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こんにちは、わかまろの人間関係がちょっと楽しくなるラジオ。このチャンネルではあらほうの営業ワーママの私が捉え方と伝え方で人生ちょっと楽になる、そんなテーマでコミュニケーションや子育て、副業を育てるあれこれについて配信しています。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。今日は、むしろ好感度が上がる断り方というテーマでお話をしたいなと思います。
皆さんは人の頼みやお願いを断るというのは得意ですか? 苦手なんだよねーっていう方と、
もしくは今は得意なんだけど、昔はちょっと苦手だったなっていう方が多いんじゃないかなぁと予測をしております。
この断るのが嫌っていうのは、 実は太古の昔からDNAレベルで人間に刻みつけられている本能と言われていて、
例えば私たちってお猿さんだった時代から 何か食べ物を取ったりした時に
自分だけ、自分の家族だけで食べ合っているのでは、また次回食べ物が取れないタイミングに何があるかわからないじゃないですか。
なので その血縁関係がない仲間とでも
それをこう分け合うことによって、また次回別の機会で食べ物、動物だったり果物だったりを
自分は取れないけど、他人が取った時に 分けてもらえる、お互い様で助け合っていきましょうねっていう保険をかけるために
この助け合い精神というか、 そういうのが生まれているんですよね。
なので人は本能的に誰かを助けたいし、 誰かにこう助けてって言われたら
断りづらい、断りたくないっていう本能を持っていると言われています。
でもだからといって、相手に嫌われないようにとか、 何か行為を受けたら絶対それを返さなきゃと
その断ることができないばかりに、自分に負担が偏ってしまったり、本意でないことをやってストレスが溜まったりとか
そういうことは避けたいですよね。
で、断るというのにはちゃんと適切なテンプレートがありまして、 今日はそれをご紹介したいなと思います。
で、じゃあそのテンプレートとは何かというと、 デスク法というのですが、結構有名なものなので
コミュニケーションについてちょっとでも勉強したことあるよとか、 本読んだことあるよって方はご存知の方も多いかなと思います。
じゃあデスクっていうのは何かっていうと、 D, E, S, C の4つのアルファベットができていて
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じゃあそれぞれ何の頭文字かというと、 D が Describe 描写するっていうことですね。
E が Explain 説明する。 S が Specify で提案する。
最後の C が Choose で選択する。 なのでその場を描写して説明して提案して選びましょうっていうのがデスク法です。
で、この説明だけだと何のこっちゃっていう感じだと思いますので、 2 つ事例を挙げますね。
じゃあまず上司に飲み会に誘われたという場面でデスク法を使ってみます。
じゃあまず上司が、今日みんなで飲み行くから君も来てよと言ったとします。
そしたらまずそれについて描写をします。 飲み会誘っていただいてありがとうございますっていうのが描写です。
で、次にその嬉しいという気持ちを表現しながら、 自分の説明、状況について説明をします。
Explain のところですね。 じゃあどう Explain するかというと、いつも誘ってもらえて嬉しいです。
実は、今日は学生時代の友人が遠くから私に会いに来てくれていて、 行くのが難しいんです。
と説明をします。 次に Specify ということで提案をするんですけども、
じゃあどう提案するかというと、 例えば今日は出席できないんですけどまた誘っていただけますかとか、
お互いの要望の打決点というか妥協案になる内容というのを提案します。
最後に Choose ですよね。 選ぶというのは自分が選ぶか相手に選んでもらうかなんですけど、
例えばじゃあそれで ok っていう感じだったら、 ありがとうございます。またよろしくお願いしますということで、
相手の決断を素直に選び取る。もしくは、 相手が例えば、いやでもちょっとだけでも顔を出してよとか、
実は新しい人を紹介したいからさとか、 そんなふうに交渉が
結立している場合は、 変わる選択肢ということで、じゃあ例えば30分だけであれば出席できそうですがいかがですかとか、
そういう感じで代替案というのを提案して、 それでまあ納得をしてもらうという感じです。
じゃああとは仕事を断るときのデスク法の例ですが、 例えば相手からこの仕事を今週中にお願いって言われたとしますよね。
じゃあまずそこに対してディスクライブ、描写をします。 この仕事を今週までということですね。
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まずはその条件を描写して受け止めるんですね。 次にエクスプレイン、説明するというところなんですけども、
お声掛けくださってありがとうございますと、 まずは感謝を述べながら、
実は他にもこういった案件を抱えていて、 今週中は手が開かない状況なんですっていうのをファクトで説明する、具体的に説明をする。
次にS・スペシファイ、提案するということで、 来週であれば可能なのですがいかがでしょうかと言ってみる。
それでOKだった場合は、チューズということで相手の選択を受け入れる。
選び取って、ただそれでも難しかった場合は、 チューズで代わりの選択肢、例えば
今週までであればじゃあ何々さんにお願いしますとか、 例えば資料のアウトラインは私が作りますので作成は
〇〇さんにお願いしても良いでしょうかとか、 そういう感じで着地させることができます。
ここで大事なのは、断るのは相手を否定したり、 申し訳ないことであると思わないということです。
断るというのはむしろ建設的で前向きなコミュニケーションなので、 どううまく断るかでその方への信頼度が変わってくると思うんですね。
うまく断ってくれる人は信頼度が上がるし、うまく断れずに受けてしまってパンクしたり、 もしくは素っ気ない断り方をされてしまう、無儀に断られる場合だと
なんだよ感じ悪いなーって、もしくは言ってよーみたいな感じになると思います。 なので今回ご紹介したデスク法は断る以外にも結構使える方法ですので
よろしかったら使ってみていただければなと思います。 最後にちょっと雑談なんですけれども
私はこの断るが昔すごく苦手でして、そのエピソードとして学生時代のある友人が
会社の方と不倫をしていたんですね。 その彼女が不倫をしているのは別に自分とは関係のないことなので
それは別に良かったんですけど、その彼女が その相手の男性に
ちょっと女の子と飲みたいから友達呼んでよ、みたいなことを言われるらしくて それに私がよく
借り出されていたんですよね。多分この人は断らないと思われていたんだと思います。 私はその彼女の交際相手の不倫している男性が
すごく苦手だったので、その人がいる飲み会には行きたくないということを伝えたところ 今度はその人がいるということを
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言わずに誘ってくるようになったんですよね。 ただ男性がいないと聞いていたにも関わらず飲み会に行って、その友達の飲み会に
誘われて行ってみると必ずいるので いやもうその子からのお誘いはちょっと断ろうと思って断るのを始めてみたところ
今度は私が親友だと思っている別の友達もその場にいるよっていう 話で誘ってくるようになったんですよね
でも私はその親友に確認をとって、その親友はいや今日行く予定ないよ、みたいな そういう話はすぐ裏が取れてしまいますので
私は結局その彼女の誘いはそれからも行くことがなくなってしまい それと同時に学生時代に一緒のグループで遊んでいた他の子たちも
その子からの誘いはもう 行かなくなってしまってちょっと
付き合い自体が疎遠になってしまったっていう そういう思い出があります
皆さんはこう誘いを断る断らないでなんかモヤモヤやきもきした経験ないでしょうか
たわいない話ですが私の社会人なりたての頃の思い出でした ということで今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました
また次回も聞いていただけると幸いです