自己肯定感と不安感
WAKA no OTO、このラジオは、子供の頃から生き方についてずっと探求してきたWAKANAが、皆さんのご相談に対してメッセージを伝えする番組です。
皆さんにとっての、昭和と安心につながる道の一つになりますように。
今日の質問は、茶子さんから来ています。質問の内容をね、シェアしていきたいと思います。
自分がやろうとしていることについて、まだ力不足ではないのか、自分なんかにできるのか、偉そうなことを言ってしまっているのではないかという思いが出てきて、大きく前に進めません。
こんな私が、お金を取っていいのかと思ってしまいます。
この考えが、とても私にとって足枷になっていると思っています。
きっと人生が終わるまで、ずっと力不足を感じてしまうと思います。
やりたいと、まだまだの引っ張り合いです。
やってみないとわからないし、やった時のその先が見てみたいという気持ちはありますが、今までやってこなかったことなので正直怖くて、前に進めません。
広い視野の考え方、視点をください、ということです。
ありがとうございます。
では、今日のメッセージをお伝えしていきたいと思います。
まず、この質問というか、ご相談を読ませていただいて感じたことは、
これは茶子さんの考え方がどうこうとか、生き方がどうこう、良い悪いとか、そういうのじゃなくて、
おそらく、いた環境や、一番自分にとって影響を受けた方々の生き方や考え方が、ないものに目が行くという、
これはね、私たち人間は本当に得意ですけれども、このことが。
ないものに目が行くというのが、とても得意になっているのかなと思います。
ないものに目が行くことで、こういったものを作ろうとか、もっとこういったものを自分に取り入れて、もしくは学んだりして頑張ってみようとか、
そういった新しいものを生み出す力になっていくんだけれども、
やはり傾きが大きくなると、もしくはないものに目が行くのが得意になりすぎてしまうと、どういうことが起きるかというと、
あるものに気づくことができなくなって、見えなくなってしまうんですよね。
それは、自分自身のことは特にそうです。
周りのことに関しても、意外とあるものよりかは、ここがもっとこうだったらいいのにっていうような、ないものっていうところにすごく敏感になったりとか、
周りの方々に対しても、もちろんいいところとかを見つけることもできると思うんですけれども、
ちょっと嫌だなって思うような気持ちになること、不満を持ったりとか、傷ついたりすることにすごく敏感になってしまう。
別に悪いことじゃないんですけどね。
なるっていうことが起こるのも、結構自分自身がないものに目が行っていることが多いとき、そっちに傾いているときにそうなりがちだなって思うんです。
ですので、これは本当にシンプルに、今までの自分のそういったないものに目が行って、自信がなくなるっていうことを、どうこう思わずに、
あ、私はそっちに傾いてて、ないものに目が行くのが得意だったんだってまずは思うこと。
これはあることに気づくっていうことと同じことなので、まずそこは否定せずに認めつつ、
これからはあるものは何?っていうことを、ちょっと一つの自分のテーマにされて日々を過ごしてみるといいと思います。
これは結構生き方の癖として、自分の中に川の流れのような、しっかり感情のパターンの流れみたいな感じの流れができているので、
それを変えていく必要があるんですね。
じゃないと、意識しないと、感じたこととか思ったこと、目にしたことっていうのは、
自分の中にある考え方や感じ方の川の流れ、できあがったね、子供のときから川の流れみたいな自分の中にあるもの、そこに流れていってしまうので、
本当にないものに目が行くのが得意な川の流れになっていると、常に見たもの、聞いたもの、感じたもの、沸き上がってきたものがあっても、そっちの流れに行っちゃう。
そうすると、やっぱり力不足を感じてしまったりとか、自信がなくなってしまったりとか、自己否定をしてしまったり、というふうになっていくと思うので。
なので、そこを変えていくためには、ちょっと練習が必要です。バカ図が必要なんですよね。
周囲のギフトに気づく
なので、毎日、最低30個は、「あるものは何?」っていう問いかけを、自分自身や自分だけで30個見つけるのが大変だったら、
普段の日常の生活の中で、身の回りのものを見て、あるものを探すっていう、そういった練習をまずはしてみてください。
ないものに目が行くのが得意になった人は、あるものを見つけるのもすぐに得意になるはずです。
なので、今までの自分は否定せずに、まずはあるものを探せる、見つけられる自分になるっていう、そこをまずは鍛えてみてください。
2つ目のメッセージなんですけども、この相談の中で、何かをやって、お金を相手からいただくっていうことに抵抗がある、というようなことが書いてあったと思うんです。
これは、どんな自分の中の力を鍛えていけばいいかっていうと、受け取るっていうことを鍛える必要があるんですね。
じゃあ、受け取るということはどういうことなのかというふうに考えてみると、いろんな表現があると思います。
皆さん、人それぞれにとってのしっくりくる表現があると思うんですけれども、
本当に受け取って、それが循環していくような、こういった受け取るっていうのは、周りにあるギフトに気づいていくこと。
これが、イコール受け取るということになるということがあるんですね。
もう一度言いますね。周りにあるギフトに気づいていくこと。
例えば、今私がこうやってラジオを撮らせていただいている場所には、
オーストラリアのバイロンベイというところのお家に暮らしているんですけれども、
窓から見えるお庭には、薄いピンク色のバラがたくさん咲いているんですね。
あとは、白い可愛らしいお花がすごくこっちを見てたくさん開いているんだけど、
こういうのって自然のギフトなんですよね。
これってだって本当に自然に咲いているものだから、別に毎日お水あげてとか全然してないんですよね。
本当に自然に自分で根を張って成長して花を開いて、そして毎日こうやって私たちを喜ばせてくれたり癒してくれたりするんだけど、
これって本当に自然からのギフトだし、
例えば今こうやって椅子に座って机に向かってラジオを撮っているんですけれども、
こうやって安心して座れる椅子があるからこそ、皆さんのご相談を聞かせていただいて、
こうしてメッセージを安心して伝えさせていただけるっていう時間がいただける。
これもこの椅子があるっていうこともギフト。
だから本当に何気ないことなんだけど、
これってなんかギフトだよな。
誰かがさり気なく置いてくれたお皿とか、そこも相手からの自分を思ってくれる思いやりのギフトだったりするし、
本当そういった、これってギフトだよねっていうような感じで自分で勝手に思っていくでいいんですけど、
こういう周りにあるギフトにどんどん気づいていくことで受け取ることができるんです。
だから受け取るためには気づくことが大事。
気づくことができれば受け取ることができるから。
だからその練習をまたしてみるのもいいですね。
受け取る力を鍛える。感謝して受け取るっていうことができるものに気づいていく。
そしてそれをやっていくっていうのを、これも同時にあるものは何?っていう最初のメッセージと一緒にやってみるといいと思います。
そうすることで、まずはあるを知るっていう言葉をよく使うんですけど、
あるを知ることができるから、自分の中にもいろんなものが見えてくると思います。
自分に持っているものとか、自分に与えていただいていることとか、そういったものにもちゃんと気づくことができる。
自分がしっかり感謝して、いろんな何気ないことでも感謝して受け取るっていうことができると、
お客様からいただくお金であったりとか、あとは賞賛の声とか褒められるっていうことも、
私たち褒められると素直にありがとうございますって言えなくて、
いや全然そんなことないです、まだまだですって言っちゃうと思うんですけど、
そういったこともありがたく感謝して受け取って、本当に自身の光になっていくっていうことができるので、
この2つの力をぜひ磨いてみてください。
これはとってもシンプルにできることだけど、すごくパワフルな力を与えてくれることなので、ぜひやってみてください。
あとはね、やっぱりこれは全ては自分だけのものではないっていうふうに思うことが大事かなって思うんです。
これはどういうことかっていうと、自分自身という存在も自分のものだと思っているとね、
なんかどっか見下してしまったりとかしてしまうところがあると思う。
なんてとか、本当に何も持ってないとか、自分のことを否定したりとか、
そういったことも、もしもそれが本当に大事な人だったり家族だったりしたときに、
多分そうは思わないと思うんですよね。
お友達だったりとかね。
だけど、本当に自分という存在っていうのは、もちろん自分、それぞれ皆さんの命そのものなんだけれども、
与えていただいているものであり、そこはね、自分以外のもっと尊い、自分も尊いんだけど、
その自分の意識を超えた尊い命っていうものがね、宿っているんです。
なのでね、まずは全ては自分のものではない、自分だけのものではないんだっていう。
なんか自分という存在もすごく尊い命で生かされているんだっていうこと。
で、いただくお金も、自分がね、やっていくこととかも、自分が例えば伝えていく言葉とかもそうなんですけど、
そういったものもね、なんか自分だけのものではない、自分のものではないんだっていう。
言ったらもう天からいただいたものだとか、なんかこう、みんなで分かち合っていくような、
そういったものとして私は今いただいているんだって思うことで、
おそらく、やりたいことをやっていったり、それに伴うお金をいただくっていうことも、
もっともっと大きな視点でありがたく見ることができるし、受け取ることができるんじゃないかって思います。
なのでぜひこの練習をして、たくさん自分に与えられているものに気づいて感謝して受け取って、
どんどん自分の中のものに光を灯していってみてください。
ありがとうございました。
今日のメッセージはいかがでしたか?
皆さんの相談もお待ちしています。
今日も皆さんにとって最善の素晴らしい一日になりますように。
和歌の音。