こんにちは、WanderZINE 気ままびとへようこそ。ホストのポコです。
Hello and welcome to WanderZINE. I'm your host, Poco.
この番組では、世界の隅っこで言葉と遊ぶをモットーに、いろんな言葉にフラッと出会いながら、気ままに言葉の旅を楽しんでいます。
In this podcast, my motto is playing with words from little corners of the world. I wander through languages at my own pace, simply enjoying words as I go.
時には、多言語の表現を浅く広く紹介してみたり、一つの表現をじっくり探ってみたり、そんな、ちょっとした実験室のような場です。
Sometimes, I explore multiple languages lightly and widely. Other times, I dive into one expression more deeply. It's a kind of little language lab.
さて今回は、私のZINE それでも日々はまわるの中の日常百景 通り雨というエッセイから一節をご紹介します。
Here's a short passage from my ZINE それでも日々はまわる.
This one is from an essay called 通り雨 a passing shower. じゃあ、ちょっと日本語で読んでみますね。
蒸し暑い8月の盛りの午後 日傘をさしながら道を歩いていたら突然の雨が降ってきた
むわりと周囲に濡れたアスファルトの匂いが立ち込める その匂いを嗅ぐとき
いつも ああ日本の夏だなぁと思うのだ
体の皮膚を覆い尽くすような じっとりとした湿気
さっきまで照りつけていた太陽で ガンガンに熱せられたコンクリートの地面は
突然の冷たい雨に おいなんだよ何なんだよと混乱している風で
熱したフライパンにじゅーっと水を落とすみたいに 降り始めの雨はコンクリートが蓄えた熱を一瞬で蒸気に変え
そこいらじゅうにむわりむわりと漂わせる How did the sound of Japanese feel to you?
日本語の響きはどうでしたか さてまずは今の一節を英語の日常エッセイの一節として英訳してと言ったら
ひとまずこんな感じになりました
I was walking towards my palace when out of nowhere the rain began to fall.
A wave of sand rose up around me. The smell of wet asphalt thick and unmistakable.
Whenever I catch that scent, I always think, ah, this is summer in Japan.
A heavy, damp humidity wrapped itself around my skin, soaking through the air itself.
The concrete beneath my feet, which had been baking under the glaring sun just a moment before,
now seemed confused by the sudden cool rain, as if protesting, hey, what's going on here?
It reminded me of dropping cold water onto a hot frying pan, a sharp hiss, steam rising instantly.
The first drop of rain struck the overheated pavement, turning all that stirred up heat into vapor,
which drifted up and around me in thick, humid swirls.
うん、体の皮膚を覆い尽くすようなじっとりとした湿気のところは
A heavy, damp humidity wrapped itself around my skin, soaking through the air itself
って感じで訳されてたみたいです
なんかあれなんですね、ヘビーとか日本語だと
重いとは書いてないけど、ヘビーとかそういう言葉になる感覚の違いみたいなのが面白いなっていうのと
最後のsoaking through the air itselfっていうのが、空気そのものが濡れているみたいな
何だろう、逃げ場のない感じとか密着感を表す詩的な表現みたいな感じで使われるのが
そういう発想になるんだって感じで興味深かったです
皆さんはどうだったでしょうか さてさて今回もチャットGPTにこのじっとりとした湿気をいろんな言語に訳してもらって
音の響きを楽しみながらGoogle翻訳に貼り付けてモノマネチャレンジもしていきたいと思います
Once again, I asked ChatGPT to help me translate じっとりとした湿気 into lots of different languages.
I'll copy the phrases into Google Translate, listen to the sound, and give mimicking a try, just for fun!
はい、ではいつものように言ってみたいと思います
まずあの今もやってた英語は じっとりとした湿気はsticky humilityっていうのが代表でまず出てきてます
でなんか英語はなんかチャッピーが気を利かせてくれて 他にも英語の候補をちょっといろいろ出してくれて
今のsticky humilityが肌に貼り付く感じ最も直感的でわかりやすい 次にさっきも出てきたdamp humility
少し中立的や文学的でしっとりとした響きふむふむ 次muggy air日常的な言い方ニュースや天気予報でもよく使われる
なんかmuggyって蒸し暑いみたいなイメージかなって思ってました うーん次
次 えっと
oppressive humility oppressive dampness 空気が重い息苦しい湿気
上昇的には近い 初めて聞いた 次
clummy air ひんやりプラス湿気で深い 少し寒さを含むので夏にはふむ気かも
ひんやり系と湿気 なるほど確かにそういう時もありますね
なんだろう霧の中とかそんな感じの時に使えるのかな 次
heavy damp air さっき出てきたやつだな 説明長だが体感的に近い
まあそうなんでしょうね heavy damp air そうやっぱ重い面白い
そんなのが英語の交互にはあるよーって感じでした
ステッケイが最も直感的でダンプがやや文学的みたいな感じで日常的にはマギーとかも使うみたいです
はいじゃあここからはサクサクいつものようにいろんなやつを聞いていきます 次は
韓国語
ぬんぬんかんすっきー ぬんぬんかんすっきー
ぬんぬんかだがじめじめしたみたいな意味らしい あすっきーが湿気なんだ
やっぱ面白いですね韓国語 湿気だけ聞いてみよう
すっきー 似てる漢字語なのかな
ぬんぬんかんすっきー ぬんぬんっていうのが
なんか日本のじめじめみたいな繰り返し表現に似ててそこもちょっと勝手に親近感を覚えちゃいました
次中国語 ネクス
えーなんだっけ 普通話
潮詩 えー
なんか漢字で書くとですね漢字で書くとというか中国語だから漢字で当たり前なんですけど
日本人が読むと1文字目が塩が満ちるとかの 三水に朝の塩で2文字目が湿気の湿度の湿っていう字なんですよ
それで潮詩 潮詩って読むみたいです