1. Waka no Oto
  2. 010 「伝える」ときに大切なこと
2025-04-11 15:39

010 「伝える」ときに大切なこと

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●wakanaプロフィール

幼い頃から大人の相談に数多くのり、人の心の動きに興味を持ち、カウンセリングや心理学などを“人が生きるということ”について独学で学ぶ。

外見、内面は深く関わり合い、人を取り巻くエネルギー全てが、つながっているのだということを体感し、自分の中にある叡智を引き出す「ホリスティックファッションメソッド」を開発。

南フランスのエズ村で出会ったアーティストと共に「ライフツリーカード」とオリジナルカードセッションを生み出す。

ライフツリーカードは世界中で使われ、オンラインではYahoo占い、LINE占いで1位となる。

現在は、世界各国に滞在しながら、世界各地で夫婦で人生の悩みについての対話会を開催。

Podcastラジオ「Waka no Oto」はランキング1位となる。

自分を大切にして生きることを自分自身と約束し、一人ひとりと心から向き合い、真の調和と光明化へと導くことを使命とし、活動を続けている。

著書に『信じる力』(きずな出版)がある。



わかのおと

サマリー

このエピソードでは、伝えることの重要性を探求し、話者の体験や気づきを他者に伝える方法について語っています。特に、本を書くことを通じて、自我を切り離し、人々に響くメッセージを届けるプロセスを深く掘り下げています。

伝えることの重要性
Waka no Oto、このラジオは、子供の頃から生き方についてずっと探究してきた、
Wakanaが、みなさんのご相談に対してメッセージを伝えする番組です。
みなさんにとっての、調和と安心につながる道の一つになりますように。
今日の質問は、キキさんから来ています。ありがとうございます。
では、いつものように、ご相談をシェアしていきたいと思います。
ちょっとね、私の方で簡単にまとめさせていただきながら、お話しさせていただきますね。
このキキさんはですね、出版をされることになったらしいんですね。
自分自身で、衝立を考えて、企画の方にお送りしたそうなんですが、
添削して帰ってきた企画書が、自分が本当に伝えたかったことが全部省かれているような内容に感じた、ということだったんです。
そんな状況を受けて、このね、どうしようという気持ちも受け入れながらも、
やっぱり読んだ人にね、伝わるものをもう一度書いてみようとするのか、
それとも、もっと今の自分の気持ちに正直になって、ちょっと今書くのをやめようかなと思うのか、
どっちをすればいいのかを悩んでいるというようなことでございました。
はい、ありがとうございます。
ちょっとね、直接的なご質問に対する答えになるかわからないのですが、
とても大切なメッセージが浮かんできたので、そのことを今日はお伝えしたいと思います。
それはですね、今日は伝えるとは、というところのお話をしていきたいと思うんですね。
この伝えるとは、大きく二つの伝えるがあるなぁと感じるんです。
一つは、自分の感じたことを伝える、知らせる、ということ。
これは、例えば友達であったり、家族であったり、仕事仲間であったり、
そういった人間関係の中でのコミュニケーションとして行われていく伝えるの場合は、
自分が感じたことを伝えていきますね。
これ、あとはアートとかね、そういった自己表現の場でも、
自分が感じたことを伝えるということが大切な伝えるになっていくと思うんです。
もう一つの伝えるはどんなことかと申しますと、
自分が体験したものでいただいたものをお渡しするという伝えるでございますね。
これはですね、例えば本とか、本を書くとかね、
あとは講座、講演など、教えを説いていく、
そういったときに大切にされていくと良い伝えるということなのかなというふうに感じますね。
今回のご相談は本を書くということでありますので、
もちろん自分の感じたことを元に言葉というものは紡がれていく、
思考というものは紡がれていくものなので、
自分の感じたことは大切にされていいんですけれども、
この2番目の自分がいただいたものをお渡しするという伝え方が
必要とされてくるタイミングということで。
自我を切り離すプロセス
これはもうちょっと言うとどういうことなのかなということをお話ししていきたいんですけれども、
もちろんいろいろな体験をして、いろんな良い思いももちろんそうだし、
辛い思いも大変な思いもしながら、やっと自分自身が掴んできた気づき、
乗り越えてきたもの、そういったものを元にお渡しはしていくんですけれども、
ただ本としてお渡ししていくという伝える時に大切なのは、
自分のことなのだけれども、そして自分の言葉なんだけれど、
自分から切り離して受け取った気づきや大切なことを
伝えていくということが必要となってくるんですね。
この自分から切り離すということはどういうことなのか。
ここで言う自分というのは自我、エゴのことですね。
自我というとちょっと大きな言葉になると思うんですけれども、
自分の思い、思ったこととか感じたこと、そのままというのは、
それはどちらかというと自分の思いなので、自我というところから生じてくるものですね。
ここは一切良い悪いというのはないので聞いてほしいんですけれども、
この自分のことなんだけれども、
なんかもうそこに対する絶対これが正しいよねとか、
こんなことはもうなんかあっちゃいけないよねっていうこの思いはありつつも、
人に渡していくときはその思いも自分から話していくような、
そういったことをしてこそたくさんの方々に共感していったりとか、
見られていくものとして表現されていくということがあるんだなというふうに思うんですね。
もちろん体験してきたのは自分自身、そして気づいてきたのも自分自身、
そして今あるこの気づきや大切なこと、そういったことも自分が一生懸命培って紡いできたもの。
なんだけれども本を書くというのはある意味天使事だと思うんですね。
天というのは天を仰ぐの天です。天使事。
ここに来るとですね、ただ自分が感じたことをそのまま伝えるということをちょっと超えていくというプロセスタイミングでありますので、
本当に自分のことなんだけれども、そこに対する強いジャッジする思いとかね、
これが正しいよねとか、これ絶対伝えたいのみたいな、
そういったところも自分ごとじゃないみたいな感じで自我から話していく。
なんだけど、その人の言葉、表現、存在で伝えていくということができるタイミングに来た方に、
そういった本を書くという天使事がやってくるのかなというふうに感じるんですね。
あとね、やっぱりね、この今、私もそうなんですけれども、これがすごく大切だよねって思っていること。
これをこうしたら、もっとみんな幸せになれるよねというふうに分かったことっていうのが、
皆さんそれぞれ持っていらっしゃるのかなというふうに思うんですけれども、
でもこの今自分が伝えたいことが、必要としている人々に伝えるべきじゃないということがあるんですね。
それはどういうことかというと、要はタイミングではなかったりとか、
本当に伝えたいことをストレートにそのまま今出してしまうと、
それが相手には違う外国語のように聞こえたりして、何を言っているのかわからないので受け取れないということだったりしますよね。
そういうことがやっぱりあるんですね。
特に本とかはね、そういうのを、何を読んでくださろうとしている、待ってくださっている人たちは何を必要としているんだろうということが大切になってくるわけです。
なので、これは本当にね、自分のことなのに自分の思いに対してジャッジしないっていう、
自我を切り離して伝える、伝わっても、何が伝わってもいいっていう境地ですね。
何を受け取られてもいい、ただその人にとって今最も大切だなと感じることが受け取られたらいいなという、
この境地はある意味、自分というものから切り離した感覚に近いと思います。
私自身も本を書かせていただいているんですけれども、
自分の経験をお話しするのはちょっとどうかと思うんですけれども、
でも、もしも共感するところがあったらいいなという思いでお話しさせていただくと、
本を書くときにですね、たくさんの原稿を書いたんですね。
もともと私は本にしようと思って書いてた原稿ではなかったんですけれど、それでもやっぱりたくさん原稿があって、
そのある素晴らしい編集者の方がそれを見たときにですね、結構何冊分かあるから、
今必要とされていること一つのテーマに絞って、ここから一冊作りましょうという話になったんですね。
私にとっては自分の体験のもとにしかやっぱり生き方についてはお話しできないと思っているので、
全てどれもなんか自分にとっては大切で、どれも自分が自分を生きる上で言ったら伝えたいなと思うことになるわけです。
でもそこからすごくそぎ落として、そしてね、自分のストーリーをもとに書いている本なんですけれども、
それも自分というものの思い、過去に起きた体験に対して何も自分が動じないような、何も思わない、
大変だったなとか、よく頑張ったなとも思わないぐらいまで、こすみたいに、粉をこしていくように、
1回書いたものを10回は書き直したんですね。
書き直したということが大事なのではなくて、書き直しているプロセスにおいて私がやってたことが、
この字がカラーを切り離すということをやってたんです。
私はそのぐらいしないと、特に自分の体験に基づいてものなので、字が自分というものを切り離すということができなかったので、
ちょっと時間がかかってしまったんですけれども、そのプロセスをやっぱりしたときに、
本当に読み手の方に渡ったときに、皆さんの体験が渡されたときに、
本当に100人いたら、100種類の光り方で、違った色で、違った形で、違った気づきが与えられていくんだ、渡されていくんだということを実際に体験したんですね。
私はそれにとても感動したんですね。
だから、すごく自分から切り離していくっていうのは、自分が本当にある意味命をかけて紡いできた命の気づきなわけですよね、皆さん。
キキさんもそうだと思うんです。
愛を込めた表現
なので、とても大切にしたいと思うんですけれども、
そういった自分がいただいたものをお渡しするという伝え方ということをされるようなタイミングというか、ステージにおられるんだということですので、
そこをちょっと大切にしてみると、実際にこの本を改めて書き直すのか、
それとももう一度違った形で、違った自分のタイミングで書いていくのがどちらでも正解だと思うので、
ただ、どちらにしてもその部分を伝えるとはということで、自分が本当に伝えたいことを本によって伝えるとはどういうことだろうということ、
そういったことをご自身なりに見つけられる一つの、なんでしょうね、修行って言ったらちょっと強い厳しい感じがするんだけど、楽しい学びの経験となっていらっしゃるんだなというふうに感じました。
ただね、この自分を切り離して伝えていくって言ったら、もうなんか自分がないみたいな感じじゃないって感じることもあると思うんです。
けれども、どんな文字、どんな表現だとしてもですね、一文字一文字に愛を込めることができるんですね。
そのエネルギー、愛が結局は何を言っているか何が書いてあるかではなく、その読んだ相手の心に残っていくわけです。
そしてその残っていったエネルギー、愛、込められた愛というものが結局はいろんな人々を動かす原動力となっていきますので、そこを大事にされたらどんな形、どんな表現でも大切なことは伝わっていくのかなというふうに思います。
ということで今日のメッセージでした。ありがとうございます。
今日のメッセージはいかがでしたか。皆さんの相談もお待ちしています。
今日も皆さんにとって最善の素晴らしい一日になりますように。和歌の音。
15:39

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