環境に慣れることって大事なことですが、慣れようと意気込みすぎると、それはそれで苦しいもの。どんな風にバランスを取ればいいのかについて、お話ししてみました!
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BGM:あざらしさま
イラスト:白田まもるさま
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わたるんのカウンセラジオ
みなさん、今週も1週間お疲れ様でした。
公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。
このポッドキャスト番組カウンセラジオでは、病院勤務の現役カウンセラーが日々のちょっとしたお困り事の解決策を考えたり、
少しだけ気持ちが楽になるような心理学・カウンセリングの豆知識をゆるっとお伝えしたりしています。
今は6月の中旬で、みなさんお元気でしょうか?
日本では6月は祝日のない日ということで、きついなーって感じている方も多いんじゃないかなと思います。
特に、7月から新しい環境になった方々は、その環境に慣れるっていうミッションも加わってますからね。
大変なんじゃないかなと思います。みなさん本当にお疲れ様です。
でですね、そんな新しい環境だったり、新しい物事だったり、そんな変化に慣れていくことを適応というのですが、
その適応の仕方って結構奥が深かったりするんです。
今回はその適応について、過剰適応という言葉を絡めながら、
みなさんが今の環境とどう折り合いをつけて自分を大事にしていくといいのかについて考えていこうと思います。
では、完成ラジオを始めていきましょう。
というわけで早速ですね、今回は適応の話ですね。
さっきちらっとお話しした過剰適応というのは、言葉の通り適応が過剰になるわけですね。
適応ってすればするほどいいってイメージですが、その適応が過剰になってしまうと、その人に悪影響を及ぼしてしまうことがあるんです。
つまり、新しい環境とかには適応しているけど、その適応がいきすぎて、かなり自分の方に無理が来てるって感じなんです。
無理して頑張って環境に合わせようとしている、と言い換えてもいいかもしれないですね。
なんとなくイメージできますでしょうか。
もう少し詳しく説明すると、過剰適応というのは、
周囲の期待や環境の要求に応えようとするあまり、自分の本来の感情や欲求を無理に抑え込んでしまう状態を指します。
社会や組織にはうまく順応できているように見えますが、心身の大きな負担がかかり続けている状態ですね。
行動面では、頼まれた仕事を断れないとか、無理に仕事を引き受けようとしたりとか、無理してる感が目立ったりします。
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逆に、自分の感情は抑えがちだったりして、これも無理に周りに合わせている感じが出るようです。
これはある種、周囲に合わせられている、適応しているということになりますが、無理をしているわけなので、本当の自分は適応できていないわけですね。
なので、ちょっと体に不調が出たりとか、気持ちに余裕がなくなったりとか、そういうサインが現れていることが多いです。
と、皆さんここまで聞いてみていかがでしょうか。
今ちょっと無理して環境に合わせようとしているなぁ、自分過剰適応してるかも、と感じた方、結構いらっしゃるんじゃないかなと思います。
もう少しこの過剰適応の特徴について話すと、この過剰適応をする方の性格として、
人に嫌われたくない、見捨てられたくない、と対人関係への不安を持っていたり、もしくは期待に応えたい、役に立ちたい、という責任感の強い方とかが多いと言われています。
人間関係での変化に繊細だったり、自分でしょり込みがちな人、ということですね。
この特徴も悪いわけではないけど、自分に無理をさせがちなデメリットも生じやすいわけですね。
過剰適応の状態は確かにしんどそうではあります。
でもですね、この過剰適応って、ある種一時期は当然起こることなんじゃないかなとも僕は思っているんです。
だって新しい環境にはすぐに慣れたいじゃないですか。
それで、慣れるには、その環境の文化だったり空気だったり、周囲の人の価値観とか雰囲気とかを知って、合わせる必要がありますよね。
それは、新しい環境に入った人がその環境にそれこそ適応するための一つの術なわけですよね。
過剰という言葉がついてはいますが、歴史としたその人その人の対処スタイル、強みでもあったりするわけです。
大事なのは、その過剰適応が自分にとってしんどいかどうか。
しんどいならどうしんどくて、どうしたら少し楽になるか、という視点ですね。
そう、もし今、自分過剰適応してるっぽいな、環境には合わせられてるけど、ちょっと体的にはきついんだよな、と思っている方。
じゃあ、いい感じに適応するにはどうしたらいいか。
というと、まずはご自身の本音、というか思っていることをご自身で受け止めてあげること、です。
過剰適応を繰り返していると、自分がどんなことを感じていて、どんなことを考えているかをキャッチするアンテナが鈍っていくことがある、と言われています。
質感上昇、アレキシサイミアとも言うのですが、誰しもそうなるわけではありませんが、つまりは自分がいいなと思う行動とか、その時その時に自分が感じていることとかがわからなくなっていくんですね。
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なので、周囲に適応しながらもご自身の気持ちも大事にすることが理想になるわけです。
アレキシサイミアっぽくなるのと逆のことをやることが効果的ってことですね。
過剰適応って、周りへのアンテナはすごく敏感なんです。
でもその分、自分へのアンテナがうるせになりがちなんですね。
だから、まずは自分が何を感じているのか、何が好きで何が嫌なのか、そっちのアンテナも少し立て直してあげる、そんな感じです。
そうですね、自分が楽しいと思える活動は何か、趣味は何だったか、どんな食べ物が好きで、どんな時間が好きか、どういうことをしていると心が落ち着くか、今の環境のどんなところが好きで、逆にどんなところが嫌いか。
こういうのって忙しいと本当におざなりになっちゃいます。
なので、このエピソードを聞いたちょっと過剰適応しているかもしれない方、
ぜひですね、そうだな、例えばスポーティファイとかのお気に入りを見てみて、自分の好きなものにたくさん触れてみたりとか、
ちょっと自分がワクワクするようなことを少しでも生活の中に織り混ぜていただけたらと思います。
それが適応一辺と、つまり過剰適応だけじゃない、自分が楽になる暮らしを実現する一歩になるんじゃないかなと思います。
くれぐれも無理はしないでくださいね。
適応って言うと、新しい環境に自分を合わせることって考えがちです。
でも今回お話ししてみて思うのは、新しい環境の中で自分ってこういう人なんだなーって知っていくことも、
同じくらい大事な適応ってやつなんじゃないかなということです。
環境に慣れることも大事、だけど自分を置いていかないことも同じくらい大事。
では本題はこのくらいにしましょう。
はい、皆さん今回はいかがでしたでしょうか。
適応と過剰適応のお話でした。
いやーでも実際ですね、僕も一社会人として思うのは、
忙しいと本当に自分がいいなと思う活動や時間っておざないになっちゃうなーって思うんですよね。
自分っていう植物に全然水あげてなくてめっちゃ枯れてるけど、枯れてることに自分は気づかないみたいな感じですね。
本当にコンビニでちょっと甘いものを買ってみるとか、好きだったアーティストをもう一回ちょっと聞いてみるとか、
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ちょろっと水がかかるだけでも、自分結構枯れてたんだなーって思えたりするんですよね。
ぜひご自身の今の状態、水やりちゃんとできてるかどうか確かめてみてくださいね。
毎日の水やりが自分という植物を健康に保つコツですね。
あとですね、このカウンセラジオ宛にご感想のお便りをいただいたので読み上げていきます。
いやー久々ですね。嬉しいです。
ザッククさんからです。ありがとうございます。
ザッククさんもザッククの混ぜご飯ラジオというポッドキャスト番組を配信されてますね。
ポッドキャスター仲間からのお便り大変光栄です。読み上げていきます。
カウンセリングについてカレー作りを例に本当に分かりやすかったです。
一緒に試行錯誤していくことが大事なんですね。
だから信頼関係があることが大切だって本当に分かりやすく教えていただきました。
心理学やカウンセリングに興味があったので学べてよかったです。
本当に分かりやすかったのでぜひお礼をお伝えしたくお便りさせていただきました。
ということでした。こちらこそ本当にありがとうございます。
シャープ51カレー作りとカウンセリングの共通点治療同盟についてをお聞きになってのコメントですね。
誰かにアドバイスをもらいながらカレーを作っていく過程とカウンセリングは同じかもしれないっていう話をした回でした。
ちょっと初めて聞く方はよく分からないと思うんですけれども、エピソードを聞かれたザッククさんとしては分かりやすかったとのことでした。
いや、ありがとうございます。安心しました。
そう、なんかどうすればいいか分からないけど実現させたいものがあるときって、
信頼関係のある誰かと共同作業で試行錯誤していくことが大事で、それはカウンセリングも同じなんですよね。
気になった方はですね、シャープ51カレー作りとカウンセリングの共通点治療同盟についてをぜひ聞いていただければと思います。
できればコメントもくださると嬉しいです。
ザッククさん、改めてお便りを本当にありがとうございました。
そして最後に簡単なお知らせです。
このカウンセラジオ、おかげさまで配信を始めてぼちぼち4年になります。
節目ということで、近々ちょっと新しい取り組みを皆さんにお知らせしようと思っています。
ので、楽しみに待っていてくださいね。
というちょっと匂わせをしながらですね、今回の話を終えようと思います。
では、もしよければこのエピソードがいいなと思ったら、番組のフォローや星5評価をしていただけると嬉しいです。
皆様の応援がいつも力になっています。ありがとうございます。
また、有料のお悩み相談や無料のお便りも受け付けています。
こんな話題を取り上げてほしいとか、こんなことをやってほしいみたいなご要望やその他お問い合わせ、ご依頼などあれば、無料のメッセージフォンまでお願いします。
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有料のお便りについては、ちょっと個人的な悩みを聞いてほしいという場合にお使いくださればと思います。
お便り会として返信させていただきますね。
詳しくはリットリンクをご覧ください。
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では今回はここまで。おやすみなさい。
ここまで聞いてくださってありがとうございました。また次回をお楽しみに。
12:43
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