2022-09-07 12:52

#72 正論で人はつぶれる

#マネジメント #育成 #不妊治療

マネジメントでミスの指摘をする際に気を付けていることをお話ししています #女性管理職 #マネージャー
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こんにちは、産業の仕事をして13年、営業のマネージャーをしている ワーキングマザーのわかまろと申します。
今日はですね、正論を言いすぎると人ってつぶれちゃうよねっていう話をさせていただきたいなと思います。
私はですね、仕事でメンバーのマネジメント、管理職としてマネジメントをする仕事をしているので、
人に対して正論を言いたくなっちゃう機会っていうのが結構多いんですよね。
例えばまあそうですね、指導とか指摘とかっていうのは、仕事の中にメンバーの育成の観点で仕事の中に入ってきますので、
そういう時にピシャッと正論を投げつけて終わりにしてしまったくなる時が結構あります。
ただそれはやらないように気をつけているんですね。
例えば、寝坊して遅刻した方がいるとしますよね。
で、そのことに対して正論をぶつけるのはすごく簡単だと思うんですね。
寝坊して遅刻なんて社会人としてありえないでしょとか、寝坊良くないよねとかってひいてはそこから詰め始める。
なんで寝坊したの?ねえねえなんで?みたいな風になるような場面をですね、社会人になってから結構見るんですけども、
正論を言って挙句の果てに詰めたところで、相手の心をカタクナにするだけだし、結局問題って何も解決しないんですよね。
なので、もし何か正論が言いたくなった時に、私が心がけている注意をしていることが2つありまして、
まず1つは相手の気持ちに寄り添うというところ。
共感をする、分かるよという共感をするっていうところと、あと一緒にその仕組みによる改善策を見つけるということです。
1つ目の共感をするっていうポイントなんですけども、これミスの指摘だけじゃなくてあらゆる場面で大事かなと思うんですが、
失敗をしない人はいないんですよね。正論だけで生きている人っていないと思うんですよ。
なので、先ほどの例にあった寝坊して遅刻してしまったっていう人に関しては、寝坊は良くないけど、分かるよと寝坊しちゃうこともあるよね。
あるよねというか、そういうのは失敗はあることだから、そういうのはよく分かるよっていう共感をまず示します。
共感を示すことによって、相手としてはいきなり否定されない。
相手はですね、寝坊して遅刻するっていうことが悪いことだ、悪いというか、正論上良くないことだっていうのは100も分かっているはずなんですよね。
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なので、共感をすることによって、ちょっとこちらに心を開いてくれるというか、素直に反省をするきっかけになってくれるんじゃないかなと思っています。
2つ目に、仕組みによる改善策を見つけるっていうことなんですよね。
これどういうことかっていうと、何か失敗があった時に結構人ってこうなりがちっていうのが、あなたのせいでとか、あなたはいつもこういうミスが多いよねっていう人のせいにしたくなるんですよね。
ただそれだとやっぱり何も解決がしないと。本人も失敗をしてしまったってことは十々分かってるけど、それが失敗だと分かりつつやってしまったっていうことなので、
モチベーションだったり気持ちを責めてもどうにもならなくて、仕組みの部分を改善しなきゃいけないので、改善策っていうのを一緒に考えることが大事かなと思っています。
私の仕事上でですね、最近具体的に起きたことで、ちょっと例に挙げてお話をしたいなと思うんですけれども、今顧客に対する満足アンケートっていうのを行っているんですね。
ある男性メンバー、20代後半の男性メンバーにクレームが結構集中をしてしまいました。
そのクレームの内容っていうのが、連絡が遅い、返信が遅いっていうその連絡遅延系が主だったんですよね。
例えばメールの返信がないとか、依頼したことを期日までにやってくれないとか、対応スピード感だったりに対するそのお指摘っていうのがたくさんいただいて、クレームがその一人に対して集中しているっていう形でした。
普通というか、ビジネスをやっている人であれば、メールをすぐ返すとか、期日までにやるっていうのは結構当たり前の話なので、言いたくなるわけですよね。
なんで返さないのと、ちゃんとメール返すのが当たり前でしょって言いたくなるし、私もなったんですけど、ただ本人はそれが悪いことだっていうのはよくわかっているはずなんですよね。
なので、まずは共感を示す。共感を示すというか、相手のその心情に対して配慮すると。なんでそういうことになっちゃったのかな。
例えば忙しかったとか、ついつい忘れてしまったとか、何か事情があったっていう前提で、ちょっと心情を配慮する、共感をするっていうのをまずやりました。
その後に仕組みを考えるっていうところなんですけども、本人に聞いたらですね、メールボックスが結構いろんなところに散らかっちゃってて、フォルダをたくさん作りすぎてて、どうにもと散らかっちゃってどうしようもないっていう、仕組みが悪いっていうことがまず発覚したんですよね。
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なので、そのメールボックスっていうのを、その子はもう7年目、その方7年目ぐらいの結構もうベテランの域に達しつつある、中堅に達しつつある年次ではあるんですけど、もう1年目の人にするように、
1からメールボックスっていうのはね、こうやって整理して、読んだら処理、読んだら処理ってすると大丈夫なんだよっていうのを、仕組みを一緒に画面共有しながら彼のメールボックスを整理して、これで返信漏れとかはなくなるよねっていう話をして終わりました。
ビジネスパーソンとして間違いを指摘するとか、正論ぶつけるっていう時には必要かもしれないんですけども、私が何年間マネジメントしていて感じるのは効果がないんですよね。
先ほども申しました通り、やっぱり人はこれが悪いことだとか失敗だっていうのが分かっている前提、正前説に立つと、分かってるんだけどやってしまう、分かってるんだけどその仕組みがうまくいかなくてやってしまうっていうことに本人も苦しんでいるはずなんですよね。
なので、これはマネジメントする立場としてっていうのもそうですし、人として寄り添うべきポイントかなと思いますので、私は何かこう、誰かが失敗をしてしまった、ミスを犯した時には正論をぶつけない、正論をぶつけすぎずに共感をするということと、仕組み作り、仕組みの改善っていうのを一緒に考えるっていうのを気をつけています。
で、これ夫婦間にも言えるかなと思ってます。
日常生活を送っていると、夫に対して正論をぶつけたくなる時がめちゃくちゃあるんですよね。
例えば、なぜ洗濯物が終わっているのに干さないんだ、とか、なぜ娘が泣いているのにこの対応しないんだ、とか。
育児とか共同のプロジェクトを回していると、特に指摘したくなることが往々にしてあるんですよね。
ただ、これ指摘してもあんまり意味がなくて、正論ぶつけても意味がなくて、これも相手の心情をまず思いやるところ。
そもそもその問題に気づいていないという可能性が高いと思いますので、心情を思いやりつつ共感をするということと、あとその仕組み。
仕組みというと家事の場合だと、洗濯機がこういうふうになっていたら言うから干してほしい、とか、娘がこういうふうになっていたらこういうふうにしてね、とか。
そういうふうにルール決めをすることで解決できることもあるのかなというふうに思っています。
じゃあこれらのことって、全部正戦説に立った上で話していますが、相手が悪意があって同じ失敗を悪意を持って繰り返す場合、
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こちらとの信頼関係が全く成り立ちようがないような状態であれば、職場であればイエローカード、レッドカードの対象を出すしかない。
互いのため出すしかないと思いますし、夫婦間だったら簡単には言えないですけど、離婚とかになるんですかね。
なんかちょっと付き合うべき相手ではないっていう判断になるのかなというふうに思います。
私はですね、退職勧告っていうのはちょっと今まで一度もしたことはないんですけども、ただ周りを見ていると稀にあるんですよね。
考え方が全く合わなくて、フードにも合わなくて、結構悪意を持って意図的にそういった失敗を繰り返すとか、仕事をやらないとか、
そういうことを繰り返してしまうと、退職勧告、イエローカード、レッドカードを出されるっていうことはよく、よくではないですね。たまにあります。
これ会社都合でひどいじゃないかっていう話もしたい方もいらっしゃると思うんですけども、
ただ、相手のためにとってもいいんですよね。
なんでかって、そんな活躍できない職場にいても、相手の評価は下がるだけですので、場所が変われば人は評価が変わる生き物ですので、
その方もどこかに行ったら、違う環境で活躍できるかもしれない。
で、その職場に甘んじてい続けてもらうっていうのは、その可能性の目を積んでるっていうことになりますので、
そういった指摘に対する改善だったり、整善説では対処しきれない場合は、イエローカード、レッドカードもありかなというふうに思っています。
ということで、今日は正論を言い過ぎると人は潰れるよねっていうお話をさせていただきました。
ここからちょっと余談というかプライベートの話なんですけれども、
私は今不妊治療をしてまして、今、胎外受精に進んでいるんですね。
胎外受精っていうのは何かっていうと、卵を意図的に取って、精子を受精させて、それを戻すっていうタイミングです。
前回、サイランっていう卵を取るっていうのを行って、予想してたよりも取れた数が少なかったんですね。
本当は5個以上取れるところが、私の場合は1個だったと。
すごく落ち込んだんですけど、その1個がたまたま受精してくれて、元気よく育ってくれてたので、その1分の1個を今日体に戻してきました。
不思議ですよね。自分の体の一部が外に出ていて、そして人の手によって受精させられ、そして冷凍庫に卵が入れられ、今日帰ってきたという感じです。
判定日は20日ですね。ちょうど2週間後になりますので、ちょっと期待しすぎずに待とうかなと思っています。
今日もですね、処置自体はすぐに終わったんですけど、やっぱり不妊治療は不快なことが多いですね。
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人前で見せたくもないところを見せて、入れたくもない薬を入れて、我慢することも言えずし、
普通であればシンプルに、人であれば普通に子どもができるべきところを最新の医療の力を借りないと妊娠できない私っていうのにたまに落ち込むというか、
マイナスになる気持ちになることもありますが、ちょっとあまり感情を入れずに淡々と進めていきたいなと思っております。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。また明日も聞いていただけると幸いです。
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