1. 今夜も図面を描きながら
  2. #31 ついに改修工事がはじまっ..
2025-12-11 32:55

#31 ついに改修工事がはじまった〜あげみ邸〜

【今回のトピック】

|小声|SHUREのマイク|あげみ邸の改修工事がはじまった|住みながらの改修工事の大変さ|環境の変化に伴うこどもへの影響|お風呂を借りてる|生活の拠点が和室三部屋へ|和室の居心地の良さ|和室の型|暮らしの変化に合わせるのではなく”外側”から建築を考える|自由に暮らしを考えられるんじゃないか|外的要因が改修の動機|目線より下に暮らし、上に建築|建築の骨格|長く愛するためにモノの寿命や建築の一生を優先|植栽でアップデートする|現場作業で疲労困憊|


ついにはじまった”あげみ邸”の改修工事。

着工に向けた片付けから解体工事を行うなかでの気づきを発端に話をしました。

変化の中に身を置くと、沢山の気付きを得れるものですね。



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サマリー

あげみ邸の改修工事が始まり、家の中のさまざまな場所を移動させる大変さや子供の環境変化に対する影響について語っています。また、仮設のキッチンやお風呂の利用方法、居心地の良い部屋での生活についても触れ、整理整頓の重要性を考察しています。改修工事を通じて、住空間の快適さや建築の重要性について考えており、物や空間の価値が明らかになり、人間の暮らしがどのように変化するかを探索しています。現場の進捗や担当者の心境についても語られており、作業の大変さやカメラの使用についても言及されています。

改修工事の始まり
スピーカー 1
こんばんは、今夜も図面を描きながらです。
建築設計を仕事にしているあげみとふくしまが、
夜な夜な図面を描きながら話していく番組です。
肩の力を抜いて、生活の真ん中にある何気ない気づきを話していけたらと思っています。
こんばんは〜。
スピーカー 2
こんばんは。
夜です。
スピーカー 1
光栄です。
スピーカー 2
子供たちが寝てる場所と近いんでしたっけ?
スピーカー 1
そうなんです。ふくしま2枚挟んでいる緊張感があります。
スピーカー 2
そっか〜。
そうなの。ついにね、2人とも手話のマイクに。
もうあげみさんが買うから。
結局、ちょっとの間の展開だったな〜。
スピーカー 1
プラスとかついてるもんなあなたの。
はい、ここ光ってますもんね。
スピーカー 2
僕光ったやつだよ。でも何もついてない。
スピーカー 1
無印。無印というかSEやな。
スピーカー 2
これでいいんですってやつですよね。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
その差も知らんかったからな。
スピーカー 1
いいやんこれでって思ってたら。
いやでも、かなりお手頃価格で手に入れられて。
うん。
ね。
ありがたい。
お買い物上手。
好きなんです。
これでも今時期ZoomのP4の次のやつ。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
なんていう名前だっけ?
ポットトラックP4ネクスト?
楽しみやな。
スピーカー 2
ね。楽しみや〜。
2個とものイキャンつける必要ないから1個預かるよ。
じゃあいいやん。
お前の物は俺の物や。
そう。コンズメでいい物作ろうよ。
いやでもね、実際そうなのかもしれない。
スピーカー 1
どんだけ差が出るかでも楽しみやな。
僕はP4とSMV7…何やっけ?これ何やっけ?
MV7Xかな?
MV7XとP4ネクストとMV7プラス。
はい。
なんか、なんかな、ちょっとどうかと思うな。
やっぱり。
いつかちゃんと機材の話と編集の話を1回撮りたいね。
そうですね。
スピーカー 2
ゆたかさんともね、お話ししてましたけど、
ポッドキャストをね、始める人がたくさん増えたら嬉しいなって言って、
お話ししてましたよね。
スピーカー 1
そうそう。気軽にね。
やっぱでも、30回ぐらい重ねてくると、だんだんね、
スピーカー 2
あれも欲しいよねっていうのが。
ねえ、出てきますよね。
スピーカー 1
前はマイクアームですよ。
スピーカー 2
すごい。僕そこまで行ってない。
スピーカー 1
せっててんな。そこしか買ってない。
スピーカー 2
そっかそっか。
スピーカー 1
でもノイズキャンセルがあるから、
マイクスタンドでも音消してくれるかもね。
スピーカー 2
うんうん。まあ、その机叩く音とか、なんかそういうのはやっぱ入りますけど。
スピーカー 1
あ、そうなんや。
スピーカー 2
うん。あとは椅子の音とか。
スピーカー 1
そうよね。
スピーカー 2
まあ、基本的には入るんですけど、なんかこうずーっと鳴り続いてる音は消えるんですよ。
消えるっていうか、抑えてくれる。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
だからね、これマイク買って嬉しかったから、
スピーカー 1
一回こう歌歌ったりしてたんですよ。試し撮りの中で。
そしたらこう、あーとかって伸ばすやつあるでしょ?歌の中に。
そしたら、ゆきんみたいな。
スピーカー 2
そう、例えばそうそうそう。
それの時に気持ちよーくこう声伸ばしてんのに、
途中からジュンジュンってこう追ってくんすよ。勝手に。
ノイズって判断される。
優秀な子です。
スピーカー 1
なるほどね。
ポッドキャストよりはな。
スピーカー 2
ね。まあ、そうやって気持ちよく歌うときはノイキャンとか外せばいいのかもしれんですけどね。
スピーカー 1
オフにできる。
スピーカー 2
はい。まあ、歌うっていう使い方しないですけどね。
せやな。
スピーカー 1
いやー、そうそう。で、あれですよ。変化の多い1週間でした。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
めちゃくちゃ疲れました。
スピーカー 2
あれですよね?回収工事がついに始まって。
スピーカー 1
そうなんです。
あと4日で始まるぐらいから本気で家の片付けして、
リビング、ダイニング、キッチン、寝室、全部場所移して、
スピーカー 2
熱出るかと思ったわ。
スピーカー 1
マジで。
マジでもうなんか。
スピーカー 2
だって結構主要な場所ですもんね。
スピーカー 1
家の中で。
あの、今回はお風呂もトイレもキッチンも全部直すからさ。
はい。
で、リビング、ダイニング、あの、もう生活全部移して。
うん。
かつね、アパート借りるとかじゃなくて。
家の片付けと環境の変化
スピーカー 1
うん。
一生家の中にいながら直そうとしてるから。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
これはハードやな。
あー。
スピーカー 2
やし、自宅で仕事をしてますもんね。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
ね、仕事しに出かけるならまだしも。
スピーカー 1
そう。で、今やね、自分も工事してるからね。
スピーカー 2
積極的に入ってるんすもんね。
ちゃくちゃくて。
スピーカー 1
いやー、なんかでも、あの、これまでリノベーションいくつもさせてもらってるけど。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
割と住みながらで、僕何件かやらせてもらってて。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
それがあったから、やれるなーと思ってたけど。
うん。
どんだけ大変なことをみなさんされてたかっていうのを、マジで身にしめて。
うーん、すごい。
そっかそっか。
スピーカー 2
何が大変すか?その、実際のところ。
スピーカー 1
えっとね、まず一番が娘の、やっぱ環境が変わることに対して。
うんうんうん。
かなりこう、神経質になったな。
あの、チック症って言ってさ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
知ってる?
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
なんか、やっぱ帰ってきて、いつもリビングやった場所の本棚が全部こう写してあったときの、一番最初にそれをしたんやけど。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
その日の夜に結構そのチック症って音の、寝てるんやけどちょっと声が出ちゃうみたいな。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
みたいになって、もう本当になんていうの、なんでそうなったかがわからんから、
まあまあやってしまったから、かわいそうなことしたなーと思って。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
うん、ちゃんと説明して、なんか目の前で一緒にこっち引っ越すんやでーとかっていうのを、
うんうんうん。
やらなーって言って、ロビンと話して。
はい。
次の日から、その娘が保育園から帰ってきて、じゃあ一緒に映そうかなーとかでして。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
ちょっとずつ、それが、なんか僕ら以上に彼女にとってやっぱ環境っていうかね、日常がすごい大事なんやなーっていうのは、
うんうんうん。
思ったのと、
はー。
うん。
2つ目は、キッチンが、あのー仮設でというか、ドマ部分、勝手口の横に流しがあって、
そこ工事制限からそこキッチンでしてるんやけど、
はい。
こう、拠点を移したところからちょっと遠くて、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
荷物を、いや荷物じゃない、食事運んだり食器ね、運んだりがまあ大変。
スピーカー 2
うんうん、なるほど。
スピーカー 1
それは大変ですね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、まああとはお風呂、トイレな。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
トイレは、もう、仮設用意してもらってて、
うん。
お風呂がご近所さんで貸してもらってるんよ。
スピーカー 2
あーそうなんですね。
スピーカー 1
うん。あのー、別荘として使われてる方がいて、
うん。
あのー、普段はいらっしゃらないから貸していただいてるんやけど、
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
むしろそれは大変というか良かって、
うん。
銭湯に通おうかって思ってたら、
はい。
貸してあげるよって言ってもらって、
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
これじゃなかったら無理やったなーって。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
マジで助かって、ありがたいなあ。
スピーカー 2
ご近所さん様々や。
居心地の良い空間
スピーカー 1
様々。
スピーカー 2
え、別荘やから普段はいらっしゃらないんですか?
スピーカー 1
そうそうそうそう。
うんうん。
使う時だけ銭湯に行けばいいから、
うん。
ね、それやと銭湯が閉まる時間も気にせんと、
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
食事先にしてとかさ、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
ね、できるから、すごいありがたいのと、
うん。
あとはでも部屋を映ってみて良かったのは、
ここの方が居心地いい。
スピーカー 2
あー、あの縁側がある方?
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
もともと和室3部屋並んでるところに、
仕事場と、仕事場兼ダイニングみたいに今使ってて、
はい。
真ん中がリビングで、足っこを寝室にして使ってるんやけど、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
やっぱこの部屋って、なんていうの、もともと基本的には和室やからさ、
その、なんていうの、整ってるっていうんかな、
あの、和室の装いで空間が構成されてるから、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あの、肩がしっかりあって、
うんうん。
すっきり見えるというか、
あの、前使ってたとこは、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
前の持ち主の方が直しながら、その時々足腰悪くなったりとかで、
こう、次ハギ次ハギで直してたから、
うんうんうん。
整ってないんやな、空間として。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
それがやっぱり、こっち映ってみて、全然違うやんっていうのは、
整えるってすごい大事やなーっていうのは思った。
スピーカー 2
あー、なるほどなー。
スピーカー 1
うん。
もともとなんであっちにしたかっていうと、その、
風呂、トイレ、キッチンが近いから、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
うん。生活がコンパクトで、
うん。
あの、荷物も残ってる状態でね、前の持ち主の方の、
引っ越してきたから、片付けながら住むしかなかったから、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そこが、最初の拠点になってたんやけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
やっと片付けて、ここへ移れるようになったら、
うん。
最高。
スピーカー 2
えー、そうかそうか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
これ、いつかテーマにしたいぐらいに思ってたんですけど、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
家作る時ってこう、暮らしに合わせて作るっていうのもすごい大事やと思う。
一方で、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
暮らしって、すごい形のなくて、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
あの、可変的なものじゃないですか。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
だから、それに合わせることよりも、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
もっと外側から作ってあげるというか、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
街から、
なんていうんやろ、外側、どういう景色が周りにあって、
うん。
スピーカー 1
そこに対して、開口を開ける。
うん。
あげみ邸の改修の始まり
スピーカー 2
そしたら、その場所はこういう過ごし方がいいんじゃないかとか、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんていうか、外との関係の中で、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
こう暮らしを合わせていくというか、
家に暮らしをなじませていくというか、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんかそういう考え方をしてもいいんじゃないかなっていうのが最近の考え事で、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
けっこういろいろ話せそうな気がするから、1本取りたいぐらいなんですけど、
スピーカー 1
でもまさに、今回僕直すときでもさ、
もともと景色がいいはずの場所に、
風呂、トイレがあって、
そこどいてほしいなと思って工事するんよ。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
ここに窓があった方が絶対に気持ちが良くて、
それを見ながら生活したい。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
だからお風呂、ちょっとこっち移してもらってっていうために直すから、
うん。
外敵要因が強いと思うし、
あの、この前さ、一緒に横内先生、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
横内俊人さん、
スピーカー 2
俊人さん。
スピーカー 1
はい。
京都のめちゃくちゃ有名な建築家の事務所員、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ね、遊びに行かしてもらって、
梨村工芸さんっていうお庭をいつもやっていただいてる方に声かけていただいて、
総勢15、6人でね、建築家ばっか集まって、
建築家と庭師さんかな、集まって見せてもらいに行って、
で、何やっけ、先生がおっしゃってた、
はい。
えっと、目線。
スピーカー 2
あ、目線より下。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
あ、僕言ったらあかんじゃん。
いやいや、言ってて言ってて。
何やったっけ、目線より下に生活、暮らし?
があって、目線より上に建築があるっていうような、
そういう的な表現をされてましたね。
スピーカー 1
そうだったな。
うん。
だから、どういうことかというと、
多分、お施さんの要望とかっていうのは、
目線より下のプランニングのところで答えて、
目線より上の壁とか天井っていうのは構造っていう建築的な要素で成り立ってるから、
そこにデザインというか思想、先生の設計のスパイス、エキス、何なんていうのをこう…。
スピーカー 2
肝になるところがね、あるっていう。
スピーカー 1
だから、目線より上は譲らないっておっしゃってて、
そういう強さが建築にあってもいいんじゃないかなっていうのは、
こっち映ってみて、和風っていう形式の強さに、
ずいぶん背筋を伸ばしてもらってるような気がして、
力感じるな。
あと、ここへ引っ越して、もともと結構物があったから、
スピーカー 2
いろいろ持ち込んだけど、この家の方の物も結構使いながら暮らしてて、
食器棚とか、
スピーカー 1
その、キッチンに置いてある物とかから、
今回、工事にあたってそういう物をかなり減らせたいよな。
もう、その、キッチン直すからね、もうこの食器棚、どけようとか。
なんか、やっとそれで、前の方の暮らしとかで見えてなかった物が、
ちょっと隠れてた物が、物をどけることで、
建築の形というか骨格みたいなのが、はいはいはい、見えてきた気がしてて。
それすごい面白いし、
なんか、そういう建築的な強さって大事なんやろうなーっていうのは思う。
うんうん。
スピーカー 2
いやー、ほんとそれ思うんすよね。
ほんと骨格が大事やなーとは思っていて、
その方が、むしろこう、自由に暮らしを考えられるから、
スピーカー 2
帰ってこう、長く愛せる家になるんじゃないかって思ったりもして、
スピーカー 1
その、要望を無視したいとか、そういう話じゃないんですけどね。
わかるわかる。
あの、ちょっと寛容なぐらいの建築の方がいいよな。
その、なんていうの、体にジャストフィットっていうよりは。
スピーカー 2
ねえ、なんかもちろんそういう場所があっていいんですよ。
スピーカー 1
ギュッと、体に近しい寸法で作られる場所があっていいんですけど、
なんか、そうじゃない場所があった方がいいというか、
スピーカー 2
なんか、そんな気はしていて、
それは、だだっぴろいワンルームやったらいいとか、そういう話じゃなくてですね。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
そうやったら自由やろうみたいな、そういう話じゃなくて。
スピーカー 1
うん、わかるわかる。
人ってさ、変わってくからさ、
今、快適なのが、10年、20年経った時に快適かってわけじゃないと思うよな。
スピーカー 2
ねえ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
そういう移ろい、人の移ろいにものが、ものというか建築がね、
受け止められるような形みたいなのがあるなあと思う。
建築の視点と影響
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
なんか、あの、何だっけ、この前話した、一生ものって結構大きい気づきな気がしてて、
ものの一生、建築の一生を優先させた方が、
なんかね、ゆったりと使えるし、長生き。
建物が長生きしてくれるような気がする。
スピーカー 2
うん、そうなんですよね。
今、あげみさんのように、小民家に暮らすっていう選択をされる方?
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
っていうのは、結構たぶん暮らしに対して、
こう、柔軟さがあるというか、
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
うん、なんじゃないかなって思ってます。
スピーカー 1
受け身になりやすいとは思う。
スピーカー 2
うんうん、そうそうそう。
なんか、その姿勢がすごい、やっぱ、変えて自由に振る舞えるような気がするんですよね。
スピーカー 1
今回さ、壊し始めてるからさ、もう。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、何してもいいよって言ったんだろうわけやな、その、もちろんフレームは残ってるけどさ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
その時のギャップがすごい面白くてさ。
こうやって生活してて、この視点でしか見れてなかったけど、この広がりがあるんやっていうのに。
うんうん。
それすごい面白いし、やっぱりこの、建築家として目の前に現場があるっていうのがすごいなって思う。
うーん。
やっぱり現場にある、なんていうの、答えがあるというか、何か気づきがあるような気がしてて。
あの、最近やってる案件もそうやけど、とにかく近いからさ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
見に行って感じること、その、さっきのふくしまくんが言ってた外的要因とかさ、光の入り方とかってさ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
やっぱり感じる時間の長さってすごい大事やなって思う。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
今までこれぐらいの窓しか開いてなかったのが、下まで開いて。
うん。
で、中で描いた絵作業を手伝ってて、景色の移ろいが変わってくと、この気持ちよさがあるかとかさ。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
これ、でも針がここにあるから、もうちょっと、やっぱ重心低い方が開口を大きく取れるし、気持ちいいかもしれへんなとかさ。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
めちゃくちゃ面白い。
スピーカー 2
そっかそっか。
スピーカー 1
だから絶対変わる。
もう図面描いたけど、もう変わる、もう変わる気しかせえへん。
あははははは。
うーん。
リスクしようがなあかんけどね、そういう。
うんうんうん。
けどなんか、あの、ライブというか、ジャズっぽいというか、セッションしてる感じで、建築と職人さんと僕とで。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そこでなんか見えてくるものを、こう、ぎゅっと掴めるまで。
はい。
こう、やってる感じで。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
おもろいなあ。
おもろすぎる。
スピーカー 2
ああ、いいですねえ。
スピーカー 1
ああ。
スピーカー 2
なんか、いいなあ。
楽しさやなあ、現場かあ。
いいですねえ。
スピーカー 1
ふくしまくんも、でもやってるからね。
え?
自分の家。
スピーカー 2
そう。
なんか、やっていきたいですね。
うん。
ね。
今はちょっとね、庭師さん、たぶんこのポッドキャスト聞いてくれてるんですけど。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
友達の庭師さんと一緒に、いろいろ相談してて。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
あの、吐き出し窓あるほうに、あの、植栽入れたくてですね。
スピーカー 1
ほうほう。
スピーカー 2
今は、こう、草原みたいな場所にポッて家が建って、その背後に林があるじゃないですか。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
その草原みたいなところから、家がパッて立ち上がる、その唐突さが気になって。
スピーカー 1
ああ。
スピーカー 2
植栽、木で家を挟み込みたいと思ったんですよ。
スピーカー 1
ああ、いいなあ。
うん。
スピーカー 2
しかも、秋になって、なんかこう、冬の前に、一気にこう、華やかな姿を見せるような、やっぱ高揚するような。
スピーカー 1
いいですねえ。
それは気持ちよさそうやなあ。
スピーカー 2
黒い外壁の前で高揚がバーッとね、見れるとか。
で、夏は日差しをね、木漏れ日を作ってくれるような植栽をしたいなあって言ってて。
スピーカー 1
そうやんなあ。
それか、土地も広いし、大きくなる木とかでもいいよなあ。
スピーカー 2
そうですねえ。
スピーカー 1
ねえ、その、整えるっていうよりは自由に育って、ねえ、こう、
生き生きと育ってくれるやつが似合うかもしれない。作り込んだ庭っていうよりね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
それもいいなあ。
スピーカー 2
はい、またそう、建築っていうより、庭で建築をバージョン、グレードアップっていうか、バージョンアップっていうか。
うんうんうん。
していけたら、また次の夏の過ごし方とか、窓周りでの過ごし方がきっと変わるやろうなあと思っていて。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そこはちょっと、計画してます。
スピーカー 1
ほう。
スピーカー 2
実は、裏で。
スピーカー 1
いいや、建ててもまだまだ楽しめる。
スピーカー 2
うん、そうですよ。
この前話した、あの、キオスクみたいなんね。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
なんか、ああいうのを作るのもきっと楽しいし。
スピーカー 1
そうやなあ。
スピーカー 2
うん、そういうのはね、やって楽しんでいきたいですね。
スピーカー 1
ねえ、さあ、横内先生、今70歳ぐらいなんかなあ。
うん。
初めて地底建てたって言ってたもんな。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、いろんな気づきあるって言うやんからさ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
まあ、早く建てるのがいいかは分からんけど、地底って楽しいなって思う。
スピーカー 2
ねえ。
未来への計画
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
いやあ、ほんとそう思います。
スピーカー 1
なんていうの、まあ、あの、紙締めたくて現場に入ってるからさ。
スピーカー 2
あはははは。
スピーカー 1
ねえ、図面描いて終わりじゃなくて。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
図面ほとんどちょろっと描いて始めてっから。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
入るしかないんやけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
けど、ほんとになんか、順度が高すぎて建築に対して。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
うん。
ねえ、設計の仕事って、ほんとに10%に10%でとかってよう言うやん。
なんかやってる人がさ、建築の面白いところってやれてるのって、設計してるのって全体の。
はい。
建ててんのも面白い。
現場始まっててもちろん面白いんやから。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
自分の時程って100%やんって思いながらさ。
スピーカー 2
あはははははは。
ほんと、ほんとほんと。
スピーカー 1
心配なのはお金だけやん。
あはははははは。
あれもしたいとかさ。
スピーカー 2
うん、ほんまっすね。
スピーカー 1
ほんとにほんとに。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
大体の感情でしかやってないから。
マイクやろうとかさ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
あとは調整しようとか。
はい。
スピーカー 2
だって今、分離発注みたいなのして依頼してるんすか?
スピーカー 1
あ、そうそうそうそう。
あー、そっか。
スピーカー 2
じゃあ、全部自分で管理してるわけですね。
スピーカー 1
そうそうそう。
で、あとは自分が働いて、抑えていくっていう人件費を。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
見積もりというか、お金を抑えながら、
自分の経験値を得ていくから、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
いいことしかないんよ。
スピーカー 2
あははははは。
スピーカー 1
ただ、ただ夕方過ぎたらもうクタクタ。
スピーカー 2
あははははは。
スピーカー 1
もう全然夜、パソコンの前座れへん。
スピーカー 2
うん。
いやー、そういう意味で現場監督とかね、
庭屋さんとかもそうですけど、外仕事の人とかね、
その1日、現場出た後に事務仕事とか、
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
図面仕事とか、やるのってかなり大変ですよね。
スピーカー 1
すごいよね。
スピーカー 2
ねえ。
スピーカー 1
なんかもう僕、その1日外仕事して、
充足感に満ち溢れて眠くなるって言ってるからさ。
スピーカー 2
あははははは。
うーん。
スピーカー 1
そこからまた、図面描くって。
スピーカー 2
ねえ。
スピーカー 1
考えられへんな。
スピーカー 2
ねえ。
スピーカー 1
やらなあかんねえけど。
スピーカー 2
あははははは。
スピーカー 1
はい、そうそうそう。
まだこれ収録してんのが、
28、11月28日やから、
うん。
4日目から始まってるね。
うん。
来週いっぱいぐらいで大体解体終わると思うんやけど、
はい。
したら1、2週間ぐらい多分、構造の方とどう進めるかもう一回、
構造見て計画してっていうタイミングがあるから、
よかったらふくしま君も一回見に来て。
あ、解体した時にされてる状況か。
うん、なんか足元安全になったらな、
釘とかそういうの取れたら、
危険機器隊はどうしようって言って、
そこで収録してもええな。
スピーカー 2
いいっすね。
スピーカー 1
マイクスタンドがない。
あははははは。
じゃあ、P4NEXTを試せるから。
スピーカー 2
確かにね、ほんまや。
スピーカー 1
いいね、それ言うな。
そうそう、そんな感じで、
工事が始まりましたよっていう回です。
現場での実感
スピーカー 2
はい、なんか逐一、逐一というか、
まあ、良きタイミングごとにこうやって、
今の現場の状況とか、
こういうのっていうのを話していけたらいいですね。
スピーカー 1
そうやね、こうやって、
スピーカー 2
やりながら気づくし、
スピーカー 1
ふくしま君と話してて、
なんていうの、もう一回こうそこで、
考えがいろいろ出てくるから、
すごい面白い気がしてて。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
定期的にというか、
コンサントに撮ってって、
ちょっと順番入れ替えてとかでね、
今撮って出しみたいなのとか、
できるといいかなと思ってて。
スピーカー 2
写真もいいですね。
スピーカー 1
あ、そう、写真が本当にさ、
カメラ良かったわ。
なんていうの、
もう現場に置いてるから、
仕事してる時も、
ちょっとその、
都度都度撮ってて。
はい。
なんか、
いい写真、いいカメラで、
その雰囲気が、
僕なりにやけど、
撮れてるなあと思う。
スピーカー 2
えー、結構撮ってますか?
スピーカー 1
すごい枚数じゃないけど、
はい。
今日何してたんやろっていうのがわかるぐらいには。
スピーカー 2
あー、いいですね。
スピーカー 1
少ないよ、その、
20枚、30枚ぐらいで、
ほとんど作業してるからさ、
スピーカー 2
やっとだなとか。
スピーカー 1
けど毎日1枚、
1枚、2枚ぐらいこう、
進捗を上げてけると、
面白いなあと思って、
終わった後もね、それ、
なんか、ポッドキャストで見せられへんくても。
うん。
うん。
インスタのね、コンズメのアカウントとかで、
なんか、
スピーカー 2
コンズメで?
スピーカー 1
自分のでも上げるけどね。
スピーカー 2
スピーカー 1
コンズメ初の放送会の時にさ、
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
写真、
スピーカー 2
ね、今回の、
確かに。
スピーカー 1
ショーアートバレエディアさんのやつとかも、
やっぱりいっぱいあると、
1枚の写真ってちょっとね、
流しちゃうよね、インスタとかでも。
スピーカー 2
まあね、そうですね。
スピーカー 1
だから、そう、
本当にカメラ良かった。
スピーカー 2
良かったです。
ありがとう、もう本当に良かった。
スピーカー 1
さあ、ちょっとカメラの話もしたくなってきたけど、
一旦、切ります。
スピーカー 2
わかりました。
スピーカー 1
今度はこんなところにしときましょう。
スピーカー 2
はい、そうしましょう。
スピーカー 1
ではでは、また次の夜にお会いしましょう。
スピーカー 2
お会いしましょう。
スピーカー 1
おやすみなさい。
おやすみなさい。
ちなみに、
スピーカー 2
こうやって最後の、
Xがどうとか、
スピーカー 1
ああいうやつってどうします?
忘れた。
スピーカー 2
難しいですよね、終わり方。
スピーカー 1
忘れて、完全に忘れた。
スピーカー 2
また、
今度の収録の時にしますか?
スピーカー 1
そうやな、
インスタと、
Xと、
YouTubeやってます。
コメント、
評価いただけると、
やる気が出ます。
やる気が出ますね、本当に。
このグダグダなのを、
スピーカー 2
入れる気持ちになってきている、喋っては。
でも、初回とか2回目ぐらいの時って、
けっこうそういうノリのとこ、
けっこう入ってましたよね。
スピーカー 1
入ってた。
スピーカー 2
この録音前の、
なんかちょっとした、
なんやろ、
トークとか。
スピーカー 1
今でもね、
割とね、
なんかその生っぽさみたいなね、
面白がって入れちゃうよね、
編集の時とかね。
一旦終わったかなと思って、
続いてるのも面白いよな。
また喋り始めたこいつら。
ちょっと次行きまして、次。
スピーカー 2
はい、そうしましょう。
スピーカー 1
はい、終わりまーす。
スピーカー 2
はーい。
32:55

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