00:14
じゃあ今日は、ウチミルですね、田村余一さんと一緒に散歩しながら、お話、おしゃべりしていこうと思います。よろしくお願いします。
まず、お散歩って言っても、うちの敷地も広いので、ちょっと敷地まずは歩きますか。
今もう一気に草伸び始めて。
そうっすね、なんかすごいモサーッとしてますね。
モサッとしてきました。
こんだけ伸びると鶏も、ちょっと助走が間に合わなくてですね。
さすがに草刈りしなきゃなーっていうタイミングになってきましたね。
久しぶりですよね、何回も来るのもね。
そうっすよね。
3、4年くらいですかね。
曖昧でないっすか。
あ、そうだ、これ今大地の畑です。
これ何ですか、これ。
これとりあえず大地が好きな野菜を植えてるんですけど、トマトとカボチャとスイカとメロンですね。
で、ちょっと植える場所に困ってたイタリアンパセリもちょっと僕混ぜて植えちゃったんですけど、ひとまず一回ね、作ってみたら自分の好きな食べ物をっていうので、なんかこういう区画を作ってみました。
楽しみですね。
一緒にね、畑ちょっと耕して、定食してっていうことをやりましたね。
これは楽しみですね。
あんまりやっぱりメンテしてくれないですけどね。
自分で?
自分では。
どっちから行きますかね。
こっちから行きますか。
上行きますか。
上行って、うちの水場をちょっと経由して。
だいたい少し小高くなってまして、ここは。
我が家をなんとなく見下ろせるという。
ここら辺もキクイモだらけで、これみんなキクイモなんですよ、これ。
植えたもんですか?
これ最初は植えたんですけど、あとはもうこぼれ種とか収穫、やっぱ忘れちゃうというかね、取りこぼしあるので、その急根からまた生えてきて。
キクイモの丘になっちゃいましたね、ここね。
もう余るぐらい取れますね、これね。
今まだね、地上から30センチくらいかな、背高いのでも。
50センチくらい行ってんのもあるな。
これもう最終的に3メーターとか行きますから。
そんなに大きくなって。
もう生命力強くて、もちろん病害にも強いし、もうメンテ不要ですね。
かえって広がらないようにするメンテが必要です。
03:03
なるほどなるほど。
もう冬の間ずっとこれ食ってますよ、キクイモばっかり。
中に散歩しながらね、ちょっと草も抜いていかないと、もうヤブになっちゃうんでね。
今ちょうどキウイがね、花咲かせる。
これキウイでしたっけ?
花咲いた!
今日まさに咲いたんじゃないかな。
これキウイ。
キウイの花っすか。
結構綺麗なんですよ。結構甘い香りするんですよね。
キウイも素敵なフルーツで。
初めて見ますね。
あんま見ないですよね。
キウイもまた手間かかんないですよね。
もう病害に強くて、どんどん蔓延ばしていくので、
これもまたキクイモみたいに周りに迷惑かけないように切ってあげるメンテが必要なぐらいで。
もうあとは本当、病気に強く虫も食わんし。
すごい広がっていくんですもんね。
もうあっちのね、林の方の木にも絡みついていって。
ほんとだ。
そうなんですよ。
キウイかぁ。
うちだとこの葉っぱでお尻拭くんですけど、
このキウイがワーッと伸びてくる、ビョーンといっちゃう枝の徒長枝って言うんですけど、
徒長枝バツバツ切って、それそのままトイレに持っていって、
で拭くっていう。
なので毎日、毎日でもないか、2、3日に1回ぐらいワーッて剪定してトイレに持っていけば、
ずっとそれお尻拭きに使えるという。
そうですよね。テレビでも紹介されてたやつね。
いやめっちゃ拭き心地いいんですよ。ちょっと触ってみますか、ちょっと葉っぱ取って。
ほんとね、この裏がね、いい感じなんですよ。
ほんとだ。
ちょっとね、ふわっとした。
高級ティッシュだ。
そうなんですよ。肉厚で。
ほんとだ。
でも破れにくいんですよね、お尻拭いた時も。
拭きのとはちょっと破れやすいんですよ。
なので2、3枚ごと折って、ちょっと重ねて拭くのがいいんですけど。
キウイはもうこのシングルでいけますね。
ほんとだ、厚いっすね。
いけるんですよ、これ。
この葉脈に、葉脈で掻き取るように拭くと効率的なんですよ。
なるほど。
表面はね、つるっとして、ただうんちを撫でちゃうような時もあるんですけど、裏の方でやると結構掻き取れます。
ほんとだ。なんだろう、フェルトみたいな感じでしょ?
そうそうそうそう。
へー、すごい。
06:00
いいんですよ。
そっかそっか。
これは便利ですね。
これ、もう自然のもの。
剪定しがてらお尻拭きになるという。
いやー。
でもいいな。
これがね、もうちょっと温かくなって夏になると、もうこの下にボロボロボロボロキウイの毛深い玉ができて。
もう今花咲いてるのはほぼなるでしょうね。
夏ですか?
夏にもう実になるんですけど、収穫期はもう冬ですね。
冬。
ほんとね、12月とかそれくらいに。
もうとにかく葉っぱが枯れちゃって落ちてからでもいいぐらい。
うんうんうん。
で、少しこう、追熟して、本当の真冬に食べるっていうような。
なるほど。
寒さにあてないと甘くなんないらしくて、南の方のキウイだと酸っぱくて食えないみたいで。
こっちの方が甘いんですね。
寒さにあてるっていうのが甘みが出るみたいで。
あそこにブランコあるんですけど、キウイの棚の下に。
暑いときはただあそこでブラブラするという。
いいですね。
あれ蜂ですか?
そうそう、あれ蜜蜂の待ち箱って言うんですけど、蜜蜂が自然に入るのを待つっていう。
でもまだ、もうかれこれ5年、6年くらい。
待ち続けてるんですか?
待ち続けて、入居待ちですね。
なるほどなるほど。
たまに内県には来るんですけどね、偵察しに来てどうかなーって来るんですけど。
やっぱなかなか気に入ってもらえず。
何箇所かありますよね?
うちにね、たぶん5箇所くらいありますね。
蜜蜂によっては、ロケーションも気になるところなので、物件以外にも周辺環境が大事だったり。
人間と一緒ですよね。
たまに動かしてあげたいんですけど、なかなかそういう時間が取れず。
大したことないんですけどね、後回しにしちゃうんですよね。
今年でもキウイがいいかも。
見上げるとお花だらけだ。
これまだまだ咲きますね。
いいですね、鳥の。
鳥とかいいな、鳥結構好きなんですけど。
あ、そうですか。
詳しくはないんですけど、なんか好きなんですよ。
何喋ってるんですかね。
何喋ってるんだろうなーって。
だいたいピーチクピーチク言ってるんですよね、一日中。
09:11
こっちもね、ビニールハウス。
もう廃材で建てたビニールハウス。
ビニールも廃材なんで、ただっていう。
さすがにちょっと劣化してきたんで今年張り替えでしょうね。
またその張り替え用のビニールも去年結構ピカピカのやついただいて、
ちょうどいいタイミングに入荷しましたね、ビニール廃材が。
いいですね。
今ざっと、セイジっていうハーブ、今紫にめっちゃ花咲かしてるんですけど、
お肉料理に合うやつですね、なんかね、ハーブがあったり。
あとはオカノリっていうのも今ちょっとお花咲かしてますね。
オカノリ。
オカノリ。
ちょっとピンクっぽい感じ。
そうですね、ちっちゃくて。
これは何だろう、オカノリって言われるぐらい。
ちょっと火で炙ると、ほんと海苔の風味がするんですよ。
生で食べると少し粘りがある葉っぱで、サラダとかにすげえいいやつです。
あと水菜か、水菜と、何だろうな、なんかタカナみたいなやつと、
スナップエンドウが今あっちでなってるのかな。
スナップエンドウはね、なってるのを生でかじるのがね、たぶん一番うまいので、ちょっと入ってみますか。
ほんとはね、朝一にかじるとね、すげえうまいんですけどね。
今ちょっと昼過ぎぐらいですね、時間帯的に。
大体大地が食うんでね。
え、まじですか。
大地が今これすごい好きで、煮物とかで出てきても大体彼だけが食べてしまうという。
ちょっとまだ未熟だけど。
昨日も食卓にあがったので大体取っちゃったのかな。
でもさっきこの辺にあったんだよな。
あれ、さっきこの辺で見たぞ、俺。
あれ、さっき見たのにな。
ここからまだまだシーズンなので、お花咲かしてみるんですけど。
でもこの辺でもいいかな。
ちょっと小さめですけどね。
ちょっと食べてみますか。
このままですよね。
もうそのまま。
朝だとすっげえ甘いんですよ。
本当はおいしい。甘いですね。
ねえ。
やっぱね、フレッシュなのが一番なんですよね。
生きてるものを食べるっていうのが。
こっちのほうが実が入ってたかもね。
うん。
おいしい。
甘い甘い。
12:03
こっちは苗をね、いまいろいろやってて。
夏野菜やら。空芯菜とか。
空芯菜、オクラかな。
きゅうり。
ナスかな。
結構畑のほうにもだいぶ温かくなったんで、だいぶ定食しちゃって。
だいぶこの辺がすっきりしましたね。
春咲きはこの辺もう幾病いっぱいするので、苗だらけなんですけど。
だいぶみんなデビューしていきましたね、畑にね。
イネもそうですか?
ああ、そうですね。イネも実験でたぶんうちの嫁がやってますね。
もう今畑とか食べ物関係はもう全部嫁さんに任してますね。
ああ、そうなんですね。
もう食卓をみんなうちの嫁さんが預かってお料理するので、
もうその人が食べ物を管理するのが一番いいだろうなと思って。
なるほど。
たぶんね、そこを分けちゃうと僕の好きな野菜だけがいっぱいになって、
トマトだけやって、トマトできるまでまた結構時間がかかるので、
その間何食うんだよあんたって言われるので。
もうやっぱり日々毎日収穫できる計画を立ててもらって。
なるほど。
そうですね、時期ずらしていかないと食べ物もなくなっちゃいますもんね。
まさにそうなんですよ。
最初畑やった時やっぱそういう状況になって、
あれこの時期パタンと収穫物ないみたいな。
どうしましょうっていう時があって。
そういう時はスーパーもそばにあるんで買いに行くんですけど、
できれば自給できるようにちゃんと計画また立てなきゃっていうので。
年々ちょっとずつね、上手になってますね。
暮らし方が。
へえ。
今もうね鶏、今こっちのエリア3羽大人が放し飼いになってて、
もう畑の野菜も結構好きで。
そうなんですね。
こうやって柵してないとね入っちゃうんですよね。
なるほど。
これは別にあのね狸とか鹿とかの別に従害を防ぐためじゃなくて、
本当我が家の鶏を守るためにつけてる柵なんですよね。
鶏増えましたよね。
うんとね、裏の方ちょっと行きますか。
今ヒヨコ買ってきたんでね。
ヒヨコ?
ヒヨコ。今ねヒヨコ17羽いますね。
へえ。
今大人3羽なんで全部で今20羽飼ってます。
今どこいるかな。
今日暖かいので多分日陰にいますね、どっかね。
15:02
今ねうちの新居もまだ建築中なんですけど、
そこの縁側を利用してうちの村人が住んでるんですね。
ここは今東京から来てるダンさんっつうんですけど、
うち来る半年くらい前、うち来る前は半年間かけて、
なんかねヨーロッパとかアフリカとかの熟して旅してた人で、
めちゃくちゃタフですやっぱり。
へえ。
もう体力もあるし。
ごめんなさいちょっとまたいてもらって。
あれどこ行ったかな。
あ、やあこの辺にいた。
みんな暑いから小屋の下に隠れてましたね。
あ、ほんとだいっぱいいる。
全部で17羽いるので。
そうか暑いからかな。
暑さにやっぱ弱いみたいで。
弱いですね。
小屋の下に。
下に入ってたなあ。
あとはカラスとかトンビ、タカが近く飛んでると隠れたりしますね。
ここ卵産むんですか?
ほんとはそういうつもりで作って、これもともと向こうの方にあったんですよ。
今大人用に作ってたんですけど、
後々こっちで大人も一緒に飼いたいなと思って移動したんですよね。
キャスター付けてこうやって。
移動してきて。
なかなかでも入ってくれないですね。
あっちはヒヨコ用の小屋もあって。
いたいた。
いっぱいいるんですよ。
いたいたいた。
いますよ。
ヒヨコって言ってももう2ヶ月ぐらい経ってて、
もう見た目は大人なんですけどね、毛も生え変わって。
もう全部うちは秋田県から買ってきましたね。秋田県の大立市。
ひないじどりがほとんどですね。うちいるのは。
すごいじゃないですか。ブランドものじゃないですか。
ブランドなんですよね。
ひないじどりは、もともとうちで飼い始めた時もひないじどりが何羽飼いて、
最終的にはお肉にしていただいたんですけど、やっぱめちゃくちゃうまいですね。
うまいですね。噛めば噛むほど味出るみたいな。
ニワトリって逃げたりしないですか。陣地みたいなのがあるんですか。
でもテリトリーはめっちゃ狭いみたいで、勝手に山とか行くことはないみたいで。
ひとまず猫とかが来にくいようにっていうので一応サクしたり、
あとは自分のテリトリーというかをしっかり認識するまではこうやって囲ってあげた方が、
こっちとしては安心なので。
またひないじどりが結構臆病らしくて、最初来た時すごい人間怖がってたので、
18:01
その人間を怖がるあんまり山へ山へって逃げていって、そのまま野生動物に食べられちゃうっていうそういうこともあるらしく。
それまではちょっと囲って人慣れしてもらおうと思って。
今もうだいぶ人慣れしてます。前はもうサササーって逃げられましたもんね。
そんな逃げないですもんね。
今ちょうどおすぐ、おんどりもちょっといるんですけど、今2ヶ月ちょい経ってやっとこう泣く練習してますね。
コケコッコーってまだ泣けなくて。
泣く練習するんですか?
なんかしてますよ、朝。アッアッアッアッアッとか言って。
教えるんですか誰かは?
たぶんね、うちの場合はおとなのおんどりがいるので、その泣き声聞いてたとは思うんですけど、
たぶんもともとDNAで勝手にそうやって泣くんじゃないですかね。
泣く練習ね。
なんかしてますよ、アッアッアッアッとかって朝、聞こえますもん。
ちょっと可愛いですよね。
練習すんだやっぱり。
それまではひたすらピヨピヨピヨピヨ言ってましたけど、
ピヨピヨからだんだん声が悪いみたいな。
そんなもんなんですね。
やっぱ勝手見ないとわかんないですね、そういうのね、ほんとに。
ほんとだ。
ひとまず我が家はもうほんと敷地は、敷地の半分ぐらいはもう鶏のエリアになって、
残りの半分はうちらの住まいと食べ物作る畑っていうような作りになってますね。
今ひよこのエリアもちょっと拡大して、こっちに伸ばしてきたんですよね。
最近ここのエリア作って。
なんぼでも広く遊んでほしいなと思ったら、自分たちのトイレもそのテリトリー内に入っちゃった。
毎回うんちするときに、この鶏のこの柵越えて行かなきゃいけなくなっちゃったんですよね。
ほんとだ。
今入っちゃったんですね、トイレがね。
いやでもすごいな、やっぱりもう鶏が、今ここのエリア17羽ひよこいるんですけども、
草鳥いらないぐらい。
ほんとだ、全然ないですね。
ちょっと生えてたんですけどね、ここのテリトリ拡大する前は。
もう飼いて飼いて、土の中の虫とかを食べまくるので。
やっぱ違うもんですね。
ほんとにね。
ほんとだ、ないや。
面白いんですよ。
ここね、新居回り込んで、来たらここにはもう一人の村人の霜ちゃん。
21:06
ラガーマンがいるんですけど。
カララピースもね。
めちゃめちゃ食うんですよ、飯。
お、スズメバチ来ました。
何かやったら、多分黒いもん来てるからね、きっとね。
すごいや。
めっちゃ小山さん逃げてくけど、ずっと追っかけてきますよ、スズメバチが。
すごいや。
やっと諦めてくれましたね。
やっと諦めて。
何のために飛んでんだろう。
巣を探してる感じじゃないですね。
今時期結構女王バチが自分の巣の場所を探したり、巣の場所を決めたら、その巣を作る素材を集めたりしてるんですけど。
実は作られたりしてないかな。
作られてるとちょっと厄介だな、この。
まあいいか。しょうがないな、作られた時はな。
でも多分女王バチですね。
そうなんですか。
なんか大きい巣も。
女王バチはあんまさしてこないです。
そうなんですか。
自分は子孫を残すっていう使命があるので、
下手に誰かに噛みついて反撃食らうともうその役目は果たせないので。
出てくるのはやっぱりその兵隊たちなんですよね。
女王バチだけがいる巣だったら、まだ生まれてこない最初の初期の巣だったら結構簡単に取れるんですけど、
もう兵隊たちが出入りしてるような巣だと、もうちょっと僕は諦めます。
ちょこちょこ進んでるんですね、新居。
新居ね。
やっとね、でもテレビ取材が来る時だけですね、ほとんどやられてるのは。
あーこの土壁とかね。
土壁とか。
もうそうでもないとやらさんないですね、なんかね。
なんかスタッフが手伝うんでちょっと進めませんかみたいな感じですよね。
そんな感じなの?
それはこっちとしてもね、なんか助かるので。
じゃあやりましょうかっつって。
きっかけになりますもんね。
僕はあれですよ、テレビのことはいいんですけど、みんな知ってると思うんですけど、
今日はコミューンの話をしたいなと思って。
いいんですか?
コミューンが始まったというか、その話が出たので、今のタイミングって感じしたんですよね。
24:05
じゃあコミューンいきますか、コミューンの話。
僕の勝手な話しますね、今から。
いいですいいです。
昔から言ってたじゃないですか、そういう村的な話って。
それもずいぶん前の話ですね。
それが今のウチミルコミューンですよね。
なんか村人募集みたいなのしだしたりとかしてて、
あれ見てて、やっと時期が熟して始まっていくんだっていう喜びと、
それから外から見てるんですけど、それが自然な感じがしたんですよね。
なんかいやらしくデザインしてるわけではなくて、
始まらざるを得なくて始まるっていうか、自然発生的に。
だからそれがすごくね、僕的にはすごく気持ちよかったんですよ。
嬉しいな、それ。
来たっていう感じで。
それはもう誰も真似できないじゃないですか。
僕がじゃあ始めますって言ったところで、誰も何もない状態ですから。
だけどすごい蓄積したものが、今やっと土から芽吹き始めて、
それが自然にコミューンになってるんだろうなっていう印象が、僕は感じたんですよね。
だからすごくそれが、すごいことを始めようと思ったわけじゃなくて始まっていくっていう感じが、
すごく羨ましかったんですよね。
それが僕が今勝手な話ですけど、だから今日コミューンの話したいなと思って。
ぜひ。まさに今タイムリーな話題ですよ。
そうなんですよね。
もともとでもありましたよね。
はい、ありました。
なんか村作りしたいなっていうのは。
最初は本当に僕、今住んでるお家をセルフビルドで建てたり、畑やってみたりっていう時に、
一人で始めるって、なんか怖いなと思ってて。
すごい大変だし寂しいし、どうせだったら仲間とやりたいなと思って。
本当は村作りから始めたかったんですよ。
そうなんですね。
で、みんなでワイワイやりながら作ったらいいじゃんっていう。食べるものとかスマイルを一緒に作ったらいいじゃんと思ってたんですけど。
当時はやっぱりいろんな人にそういう夢みたいなものを語っても、なかなか賛同する人がいなくて。
まあすごいけど、いや俺はいいかなーみたいな感じで。
27:02
なるほど。
だったら自分一人でやるしかないし。今思い返せば夢だけ語ってたんですよね、当時ね。理想ばっかり。自分まだ何もできてないのに。
それはそうだよな、誰もそんなとこ乗っかってこないよな。
で、自分でせこせこせこせこなんかとんてんかんてんやって。のらりくらりやってましたけど、やっぱり嫁さんと会って。
子供も生まれたりしたら、これもうちょっと頑張らなきゃなってなって。
で、一気にここ3、4年で本当に一気に進みましたね。
うん、そうですよね。
一気に電気もグリッと化して、水湧いて、湧き水使って。
っていうね、食べ物をどんどん自給してっていう。自給率どんどん上がってみたいな。そうですよねー。
そうになったので、やっと自分たちの暮らしっていうのを、本当に人に進めれるなーっていうふうにやっと思えて。
だんだんね、やっぱりどこの田舎も抱えてると思うんですけど、周りの高齢者さんとかが、だんだん畑できなくなったとか、なんだとかっていうのをよく聞くんですけど。
うちも恋愛じゃなくて、うちのじいさんがそれまでグイグイやってた田んぼだとか、果樹園とか畑とか。
なんかそういうのが、もう自分やれんとかって言い始めて。最初はうちの母親とかもやってたんですけど、なんやかんやうちの母親ももう70半ばぐらいで。
だんだんしんどくなってきたっていうことになり、じゃあうちらの番か?っていうのになり。
じゃあ、いざやるぞって言っても、「いや、広すぎるし、この畑!」って思って。
これ、やっぱりみんなでやった方がいいよねって思って。もちろん機械とかを新しく導入して、あとは自分の手作業を減らすために農薬買ってきたり、化学費をパパパってまいて済ませるっていうこともできなくはないんですけど。
子供とかの健康とか考えると、なんかできれば使いたくないな、そういうのを。やっぱり手作業を手動かしてなんぼで、本当にそれで食べるものとか作っていきたいなと思って。
で、やるにしてもどこまでの時間と労力を年出できるかって言ったら、自信なくて。
で、一回ちょっとこういう暮らししてみたいっていう人いないかなと思って募集したら、友達が集まってくれたっていう。
今は入れ替わりある? 今日は3人?
今日3人で、あの3人が外から来てる人で、県内の子もいるんですけど、ちょっと奥の方から我が家に来て。
30:10
まあ、いそおろしてるんですよね。常駐してる。我が家村人って呼んでるんですけど、だいたい我が家にいつもいるので。
常駐してる3人と、日々同じような作業をして。今年、今んとこ結構ね、いい感じで回ってますね。
去年はうちら家族だけで果樹園も広いほうの畑もってやったらもうダメでしたけどね。
今は結構うまいこと回ってますね。
大体どのぐらいのスパンで入れ替わりってあるんですか?
村人に関しては僕からは別にこの1期生2期生とかみたいに入れ替えようかなとかっていうのは全然なくて。
参加してくれる人のリズムにとにかく合わせていく。 人によってはとりあえず無期限で参加してる人もいれば、
冬が来る前にもうどっか行きます、別のとこ行きますっていう人もいるし、さまざまなんですけど。
うちはこうだからってあんまり言いたくなくて、うちはこういうルールでやってますとか、大群はこうですみたいなっていうよりは、
本人たちのニーズに合わせてとにかく進めないと思って。
世の中はわりとシステムに人が合わせなきゃならないっていう感じなんですけど、逆に人に合わせてシステムを作るっていうようなやり方が、
なんかうちのコミューンの特徴かもしれないですね。 そうですね。いやでもそれすごくよくわかりますね。
いろんな人いますからね。いろんなシステムが必要だと思うんですよ、本当は。
なんかコミューンって言うとほら結構、まあいろんな意味合いがあるでしょうけど、もう社会的な意味だとなんていうんですか、思想を一緒にする人たちとか、
なんかそういう一昔前はそうだったんじゃないかと思うんですけどね。
なんか今のコミューンって言ったらなんか今の形が結構いいんじゃないかなっていう。
ここがね、ちなみに今、我が家の、我が家じゃない、我が村を見渡せる高台で、便園風景だったり、
元の福知村ってとこがね、よく見える場所ですね。
でここに収穫した稲を干すんですよね。秋に収穫した。
なるほど、それがこの辺なんですね。
へー。
いやでもコミューンはね、なんかね、面白いっすよ。なんかね、毎日いろいろなことが起こるんで。
33:05
いろんなことが起こってますか?
毎日ね、なんだろうね、まず御用機器を一緒に連れてって、問題解決に当たったりとか、でまたいろんな本人たちのキャラがあるので。
だいたい若いので、こっちが40代仲間の僕が当たり前だと思っていることが、全然本人たちには染み込んでなくて。
え、嘘?今そのタイミングでその作業する?みたいなのとかをやられたりとかね。
そのジェネレーションのギャップも感じつつ、日々彼らの成長っていうのを促したいので。
毎日なんとなくプログラムを組むんですよね。自分なりに。ほとんどアドリブなんですけど。
いきなりロープを結ばせたりとか、いろんなのをやるんですけど。その都度、いいレスポンスがあったり、もうグイグイ来るんですよね、彼らの。
なんだろうな、学ぶ気持ちがやっぱりすごいんだろうな。で、こっちもすごい刺激になって。
で、僕もSNS、今まさに今の4月から、TwitterとInstagramを始めて。
え、マジですか?
そうなんですよ。それを知らなかった。
Facebookだけをちんたらやってて。去年なんてほとんど更新してないんですけど。
それを、今、コミュニケーションが始まったし、彼らを紹介したいっていうのもあって。すごいほぼ毎日上げるようにしてるんですけど。
え、そうなんですね。
そしたらね、「あ、毎日いろんなことやってるな、お前ら!」と思って。
一般の人からすると、結構毎日のようにイベントというか事件が起こっているというか、そういう感じなんだなぁと思って。
僕自身もその投稿を見直して、「あ、毎日いろんなこと起こってるな。」って。
もう季節によって、いろいろありますからね、漫画屋は。
この間、やっとタフ屋はありましたよ。
あ、そういうの食べましたね。大きいんですか?
そんな大きくないんですよ。面積で言うと5タンブぐらいなのかな。
5タンブ、5000平方メーターぐらいなんですけど。
うちの場合はタウン駅走った後も、しっかり苗が植えらさってないところに苗を足していくんですよね。
足していくので、結局タンボに入って歩くんですよ。
タフ屋住んでてください。
そうなの?
タフ屋住んでると、テレビを見るからください。
そうそうそうそう。
テレビは何も見なくていいんだよ。
もっと目の前の大事な人を見てあげて。
まあ、何でも許してください。
本当?全然大丈夫ですから。
何の仕事をしてるんですか?
あ、これキミさんのとこ?
キミさんのとここっち。
キミさんこっちでしょ?
あれ、前キミさんこっちやってたときもあったと思う。
あそこね。
36:00
あ、そうなんですか。
どなたに貸してたか全然、僕、じいさまから聞いてなくて。
あら、そうなんですね。
タヌスめ、タヌスめ。
本当?
タヌス屋住んでてください。
本当?
待ってます。
ありがとうございます。
宣伝してもいいの?
宣伝してもね。
だって、和芸能帰ってくるかって言ったらそんでもないからね。
やっぱり知ったどころでって話だからね。
その後のアクションがない限りさ、やっぱり意味ないなと思う。
タヌスめ。
あ、タヌスめにしてる?
じゃあ頑張る俺。
頑張ってくださーい。
頑張ります。
そちらも農作業頑張ってください。
ありがとうございます。
お、カーブ。
すごいなぁ。
えー。
さすが有名人ですね。
そうなんすよね。テレビってやっぱりね、怖いっすよね。
僕は知らない。向こうは知ってるんですよ。で、僕は全く知らないんですけど、向こうはものすごい親しげに来ますからね。
あんぐらいの距離感なら全然いいんですけど、もうグイグイ来る人見て。
もうびっくりしますね、なんかテレビって。テレビってなんだろうって、ちょっと思いますね。
環境変わりました?
環境自体は別に変わってないんですけどね、やっぱり矢島は増えましたね。
家の周りをウロウロする人。
で、2ヶ月に1人くらいかな、なんかグイグイ敷地に入ってくる人がいるみたいな。
で、やんわりちょっとおかしくないですか?っていうのを言いますね。
逆の立場だったらちょっと困りませんか?って知らない人が急に家の中に入ってくると怖くないですか?っていう。
そう言うと大体の方はわかってくれますね。
あ、そうですよね、失礼いたしました。
なんか変だなぁと思いますね。
いやすごいな、あのおばあちゃんたちはなぁ、元気だなぁ。結構年いってると思うけど。
なんかうちの畑借りてたおばあさんもいたなぁ。
で、そのおばあさんがもうやらんって言って返してきたので、それで今うちらヤルハメになっちゃったみたいなところもあるんですけど。
でも畑自体はやっぱりもう少しやってもいいかなぁとは思ってたので。
特に大豆とか小麦とか、やっぱりその穀類ですね。
そういうのは家の前の家庭産園でやるよりは、ちょっと広いところで一気にやったほうがいいんで。
なんかちょうど良かったんですけどね。
何箇所があるんですよね。
今、果樹園、果樹がメインの果樹園って呼んでる畑がどんぐらいかなぁ。2段分ぐらいあるのかなぁ。
もう一個、もうだらーっと広い3段分の畑があって。
そっちではお野菜、大豆。
お野菜もかぼちゃとかそういうのもかなぁ。
39:02
日々の収穫っていうよりはある時期に一気に摂るっていう。
そういうあんまり手間がかかんないものがそっちでは主にやってて。
あとは大豆、麦ですね。
やってますね、そういうのね。
こっち向かうとどの辺に行くんですか?
まさにね、さっきしゃべった3段分の畑の方に行きます、実は。
なんか林ですね。
林があって、また向こうに少しお家があったりして。
たぶん元々ここはただの山だったんですね。そこがもう団地になって。
だから我が家はちょっと変な暮らし方してるんですけど、団地と団地の狭間で暮らしてるんですよね。
ほんと直線距離で我が家から200mも離れてないんじゃないかな、この団地の方のお家とはね。
だけどそのくらい離れてるだけで全く暮らし方が変わるっていう。
インフラ頼ってませんみたいな。
そこは我が家の場合面白いのかなと思いますね。
別に山奥でそういうことしてるわけじゃないっていう。
そうですね、確かに。
山奥じゃないとそういう暮らしできないっていう思い込みされてる方も多いんですけど。
いや、なんもなんもっていう。
住むの街中ですよね、やらかに。
そうなんですよね。
あっちだった。
ここは歩かなくていい、その距離なんで。
ここのT字路を左に曲がっていくと我が家の方に出て。
畑はこっちなんですよね、この右の方に行くと。
だからその畑までも歩いて5分か10分かな。
子供連れて10分かな。一人でスタスタ歩けば5分で着きますね。
でも天気良くて良かったですね。
そうですね。
雨で撮る時もあるんですか?
ないないです。
あ、そういう感じ。
中止します。
ヨミシさん、聞いてみたかったんですけど、テレビに出る時の発動ってなかったですか?
全然なかったですか?
うちはでもそんななかったっすね。
僕は勝手ながら、今の世の中の大半の人が生活してる生活の仕方ってちょっと問題あるよなと思ってたので、
やっぱりこういう暮らしもあるんだよっていうのを知って欲しいなと思ってたので、
42:05
細々とFacebookやら、親村さんにお声掛けいただいたYouTubeとか作ってみたりして発信してたので、
やっぱり知って欲しいなっていうのがすごいありましたね。
気持ちが強いんですね。
昔はね、ただの目立ちたがり屋で生きてた時期もあるんですけど、
今はもう全然そういうの、目立ちたいっていうのはないんですけど、
とにかく暮らし方っていうものをもう一回皆さん考えて欲しいなっていうのがあって、
なんでもうテレビ出るってね、さっきみたいにめんどくせいにいっぱいあるんですけど、
やっぱりね、出ないことには伝えれないしなと思って。
だからそこですかね。
だから人柱だと思ってやってますよ。
もう多少叩かれてもいいから伝えたいっていう。
あ、そうですか。
結構ね、コミューンで助かってるのは、やっぱ仲間がすごいいつもうちにいるので、
うちのうち3人家族、プラス3人の村人で今6人家族みたいな感じで暮らしてるので、
なんかね、そういうヤジウマさんとかなんか厄介な人来ても、
なんとなく数でね、ちょっと圧倒できるところがあって。
なんかその数の安心感ありますね。
確かに確かに。そうですよね。
理解者がもう多いってことですよね。
でね、こっちに着きました。ここの畑です。
で、こないだ上映会したビニールハウス、これです。
そうそうそう。どうでした?
結構ね、良かったですよ。
お客さんはすごい良い方が多くて。
いろいろトラブルありましたけどね。
タイチがプロジェクターのスイッチ切ったりとか、いろいろやらかしてましたけどね。
ビニールハウスで映画の上映会はやったんですね。
まあこれを社交して、フルシートとか廃材。
このハウス自体も廃材なんですけど、
さらにその廃材をどんどんまたシート類をかぶせて、何歩でも社交して。
で、ここで上映して。
ここにスクリーンをやって、スピーカーもつけて。
無償で借り貸してくれる友達がいて、ギフトをいただきましたね。
で、もともとここハウス建てる予定がなかったんで、
もうハウスの真ん中に麦が植えらさったんですよね。
本当はこのままあっちに麦が続いてるんですけど。
でももう上映会だからって言って、これ借り取るのも我が家らしくないなと思って。
もうそのまんまにして上映してるんですね。
なんでこの麦がね、今本が付き始めてるんですけど、
本が揺れる中でみんな映画を見てたっていう。
へー。
うん。
でも面白いですね。なんかね、映画とかイベント企画するのは結構好きで。
やっぱそういうことをしないと伝えれないことっていうのもあるので、
45:04
イベントごとだと人も来やすかったり。
そうですよね。
やっぱ普段日常生活してる時に急に人来られると困るんですけど、
やっぱりこちら側がイベント企画して、
さあこの日はどうぞっていう時は本当にいろんな人に来てほしいし、知ってほしいので。
もうくったくたになりましたね、やっぱりね。
このビニールハウスも前日にやっとできて、完成して会場も。
当日は雨降るしみたいな、またいろいろな対策をさらにしなきゃいけなくて。
雨対策しなきゃいけなくて。
うちのコミューンも我が家村人のほかに周辺に普段ちゃんと住まいがあって暮らしてる、
コミューン賛同者もいて、そういう人は通いでくるんですよね。
そういう通い村人っていうのもいて、うちの我が家村人と通い村人。
スタッフ10人ぐらいになった頃ぐらいで駐車場整理やら受付とかいろいろやって、バタバタとやって終わりましたね。
もう5回も上映しましたからね、1日に。
もういろんな人に見てほしかったので、とにかく回数、回転数増やして。
で、上映と上映の合間に、もう我が家の見学会っていうのも入れて。
5回上映、4回かな、その間に4回入るんですけど見学会が。
4回の我が家の見学会で僕はガイドをして、上映の前後は挨拶してスイッチをしてみたいな。
もうずっと動いてましたね、当日は。
忙しいですね。
忙しかったですね。なんで僕もあんなスケジュールを自分でやったのか。
たぶん自分でね、そういうのを作って組んで、自分でただヘトヘトになってるだけなので。
本望ですけどね。誰かにやれって言われて、それやらされてればもうたまったもんじゃないですけどね。
この辺もずっとですか?
そうですね、あのタッチキンぐらいまで。で、クランクとかね、L字尾にペコンと凹んで。
で、その林のこの手前までですかね。
あー大きいですね。
これをね、ほとんど機械を使わずに農作業してるので。
今もうまさに麦が風で揺れて。
たぶん品種違うんですね、こっちとそっちが。
もうこの辺も全部嫁さんに任せてるんで、僕は分かんないです。
麦としか分かんないです。品種がちょっと分かんないですけど。
で、こっちは今村人がやってるエリアで。
この並びで何ウネあるかな、1、2、3、4ウネぐらいあるかな。
こっちがダンサーのスペースで。
で、あっち方向にウネがあるのがペンちゃんっていう女の子のスペース。
48:01
で、麦挟んだまた向こうのあっちのエリアはシモティっていうね、人の畑で。
それぞれ自分の畑を持ってみましょうっていうので。
すごい贅沢。
もう好きなものを、種は我が家から好きなものを選んで植えてみましょうと。
みんな本当に自給自足のスキルがあって来てるわけじゃないので。
もう本当にゼロの人が、3人ともゼロですね。ゼロからスタートで我が家に来てるので。
ただ言われたことをやるよりも、自分で何の種を選んでどこに巻くのか。
じゃあウネの高さはどうするのかっていうのを自分で調べたり。
うちらもアドバイスはしますけど。
そういうのを聞きながら、自分の畑をちょっと小さくてもいいからやってみるっていう。
そんなコーナーですね、ここはね。
人それぞれなんでしょうけど、何かを学びたいと思ってきてるんですよね。
そうですね。
今来てる村人さんは、まだ石表示ちゃんとしてくれてない人もいますけど、
もう表示してくれてる人は、自分のお姉さんがいて、
お姉さんが今後山の奥の方に移住して自給自足暮らしをしたいと言ってて、
弟である自分自身もそういう暮らしがしたいし、
お姉さんを支えたいから、ここでしっかり学びたい。
そういう人もいたりして。
いずれは出てくるんですけど、ここから。
でもまあね、卒業というか、やっぱり育っていくという意味で。
だからここは本当に練習道場というか。
だから今後ずっと暮らしていきたいここでって思う人は、
土地もあるので、我々はいろいろ宅地の空き地もあるので、
そういうところに自分でお家建てて定住してもいいし、
またどこかに行ってもいいしっていう。
そこもみんな自由という。
基本的には自由。
日々お金が欲しいというか、
例えば車買っちゃってローン払わなきゃっていう村人もいるので、
そういう人には周辺の知り合いの農作業のバイトとか、
うちの御用機器をお手伝いしてもらって、
一応現金の収入もちゃんとあるような状態にして。
とにかくうちは半日かな、半日以上我が家のお手伝いしてくれれば、
その日の晩御飯はもう食べ放題みたいな。
残りの半日は観光しに行ってもいいし、
どっか中井田家とかトレッキングしに行ってもいいし、
51:02
本当に自分だけの畑に集中したいんだったら、
もう半日それやってもいいしっていう風に。
とにかく一日の中でも一応自由な時間も作れますよっていう風にはしてるんですけど、
とにかくみんな覚えたい覚えたい、やりたいやりたいっていう人なので、
ほぼ一日我が家のお手伝いしてますね。
もういいんだよって言ってるんですけどね。
自分たちの空間作りを充実させていってもいいんだよって言ってるんですよ。
すごい。なんかね、昔から家族だったみたいな感じしますね。
最初はね、はじめましてって感じなんですけどね。
すぐ溶け込んで。
多分世界がこうあってほしいなとか、
なんとなく僕らが家族の思い描いてるのと、
近いものが日々、
こうあってほしいなこの世はっていうのが、
多分ある程度一致してるんでしょうね。
だから向いてる方向が一緒っていうか。
そこが共有できてるから、
なんとなく家族っていう感じがしますね。
話してても面白いですもんね。
やっぱりダイレクトに伝わって、しっかりレシープしてくれるので。
なるほど。
どうしですよね。
どうしと一緒に過ごす時間ってこんなに楽しいんだ。
日々忙しくなんやかんや農作業したりね、
DIYでこうやって作ったり、
ご用機行ったりって忙しいんですけどね。
全部生きるのに直結してるので、みんな。
誰も文句言わないしね。
やります!やります!って感じで。
休む?って言っても、いや大丈夫です!って言って。
無理すんなよって感じで。
そうだ、親物さんね。
さっき畑も紹介したんですけど、
ここもね、うちの土地で。
ここは何ですか?
ここはね、団地の中にある宅地の、
文城地みたいになってるんですけど、
別に売ろうっていう気がないらしくて、
うちのじいさんが。
じゃあなんでこうしたのって言ったら、
ひとまず子孫たちが家建てたいって言うときに、
ここに建ててみんなで仲良く暮らしたらいいだろうみたいな。
それは誰にも確認しないで、
いきなり莫大な金をかけて、こういう土木工事して。
ただただ、毎年何回もここ草刈ってるだけなんですよ。
この2段ですか?向こうも?
向こうもなんですよ。
その大きな建物が、
うちのじいさんの弟さんがやってる自動車の整備工場で、
そこに少し貸してるので、
54:00
ちょっとね、スクラップの車置いてるんですけど、
ほんとここ3段あって、
この下も3段あるんですよ。
で、道路挟んだ向こうの3段もうちのものなんですよ。
だからもう、ここで定住したい人はどうぞここで家建てで暮らしましょう。
一緒に畑やりましょう。
一緒に生きていきましょうみたいな。
完全に村できるじゃないですか。
できるんですよ。
でね、団地近くて、
でインフラも整ってるので、
飲食店やるのもいいし、
お店やるのもなんかすごいやりやすいんですよね。
ほんとだ。
カフェやりたいなと思ってます。
そこで採れたお野菜使って。
できますね。
うちのハーブのお茶出したり、
僕自家焙煎コーヒーするんですけど、
そういうコーヒー出したりとかしてね。
いやー、来ようかなと思っちゃいますね。
ねえ。
いやー、来てよ。
ここはいいでしょ。
いや、いいんですよ。
材料は廃材、今もうそっちの方なんて廃材置き場になってますけど、
もうあの辺に家建てる材料ほとんどありますから。
あと屋根材ぐらい買えば、とりあえず雨風しのげる小屋建ちますからね。
いいですね。
そして助け合いながら生きていく。
本来人ってそうだと思うんですよね。
なぜかお金お金になっちゃって、
助け合いすらお金で交換されるような世の中になっちゃったんですけど、
本来は困ってる人を助けるのにお金もらってる場合じゃないんですよね。
お金がどうのって言ってる場合じゃなくて。
本来人間ってそういう優しさもちゃんとあるはずなんだけど、
お金お金になるとね、なんかその優しさがなくなったり、
余裕がなくなったり、自分自身もお金で苦労してるとかなると、
やっぱり困ってる人探してお金ちょうだいになるし。
そういうのから脱した村作りがしたいなと思ってたので。
そうですよね。
ダイレクトに食べ物作れれば、住まいを作れれば、
もうだいたいお金いらないので、
あとはちょっとスマートフォンでネットをやりたいんだったら、
月々何千円か払えばいいんだし、
それだけ少し稼げばいいんだし。
あとは税金だとか何とかはね、
もうその稼ぎに応じてちょっと支払っていけばいいわけだし。
まあしんどかったら協力してやればいいじゃんっていうのが、
このコミューンの目的ですね。
なんやかやめんどくさい世の中だけど、
なんか一緒に生きてきゃ何とかなんじゃねえみたいな。
ほんとそうですね。
ざっくり言うとそういうコンセプトですね。
57:04
今日ほんと天気良くていいな。
気持ちいいですね。
ここ結構風の通り良くていいんですよ。
見渡せるし。
今シルバーの屋根、あれが今まさに建ててた途中の小屋で、
で、あそこにダンさんが住みます。
あ、そうですか。椅子なんかも置いてましたね。
今農産業の休憩スペースにもなって、
あれも映画の上映会の時までに作ろうって言って、
で、トイレだけでもちゃんと作って、
参加した人が使えるようにしようって言って、
それもギリギリ間に合って、
前日にやっとトイレの壁にもかけれるようになったっていう。
ギリギリでやってますね。
いやでも面白いんだよね。今の20代。
村人3人のうち2人は20代なんですよね。
でも今の20代ってやっぱ面白くて、
しっかり自分のペースを持ってて、
なんぼイベントで、もう今日は間に合わないからこれこれまでやるよって言ってるんですけど、
もうこだわるんですよね。自分の仕事にね。
いやここの床が上手くつかないからもう一回やっていいですか?みたいな。
いやいやもう床あればいいよって言ってるんだけど、
いやちょっと自分こだわってみたいんで。
イベント明日だよっていう状態でもうそういう感じになったりして。
2人ともそうなんですよね。
自分のペースとか自分のしっかりした顔を持ってるっていうか。
だから彼らを見てて、ジェネレーションのギャップも感じるんですけど、
やっぱり顔を持つっていいなーってなんか思いましたね。
いや面白いなーほんとになー。
いやー気持ちいいここは。
風通るっていいんですよね。
場所によってはやっぱり淀む場所もあるので風が通らないとか、
木が荒れて森が荒れてやぶになってたりすると風全く通らなかったり、
水が溜まるとジメジメするしとか。
ここは割と空っとしてていいんですよね。
いい感じでこの草が揺れてる。
いいんじゃないですかここ。
ゆったりしてますよねこの団地で暮らしてる人もね。
高齢者は多いですけど。
うちの御用機器のお客さんもほんとこの辺に住んでますよ。
いっぱいちょこちょこっと。
家からも近くていいんですよね。
こういうので困ってんだけどどうかなります?みたいな連絡来て、
1:00:01
じゃあ10分後に行きますみたいなそういうノリでやれるので。
ささっと1時間ぐらいで作業して2000円いただくみたいな。
すごい社会貢献ですよね。
なんか知らないけどそうなりましたね。
御用機器やるといろいろ社会が見えますね。
人ってこんなので困ってんだなとか。
困ってるけど自分の息子とかそういう人に言えない高齢者が多くて迷惑かける。
息子さんどこにいるのっていうとすぐ隣の八戸住んでるとか。
すぐその場にいるんだし何かあったら呼べばって思うんですけどね。
それが言えない社会になってるっていう家族なんだね。
家族には言いにくいってことですよね。
それこそコミューンが必要なんじゃないですか。
そうかも。
高齢者が高齢者の方々でコミューン作ったら面白いんじゃないかなと思って。
昔話しながら。
年金もらっていればひとまず気持ちいい思いはしなくていいからちょっとずつお金使いつつ。
身体元気な人は畑やってみたりして。
なんかいいような気がするんだよな。
昔はそうだったはずなんですけどね。
どこにも市町村っていう区切りじゃない小さな集落みたいな村のコミュニティがあって、
その中で協力して大変な人いたら助けてっていうね。
でもなんで消えちゃったんだろうなみたいな。不思議なんだよな。
そうですね。
でもなかなかないですね。このおじさん二人で散歩するっていう。
ないですよね。
しかもそれをなんか録音するみたいな。
面白いなあ。さすがですね。
いやそんなさすがっていうか。実験ですよ。
うちらもそうですね。コミューンもそうですし。
毎日我が家の家庭レベルでも日々実験してるようなもんなので。
どうなるかわかんないけどやってみようみたいな感じですか?
そうですね。
ぼやーっとですね、なんとなくの着地点をイメージするのは。
1:03:06
とりあえずやってみて、失敗だったらまあいいや。
とりあえずジャンプするみたいな。あとは飛びながらどのへんに降りるか考えるみたいな。
一番怪我しない方が着地してる。
そうですね。
みんな先のことを考えすぎなんじゃないかな。老後のことを考えて保険かけなきゃだとか。
なんか貯めなきゃとか。
なんか先のことを考えすぎて今をね、おろそかにしてたり、目の前のこと見えてなかったりってあるので。
そうっすよね。誰にもわかんないから不安でしかないですよね。将来のことって。
確かにね、わかんないことを考えてもしょうがないみたいな。
お、今向かいから村人のペンちゃんが。
ペンちゃん重いんじゃないですか、水。
大丈夫、まあ筋トレか。筋トレだね、水やりだね。
いや、大変。
ペンちゃん優先して。なんかあったらLINEしますんで。
全然大丈夫大丈夫。
彼女は21歳。
そうなんですね。
1年社会人やって、その社会人中に1回我が家に研修で、1泊2日で来たのかな。
何かやっぱり感じるものがあったらしくて。
その後我が家の本が出ました。本買って読んでくれたみたいで。
コミュ音やるって言ったらもう来ますみたいな。
一応本人の中では買って終わったみたいなんですけどね。
でもね、気がついたら出会って1年経つ前にこのコミュ音で一緒に暮らしてるみたいな。
彼女がまた天然で面白いんですよね。
すごいですね。僕、下宿のおばちゃんみたいに細かいことチクチク言ってますもん。
そうしないと彼女が心配でしょうがないっていう。それぐらいもう天然で。
いろいろ。
でもそうなんだよね。やっぱり生きることに直結した知識って、みんな学ばないで大人になっちゃってるから。
いざこの暮らしを一緒にした時に、マッチの擦り方それ?みたいな感じなんですよね。
それじゃいつまで経っても火つかんよっていうのだったり。
本当、基礎なんですけどね、この暮らしのある意味で。そういう基礎的なことがわかんなかったり。
いきなりそんな太い薪に火つかんよっていう付け方したり。
1:06:01
それは僕も知らないことたくさんありそうですね。
結構驚きの連続で。たぶん本人たちも驚いてると思いますね。
こっちはここ曲がって戻るんですけど、こっち行くとまた団地が広がってるんですよ。こっちの方がめちゃくちゃ団地多いです。
こっちがもうほぼ住宅、宅地が埋まって、あっちが今通ってきた、あっちにまた広がって。
あっちは途中で止まったんですけど、空き地もあっちの方が多くて。
こっちは結構道々と住宅が広がってて。
すごいですね。幼稚園も幼稚園として機能してるんですね。
何年か前にここなくなって、別の隣の地区の方と統合しましたよね。
うちらがあそこで暮らし始めた時はまだやってたから、ここ2,3年でしょうね。
今、備品の置き場所になったり。
名称は変わらずなんですけど、別のところに移動して。
送迎バスはここから出てるんですけど。
空き家問題もすごいですよね。
どうするんだっていう巨大なゴミがずっとあるわけですからね。老朽化して。
壊すにも捨てるにも何百万かかっちゃうので。
そのまま放置されて、それを建てた世代はなくなって。
その子孫が、「え、なにこれ、うちのもんなんですか?」っていう物音を背負わされる。
いろんなことでそれ多いですよ。
ご用機でもあるんですよね。
それの不要品を持ってってくれとか、小屋とか壊してくれとか。
なかなか圧倒されなく世の中去るって難しいよなって思いますね。
そうですよね。
よいさんもよく言ってるし、本にも書いてたけど、自分たちは、
今のゴミ、どうしようもないゴミは残していきたくないってよく言うじゃないですか。
これでも、今の空き家だけじゃなくて、いろんな分野で起こってますよね。
多いんですよね。
なんか思うのが、うちの若い村人たちもそうなんですけど、
例えば家だったら、家という一つとしか見てないですよね。
1:09:00
家という一つ。
僕とかだと、この家は外壁はこの素材、ガラス入ってサッシはアルミとか、土台は何々とかっていうふうに細分化して素材で見たりするんですけど、
そうすると、これはもう土に還ないもんだから使いたくないとか、
っていうような線引きができていくんですけど、
世の中の人はなんとなくお家欲しい。
高機密、高断熱、温かいお家がいいみたいな、
結構それだけでいくので、
じゃあ素材はどうなんだ、これは土に還るんだろうか、これは人体にはどうなんだとか、
コストはどうなんだとか、どっからやってくる素材なんだとか、
そういうのあんま考えないんですよね。
お金払っちゃうと投げれちゃうので、あらゆることを任せれちゃうから、
でも考えなくなっちゃうんですよね。
だから見てるようで何も見てなかったりするっていうか。
いやー、なんか、すごすぎない?
今、自らお帰り見てましたけどね。
確かに物差しが少なすぎるんだと思う。
ほんとね、昔の人はそういう細かいところ見てたので、
山入ってもただの山、森っていう言い方じゃなく、
ここには何の木が生えてて、これは樹齢段何年ぐらいで、
これは切ってもいいとか、これは食べれる実が成るとか、
これは毒があるとか、これは被れるやつだとかっていうのを
やっぱり一瞬で見分けてたんですよね。
ドクターヘリ。
こんだけ情報が手に入りやすい世の中なんで、
みんないろんなこと知らないっていうか、大事なことこそ知らないっていうかね。
どうでもいいこといっぱい覚えちゃって。
いやー、そうですよね。
結構南部地方、坂多いんですよ。
多いですね。
結構疲れるんですよね、散歩も。
津軽行くとやっぱすごいなと思うんですよね、あの部屋は。
津軽部屋だなと思うんですもんね。
で、ドーンと岩木さんあったりしてね。
あの風景はなかなかにいいなと思うんですけどね。
こっちは結構起伏があるのでね、なかなか開けた風景って拝めなくて。
この起伏のおかげでうちみたいにね、サッと掘ると水湧いたりっていうのもあるんですけど、
やっぱり山があると、そこがダムの役割をして水貯めてくれるので、
何かきっかけがあれば、どっかから水出てきてくれるんで。
そういうの考えたときは山とかいいなと。
ちょっと複雑なこの立地があるから、ちょっと森林がまた多様化するっていうのもある。
1:12:06
いいんですけど、こうやって散歩するときはしんどいですね。
ちょっと息切れますね。
あれとかもね、だいぶ前に火事になった家だけど、そのまんま、あのまんまなんですね。
誰の家かもわかんないですけど、どうすんのこれって。
火事になってもあんだけ残ってるってことは、燃やしても燃えない素材だから。
それどうすんですか?ってなると粉々にして、どっかの山で埋めるしかないっていうか。
山か海で埋めるって。
あんまりよく見えないかな。
今なんもやってない畑があって、あの子の左隣がうちの果樹園で。
梅とかりんごが主にあるのかな。
梅、りんご。
あとはちょっと遊び程度に桃とか梨とかあるんですけど。
もうそれはうちが植えたんじゃなくて、うちのもう95歳の未だに現役なじいさんが。
あと先考えずにどんどん植えたやつで。
少し空間もあるので、畑も少しやってますね。
でもだいぶ薄そうとしてきたな、やっぱり。
もうここから見えなくなっちゃった。
見える感じだったんですね。
ここら辺もあんま見えないかな。
なんか見えるかと思ったら見えなかったから、もうちょっと降りていかないと。
いいんだか悪いんだか工作されてないところの間にあって。
本当ここをね、道路からだと下っていって。
で降りてくるとこんな感じです。
広いですね。
そうですね。
昔はがっつりりんご園をやって。
なんかやっぱり売ってましたけどね、市場とかに。
現金化するためのシャツですね。
なんかペットボトルのゴミ持っちゃってた。
今ゴミ拾ったんですね。
さすがですね。
なんか気づいたら拾って。
なんか知らないけど形整えたりしてましたね、歩きながら。
全然気づかなかった。
なんか持ってるな自分と思って。
1:15:00
この辺ちょっとね、りんごがね。
今本当に去年ぐらいから完全に無農薬でやろうとして。
去年はほとんど取れなかったですね。
ちょっとなってたり、村人さんがちゃんと適化してくれたりして。
本当木に負担がかからないぐらい今ついてる。
病気になってもあえて枯れちゃうのもあるし。
間に合わなかったな、なんかいろいろ。
オスを散歩したりとか。
やっぱ何年かかかるんでしょう?
かかると思います。
もう特にこの辺の樹齢だと、もういいおっさんになるまで薬漬けできてますから。
かえって若い木の方が適応能力あると思うので。
なんか10年ぐらいかかるって言ってたような気がする。
長いですよね、人の時間からすると10年って。
そうですよね。
10年収穫できないみたいな時間があるわけですもんね。
でも面白いですね、人時間で言うと長すぎるっていう。
自然の時間を意識しないとね、やっぱり。
こっちはサクラモかな、南部町の名物の。
木自体が弱っているので、本当ね、数えるぐらいしか実がつかないですね。
これはうちのじいさんが農薬やっててもそんな感じだったんだけど。
多分もう木の寿命か、なんかかな、もっと根本的な問題かもしれない。
あっちは梅ですね、そっちは梅。
うわ、梅なってるな。
ちっこいやつがいっぱいになってますね、今ね。
いっぱいなってる。
梅は、梅はだけは去年無農薬のやついっぱい取れて。
梅干しにしたらめっちゃうまいのできましたね、去年は。
梅の方が強いんですかね。
うん、強いと思いますね。
いや、すごいいっぱいなってますね。
本当は適化してやるともう少し大きくなると思うんですけど。
もううちはもうとにかく時間が、あんまり手間かけたくないんですよね。
別に商品作ってるわけじゃないので。
とにかくそこからの恵みにありつければいいので、
ちっちゃかろうが大きかろうが、もうありがたく頂戴しますっていう感じです。
はい。
本当に。
もう全然実らない時もありますしね、リンゴとか本当去年はほぼ全滅だったから。
今年でもほんと村人さんよくやってるなぁ。
ついてますよね。
ついて、つきすぎないようにちょっと落としてくれたりして。
オスも散布してくれてるんで。
朝ね、5時とか6時ぐらいに起きてやってくれる人もいて。
1:18:00
別にやれって言ってるわけじゃないんですけどね。
暇だったらこういうのをやっといてリストみたいなのがあって、
それ見て、じゃあ行こうみたいな感じで朝から行ってくれる。
このコミューンがどんぐらい成長するのか。
成長しなくてもいいんだけどね、今のままで全然助かってるので。
2、3人村人さんいれば、とりあえず我が家の畑、界隈はみんな回るような感じがあるんで。
嫁さんも子守りできるし、俺もちゃんと子守りの費用をしっかり持てるので。
どうなっていくか楽しみですね。
成長を記録したい感じしてました。
本当ね、記録してくれる人よりめっちゃ助かりますね。
本当に僕はもう大変になってきましたね。
記録して編集とかそういうのができなくなってきて。
すごい興味はありますね。成長って言ったらいいのかわからないですけど。
たぶんヨイジさんとかは別にこうなってほしいみたいなのはないでしょ?
ないですね。
そういうものがどういうふうになっていくのかっていうのがすごい興味ありますね。
でも成長って言葉で言うと、成長ってやっぱ伸びてったり大きくなるってイメージですけど。
お味噌とかで言う、何年か経つと言えば経つほど熟成していくみたいな。
なるほど。
だから熟成の方向にいきたいですね。
変に大きくしても結局生き届かなくなりそうなので。
村人増えても一人一人を見れなくなったりケアできなくなりそうなんで。
やっぱり熟成していくのがいいのかな。
どうやって熟成していくのかっていうのがすごく興味があるところで。
たまにいなくなる人いて、でもまた入ってくる人いて、また新しいスパイスが入って、また面白い味になって熟成していくみたいな。
そうですよね。
でもさすがに草生えすぎだなってね。もう一回刈らなきゃいけないな。
そうですか。まだいけんじゃないですか。
まだ大丈夫ですよね。去年こんなになってからやっと刈りましたからね。実感なくてもう。
今村人さんさんにみんな草刈り機扱えるので。
女性のペンちゃんは電動の方であまり振動がないやつでやってもらってるんですけどね。
男性2人はガソリン引きもやってバンバン刈れるようになったんで。
力強いですね。
また坂を登るっていうね。畑に行くときは下り登って。
だから畑作業終わってからここ登るのしんどいな、しんどかっただろうな、うちのばあさんとかって思いますね。
結構な坂ですもんね。
やっぱりここでいつも畑してましたけどね。
すごいいっぱい仕事してこの坂登ってくるからね。
1:21:03
何だったらその日晩御飯に使う野菜を背負ってたかもしれないし。
そうですね。大変。
でもやっぱり大変だけど生きてる実感すごかったんじゃないかと思いますね。
今日も仕事した食い物作った。収穫がこんだけあった。
よしこれをどうやって食おうかなみたいなことを考えながら帰るわけですからね。
わりとそういうのがピュアな労働だなと思います。
純粋に食い物を作るために働くっていう。
純粋に食うものを作るために働くのが生きる実感に近いんですかね。
なんか僕そう思いますけどね。
今そんな感じしました。
やっぱりみんな遠回りしますからね。食べたいものを得るために。
なんか別のことをして。
すんげー遠いところにいるくせに生きる実感がないんですみたいなのがちょっと嘘っぽくて。
今感じました。
僕も昔若い時に鬱っぽくなって富士山登ったりしましたけど、
やっぱり生きてる実感がなかったんだなと思いますね。
なんかアホみたいにバイトしていろんな仕事していろんな人に出会って友達もいっぱい増えたけど、
結局そこには本当の意味の実感がなかったんだなと思って。
でスーパーの生肉コーナーで、なんだこれ肉は肉、人じゃないや、
人が生きていくために動物がものすごい数死んでるぞみたいなのを急に思って鬱っぽくなっていくみたいな。
そうですね、なんか聞いたことありますね。
ああでも生きるためのものを作るが生きる実感、そこをだんだん縮めていくのが大事なのかもな。
遠回りする場するほどやっぱ本質から遠ざかってると思うんだよね。
吉さんと言うとなんか、いろいろ考えることも多く勉強になります。
本当ですか、ありがたいですね、そう言ってもらえると。
そうですね、やっぱり生きる実感か。
たぶんね、結構ね大変な方が実感を覚えれると思いますね。あんまりそれが楽だとダメだと思いますね。
1:24:00
なんかちょっと種まいて簡単にピョンって収穫できたって言うと、それはそれでたぶん実感なくなってくるんですよね。できて当たり前みたいな。
そこにこういろいろ、なんかうまくいかない、このタイミングか、いやもうあと1週間後に種まこうとか、そういうのをいろいろ考えてやるっていう、
考えていることもすごい生きている実感があるんですよね。
何も食べた瞬間にうまいとか、そこの部分だけじゃなくて、そこに至るまでのことがすごい生きてるなっていう感じするんですよね。
お家作る時とかもね、やっぱりすんげえ考えたりして、自分はここで座ってコーヒー飲みたいなとかっていうのを想像しながら作ったりするんで。
その通りにいかなかったらまた変更したりして、それを自分自身で決めていくのが楽しいんですよね。
お客さんとかそういう人に、こうしてくれって言って、はいはいってやる。そういう人のニーズに応える喜びももちろんあると思うんですけどね。
やっぱり自分自身のニーズに100%応えていけるっていう、この暮らしが一番。
本当に過不足ないですね。生きすぎることもなく不足することもない。
自分自身のニーズね。面白い。
みんなどうなんだろうね。みんなどうやって生きていきたいんだろうね。
今僕、ヨイシさんの話聞いて思ったのは、自分自身のニーズって自分でみんな知らないんじゃないですかね。
なんで?
なんでだろう。テレビ見すぎかな。
わかんないけど。
なんとなく笑って終わっちゃうからね、テレビ見たり。とりあえず笑ったり泣いたりして、すっきりして、はい今日もいい日になったーになっちゃうから。
あ、そっか。考える時間とかなく、ただ時間浪費して一日が過ぎていくみたいな感じ?
とりあえずお金払ってれば、蛇口ひねれば水出て、スーパー行って、カゴに突っ込んでレジ通せば食べ物手に入ってとか。
そうですね。
家賃払えばアパート借りれてみたいな。
そうですね。
家住めてみたいな。
ちょっと、なんかいろいろ考えました。ありがとうございます。
いやー、結構歩きましたね。1時間半か。
そうですね。
半以上歩いてるね。
じゃあヨジさんありがとうございました。
ありがとうございました。
家到着したので終わります。ありがとうございます。