00:06
こんにちは、採用の仕事をして13年、営業のマネージャーをしているわかまろと申します。
今日はですね、私がマネージャーになる時に、社内で受けた昇進試験で、
ワーママは仕事に対して甘すぎるっていう話をしたいと思っております。
ちょっとどなたかのご参考になるかわからないのですが、
女性管理職なかなか増えないよねーっていう感じの気持ちで聞いていただければなと思います。
うちの会社はですね、役職がいくつかあります。
まず最初に目指すのはリーダーっていう役職なんですよね。
リーダーは主任ですかね、多分主任と呼ぶ会社が多いのかなと思います。
リーダーから次のステップになるとマネージャーといって、
複数のリーダーが担当するチームを持つのがマネージャーといって、
おそらくここが課長職になるかなと思います。
そこからは部長とか事業部長とかどんどん行くんですけども、
一応その正式な管理職と言われているのが、今私がやっているマネージャー以降という形になっています。
なのでマネージャーは立候補するんですね。
誰かが指名するとかではなくて、やりたい人が私マネージャーやりたいですっていうのを立候補して、
チャレンジ期間っていうのがあるんですね。
チャレンジ期間は短ければ半年、長ければ何年もやる人もいるんですけども、
何年もやっても慣れない人もいるんですが、
偽人マネージャーというか、お給料は一つ前の役職のまんまなんて手当は使わないんだけれども、
仕事としてはマネージャーのようなことをやってみて、
実際にその戦略が作れるのかとか、マネジメントがうまくいくのかとか、
そういった試験期間を経て、その後に役員に面談というか、
役員の面接を経て晴れてマネージャーになるっていう仕組みになっています。
なので私もですね、このマネージャーの昇格試験っていうのを受けてまして、
受けたのが確か6年前ぐらい、ちょうど30歳になる年だったか、
その前の29歳だったか、それぐらいで受けています。
今もなんですけど、当時はですね、本当に女性のマネージャーっていうのが少なくて、
03:02
私が所属している事業部が多分600人くらいの部署だったんですけども、
女性のマネージャーっていたのかな?
当時いなかったんですよね、多分。
多分っていうのはちょっと記憶がヤフヤだったので、
確か企画部門とか事務方の方には女性マネージャーがいたけれども、
営業で女性のマネージャーっていうのは確かいなかったんですよね。
男性ばっかりで、
過去数年前とか、結構昔にはいたみたいなんですけど、
その時はいなくて、私がなので、
もう本当に数年ぶりの女性マネージャーになれるか、なれないかみたいな感じで
登用試験を受けたっていう感じです。
私がマネージャーをやろうと思った理由は、いくつかあるんですけど、
キャリアにちょっと行き詰まりを感じてて、
当時女性メンバーが結構多かったので、
私が行き詰まったら、この子たちはもっと行き詰まるななんて思って、
マネージャーやってみようかなって軽い気持ちで立候補した気がします。
ここら辺はまた詳細、後別の機会にお話しできればと思うんですけども、
問題は、ついにチャレンジ期間を経て、
役員面接の切符を手にしたわけですよ、私は。
そうすると、役員面接の練習みたいなことをしてくれるんですよね。
してくれるっていうのは、先輩マネージャーだったりとか部長とかが、
結構いろいろ練習に付き合ってくれて、
模擬面接みたいなことを事前にやってくれるっていう感じです。
私の時もやってくれたんですよね。
隣の部署、大きな事業部の中の隣の部署。
なので大きく繰りでいくと同じ部署なんだけれども、
普段一緒に仕事をしていない人たちが、
次回受けるんだったら、ちょっとまとめてやってやるよみたいな感じで、
模擬面接の場っていうのを開いてくれました。
その場がですね、当然男性ばっかりなんですよね。
男性が何人いたのかな?男性マネージャーが6、7人ずらずらって並んで、
新人の子の模擬面接を受けるチャレンジマネージャーの中でも、
女性は私一人だけだったので、
男女比1対9みたいな感じの場で、
模擬面接っていうのがスタートしたんですよね。
役員面接で何を聞かれるかというと、そんなに難しいことは聞かれないというか、
どういう組織を作っていきたいかとか、理念に関する浸透度とか、
ビジョン、どんなビジョンを持っているかとか、
そこら辺の話が聞かれるので、
06:00
私はそこら辺も用意していた質問を模擬面接の場でも聞かれたので、
いろいろ答えていったんですよね。
そしたら最後に、女性の働き方について、
君はどう思うかっていうので聞かれたんですけども、
子持ちで働いているワーキングマザーは、
うちの会社ですごく甘い。
仕事に対して甘いと言われているけども、
それに対してどう思う?って聞かれたんですよね。
で、結構びっくりしてしまって、
そもそもワーママが甘いと言われているなんてことは私は強知らず、
当時あんまり子供がいながら営業しているママが身近にいなかったのと、
私も当時はまだ未婚でしたので、
全然実感もないけども、
上層部の人たちは働いている子持ちのお母さんは、
すごく甘いって思っているんだなっていう認識だけ持ったんですよね。
で、その役員、マネージャーになるための面接なので、
なんて答えるのが正解なのかなってすごいその場で考えますよね。
考えていろいろ考えた結果、
いや、でも子育てを言い訳に仕事の意欲が下がるのはありえないというか、
良くないと思いますので、
私も女性の一人としてそこら辺は、
なんて言うんですか、
フードを改善していきたいですみたいなことを言ったと思うんですよね。
で、その模擬面接の練習をしてくれてた部長は、
そうだな、みたいな感じでうなずいたので、
これが求められてた正解だったんだなと思って、
その模擬面接の場っていうのが終わりました。
で、なんか違和感満載ですよね。
違和感が多い。
ただ当時私も見込んで、
もう本当に仕事が9割9分みたいな、
試行性と生活をしていたので、
んー、なんかそういう世界もあるんだなーってしか思わなかったと思うんですよね、当時。
で、すごく一番恐ろしいのが、
私もその時、
あ、そのワーモマって甘い存在なんだ、
じゃあ私がなんとかしてあげないと、
みたいな感じにおこがましくも思った記憶があるんですよね。
すごい怖いことですよね。
もちろん男性側の何にも分かってない感というか、
多分その人たちは結婚して子供もいる人もいたし、
模擬面接やってくれた部長は子供が何人かいる方だったんですけど、
多分子育てしてない人なんですよね。
奥さんが確か専業主婦だったので、
全然そこら辺の事情もわからぬまま、
09:01
多分すごいいろんなバイアスと、
あとマネージャーっていうのは男の仕事だぞ、
女が入ってくるならそれぐらいの機会を持て、
的なマウント、トークもいろいろ入って、
そんな発言になったのかなっていうのを思っています。
その後は私は普通に無事に役員面接も通過して、
成績マネージャーになりまして、
その模擬面接での違和感のある質問、
部長からの違和感のある質問については、
もうすっかり忘れて数年が経ち、
ただたまに結構思い出してたんですよね。
あの質問は何だったのかな、
ワーママさんって甘いと思われてるのかなって、
ちょっとワーママの先輩を見つめたりしてみて、
ちょっとなんか消化できないまま、
自分が実際にその育休に、
出産して育休っていうのに入り、
ワーキングマザーっていう立ち位置になりました。
で、ワーキングマザーになってみて思うのは、
なんだろうな、仕事の意欲が低下してるわけじゃないんですよね。
そんな子供ができたんで仕事に対して頑張れなくなっちゃいました、
みたいなそんな簡単な話では全くなくて、
そもそも子供を育てるっていうのが、
仕事をするっていうのとはまた別の、
全く別の筋肉を使う一大事業であるということ。
かつそれがほぼ女性側に委ねられてしまっている部分。
なので、今までは100%仕事に注ぎ込めてたところが、
一気に50とか60とか仕事の、
育児の考えなきゃいけないことがのしかかってきて、
仕事に対するやる気だったり頑張りたいっていう気持ちはあるけれども、
どうしてもパワーが添われてしまう状態っていうのが作られてしまうし、
わがまま甘いなって、
短絡的に部長が考えてるって多分わかるんですよね、周りの人は。
どんなに頑張っても、
生まれる前よりすごく仕事を育児に含めたらめっちゃくちゃ頑張ってるのに、
なんかちょっと評価されてないとか、
なんかちょっと煙たい人扱いされてるなーみたいなのが、
ちょっと私も復帰した後に結構感じる場面がなくはなく、
部長はあの時、ワーキングマザーは女性社員っていうのは、
子供を産むと仕事に意欲下がるんだよって言ってたけど、
そんな単純な話ではなくて、
社会構造のねじれた部分、ねじれにねじれた部分が、
今変わろうとしてる女性の肩に一気に押しかかってるだけで、
そこをあんたら男性は分担しないんかいっていうのを、
自分がワーキングマザーになって初めて思ったっていう感じです。
はい、ということで、今日はすいません、ちょっとモヤモヤする話というか、
12:05
まとめると、私がその昇格試験、マネージャーになる昇格試験の時に、
この地の社員は甘いけどどう思うのって部長に言われましたよっていう、
ただそれだけの話です。
で、そこからも私がマネージャーになった時は、
本当に女性マネージャーって全体の5%もいなかったような感じなんですけど、
今で大体やっと10%ぐらいになってきたかなっていう感じですね。
で、怖いのが社員はね、
社員は、社員はねとか言ってすいません。
社員はですね、男女比半々なんですよね。
社員は男女比半々で、
女性も活躍してる人がたくさんいるのに、
マネージャーになりたい、なる女性っていうのはめちゃくちゃ少ないんですよね。
で、これ純粋に能力とかそういう問題ではないで、
女性で優秀な人って本当に多いので、
多いですし、実際自分がマネージャーやってみて思うのは、
女性だからリーダーシップ取れないとか、マネージャーに向いてないってことは一切ない。
むしろ女性の気持ち的に細やかなところとかが、
私はマネージメントに行かせてるなっていう部分もあるので、
なんか能力差ではないんだけれども、
環境というか男性マネージャーたちが俺たちの世界に入ってくるなっていう同調圧力的なものをですね、
やっぱり女性はすごく空気を読むので、
感じて履行する人が少ないんじゃないかななんていうふうに思っております。
はい、ということで、
そうですね、わーままは甘いよって言われた話から、
女性管理職が増えない、悲しいっていう話をさせていただきました。
皆さんの会社ではいかがでしょうか。
女性のリーダーの方がなんかもっともっと増えるといいなっていうふうに、
一位女性リーダーとして思っております。
はい、でですね、
昨日は第二次不妊治療に関するお話をさせていただきました。
で、そこでぽこぽこさんからですね、
もう温かいコメントをいただきました。
大変嬉しかったので読ませていただきます。
はじめまして。
拝聴しました。
私も不妊治療の流れが一緒すぎて驚きました。
私もチョコレート濃厚からオペ後にすぐ第二次不妊で大害でした。
うまくいかないと今日打ち込みますよね。
私も一度目のサイラの卵が一個二個で、
帰りの電車の待ち時間に何度も涙しました。
こんなに頑張ったのに何で報われないんだろうと私は思ってしまいました。
次はうまくいくことを願っています。
応援していますということで、
もう本当にありがとうございます。
私このコメントをいただいて、
結構またホロホロ涙が出てしまいました。
あのー、私周りの人にですね、
妊活のことを話してないというか、
15:01
上司には休むことがあると思いますっていうくらいで
簡単に報告はしてるんですけど、
やっぱり周りの同年代の女友達とか、
みんな出産ラッシュっていうこともあって、
まあなかなか言いづらい。
あとまだ大使が苦戦している、
大使の妊活を頑張っている人とかもいて、
そうすると大使が既にいる私から、
妊活の話をするのもどうなのかな、
相談するのもどうなのかなと思って、
プライベートで全然言えてなかったので、
このスタイルでお話したことによって、
お話したことによってこんなに温かいメッセージいただけて、
本当にありがとうございます。
これに治療も頑張りたいと思います。
ということで、
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
また明日も聞いていただけると幸いです。