1. WanderZINE - 気ままびと
  2. 005_NEGAO【Tanka Translation..
2025-07-02 15:14

005_NEGAO【Tanka Translation Lab/短歌翻訳ラボ】

さて、今回もまた新しい実験です。自分が詠んだ短歌の一首を、ChatGPTに相談しながらニュアンス含めて英訳してみました。

This time, it's another new experiment. I tried translating a tanka I wrote into English, working with ChatGPT to capture its nuance.


奥深すぎてその入口をのぞくだけの遊びではありましたが、最終的にはプロの翻訳家さんのすごさを思い知りました…

It was just a playful peek into something much deeper, but in the end, I was reminded of how amazing professional translators really are…


家事をしながら、通勤・通学の途中に、お菓子でもつまみながら。気軽に聞いてみてください〜。

Listen while you’re doing the dishes, on your way somewhere, or having a snack. Just take it easy.


📍 X / Instagram → @wanderzine_lab

🎧 Available on Apple Podcasts, Spotify, and more

🔗 https://linktr.ee/wanderzine_lab

Special thanks

🎵 BGM・効果音素材

🎨 カバーアート素材

サマリー

このエピソードでは、短歌をチャットGPTと一緒に英語に翻訳する過程が紹介されています。短歌は31音の伝統的な詩形であり、感情や雰囲気を英語で表現することが課題です。短歌翻訳ラボでは、短歌の理解を深めるための様々な試みが行われています。

短歌の翻訳と理解
Hello, bigots! こんにちは、WanderZINE 気ままびとへようこそ。ホストのpocoです。
Hello and welcome to WanderZINE. I'm your host, poco. この番組は、世界の隅っこで言葉と遊ぶをモットーに、いろんな言葉に触れながら、言葉の旅を気ままに楽しんでいます。
In this podcast, my motto is playing with words from little corners of the world. I enjoy wandering through languages and words in my own slow and curious way.
時には、多言語の表現を浅く広く紹介してみたり、今日のように一つの表現をじっくり探ってみたり、そんなちょっとした実験室のような場です。
Sometimes I explore multiple languages lightly and widely. Other times, like today, I dive into one expression more deeply. It's a kind of little language lab.
さて今回は、日本のタンカという詩をチャットGPTに相談しながら、英語に訳してみるチャレンジをしてみたいと思います。
Today, I'm trying something a little special. Step by step, I'll explore how to translate a Japanese Tanka poem into English with a little help from chat GPT along the way.
タンカというのを簡単に英語でも説明しておきたいと思います。
Tanka is a traditional Japanese short poem, just 31 sounds to capture a moment. The one I write is a kind of modern Tanka, 現代タンカ, written in today's language while still keeping the traditional form.
Translating Tanka is never easy, but that's exactly why I wanted to take on this little challenge to see how close I can get step by step.
えーと、タンカの翻訳なんて、翻訳自体プロでもなんでもないので難しいことはわかってるんですけど、今回はあの自分が作ったタンカを自分の責任でいろいろこうチャットGPTと翻訳するっていうことで、いろいろ気軽にトライしてみたいなと思います。
さて今日翻訳するタンカですけど、私が数年前に発行したタンカ人から一種を選んできました。
はい、Here's a Tanka from my zine. じゃあちょっと読んでみます。
Let me read it. 明日には3歳じゃなくなる君の寝顔を見てる。まだ見てる夜。
まああの自分が読んでるタンカには、人それぞれだと思うんですけど、私の場合は実話に基づいているものもあれば、基づいてないものもあるしっていう感じなんですけど、これは割とシンプルに自分の実生活での一コマを読んだ一周かなと思います。
ではまずはチャットGPTにこれをシンプルに訳してと言ったら、こんな風になりました。
Let's start simple. じゃあちょっと読みますね。
明日には3歳じゃなくなる君の寝顔を見てる。まだ見てる夜。
うん、なんかこのI'm watching, sleeping, watchingみたいなそのINGの繰り返しが、ちょっとネイティブの感覚ではないかもしれないけど、個人的に音の繰り返しは面白いなって思いました。
感情の表現
意味もね、全然悪くないし、言ってる意味はよくわかる。そのままなんですけど、でもなんか個人的には、明日には3歳じゃなくなる君って、わざわざちょっと遠回りに言ってる感じ?
本当はストレートに言ったら、明日には4歳になる君なんだけど、4歳になるの嬉しいんだけど、でも3歳じゃなくなっちゃうんだなっていう、3歳の君はいなくなっちゃうんだなっていう、ちょっとそういう複雑な感情とか。
あとこう、後半の寝顔を見てる、まだ見てる夜っていうところ、見てる、まだ見てるっていう繰り返しのリズムの面白さとか、そこから感じる気持ちとか、伝わってないものもまだまだやっぱり多いかなと思いました。
ということで、その辺をね、チャッピーに相談して、ブラッシュアップして言ってみたんですよ。
なので、大きくはその2つ。1つ目はその、明日には3歳じゃなくなる君から、今この瞬間は3歳最後の夜なんだって、明日になったら4歳になって、3歳のまるまるちゃんっていうのはもう、この世界になくなっちゃうんだなっていうその、嬉しいけどちょっと切ないみたいな、っていうところも伝えたいなと思ったので、その辺を相談してみました。
でね、それをちょっとGPTに相談したら、ひとまずこんな風にアレンジをしてくれました。
冒頭よくなりましたよね。なんか、on this last nightみたいな、ラスト、最後なんだ、最後の夜なんだっていう感じが、最初のシンプル役よりは伝わってくるようになったかなと思います。
シンプル役はだって、tomorrow you won't be 3 anymoreっていう感じだったので、やっぱ最近のon this last nightから始まるのはちょっと雰囲気がね、醸し出される気がします。
はい。で、2点目が、その、見てる、まだ見てるっていう反復、繰り返しのところ。
多分この、見てる、まだ見てるっていうので、時間がこう経って、もうずーっと見てる、その時間が経過している感じとか、
こうなんだろう、ちょっと名残惜しい感じとか、まぁ愛おしさとかも含めて、そういうずーっと静かに眺めてるみたいなところが、雰囲気として伝わるといいなと思って、
このニュアンスもちょっとチャッピーに相談してみました。 そしたらチャッピーこんな風に言ってみました。
なんかそういう単純な反復は英語ではちょっと不自然になることもあるみたいなんだけど、でも、
I watch...and I keep watchingっていう、書くことで、なんかそういう、ちょっと時間が静かに過ぎていく感じとか、ちょっと優しさとか、ゼントルな感じとか、あのビタースウィートフィーリングって言うんですね。
だからなんだろう、ビタースウィート、だからさっきのまさに、あの4歳になるの嬉しい、成長は嬉しいけど、ちょっとなんかほろ苦い感じ、
どっちもあるような感じとかが、それで表せるんじゃないのって言ってます。
で、そんな後もちょっとチャッピーと色々会話はしてたんですけど、なんか、えっと、こんな雰囲気で伝えたいんだ、みたいな話をしていた時に、チャッピーが提案してくれたのが、
夜の静けさとか優しさを少し足してみると、こういうバージョンも考えられますよって、提案してくれました。
これが結構良かったので、ひとまずこれで完成バージョンかなと思いました。
それでは、元の日本語の短歌と英語の完成版を続けてどうぞ。
さて、日本語と英語の響きはどうだったでしょうか。
ネイティブの感覚はわからないですけど、個人的には最後のクワイエットがめっちゃいい仕事してるなって思いました。
なんか音の響きとか、そこまでの流れも、
スティールウォッチング、ソフトリー、インドクワイエットって、こう、ルルン、ドゥルン、ドゥルンっていう、その三拍子みたいなのもそうだし、
こう、えっと、畳みかけるって言うとちょっと言葉が違いますけど、こう、迫ってくるような感じとか、気持ちがね、迫ってくるような感じとか、
それで、スティールウォッチング、ソフトリー、インドクワイエット、そこまで音がワン、ワンってきて、最後にインドクワイエット、
で、終わってその後実際クワイエットになる余韻、スティールウォッチング、ソフトリー、インドクワイエット、
で、こう、なんか静けさに放たれるような感じとかが、すごく、なんかの雰囲気に近くなったんじゃないかなって思ったりしました。
リズム的には、全然その、日本語のやっぱ、5・7・5・7・7ってすごい独特だと思うので、そのリズム感ではないけれど、
最初のシンプルな直訳よりは、だいぶ、このイッシュが持っている雰囲気に近づけたんじゃないかなぁと思いました。
さて、今日はタンカの翻訳実験室みたいな感じでやってみましたが、どうだったでしょうか。
最後のまとめ
たった31音のタンカでも、やっぱり英語に翻訳するときに、意味だけじゃなくて、感情をどう運ぶかとか、どの言葉を選んだら、その柔らかさだったり、余韻だったり、その雰囲気を届けられるかっていうところがすごく難しいし、でもその辺あたりをいろいろ考えるのが面白いなと思いました。
やっぱり、翻訳家の方はすごいなっていうのも同時に思いましたね。
普通に翻訳自体もすごいと思いますし、やっぱ俳句とかタンカとか、その言語特有のゴーシチゴーシチシチみたいなリズムのタンカもすごいなと思いました。
ちなみに今回のタンカを収めている寺院は、100年後くらいに日本語を使って翻訳を始めたんですが、日本語があるのかもしれないです。
ちなみに今回の短歌を収めているジーンは
100年後くらいに読み人知らずって見つけられたい私のジーンというタイトルのものです
このタイトル自体も実は31音の短歌になっています
この一冊、ちょうど先日第一冊が全部完売しまして
今増刷しようかどうしようかって迷っているところなので
もしも欲しいっていう方がいたらぜひメッセージで背中を押してもらえたら嬉しいです
The first print has just sold out recently.
I'm thinking about reprinting it soon.
はい、それでは今日も聞いてくださりありがとうございました
Thanks so much for listening today.
これからも世界の隅っこできままに言葉と遊んでいきたいと思います
それではまた次の動画でお会いしましょう
さようなら
ではまた次回お会いしましょう
See you next time.
あびえんと!
15:14

コメント

スクロール