2022-08-08 09:51

#45 人生はすっぱいぶどうだらけ

すっぱいぶどうだらけの自分の人生と、認知的不協和についてお話ししています #すっぱいぶどう #認知的不協和 #不妊治療 #正当化
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こんにちは、採用の仕事をして13年、営業のマネージャーをしているワーキングマザーのわかまろと申します。
今日はですね、人生って酸っぱいぶどうだらけだよね、でもまあそこそこ幸せですねっていうお話をさせていただきたいなと思います。
で、酸っぱいぶどうって聞いたことある方も多いかなと思います。
元になったのが、意味としては、自分が努力をしても届かなかったものっていうのを、あれは所詮価値のないものだったんだっていう事故を正当化してですね、自分の実力とかだったり、努力のなさっていうのを無視して事故を正当化するっていう意味ですね、酸っぱいぶどうっていうのは。
で、これ元になった話がありまして、イソップの童話の一つなんですけれども、あるところに狐がいるんですよね。
狐がすごいお腹が空いていて、てくてく歩いていくとですね、あのぶどう畑が見えたんですよ。
で、ぶどうは本当に美味しそうなぶどうだったんですけども、狐は喜んで食べようとするわけですね。
ただ、すごく高いところになってたんですよね、狐が。
で、どんなにジャンプしても、どんなに頑張っても、どんなに背伸びしても取れないので、その狐はぶどうを取ることに疲れてしまって、すごく自分に対してなのか、ぶどうに対して怒り、あとは悔しくて、
まあどうせこのぶどうは絶対酸っぱくて、まずくて、違いないんだから、まあもうこんなのもういらないよって言って去ってったっていう話になります。
このお話の教訓としてはですね、これは狐が自分で取れなかったぶどうは、酸っぱくて美味しくないんだっていうのを自己正当化した話なんですね。
そこから、自分の能力の低さとかを正当化したり、擁護したりするために、本当に自分が痛かったものは価値がないものだったんだって言って、
決めつける、いわば負け惜しみみたいなことをするのを表現しているというふうに言われています。
この酸っぱいぶどうはですね、人間の心理的にも結構真っ当な、真っ当なというか、そうですね、心理的にも説明がつく行動でして、
アメリカの心理学者のレオン・フェスティンガーさんという方が、自分の考えと行動が矛盾した時に、人間で不安を感じるんですよね。
考えと行動が矛盾した時に不安を感じるので、その考えを変更することによって、行動を正当化するっていう現象があるんですけど、これを認知的不協和理論と名付けたそうです。
認知的不協和をですね、例でよく使われるのが、例えばタバコなんですよね。タバコって体に悪いってみんなわかってますよね。
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喫煙者の方々もタバコは悪いって認知してるんだけども、それでもタバコを吸うわけですよ。
これは矛盾した行動ですよね。その矛盾した状態が気持ち悪いので、喫煙者の方々はタバコを吸うのは体に悪いのはわかってるけど、ストレス解消のために吸ってるんだとかですね。
この行動を辻褄合わせと言いますか、言い訳で正当化することによって、その事故の行動と認知の間に歪んだものっていうのを正当化するのを認知的不協和っていうふうに言っています。
あと例えば、もう一つ例として恋愛とかで例えるならば、誰か好きな人がいたとしますよね。
その人に告白しようと思うんだけれども、その人に他に恋人がいたとなった時に、あの人と付き合ってもどうせ幸せにならなかったんだっていうふうに自分を思い込ませるのも、
これも好きだっていう行動とただ手に入らないっていう行動、事実をですね、気持ち悪さを辻褄合わせていくために認知的不協和が働いていると言います。
この認知的不協和を表した酸っぱい葡萄の話なんですけども、結構人生酸っぱい葡萄だらけだなって思うんですよね。
例えば自分の人生を振り返ると、私は高校と大学は、皆さんそうだと思うんですけど受験をして入ってるんですよね。
受験をする前に本当はもっと行きたかった学校があったんですよ。
学校があったんですけど、結構偏差値が高かったんですよね。
なのでちょっと自分には無理だなって思って、内心思い、ちょっとランクを下げた学校を受験して、一応そこが第一志望、ランクを下げた学校第一志望といって入ったわけなんですけども、
後から思えば、本当は行きたかった学校っていうのが確実にあったんですよね。
ただ当時の私と今の私もそうですけど、でもあそこの学校に本当に行きたかった学校に行ったとしても、
今の人たちとも巡り会えなかったし、友達とも巡り会えなかったし、あれやこれやのいろんな体験はできなかったから、今の学校でよかったよねっていうふうに思ってました。
あと例えば会社もですね、今の会社が第一志望ではなかったんですよね。
なかったんですけど、もっと行きたい会社もあったんですけど、今思えばそっちの行きたかった会社に行っても多分社風が合わなくて、
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多分ボロボロになってたと思うので、今の会社でよかったなって自分を正当化してたりとか、
あと恋愛面でもですね、結構長く付き合ってすごく結婚したいなって思ってた、勝手に思ってた人、一方的に思ってた人がいたんですけども、結局振られてしまったんですよね。
ただ今思えばあの人と結婚してたら、多分私は幸せになれなかったし、お金の価値観も仕事の価値観も合わなかったし、結婚しなくてよかったって思うんですよね。
これって全部酸っぱい葡萄だなと思っていて、自分の中にある認知的不協和を解消したいから、自分で正当化しているというか、
事実も合わせているんだなっていうのが最近改めて思っています。
これを思ったきっかけが、私今不妊治療をしているっていう話を前にもさせていただいたんですけれども、
本当に順調にいけば来年、去年の夏ですね。去年の夏にはもう妊娠していて、今年の春ぐらいには生まれてたはずだったんですよ。
なんですけど、今2歳半の娘がもうイヤイヤ期でめちゃくちゃお世話が大変、大暴れも多くてですね、すごく大変だったので、
今思えば、そんなに年を近くしなくても、今妊娠できてなくてよかったな、もうちょっとゆっくりでよかったんだなっていう、
もうまさしくそんな発想をしてまして、これ私酸っぱい葡萄じゃないかっていうふうに思い、結構人生を振り返ると酸っぱい葡萄がたくさんあったなっていうふうに思い返しています。
ただですね、この酸っぱい葡萄って自分を正当化してるとか、言い訳してるとか、そういった教訓のように語られるんですけども、私それでいいんじゃないかなって思ってまして、
結局今がいいから、酸っぱい葡萄を得られなくてもよかったって思ってるわけなんですよね。
なので、酸っぱい葡萄を言ってるのはちょっと格好悪いかもしれないけども、自分の今が幸せだということで、どんどん正当化できる部分は正当化して、
酸っぱい葡萄をたくさん作っていけた方が、人生楽にゆるゆると過ごせるんじゃないかな、なんていうふうに思っていたりします。
はい、ということで、今日は酸っぱい葡萄、認知的不協和のお話をさせていただきました。
皆さんも人生や生活の中で酸っぱい葡萄はありますでしょうか。ぜひ思い浮かべていただけたら幸いです。
私ですね、全然別件で、夜散歩をするのが日課なんですけど、今も散歩中なんですね。
そしたらさっき、ハクビシンを初めて見ました。
ハクビシンって知ってますか?イタチみたいな猫みたいな形の小動物。
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近所の神社にですね、ハクビシンに注意っていう張り紙が貼ってあったので、たまたま形をしてたんですけど、
なんだこれはと思ってたら、さっき目の前をよくぎりまして、最初猫かなって思ったんですね。
そしたら猫耳もなんかちっちゃいし、猫でもないって思って驚いてたら、さーっていなくなっちゃったんですけど、
たぶんハクビシンでした。ということで、ハクビシン見たことありますでしょうか。都会にもたくさんいるんですね。
ということで、今日の放送は、すみません、最後何言いたいかわかんなくなっちゃったんですけど、終わりにしたいと思います。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。また明日も聞いていただけると幸いです。
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