悪いことの重なり
実際、悪いことって重なるって言いますよね?
言うよね。僕も絶賛そのカチューですってそのままお言葉借りますけど、そうかもしれないです。
嘘聞きたくない。
言いたくもない。
なんか萌実さん、そうなりがちな感じあるね。
いつも上手いこと言ってたものが、急にパタンと上手くいかなくなる。
そんなこともある?
あるね。
曲を出すじゃないですか。
これいいですとかって言ってもらった時期がすごい。
例えばあったとして、そのペースでやってるのに自分の中では意識も何も変えてないはずなのに、
なんかね、ここを発端にそのまま通らなくなってしまったとか、そういうのすごいある。
それは最終的にはわかるの?
だからか、みたいになるの?
結局、自分のヒアリングができてなかったとか、
自分の原因にはたどり着くものの意識は変えてないし、いつも通りちゃんとやってたはずなんだけどなーって思う。
うまくいかなかったな、今回。もうやっと終わったなーみたいな。
なるほどね。そういうのはあるかもな、確かに。
そのような時は頑張れば頑張るほど裏目に出るというか、どう頑張ったらいいかよくわかんなくなっちゃうというか。
そうだすな、そうだすな。
植物の育成と喜び
そうだすな多いよね。
多いよね。
それは口癖なんですか、もはや。
いや、たぶん。
デカパン博士なんですか?
頭ではデーって言ってるんですけどね。
惜しいな、一文字違うんやな。
そうなんですよね。
そうなんだよね。そういうのはちょっとずつちっちゃい問題を解いていって、
この問題解けたみたいなのを積まないと人間壊れてしまうからみたいな。
そういうのは昔も昔聞いて、それはそういうもんかなとは思うけど。
そうだね。実際は難しいよ、本当に。
まあまあコクやけどね、それはそれでね。
そうですよ、だからキープし続ける、すれすれの低空飛行で飛んでるっていうのはめちゃくちゃしんどいですから。
見えないからね、先が。
その低空飛行ができてるっていうことだけでも自分を褒めてあげるというかさ、
今日もお腹を擦らず済んだなみたいな、そういう感じかな。
まあ確かにな。でも結局なんとかなるんでしょって思って生きた方がいいよね。
まあそうです。
すごい、なんか意外なとこからボスとの共通点を見つけてしまって、すごく今喋りたいです。
奥さんも多分思ってるやろうな、誰かと植物の話をしたいって。
止まらへんと思うわ、あんまり喋ったことないんですよ、周りに三田さんみたいに興味のない人の方が比較的多くて。
はいはいはい、すいませんね。
別にいいんですけど、熱弁をしたことがそういうのはないなと思って。
あーなるほど。
この植物こういう癖あるよね、あるあるみたいな話をしたことがないなと思って。すごくしない。
まあでも経験値的には森口さんの方が圧倒的に長いだろうからね。
けど知識はないですけどね、本当自分の経験則ですから。
でもあれですよ、あれかわされたもん、幸運木。庭全部耕したよ、一回。
本当に土壌改良をしているんですね。
そうそうそうそう。
すごい素晴らしいじゃないですか。
あのうち、ゆうかりの木があるんですけど、どうも一度台風か何かで倒れてしまってからちょっと調子が悪くって、
新しい葉っぱが生えてくるんだけど、もうすぐに枯れてしまってたんですよ。
なんかおかしいなーと思ってて、でもその栄養を上げたりとかしてたんですけど、
でもやっと春を迎え、初夏を迎えっていう時にもう青々としてくれておりまして、
長年の悩みがやっと解決されたのではないかと。
努力が身を結び。
植物相手にするのは確か俺が思ってた20倍難しいっていうのと、思ってたよりアクティブなんだよな。
アクティブですね。何十倍も難しいし、考えるし、悩みますし、
でもそれが解決された時、うまく運び出した時の快感と喜びが何とも言えないですね。
森生さん、あれとか好きなんじゃない?植生調べるのとか好きなんじゃない?
いやそれなんですよ。僕ね、植物はすごい好きで、育てるのもすんごい好きなんですけど、
勉強するのが嫌なんですよ。
あ、そう?
そう。だからこれまでも何パチもダメにしちゃったやつってあるし、実際。
じゃあ今10パチ育ててるうちの全部知識があるかってそうじゃなくて、自分の中で成功例がある。
この植物はこうすると良いみたいな。
経験と勘で育ててるみたいな。
そうです。本当にそうです。
なんでなん?
でもそれ楽しいんですよ。そっちの方が。
じゃあもう奥さんとアプローチが真逆やわ。
もうyoutubeをめちゃくちゃ見て。
あーそれしないですね。
園芸のね。根っこの先っぽのことを先導さんって言うらしいんですよ。
へー。
そう。多分導いてるっていうことだから。
なるほどね。
その先導さんが鉢を裏返して見えちゃってたら、いわゆるもうちっちゃいみたいな。
うん。
なんかそんな話を一生懸命見てて、いやでもそれ何が面白いのかな。
いや楽しいですよ。もう大好きですね。
昨日なんかめっちゃ百均で細い筆買ってきて受粉さしてましたよ。
すごいね。本当に職人さんですね。
あれ何かな?トマトかな?
いやいいじゃないですか。
いやそうなーみたいな。
もうなんなー。
だってもう取られどころ、取ってがないねん。その話ね。
いやーもう。
持つとこがないねん。俺が。
もうだって可愛くて仕方ない。
見るだけでいいよね。
いやまあね。だからそうですよ。だからそれを温かく見守っていただければそれはそれでいいので、
あのなんて言うんでしょうね。わしめだよって言ったときは温かく迎え入れてほしいよね。
きっついなーあれは。
水をやり、毎日こうね、ちゃんと観察をししゃべりかけ、でその成果が今ここにっていうあの感動。
なんかそれを話しかけるのとかさ、その奥さんが家ん中でシダ植物?なんか寒葉植物らしいんですけど、葉っぱがシダシダしてるやつを育てるんですよ今。
いいね。
でもうその黒いちっちゃいカップにバーっと何個か育ててて、それはなんか全部同じぐらいの大きさに育ててきてるんですけど、
その10個あるうちの2、3をうちの犬のれいちゃんがですね、パクッとやっちゃったんですよ。
木になりたい願望
葉っぱを。
ダメだよ。
で奥さんがその胃たくショックを受けて。
そりゃそうですよ。
でそっから何週間かして、なんかすごい元気なんですって。
あーそうですか。よかった。
目を輝かしてさ、見てこれ。
すごいよかったね。
そうなんて。
もうちょっとさ。
いやそれなんて言ってあげたらいいの?
うわーってならないですかね。
うわーってなってないからな。
神秘だねーってなるじゃないですか。
神秘だねーってなってないなー。
なってないなー。
ならないなー。
いやもうね、その子たちはね、大きくなったら三田さんをね、見守ってくれるよ。
いやそれ何年かかるんすかみたいな話。
いやもうだからそれよ。それがその見守ってくれるようになるまでのそのプロセス、過程がですね、非常に楽しみですね。
なんか庭に木植えたいって言ってるもんね。
周り木だらけなんでしょ。
周り木だらけ。いやだからなんでってなってるかわからない。
いやでも分かりますよ。その自分の敷地の中に毎木をね。
毎木、そうそう。
毎木をね、やっぱりこう植えたいよね。
最終的には、そうだなーなんかもう、木になりたいね。
ケヤキ。
いやもうなんかそんな名前のある木じゃなくていいです。
名前がある木じゃない。
もう人目につかないような山奥に生えてる木になりたいですね。
普通貝になるんじゃないの?
うーん、貝はね、なんかしんどそうなんで。
木もまあまあしんどいと思うけど。
しんどいと思うんですよ。しんどいと思うんですけど。
なんて言うんでしょうね、その人の手の入らなさそうな山奥にひっそりと生えてる名も無き木みたいな感じになりたいですね。
足元でウサギさんが休むみたいな。
あーもうそんな、そうなれればもうこれ以上の幸せはないかもね。
なりたいかー。
なんて言うんでしょうね。色々あると思うんですよ。彼らは彼らなりに。
あるでしょうね。
あると思うんですけど、何事もないように立ってるじゃないですか。
立ってるね。
すごい勇ましいなって思うよね。人と一緒ですけど、次生まれ変わるなら木がいいです。
名も無き森の名も無き木になりたい。
はい、私は木になりたいです。
そうなんですって。
