1. 心理師わたるんのカウンセラジオ
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2025-06-13 12:29

#26.自分の思うキャリアを歩むために:Will・Can・Mustの話

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今回はキャリア寄りの話。思うような評価を得られない時にどうするか、どんな心もちでいればいいのかについて、一緒に考えていけたらと思います!


#25.一枚上手なコミュニケーションのコツ、参考書籍:https://www.amazon.co.jp/dp/4569691552?ref=cm_sw_r_ffobk_cso_cp_mwn_dp_2T6TQGTY07FKS72BQQEA&ref_=cm_sw_r_ffobk_cso_cp_mwn_dp_2T6TQGTY07FKS72BQQEA&social_share=cm_sw_r_ffobk_cso_cp_mwn_dp_2T6TQGTY07FKS72BQQEA&bestFormat=true&previewDoh=1&previewDohDeal=1


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サマリー

キャリアにおける自己評価と他者評価のギャップに関する問題を探求し、その解決策としてWill、Can、Mustのフレームワークを紹介します。これにより、彼らは自分の望むキャリアを見直し、納得感を得る手助けを目指します。本エピソードでは、キャリアを歩むためのWill・Can・Mustのフレームワークが紹介され、彼らが自分の気持ちを大切にすることの重要性が強調されています。また、コミュニケーションの取り方や職場環境についてのアドバイスも提供されています。

00:01
みなさん、今週も1週間お疲れ様でした。
公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。
この番組カウンセラジオでは、病院勤務の現役カウンセラーが、日常のことから人生設計諸々まで、
いろんなお困りごとの解決に役立ちそうな心理学・カウンセリングの豆知識をゆるっとお伝えしています。
今回はお便り会。
評価のギャップ
みなさん、会社で自分が思うような評価をもらってますでしょうか?
思うような評価を得られない時って、やっぱり腑に落ちない感じとか不満とかを抱えながら仕事をすることになってつらいですよね。
そういう時って、多分その評価する人との相性が悪かったり、コミュニケーションがうまくいってないってことが多いと思うんですよね。
それはお互い人間ですから、そういったことは起こっても仕方のないことかもしれませんが、
じゃあそんな時にどうするか、どんな心持ちでいればいいのかっていうのが大事なわけです。
今回はその辺の、自分の評価と周囲の評価のギャップがある時にどうするかということを一緒に考えていけたらと思います。
ではカウンセラジオを始めていきましょう。
では早速お便りを読み上げます。匿名希望の方ですね。
会社で思うような評価を得られません。理由を上司に聞きたくても上司と信頼関係が築けていないので質問もできません。どうしたらいいでしょうか?
別の上司を持つ先輩からは、上司ガチャを外したねと言われました。
何か突破口はありませんでしょうか?
上司の上司には相談してみようとは思いますが、もやもやするので誰かに聞いてもらいたくてお便りを送らせていただきました。
話を聞いてくださりありがとうございます。
ということでした。まずお便りありがとうございます。
とにかくこのもやもやした感じ、自分の中で消化できない、納得できない感情を誰かに話したい。そんな思いが伝わってきました。
まずはその気持ち、しっかりと受け止めました。いつもお疲れ様です。
アドバイスと気持ち
それでどうしたらいいでしょうか?というご質問でしたね。
と言っても今回はアドバイスが欲しいというよりは気持ちを話したいということの方がメインのような気もしていますが、
一応そのどうしたらという質問にお答えしていこうと思います。
このどうしたらというご質問に対してはですね、匿名希望の方、ここではAさんとしましょう。
Aさんがどうしたいかというのがまず先にあるべき事柄だと思います。
この話って多分どうとでもアドバイスできると思うんです。
そうですね、上司ガチャ外したねと言われるくらいの上司の元についているんだったら、
移動願いを出すとか転職を考えるとか、それこそお便りに書かれている上司の上司に相談するということも大事ですよね。
その辺のことからやってみましょうってアドバイスもできると思います。
他には上司の評価を思うような形にしたいのであれば、
まずは上司に挨拶から始めてみてコミュニケーションを図りましょうとか、
今一度自分のやっていることと上司の求めていることのすり合わせをしましょうとか、
そういったアドバイスもできるかと思います。
ただ、それはその質問してきた方の目指す方向があることが大前提です。
こうしたい、ああなりたいという方向性があって初めてアドバイスが役に立つと思います。
それでAさんに関しては多分なんですが、
上司から思うような評価が得られないという現状に対して、
自分がどうしたいか、どう当てほしいかというのもまだ定まりきっていないんじゃないかなと思います。
その定まらない感じがもしあるなら、それはそれで一個人としてとてもわかるといいますか、
皆さんも想像していただけたらと思うんですけど、
自分が所属しているところのリーダーとうまくいっていない、思うような評価を得られていないときって、
やっぱり嫌な気持ちになると思うんです。
多分たくさんのディスコミュニケーションが重なっているかもしれないし、
上司が実際に部下を平等に見れていないっていう状態でもあるかもしれないなと思います。
でも、具体的にどうすればいいのか、上司に歩み寄るのか、それとも別のところに転職するのか、
なんかどちらを選んでも自分が折れた感じとか、なんかに負けた感じがするし、
なんというか留院が降りない、そんな気持ちをAさんは持たれているんじゃないかなと僕は想像します。
あくまで想像なので違っていたらすみません。
それで、そんな状況のときに自分がどうしたいか、どう働きたいか、
Will Can Mustのフレームワーク
言ってしまえば自分のキャリアを見直すフレームワークがあるんです。
今回はそれを一つ紹介します。
もしかしたらご存知の方もいるかもしれませんが、
自分のキャリアについてWill Can Mustの要素に分けて整理するというものですね。
リクルート社が発祥だったかなと記憶してますが、
転職活動の際の自己分析とかでよく使われています。
Will Can Must、それぞれどういう視点で自分のキャリアを見ていくのかというと、
まず、Willというのはしたいこと、つまり自分がこういう仕事をしたい、
今の仕事の中でこういう使命を担いたいという自分の希望を指します。
Canはその名詞の通り、自分がどんなスキルを持っているか、
どんなことができるかですね。
Mustというのはせねばならないこと、
つまり職場や社会からどんな役割を求められているのかということです。
責任とか責務とかその辺に近いですね。
それで、そのWill Can Mustの3つ全ての枠組みに入っていることを自分がしているときが、
自分にとってやりがいを持って仕事をしているときということになるわけです。
例えば僕のポッドキャストは、これは厳密には仕事ではありませんが、
ちゃんとしたカウンセリングをみんなに知ってもらいたい、
もう少しカジュアルな感じにしたい、
あとできればこれで生活資金を稼ぎたいというWillがあって、
そしてCan心理学カウンセリングの知識が、
頑張って絞り出してその絞り数をかき集めれば、
発信者としてかろうじて9大点くれてやってもいいかな、
というレベルにはあるかも、というスキルがあって、
最後にMust、
社会的にメンタルヘルスの重要性が以前よりも注目されているのかなと信じているんですけれども、
そんな感じで僕はこのポッドキャスト活動をしているわけです。
Aさんはいかがでしょうか。
上司との関係性はともかく、
ご自身が気持ちよく仕事をできてますでしょうか。
もしWillキャンMustを考えたときに、
自分が思ったような仕事をできていないなと思ったら、
それこそ自分のキャリアそのものを見直した方がいいかもしれません。
逆に自分が思ったような仕事ができているのであれば、
そこは大切にしたいですよね。
その仕事を大切にするためにも、
上司からの評価については、
少しご自身が情報する形でアプローチをかけてもいいかもしれません。
もしくは、上司のいない環境で自分のWillを実現できる方法を考えてもいいかもしれませんね。
何せよ、思うような評価を得られないその状況をどうするかについては、
Aさんご自身の納得感が大事と思います。
そしてその納得感を得るためには、
今一度自分の仕事自体の納得感も見直してあげてもいいかもしれません。
そのヒントとして、今回Will Can Mustのフレームワークを紹介しましたが、
これが今の状況を打開できる手立てにつながれば嬉しいです。
そして何より、その釈然としない気持ち、
すべてを押し量ることはできませんが、僕にはわかるような気もしています。
きついだろうなぁと想像しながらお話ししています。
キャリア形成のフレームワーク
そんな気持ちが少しでも軽くなれれば嬉しいです。
さて皆さんは今回はいかがでしたでしょうか。
今回の話をまとめると、自分と周囲との評価のズレを感じたら、
まずは自分がどうしたいかを押さえた上で、次の一手を考えましょう。
仕事場面だったら、Will Can Mustのフレームワークが役に立つかも、という感じになるかなと思います。
仕事って、あと学校生活もですけど、
1日の3分の1を占める大事な活動ですからね。
それがうまくいかなかったらそれは辛いですよね。
だからこそ、今回のA3みたく、まずは自分の気持ちを誰かに伝えてみようという感じで
アクションを起こすことも結構大事なことなんじゃないかなと思います。
もし、ひとまずこの気持ちを誰かに聞いてほしいという思いがありましたら、
お電話までいただけたら嬉しいです。
受け取りつつ、今回みたくちょっとしたアドバイスというか、
おせっかいというか、そういうのを加えてお返ししますね。
あと、上司といいコミュニケーションを取るコツなんてものがあったら、ぜひお聞きしたいです。
もしよければ、今回お便りをくださった方のヒントになるかもしれないので、
コメント欄にいただけたら幸いです。よろしくお願いします。
では、本題はこのくらいにして、もはや恒例にしちゃっている投票結果を見てみようのコーナーです。
はい、このコーナーを始めてから投票の数も増えていてありがたい限りなので、
調子に乗って続けていこうと思います。
投票いつもありがとうございます。
というわけで、前回はアサーションとデスク法の話だったので、
それらのテクニックを使ってうまくやりとりができそうかとか、
実は普段から意識していたことだったかとか、その辺のアンケートを作りました。
結果はですね、全6票で、うまく使えそうな気がする1票、
ちょっとやれる自信がない2票、
思い返せばそういうことよくやってた3票、
知ってたしよく使っているよ0票、
思い返せばそういうことよくやってた3票、
知ってたしよく使っているよ0票、
いまいちよくわからなかった0票でした。
はい、少なくともいまいちよくわからなかったという方がいなかったのは、
まあよかったなと思います。
毎回ですね、結構不安になりながらエピソードを作ってるんですよね。
でもまあ、よくわからなかったらさらによくわかるようにエピソードを作りますので、
その時は遠慮なくおっしゃってください。頑張ります。
そんで、思い返せばそういうことよくやってた3票ということで、
アサーションやデスク法っていうのは、
わりと冷静に相手と関わろうとすれば、
自然と出てくるコミュニケーションスタイルなのかもしれないですね。
でも一方で、改めてそれをカタッとして、
自分の中に落とし込んで使っていくというのは、
やっぱり少しハードルが高いのかなーなんてことも伺えます。
まあそうですよね。こういうのって、なんだろうな、スポーツと一緒で、
ある程度素振りしたら練習と実践が必要な気もするし、
今までの自分の癖というか型を一度把握して外す必要がありそうですもんね。
結構大変な作業かと思います。
アサーションについてはですね、ちょっと前にXでポストもしたんですけど、
わかりやすい書籍がたくさんあるんです。
僕のエピソードはあくまで入り口みたいなもんなんで、
もしご興味が湧いたらアサーションについての本も読んでみていただけたら、
もっと自分のコミュニケーションについて見直せるんじゃないかなと思います。
せっかくなので僕がXでお勧めした書籍、概要欄に貼っておきますね。
今回の投票はそうですね、職場環境のお話でもあったと思うので、
上の人や職場の人といいコミュニケーションを取れているから辺のことを
お聞きしようかなと思います。
Spotifyで投票できますので見てみてくださいね。
では最後にもしよければ、このエピソードがいいなと思ったら
職場環境と自己表現
番組のフォローや星5評価をしていただいたり、
何かしにしに聞きたいことやお問い合わせがありましたら
お便りフォームまでメッセージを送ったりしていただけると嬉しいです。
お便りやコメントを引き続き少しずつお返ししていきますね。
またポッドキャスト以外でもノートでの執筆や
メンタルヘルスアプリでの配信も行っています。
YouTubeでは動画を差し込んだバージョンのものも少しずつ配信をしています。
見てみてくださいね。
詳しくはリットリンクをご覧ください。
リットリンクは概要欄とレックスの固定ポストからアクセスすることができます。
では今回はここまで。おやすみなさい。
ここまで聞いてくださってありがとうございました。
また次回をお楽しみに。
12:29

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