1. 心理師わたるんのカウンセラジオ
  2. 77.いち心理士がバーンアウト..
2023-12-22 07:14

77.いち心理士がバーンアウト(燃え尽き症候群)しかけたのをどうにか乗り越えた話

バーンアウトしかけた心理士わたるんはどんな風にその危機を脱したか、についてお話しします。

新人の頃の話なんですが、あの時は色々と頑張りました(笑)


このチャンネルで取り上げてほしいこと、心理士にきいてみたいこと、エピソードのご感想などあれば、こちらのお便りフォームまでメッセージをお願いします!

https://forms.gle/sCeHYKuZZvqn8hKM8

X(twitter)でもぼそぼそつぶやいてます。

https://twitter.com/wata_lune

00:02
心理師わたるんの働くをカウンセリングするチャンネル。今回は、僕がかなりバーンアウトしかけた体験談についてお話しします。
みなさん、今週も1週間お疲れ様でした。公認心理師・認証心理師のわたるんと申します。
このチャンネルでは、あなたの週末のお時間を少しだけいただいて、就職や復職など働くのサポートをしてきたカウンセラーが、主に社会人の方々に役立つような
カウンセリングのまみ知識や心理師のあれこれを簡単にお伝えしています。 さて今回も前回お話ししたバーンアウト
いわゆる燃え尽き症候群についてのお話をしようと思います。 改めて燃え尽き症候群というのは、それまで意欲を持って仕事をしてきた人が
心身の極度の疲労で燃え尽きたように意欲を失い、社会に適応できなくなることを言います。 鬱病とは違うんですが、状態としてはリンクする部分が多いです。
それでこのバーンアウト、自分の職業人生を思い返すと、そういえばそれっぽくなったこともあったなーって思い出してですね、
今回はその時の体験談をゆるっとお話ししていこうかなと思います。 この話を聞いていただいてですね、ああわかるわーって共感していただいたり、少し気持ちが楽になる方が
いてくださると嬉しいなと思います。 じゃあ早速、僕のバーンアウト体験はどんな感じだったかというと、
まず時期としては社会人1年目の時ですね。 心理師になるには大学院を修行しないといけないので、その時僕は24歳でした。
たくさん勉強して、ある程度訓練も積んで、それでこれから思いっきりカウンセリングの経験を積んでいけるんだと、
息を負いようと仕事に向かっていたのを覚えてます。 僕の最初の職場はニート、学生でもなくて働いてもいない人たちの就労支援、
就職支援を行うところだったんですが、 そこが無料で行えるところだったので、結構なペースで相談の予約が入るんですね。
それでそこで僕はどんなことをするのかというと、最初の面談、インテークと言うんですが、それを担当してその人のことを心理的に見立てて、
どのような工夫や関わり、資源とかがあると就職や就労に向かいやすいかというのを、他のスタッフ、例えばキャリアコンサルタントさんとか
就職専門の方に申し送って、その後の面談をパスするという役割だったんですね。 本来はその面談を2、3回くらい行って、スムーズにいけばその別の就職専門のスタッフの方にお渡しするんですが、
なかなかそういかないことも多くてですね。 例えば就職活動に本腰を入れることに気持ち的な抵抗があって、このまま就職専門の方にお渡しするのはちょっとなーっていうような方もいたりとかして、
03:03
この方はもう少しこちらで関わった方がいいかなーと思って、僕の方でペンディングすることも結構あったんですね。
この対応はあまり推奨はされてはいなかったんですが、禁止されてもいなくてですね。 柔軟な対応が求められていて、今思うと1年目の心理師が判断するにはちょっと難しかったかなーと思っています。
それでその時の僕は、まあ僕がある程度頑張ればいいかーと思って、そこまでその対応を重要視してこなかったんですね。
重要視してこなかったから相談も積極的にはしなかったし、もちろん会議とかでは共有したんですけれども、
それが続くと自分にどんなことが起こるかっていうのを未熟ながら見通しが持ててなかったんですね。
それで案の定、何ヶ月かしたらもう面談の枠がパンクしかけてですね。
で、しかも僕が受け持つのは簡単に言うと就職に抵抗がある方達だったので、関わりも一筋なでは行かなかったわけです。
ただ僕は上手くいかないのを自分の頑張りが足りないからだ、スキル不足だからだって、がむしゃらに勉強してはそれを実践してっていうのをやってました。
今となってはそれは組織の限界を超えて関わりをしようとしていたから上手くいってなかったって反省してるんですけどね。
それでパンクしかけながらもだいぶ漁っての努力をしていた僕がどんなふうに負の悪循環から抜け出せたのかというと、
ある時これはさすがにやばいなと思って周囲の人に相談したんですね。
それでひとまず就職専門の人にパスをする。ちょっと見通しが怪しくてもそれを含めて申し送る。
平たく言えばちょっと他の人に頼るっていうことを提案されてですね、それ以降はだいぶ楽になったんです。
周りの人の助けとあとプラスして余裕を持てたことで他のスタッフさん一人一人の特徴も分かってチーム全体が見えるようになったことで組織全体としてできること、
悪く言えば限界も見れるようになったっていうのが僕の大きな成長でした。
この経験もあって人にある程度頼ることと全体を見ることを覚えられたから僕はあの時バーンアウト仕掛けたところから抜け出せたし、
今でも運良くほどほどに周りに恵まれながらいい感じにやられてるんですね。
かなり苦い体験でしたけれども、すごく勉強になった体験だったなと思います。
ちなみにこの僕が経験したことはリアリティショックとも言うようです。
社会人を経験する前にイメージしていた働き方と実際の働き方や業務内容とのギャップにショックを受けてストレスを抱えることをリアリティショックと言うらしいんです。
僕はこのリアリティショックを受けてそのギャップを埋められないまましばらくバーンアウト仕掛けるような働きっぷりをしていたんだろうなと今では思ってます。
若気の遺体なんですかね。
ただ、皆さんもそういうこと。ちょっと仕事をする上でバーンアウトとかリアリティショックとまでいかなくても過病を感じたことあるんじゃないでしょうか。
06:08
ちょっとその辺ですね。こしょばゆいかもしれませんが思い出していただいて、そしてできればどんなふうに乗り越えたりして今に至るのかっていうのを振り返るのもいいかもしれませんね。
さて今回はいかがでしたでしょうか。
皆さんに今回の僕のこの苦い体験を聞いていただいて共感していただいたり、社会人1年目の時のことに思いを馳せていただいたりしてもらえると嬉しいなと思います。
そしてよければですね、ぜひお便りフォームに自分もこんな体験をしましたとか、こんな体験があったんですけどこれはどうなんだろうとか思ったことを投稿していただけると嬉しいです。
お便りをもしいただいたらですね、行動しながらしっかり読ませていただきます。
では今回はここまで。おやすみなさい。ここまで聞いてくれてありがとうございました。また来週をお楽しみに。
07:14

コメント

スクロール