WAKA no OTO。このラジオは、子供の頃から生き方についてずっと探究してきたWAKANAが、皆さんのご相談に対してメッセージを伝えする番組です。
皆さんにとっての、調和と安心につながる道の一つになりますように。
今日の質問は、上司からのアドバイスや注意をなくことなく素直に受け止めるにはどうしたらいいですか?という質問が来ています。
ありがとうございます。
いくつか、こちらもたくさんメッセージがあるので、今日は大きく2つのメッセージをお伝えしていきたいと思います。
まず1つ目なんですけれども、自分の中にある、皆さん必ず持っている心の中の翻訳機というものがあるんですよね。
この心の中の翻訳機の設定を変えるということです。
この心の中の翻訳機って何かと申しますと、何かが起きた時や誰かの言動にあった時とかに、そのことを自分自身がどう捉えるかというようなことですね。
そこに心の中にある、その翻訳機のある設定が使われて、自分の中に出来事、体験として入ってくるようになっています。
なので、今、上司からのアドバイスとかをいただくと泣いてしまう。頭ではすごく大事な指摘を受けているんだとわかっているんだけれども、泣いちゃう。
全部を否定されているような気持ちになって、なかなか素直に受け止められないというふうになっているということは、
今の自分自身の設定が、翻訳機の設定ですね、設定が何か強い言葉や自分がやったことに対して何かを言われるということは、
自分を否定されているというような設定、もしくは傷つけられているという設定が無意識に行われている可能性が高いんです。
具体的にどんなステップでこの設定を変えるということをやっていけばいいのかということなんですけれども、
こちらの相談者さんは、すでにご自身の今の設定というのをちゃんと知っているんですよね。
何か否定されちゃうような気持ちになっちゃうということを、ご自身でちゃんと受け止めていらっしゃるから、
なので、まずは今自分の中にある翻訳機は、どんな設定になっているかを知ることから始めます。
誰かの言動にどんなふうに感じることが多いのか。
例えば、傷つくことが多いのか、すぐ何か言われちゃうというのが傷ついたような気持ちになるということですね。
あとは、嫉妬するような気持ちになるのか、イライラするのか。
なので、たぶん気分がいいときとか、いいことがあったときっていうのは、
あまりその翻訳機は動いて生きにくいから感じにくいと思うんですけれども、
何かうまくいかなかったときとか、ちょっと気分が良くないことが起きたときに、
自分はそのことに対して、もしくは誰かに対して、どんなところに、どんなふうに傷ついたり落ち込んだりするのかっていうところを客観的に見てみてください。
これはね、前も話したかもしれないんですけれども、
この方自身、相談者さん自身が素直に受け止められないというわけではないし、
私たちみんなが否定されているような気持ちになったり、傷つくっていうふうになっているわけではないんですね。
だから心の中の翻訳機の、ただ設定がそうなっているっていう、あることが起きたときに、
ある特定のことが起きたときに、そういう設定になっているというだけのことなので、
気楽に、ぜひそれは設定をしろやってみてください。
受け取って、心の中で響かせていく言葉の使い方を望んでいる設定のようにやっていくということ。
これを日常の中でやっていきます。
そして、あとは本当に起きることに対して、自分なりに気持ちの良い捉え方をするということを、
小さな小さなことでいいのでやっていくんですね。
これが実際、自分の人生を本当に変えていくんだろうかって思ってしまうこともあるかもしれないんですけれども、
この心の器さえ作ってしまえば、本当に無敵なんですね。
なので、自分の心の器を栄養を与えて、とてもキラキラした無敵な器を作っていくために、
一つ一つの何気ないこと、とにかく数です、これは。
何気ないことっていうふうに言ったのは、簡単にできることっていうのも意味があったんですけど、
それだけじゃなく、数をこなすこと。
たくさんの自分の中の思考や思っていることを、黒から白に返していくように、
新しい設定にしていくような、そんな感じで過ごしてみてください。
そして二つ目のメッセージですね。
二つ目のメッセージなんですけど、これはちょっと強いメッセージなんですけど、
これは誰しも、本来の自分の尊厳というのは、誰も何も傷つけることはできないんです。
もう一度言いますね。
誰しも、本来の自分の尊厳は、誰も何も傷つけることはできない。
どんなに現象として傷つけられるように見えることが起きたとしてもですね、
本当に肉体に、例えば刃物で傷つけられたりとか、心をぐっさり傷つけられたりっていうこと、
誰でも人生でいくつか体験があると思うんです。
そうすると、本当に自分自身が傷ついてしまったような気持ちになる。
実際に肉体や心というものは、傷はついているかもしれません。
けれども、誰にでもこれはあるんですけど、
絶対に傷つけられない強い命の光というか、命の塊みたいなものが必ずあるんですよね。
そこは、どんなに暴言を吐かれようが、どんなにひどいところに追いやられて、
もちろんメンタルもボロボロになってしまおうが、絶対に傷つけられない部分なんです。
そういったものを私たちは持っている。
自分の底の底に、そういう強い命の輝きを持っているということを知っておいてください。
それだけでも、本当に全然自分の潜在的な力が出てくる可能性というのは変わってくるので、
イメージできなかったりすることもあるし、ちょっと言葉が強いので、
入ってきにくい、理解しにくい部分もあるかもしれないんですけれども、
無理に理解しようとしなくてもいいから、さっき言った言葉をちょっと繰り返して朝晩、唱えてみるといいかなと思います。
もっと簡単に、そういった言葉を自分らしい形にしてもいいですね。
例えば、「私は私を大切にします。」とか、「私は一切のものから傷つけられることはありません。」とかね。
そう感じることがあっても、一番その形が私が振り向く方法だったからこそ、導きとして起きたことであり、
私は一切傷つけられることはないし、傷つけるために物事が起きていることはこの世にはありません。ないのであります。
ちょっと強い、はっきりとした言葉で、毎日お守りのように自分に伝えてあげるといいと思います。
これは私自身も実際に大切にしていることですし、著書に信じる力という本を書かせていただいたんですけど、そこにも書いてあることなんですけど、
私には最善のことが起きているということ、このことを元にぜひ新しい心の中の翻訳機の設定をして、その翻訳機をいっぱい練習してうまく発動、ゆっくりさせながら、
ぜひご自身の強い、誰にも傷つけられない命の輝きをほんの少しずつでいいから大切にされていったらいいなというふうに思いますし、祈っています。ありがとうございました。