公が…
主人公って言うとちょっとややこしいんだけど、
ゲームの主人公にも積極的に絡んでいくし、
そういう意味だと、
友人キャラとしての役割も全うするわけよ。
けど、
それとは別に、
自分の強化も怠らずにすごく頑張るみたいな。
主人公、本来のゲームだと、
よくいる、
ハーレムモノによくいる、
バカでスケベでお調子者の友達みたいな。
そんな立ち位置の人なんだけど。
その役も全うしつつ、
おのれのけんさんを積んで、
主人公を超えようと頑張っている人、
みたいな感じだね。
実際のゲームでは実は語られてなかったけれども、
この友人キャラクターも、
結構重たい過去を背負っているんだというのが、
知れたりとか。
めちゃめちゃハードだね。
追い立ちだったっていうのを知れたりとか。
実際のゲームでは語られない裏の設定とかも、
物語に出てきたりして、
だからもうややこしいというのが欲しいし。
ちゃんと考えて作ってないと、
そこら辺がぐちゃぐちゃになるよなっていう作品ではある。
だから、ちゃんと考えて作られてるんだなというふうには、
ちょっと感じる。
そういうのが、
ややこしいというか、
うん。
うん。
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さっきも言ったけど、
エロゲの世界なのに少年漫画の主人公みたいなことをしてるから、
それが多分ギャップになって面白いんだろうね。
うん。
これがエロゲの主人公に転生してだったらば、
多分もうハーレム作って終わりぐらいな感じなんだよ。
ゲームの通りに。
ゲームの通りにこういうふうにやって、
あのアニメの子が俺に惚れたぞぐらいな感じのさ、
ことを進めていって、
最終的にハーレム作って終わりっていうゲームに、
小説になるんだけど、そういう場合だと。
けど、
ちょっとずれて友人キャラっていうふうになったから、
もうそうはなれないっていうふうに主人公が思ってるのがちょっと面白い。
ならないか。
だからハーレム作るのは主人公だっていうふうに思ってるから、
この小説の主人公。
主人公はね。
そこは売り切れてると。
そこを俺は勝手に読む前に、
主人公に対抗してヒロインを落としていくみたいな話なのかなと思ってたんだけど、
どうやらそうじゃないっぽいっていうさ。
そうそうそう。
それが言ってるキャラクターだよね。
エロゲーが題材のくせにね、
女の子たちが主軸じゃねえんだよ。
しかも、
時々女の子目線で
こう、あるエピソードが出たりするんだけど、
そこから見た主人公がね、ただの努力の鬼みたいなさ。
あいつあんなすごいことやってるんだみたいなね。
うん。
なんか、エロゲーはどこに行ったんだっていうぐらい、
その主人公の努力がね、全面に出てくるっていうね。
まあ、変な話。
よくある南楼小説の
アニメメーターを持って、
本人無自覚に俺なんかやっちゃいました系のやつとは違って、
ちょっと効果が持てるっていうところがあるのかな。
オレツエーは、南楼小説の一つのコンテンツではあるんだけどね。
まあ、オレツエー。
魔力が尋常じゃないっていうのが、
でもそれをどう生かすかっていうさ、工夫が一つ入るっていうのは、
まあ、受けにやすいのかもね。
単純に強いっていうか、工夫しなきゃいけない。
そういうのが面白かったりするよね。