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心理師わたるんの働くをカウンセリングするチャンネルです。今回の要約、カウンセリングでの悩みの解決には、一緒に協力しながらやっていく過程が不可欠です。
みなさん、1週間お疲れ様でした。公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。
このチャンネルでは、みなさんの週末のお時間を少しだけいただいて、就職や復職など働くを支えてきた心理師である僕が、
主に社会人の方々に役立つようなカウンセリングの豆知識や心理師のあれこれなどについてお伝えしていきます。
みなさんのお仕事や対人関係などなど、いつもの生活を少しでも楽にしたり、カウンセリング・メンタルケアをより身近に感じていただいたり、有名な時間を一緒に過ごせたりできれば嬉しいなぁと思っています。
よろしくお願いします。
今回のテーマは、「心理師のカウンセリングでは悩みをどんなふうに解決していくの?」ということで、カウンセリングの特徴の一部について説明していきます。
第2回、「カウンセリングって最初どういうことすんの?」っていう回でも、同じようなことをお話ししたんですが、
なんというか、みなさんから見てカウンセリングが何やってるかわからん感と言いますか、
ブラックボックス感をなるべくなくしたいなぁと思ってこのチャンネルをやっているところもあるので、また少し違った視点でお話ができればなぁと思います。
ちなみに今回も僕のやり方をベースにしたお話です。
人によってスタイルが違うので、あくまで今回は僕のやり方ってことでご了承ください。
というわけで改めて、みなさんカウンセラーに相談しようとした時のことを考えていただければと思うんですが、
今何かを相談するとしたらどのようなことをお話ししますか?
なんとなく悩みを聞いてほしい、ネガティブな考え方をどうにかしたい、職場の人間関係をどうにかしたい、などなど、いろいろあるかもしれません。
はい、今のお悩み解決できるかは正直中身を見ないとわかりませんが、ひとまず全部聞くことができます。
では、こういうのはどうでしょう?
私の悩みをなんとかしてほしい、ネガティブな考えを直してほしい、
職場の人間関係を調整してほしい、といったところでしょうか。
この辺のお悩みも正直中身を見ないとわかりませんが、ひとまず全部聞くことができます。
ただ、事前に少し整理が必要になりそうです。
この違いは何かというと、カウンセリングには相談に来た人の協力が必要なんだということをわかってくれるかどうか、というところです。
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心理師はドラゴンボールのシェンロンとかそういうのではないので、悩みを魔法のように解決できるわけではないんですね。
どのように解決するかというと、悩みをいろんな専門的知識、専門的態度諸々を駆使して、一緒に悩み事の整理を行って、
その方の持っている悩みを解決する力を引き出して解決していきます。
カウンセリングの目指すところは、カウンセリングが終わってもその方がいい感じの生活を続けるところにあります。
心理師が5から10まで何とかしてあげるのは少し違いますし、誰でも悩みを解決する力というのはそれぞれあるはずなんですね。
なので、例えば何とかしてほしいといった悩みで来られた場合は、悩みの内容を整理した上で、
その方が少しでも取り組めそうなところを一緒に考えて、一緒に解決していくことをお願いしていきます。
まずはやっぱり相談に来た方の力が必要なんだということをわかっていただく必要があるんですね。
スタンスとしては、そうですね、ちょっと転んだ時に起こしてあげるんじゃなくて、
その方が起き方を知っていることを我々が伝えることといったところでしょうか。
これちょっと前に有名になった曲の歌詞にそういう一節があるんですけれども、
すごく素敵だなと思いますし、子育てとかにも使える考え方なんじゃないかなと個人的には思っています。
こんな感じで心理師のカウンセリングには悪く言うとまあ限界があるんですが、
かといってこのお話を聞いた方が余計カウンセリングへのハードルを高く感じたりしてしまうのは本意ではありません。
何とかしてほしいでも、何となく悩んでいるでも大丈夫です。
それなら、どこから何とかできそうか、何となくの悩みってどういう悩みなのかを話せばいいので気軽に考えていただければと思います。
一緒に探っていきましょう。
皆さん今回はいかがでしたでしょうか。
心理師は悩みを解決する主役ではなくあくまでサブであって、主役は相談に来た方なんですよということが何となく伝わればいいなと思います。
もしカウンセリングを受けることを検討していましたら気軽な気持ちで話していただければと思います。
では今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
