美味しいですよね。
インスタ拝見してたら、昨年行かれてましたよね。
この前も行きました。
最近行かれたの?
美味しいですよね。
美味しいというか、もうお料理とのペアリングがまっすぐですよね。
酒ラボさんをこの間初めて伺って、大変同業者として勉強させていただきまして、
私も頑張らなきゃなと思っている次第でございます。
平田さんのお店にもぜひ今度お伺いしたいです。
よろしくお願いいたします。
前回は山口さんの幼少期などについてお伺いしました。
何歳になりたくてひとつにな学生時代も過ごされたという山口さん。
今回は社会人時代のお話を聞いていきたいと思いますが、
現在は話し方とか聞き方の講師として企業研修などもされていらっしゃったり、
コロナ禍にポッドキャストも始められたりと、
今までどんな社会人経験、どういった思いでここまで来られたのかお伺いしていきたいです。
今回はいかがでしょうか。
そうですね。前回小学校の時にアナウンサーになりたいと思ったお話をしたんですが、
本当その後一筋で、平田さんと同じ日芸出身で私放送学科なんですけども、
日大芸術学部に放送学科があるというのを知り、
そこからアナウンサーが何人か出ているというのを知ったので、
ならば付属高校に入った方が早いなと思って、
学校選びもそこ基準で選んだんです。
なので日大の付属高校に行き、放送学科に内部進学で無事行けたんですけれども、
まあ就職活動、ちょうど氷河期の時代だったんですね。
それもあったんですけども、アナウンサーという職業自体が、
例えばアイドルのオーディション並みにものすごい倍率なんですね。
特にキー局なんかは。
全国各地受けたんですけども、書類選考を含めたら30社近くは落ちまして、
本当にどこも行くところがない状態だったんです。
卒業式の日を迎え、みんなで袴姿で写真を撮っていた時に、
お電話をいただいたのがコミュニティFMですね。
地元密着型のラジオ局、東京の江戸川区というところにあるFM江戸川から、
内定を出しますというお電話をいただき、
あ、社会人スタートできるみたいな。
そこまでもう仕事決まってなかったみたいな。
決まってないから就職浪人だみたいな。どうしようみたいな。
アルバイトとこのまま続けようかみたいな。
もうそんな状態だったんですよ。
そうですか。
だから我々の日芸の有名アナウンサーの先輩でいうと、中井美穂さんとかですよね。
ちょっと上だとね。
あと近藤里さん。
近藤里さんもそうか。
もう富士テレビのキラキラ女子アナ時代のね。
そうです。
そういう時代ですよね。
本当に私はそういうキラキラじゃなくて、どっちかというとずっと落ち込んで挫折してのスタートで。
周りのお友達は地方局のアナウンサーになった子もいたので、華やかにテレビで活躍していて、
私はラジオだし、しかも地元密着型のちっちゃい局だしみたいな。
最初は実はコンプレックスを持っていたんですね。
でもその入ったFMエドがまあいい局で、すごくいい先輩上司に恵まれたんですよね。
それまで数々のラジオ局で経験された皆さんが集結していたので、本当にいろんなことを教えていただいた上に、
コミュニティFMなので、こうやって皆さんも収録していらっしゃいますが、
喋るだけではなくて、番組の制作とか営業もやりましたし、ADもやりましたし、編集も音響も全部の業務をやらせていただけたのがものすごく楽しくて、
もう休みいらないですぐらい楽しく、結構3年間いたんですが、かなり濃厚な日々を過ごさせていただき、
とはいえちょっと大きいところでも挑戦したいなという気持ちがあったので、
当時TBSラジオの954情報キャスターというお仕事の募集があったので、それに応募してそちらに転職して、TBSラジオでも3年間やっておりました。
そこでは今度、A.ロクスケさん、ドクマ虫サンダユーさんという、
30代、40代以降があの人ねってわかると思う。20代はわかんない。皆さん若い方はピンとこないかもしれないんですが、
いわゆるラジオの黄金期を築き上げてきた、もうベテランの、A.さんは上を向いて歩こうの作詞作曲をした方。
マムシさんはジジイババーの独絶で人気の方。
今でもそうですかね。
今も元気です。
ドクマ虫さんは北区の業界団体さんの講演会にいらしてましたね。コクトピアに。
本当にね、パワーをいつもいただけるし、やっぱりラジオって音と声だけで表現する、この世界の面白さ深みみたいなものを、A.さんやマムシさんからはTBSラジオの時は教えていただいたという感じです。
その後はいろんな現場を行く中で、日本人とも出会ったりということなんですよね。
そうですね。そこで6年間ぐらいは社員として働いた後はずっとフリーランスでお仕事をしていて、今はそこの経験を生かして、どんな声や話し方だと伝わるのかとか、
あとどんなふうに人の話を聞くと相手の方が心開いてくれて、どんどん話をしてくれて信頼深まるのかといったノウハウをちょっと体系化して話し方、聞き方講師というお仕事をしているんですけども、
その途中で日本酒の魅力を伝えたい思いが膨らんでいって、2年前にポッドキャスト、酒蔵トーク酒魂をスタートしたという流れです。
なるほど。その酒蔵トーク酒魂ってちょっと独特なネーミングな気もするんですけど、何かの由来でしたりとか、他にも実はこんな名前で考えていましたよとか、そういうのはありますか?
他にはあまり候補はなく、まず酒蔵さんとのトーク番組なので、酒蔵トークかなと思っていて、何かでもそれだと物足りないなと思って、魂込めてお酒を作っていらっしゃる。
その部分にすごく私は感動したので、魂も入れたいな、酒魂かなっていうのでくっつけて酒蔵トーク酒魂になりました。
思いがそのまま乗っかった番組名ということで。
ラジオを聞いてても、熱い思いがラジオからもうあふれ出てますもんね。
よく言われますね。
ゲストに来てくださる方々、みんな日本酒愛が強くてですね。この番組もそうなってんじゃないかなっていうのも非常に思ったりもしまして。
山内さんは2021年2月あたりにもクラウドファンディングなんかもされて、そちらの方でも日本酒の良さを伝えたいというか、業界を盛り上げたいというか、そういったことも思いがあったりしたんでしょうか?
そうですね。クラウドファンディングをやるきっかけは、まずやっぱり認知してもらわないことには、聞いてくださる方を増やさなきゃというのがありました。
聞いてくださる方が増えれば、やはり日本酒の魅力を知っていただく方が増えますし、それが日本酒業界が盛り上げる何かちょっと一つプラスになればな。
些細な力だけのなればなという思いで始めたんですね。
あとちょっと一緒にやってる経営者仲間にクラウドファンディングのプロデュースをやっている方がいたので、それもありましたね。
背中を押してもらいました。
その思いがね、当然クラウドファンディングだからある分の営業活動ではあるとは思うんですけど、そういう部分を飛び越えてこの日本酒協会こういった形で盛り上げていきませんかっていうそれに応してくれる方をどうやって集めるかということですもんね。
そうですね本当にありがたかったですし、やっぱりあの私自身もその後その番組の収録もそうですし、あと実際に蔵に行ってできればお話を聞きたい。それまでは割とズームが中心だったので実際に蔵に行って聞きたいし、せっかくならば何かちゃんとした写真なり映像に残したかったのでプロのやっぱり日本酒好きなプロカメラマンがいたので、その仲間と一緒に写真を収めて後々ずっと残るようなものを届けたいと思っていたので、
本当にそのあたりの制作費としてそのクラウドファンディングで集めさせていただいた支援のお金をその後番組の制作に使わせていただけたのを本当に改めて感謝だなぁと思っています。
ありがとうございます。大変勉強になってよりこの番組にも活かせるような話を伺えたと思います。本当にありがとうございます。
今回は酒蔵トーク酒魂の山口智子さんの社会人時代の話や番組名の由来、ラジオに関連しクラウドファンディングのお話も聞いてきました。
次回は現在の道についてそしてお酒のオンライン販売などもされたということで気になるお話を詳しく聞いていきたいと思います。本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さあここからは大人気のあのコーナーに参ります。クイズどんどん答えてイエーイ!
このコーナーではお酒にまつわる問題を佐紀さんが出題し木崎氏である平田勝が解説していくコーナーでございます。
観客の皆さんもぜひ考えてみてくださいね。
はい。今回はゲストの山口さんのお父様のご出身である熊本の酒造鉱的米についての問題です。
それでは出題します。
熊本県で栽培されている酒造鉱的米として有名な花錦は夢泉というお米とABどちらのお米の掛け合わせでできたでしょうか。
A.山田錦 B.尾町
さあABどちらですかね。これは難しいかな。
もう一度熊本県の酒造鉱的米花錦を聞いたらピンとくる人もいるかな。
それでは正解発表です。正解はAの山田錦でした。
木崎氏の資格を持つ平田さん解説をお願いします。
はい。玄米が大粒な花錦、芯箔が大きくしっかりしているため、お米を精米していて磨きをかける錦上酒の仕込みにも従来の掛け米品種よりも適しているということで、
しかも山田錦よりも穂の長さがやや短く倒りにくいため栽培にも適していると言われております。
なるほど。これからどんどん花錦っていうお米が増えてくるのかな。
これどちらかというと県内でどんどん広まっていくんじゃないかなと思った。
各酒造鉱的米って全国組織が認定しているんじゃなくて、各都道府県単位の農業試験場だったりとかが認定しています。
そうなんですね。
どちらかというとワインのテロワールのように地産地消で地域のものを地域で使っていくっていう考え方が広がっているタイミングでもあると思うので、
より熊本県としてこの花錦というお米を押し出していくんじゃないかなって想像しております。
なるほど。ありがとうございます。
さて縁も竹縄ではございますが、今日はこの辺りを開きといたしましょう。
番組の関数はX、ハッシュタグで酒の道検索してください。
それではまた次回。さようなら。
さようなら。