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2025-05-18 15:50

「論語」を語り合える友達がいない

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温故知新の自己言及

サマリー

このエピソードでは、論語の重要性や影響力について議論されており、2500年前に孔子が提唱した教えが現代のビジネスシーンでも色あせないことが強調されています。また、上司の心得など現代の概念に対する論語の類似点が示され、古典が持つ深い知恵が再評価されています。さらに、孔子の教えが現代の企業文化にどのように影響を与えているのかも探求されています。特に、論語の持つ普遍性とそれを現代の文脈で再解釈する意義について語られています。

論語の重要性と発表の背景
スピーカー 1
今日のテーマはですね、論語ですよ。
論語、講師の? 講師です。
詩、曰くですよ。
まあ論語ので、優しく噛み砕いたような解説書を最近読みましてね、
かぶれてるんですね。そもそも何かって言うとですね、
我々の会社の管理職会議で、上司の心得みたいなことをですね、月1、誰かが発表することになって、もう2週か3週ぐらいして、また自分の番が来ましてね。
何か語らなきゃいけないんだけど、そもそも会社で作ったその上司の心得っていう、上司の心得10足みたいなやつがあるんですよ。
今日はじゃあこの10足のうちのこれについて、私は最近こう思ったので、みたいな話をするわけ。
まずは率先推判とか言ってさ、当たり前のことばっか言ってるわけでさ、つまんないし飽きてるし、どこを見たらそれが書いてあるのかももうわかんないしね。
何言うかなって思ってたら、たまたま読んだ論語がですね、びっくりしたね。これ2500年前の中国の三島省に孔子という大先生がおられたと、もうすべてそこに書かれてるわけですよ。
大名著ですね。すごいことですよ。その上司の心得って、うちの会社の役員とか管理職が10年ぐらい前に飲みながら作ったような、まあもうなんちゃって10足なんですけど、いやもう論語のパクリじゃん、みたいに思ったわけ。その論語を知った今となってはね。
全部そこに書いてあるわけですよ。それこそ率先推判ね。君子。君子っていう書き出しのやつはもうだいたい論語の中の上司シリーズなわけですよ。上に立つ者が徳とか義とかね、そういうものを持って行動しているのであれば、下の者は、民はね、特に無理やりこうしろああしろうるさく言わなくても、おのずと君子にならって素晴らしい民になるとか書いてあるわけですよ。
そういうのがもうすでに2500年前に書かれていて、2500年前の大発明は空気に溶けて当たり前になって、なんか俺たちがさも今思いついて、いいこと思いついた、みたいなね。これは確かに、みたいな感じでさ言ってるけどさ。もう全部書かれてんだよ、みたいな気持ちになったんで、そういう発表をしましたね。
2500年前にもうすでにあったんですよ、みたいな。都市伝説みたいなノリでね。もうわかったよね、みたいな感じで発表したら大滑りしましてね。
そもそもそんなね、わっはっはな会議じゃないからね。またこいつ一線越えてるというか。
ただ、これは僕は発見したと思ったんですけど、論語の何がすごいかって、率先炊飯も入ってるし、ビジネスマンに刺さる言葉いっぱいあるんですけど、「義を見てせざるは言うなきなり!」みたいなね、かっこいい座右の銘にしたくなるような言葉もいっぱいあるんですよ。
一番すげーなって思ったのは、音古自身はその論語に書いてあって、古きを温めてお前の考えと混ぜてやれば、それが素晴らしいものなんだっていうやつなんだけど、もうすでにさ、論語自身がもう古くなっちゃってんじゃんっていう。
で、また論語を読み解いて、お前らは新しくして使えよ、この知恵を。うちの会社もさ、論語こそ参照したのかどうかは知らないけど。
まあ遠く回り回って、中国の三島省からさ、交差に乗って、論語の空気感がさ、東京にやってきて、川口湖らへんにさ、降り注いで、その時に酒飲みながら典型を得たようにさ、論語の手のひらで踊らされてるとも知らず、上司の心得十足みたいなものがさ、2500年後にまた産声を上げたわけですよ。
もうまさにこれ自身がおんこち死んだし、そこまで見越してるというか、論語自身がそうなることを自己言及すでにしている。かっこよくないですかっていうのをもっと伝えたかったな、あの場で。苦笑いだけされたけど。
論語の教えの再発見
スピーカー 1
いやまあ、ずれてるよね。
上司の心得の話だからね。急に歴史スペクタクルみたいな気持ちになっちゃってさ、都市伝説もやりたいし、もうなんか一人で舞い上がってさ。
いやもう本当に舞い上がってるよ。
僕は気づいたんです、みたいな。
そういう話じゃないんだけど。
陰謀論者として頭にね、アルミホイル巻きながら喋ったわけですけど。すごいんですよ、論語は。
で、もう本当に常年みたいなものも伝わってくるわけですよ。こんな2500年前のさ、ね、孔子のおっさんがさ、あの人も地方の三島省っていうね、小役人でさ、役人としての仕事を国に使えるものとしては体制はしなかったわけですよ、彼の能力をもってしても。
なんかしがらみとかさ、足の引っ張り合いみたいなものもあって。そこもあって、正しい知性とは何か、みたいな知性ってもう政治、治めるとかリーダーシップとは何かっていうのが、にがみ走った経験から来てるわけですよね。
それはもうビンビン伝わるわけですよ。常年がもうそこに怨念みたいなものはこもってるわけですから。それもかっこいいなと思って。
だから俺がグッとそこで飲み込んだダジャレね、ここでお炊き上げするんですけど。
炊き上げないようにするな。
結局孔子は一等賞になれなかったんですよっていう。三島省出身だからね。はい。
今どうかね、煙になって、どこかにもう天まで登ってもらえたら嬉しいんだけど。
ぼっとしてくれるなって話だよね。
はい、さすがにそこまでぶっ込む勇気は僕もありませんでした。さすがにそこまでモラルをね、破壊することは。
これはもうただのお越しだと思うんだけど。
お前は漫談だけしに来たのかみたいなね、ことを言われかねないんで。さすがに控えましたけど。
いやいや、どうですか、論語。たけし君も。その論語の伝わり方がまず、やっぱりロマンあるよねっていうところに合点していただけましたでしょうかと。
まあなんだろう、僕の中で、論語とマフィンの法則って同じカテゴリーで。
なんか、社会人が学び直しで舌かぶってるだけの、なんかふんわりしたスピリチュアル感もちょっとあるビジネスショーみたいな。
コンサルが言ってくるやつ。インチキなコンサルがね。
論語と日本文化の関係
スピーカー 1
なんだろうね、まあちょっと高度なあるある時点みたいな。
まあそうだね、ちょっとね、足困ってるけど、ただあるある言ってるだけだよねと。2500年前ですよ。
割と2500年前に今をみたいな話ではなくて、それがあるから今があるわけで、人によって見方は違うところがあって。
コウヘイくんはだから、もう先を見据えてたんだみたいな感じの言い方をしてたけど、逆に論語とかって結構日本文化にも根付いてるやつだから、
とか考え方とかにも根付いてるもんだから、そりゃそうなるよねっていう。僕はどっちかっていうとそっち派の人間なので。
ああ、そりゃそうなるよと。その根っことして生き残ってるんだからみたいな、当たり前じゃん。
だから孔子が、結局孔子だよね。儒教のもとになってるのが孔子でしょ。
儒教っていうのはこっちに移ってきた時に倫理だとか道徳っていうことになって、それを僕らは教育として受けてきてるから、
お年寄りには優しくしましょうとかさ、そういう形で。だから根付くもんだから、価値観としてはバッチリ合うわけよ。
合いますね。しっくりくる。
何言ってんだこいつって、何づらい。逆にだからそれはすごいよねっていう。
それはすごい。
2500年前に言ってたことが常識として根付いてるっていうのはある意味すごいわけで。でもまあ、宗教もそうだし。
まあロマンを感じないかっていうと、まあ感じはするねっていう感じだけど。
僕はまた新たに、2500年後の後輩として、感動したって言ってるけど、またちょっと急に冷めちゃうところがあって。
法師は身長2メートルぐらいある大男だった説あるらしくて、ああなんだみたいな、解散解散みたいな気持ちもちょっとあったね。
人権がある人がいつしか見えないから。
ああなんか結局、結局そうかみたいな、ちょっとフテクされた気持ちにもなりましたね。ちょっと余裕がある感じも見えちゃってさ。
小役人とか言っておきながら、でけんじゃんみたいな。なんか気に食わねえやつなんじゃないかっていう懸念がちょっと生まれましたね。
あの頃の中国のさ、人物像なんて信じなくていいじゃん。
馬を素手で殺せるような大男みたいな。
とかね、叫び声だけで1万の兵を城で静かせたとかさ。まあいいんです。ここら辺はロマンだし。
だって老子だって千人って言われてるわけだからね。
老子は小さそうだね。
なんだお前、なんか身長に厳しくなってないかも。
2メートルかよみたいな。2メートルすげえ。逆にすげえなとも思ったけど。
いやいや、すげえよ。
あのね、2500年前の栄養価でそんな肉体が出来上がるんだっていうのはびっくりなんですけど。
無人じゃねえんだ。
無人。それでね、文人なんだっていうのがやっぱびっくりしますよね。
スピーカー 2
さて今回はですね、論語について掘り下げてみようと思います。
スピーカー 1
論語ですか。古典中の古典ですね。
スピーカー 2
きっかけは、ある方が会社の管理属の会議で発表ネタを探してたらしいんですね。
で、たまたま論語の解説書を読んだら、自社の上司の心を受け律則っていうのがあるらしくて。
スピーカー 1
上司の心を受け。
スピーカー 2
そうです。例えば創選司範とか。よくある感じの。
論語の現代における発見
スピーカー 2
これがなんか2500年前の孔子の教えとえらく似てるぞと。
スピーカー 1
あーなるほど。
スピーカー 2
これもしかしてパクリなんじゃないのって感じたというそういうお話がもたになってます。
スピーカー 1
古代中国の知恵が現代の、しかも会社のルールですか。そこにどうつながっているのかと。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
その発見のプロセスとか、そこから考えたこと。面白そうですね。
スピーカー 2
じゃあ早速この発見のところから、会社の役員たちが作ったっていうその上司の心を受け。
これが論語に出てくる、例えばリーダーがちゃんとしてれば命令しなくても人はついてくるよみたいな。
スピーカー 1
はい、有名な一説ですね。
スピーカー 2
それともそっくりじゃないかと。全部論語に書いてあるじゃんってかなり衝撃を受けたそうですね。
スピーカー 1
2500年も前のいわば大発明が時代を経て当たり前になって。
スピーカー 2
当たり前に。
スピーカー 1
その起源とかを忘れられて、現代のルールとしてまるで今思いついたかのように再登場するっていう。
なんか昔のヒット曲がカバーされて、若い子が新曲だって思うみたいな感じですかね。
スピーカー 2
まさにそれですね。その中でも特にすげーってなったのが、恩子至親という言葉だそうで。
論語自体が当然古きじゃないですか。
スピーカー 1
まあそうですね。
スピーカー 2
それを現代の上司の心得っていう形で、新しい文脈で意図したかは別としてですけど、解釈し直して活用している。
この状況そのものがまさに恩子至親の実践で、論語がこれすら予見していたかのようだ。
スピーカー 1
確かに構造としてはすごく自己言及的ですね。
スピーカー 2
ですよね。
スピーカー 1
古典の持つ普遍性と、時代に合わせて形を変えながら生き続ける力、そのダイナミズムというか。
ただ予見していたとまで言うのはちょっとロマンティックな解釈かもしれないけどね。
コミュニケーションの重要性
スピーカー 1
あーなるほど。
むしろそれだけ恩子至親という考え方自体が、人間の学びとか社会の発展においてすごく根本的なものだったということの証拠と見た方が自然かなとは思いますけど。
スピーカー 2
そういう見方もありますね。ただこの素晴らしい発見と洞察をですね、意気揚々と会議で発表したらしいんですよ。
スピーカー 1
はい、それで?
スピーカー 2
結果は、まあお幸がもかもしれませんが、お滑りしたそうです。
あー。
なんか、あーまた彼ちょっとずれたこと言ってるなーみたいな微妙な空気が流れたと。
スピーカー 1
いやそれは目に浮かぶようです、ええ。
やはや。
熱意とか内容の深さだけじゃ伝わらないときは伝わらない。場の空気とか周りの期待とかタイミングとか。
そういう文脈とずれちゃうと、どんなに良い指摘でもまあ受け入れられにくいっていうコミュニケーションの難しさですよねこれは。
スピーカー 2
またにあるあるですね。
スピーカー 1
内容の価値とそれが伝わるかは別問題ってことですね。
スピーカー 2
その経験もあってか、資料では論語への見方もいくつか分かれてるんですよね。
ほうほう。
一つは孔子自身が政治的には地方の省役人で終わったっていう挫折感、そこからくる怨念みたいな深みとか。
スピーカー 1
怨念ですか。なかなか強い言葉ですね。
スピーカー 2
ええ。もう一方はもっとクールというか、そもそも論語とか儒教の考えって日本人の倫理観、例えばお年寄りには優しくみたいな感覚にもう根っこレベルで染み込まれてるでしょう。
スピーカー 1
ああ文化的な基盤になってると。
スピーカー 2
だから現代の価値観と合うのは当たり前じゃない。マーフィーの法則みたいなある種のあるあるだよっていう。
スピーカー 1
なるほどね。根っこにあるから今につながっても不思議じゃないと。それはそれで説得力がありますね。
スピーカー 2
ですよね。孔子自身のイメージにも話が及んでて。
孔子のイメージ。
身長が9尺6寸。まあ今でいうと2メートル近い大徳だったっていう説があるじゃないですか。
スピーカー 1
ああ聞きますねその説。
スピーカー 2
それを知ってなんだ結局フィジカルが強かったのかってちょっと口座めしたみたいな正直な感想もあって。
スピーカー 1
ほう。成人とより威圧感もあったのかなと。
スピーカー 2
そういうことみたいです。というわけで今回は会社の上司の志が思いがけず2500年前の論語につながってたっていう発見から始まって。
根っこ自身のちょっと自己言及的な面白さ。それから会議でのコミュニケーションの難しさ。
はい。
そして古典に対するまあいろんな見方とか孔子の意外なかもしれない人物像まで結構いろんな角度から見てきましたね。
スピーカー 1
そうですね。最後にですねあなたにも一つちょっと考えてみてほしいんですけど。
スピーカー 2
なんでしょう。
スピーカー 1
あなたの身の回りにある当たり前になっているルールとか習慣価値観その起源をもし辿ってみたら。
うん。
もしかしたら今日の論語みたいに予想もしなかった古代の知恵とか誰かの個人的な体験とかあるいはまあ何かしらの意図が隠れてるかもしれませんよ。
スピーカー 2
なるほど。
知らんけど。
15:50

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