トークテーマ:日本酒に目覚めたキッカケの一杯/日本酒との出会いが導いたキャリア
コーナー:クイズ呑呑答えて!
お酒のコミュニティー「サカラバ」HPはこちら→ https://sakalover.fun/
ゲスト:すぎたまさん
1988年大阪でお生まれになり、現在は福岡県に在住。
2017年 SSI認定の日本酒ナビゲーターを取得、翌年2018年にはSSI認定 唎酒師の資格を取得されており、2020年から住吉酒販 公認パートナーとしてもご活躍されています。
現在はYouTube、音声配信、SNSで誰にでも分かりやすく楽しめる"やさしい日本酒"をモットーに、いろいろなコラボイベントを企画されています。
また色々なお酒のジャンルを超えた交流を目指して 立ち上げたお酒のコミュニティー「サカラバ」を運営されており、現在1300人のメンバーがいらっしゃいます。
日本酒の聖地からお届けする日本酒に関わる様々な人をゲストに呼んだ唎酒師によるトーク番組。様々な酒蔵の杜氏や唎酒師、日本酒を扱うお店の店主など日本酒に関わる様々な人をゲストに呼び、お酒にまつわるトークをしていきます。
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日本酒の聖地から
酒の道
こんにちは、パーソナリティーの平玉猿です。
この番組は、お酒にまつわるゲストをお招きし、
お酒の道を歩むストーリー、お酒のあれこれを深掘りしていく番組です。
聞き酒師を目指す佐紀さんと共にお送りします。
佐紀です。よろしくお願いします。
さて今回のゲストは、酒ばやしラジオのパーソナリティー 杉玉さんにお越しいただいております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
お願いします。
ちょっと私前回言い忘れちゃったことがあって、ちょっと聞いてもらっていいですか。
すごい私事なんですけど、
昨年末に奈良県にある大宮神社に行ってきたんですよ。
そこで良き日本酒と巡り合わせてくださってありがとうございました。
2025年も良い酒と巡り合えますようにっていう風にお願いをしてきたんですね。
ちょっとこれは一酒好きとして、もうご報告をしたくて。
報告だね。
酒の道のXにその様子が載ってたので、皆さん見ていただけるとありがたいと思います。
いっぱいバシャバシャ写真アップしてあるもんね。
そうですね。
それにしても佐紀さん、去年お酒どれくらい飲んだの?
多分100種類以上は飲んでると思うんですけど。
あれ、写真全部撮ってる?
写真一応全部撮ってはいるんですけど。
まとまってない?
そうなんですよ。
そういうアプリがあるから、ラベルを取るとそのお酒をグルーピングしてくれるみたいな。
で、情報を紐付けしてくれるみたいなアプリもあるので、そういうのを入れると。
昔、今は酒ノートってアプリかな、あって。
僕の日本酒学校の同期の方は、年間で2000から3000飲んでたらしくて、3000倍。
そんな方すごくて、人間ドッグの前日9時まで飲んでても、翌日ガンマGTPが20とか30で正常値以下みたいなモンスターがいまして。
肝臓強い。
ちなみに杉玉さんもたくさんお酒飲まれてると思うんですけれども、そういった記録だとか、
僕こんだけ飲みすぎちゃったとか、記憶がないとか、いっぱいあると思うんですけど、やっぱり失敗もいっぱいありますよね、お酒のね。
失敗も、はい、ありますね。
失敗しかないんですけど、私。
どんなアプリとか使ってらっしゃるんですか?
なんか基本的にはあんまり使ってはないんですけど、でも記憶より記録しないと絶対記憶が覚えてなかったりするんで。
なので、モノカっていう、それは別に日本酒に特化したわけじゃなくて、なんかいろんなものをメモできるアプリがあるんですけど、
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それって自分で項目を作れたりして、例えば甘みの5段階とか、そういうのを自分で設定できるんですよ。
なので、それを最初に設定しておいて、日本酒飲んだら、それの写真とそれを適当にペーってやって、メモちょろっと書いて記録しとくみたいなことはやるんですけど、
多分10分の1ぐらいしかできないです。だいたい面倒くさくなってやらなかったりするので。
でもそういう甘みとか味とかちゃんと記録できるのっていいですね。
そうですね。やっぱり写真だけだと味を思い出せなかったり、衝撃を受けたやつとかは覚えてたりすると思うんですけど、
よく飲むやつとか。でも忘れちゃって思い出すときに、あ、そうだったなみたいなのの参考にはなるかなという感じですね。
なるほど。私いつもXとかインスタにほんとただ写真ポンってあげてそれだけなので、ぜひモノカをインストールしてみようと思います。
それちゃんと使うんだよ。インストールするだけじゃなくて。
はい。使います。
ありがちね。ほんとに。
ということで、前回はコラボに至った経緯や大学時代に少し日本酒が苦手だったなどのお話を伺ったんですけれども、
今回は日本酒がどうして好きになったかだとか、それをきっかけになった社会人時代についてお話を伺いたいと思っています。
早速ですが、何がきっかけで日本酒を好きになったんでしょうか。
そうですね。前回のときには大学のときに寮を飲むときに日本酒が出てきたんで嫌いになっちゃったという話だったんですけど、
実は好きになったのも大学時代というか、僕は大学院まで行ってたんですけど、
研究室の先生もかなりのんべいで、研究室だけど週3ぐらいで飲みに連れてってくれる先生だったんですよね。
その方がだいたい5軒ぐらい連れ回されるんですけど、
一晩で?
一晩で。
その週3?
週3で。
大学だからスタートも早いよね。
5時とか。
5時でしょ。
5時ぐらいに先生がもうそわそわして研究室に入ってきて、まざっと帰って、という感じだったんですけど、
そこの一番最後に行くお店が日本酒専門の立ち飲み屋さんだったんですね。
大学は神戸の方だったんで、やっぱり酒どころなので日本酒が置いてあるお店が多かったんですけど、
そこで日本酒をちゃんと銘柄を思って飲んだときに、
選べばめっちゃおいしいのあるんやっていうのが好きになったきっかけですね。
本当にそう。
今もなんだけどね。
チェーン店のラーメン屋さんとかにメニュー表にもう日本酒しか書いてなくて、量も何もわからずに出てくるっていうのをまだまだ。
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そういったのがやっぱり日本酒に出会うきっかけのハードルにもなっちゃってるかななんて僕も思ったりもするんですけども、
そのときに先生に連れて行かれたお店で一番おいしかった日本酒とかって何か覚えてたりしますか?
それがですね、覚えててですね、福島県のロマンっていうお酒があるんですけど、
やっぱりそのどっちかというと飲み放題とか出てくるのってしっかりめな日本酒らしい日本酒が多かったんで、
日本酒ってそっちのイメージだったんですけど、
逆にこのとき飲んだのがめちゃくちゃフルーティーで甘さもあって、
こういう味も日本酒なんだみたいな。
っていうのがあって、ロマンもいろいろ種類があるのは後で知ったので、
そのときのロマンの何だったかまでは覚えてないんですけど、
でもやっぱりその後からちゃんと選んでこれ飲んでみようとか、
いろんなものを飲み始めるきっかけになりましたね。
しかもロマンちょっと他と作り方違うんですよね。
あ、そうです。
3段仕込みで4段目もち米使ってたりとか。
そうですそうです。
それを3段仕込みっていう、インターネット等で3段仕込みとかって調べてて、
ふと出てくるんですけど、4段仕込みで調べても出てきて、
その4段目には味をもっとコクを出すというか、
うまみ甘みを引き出すためにもち米を使ったりしてるのがロマンさんなんですね。
飲んだことある?ない?
私はまだなくて、
酒屋さんに行くと並んでて買いたいなと思いつつも、
ついつい別のお酒に手がちょっと伸びてしまうので、
今度ちょっと買ってみようと思います。
買うとやっぱり1本、4合瓶でも1,500円、2,000円しちゃうから、
逆にお店行ったときに見つけたら飲んでみるとか。
フルーティーなんだ。
なんかラベル的になんかすごいちょっと、
ほんと日本酒ガツンかなって思ってたんですけど。
日本酒、かわいらしいラベルしてない?漢字だけかな?
そうですね。漢字はなんかそんな感じだけど、
キラキラしてるラベルが多いですね。
そっか、今の20代はあれを見てもガツンとしてると思うのかしら。
すごいキラキラしてるイメージなんだけど。
普殿文字。
そう、普殿文字で書かれてると、
ガツン系なのかなって思っちゃって。
いや、全然そんな。
でもこの、まずロマンっていう漢字が読めないですね。
漢字というかカタカナの漢字。
確かに。
重鉄でトロマンとかね、トロトロしてるような。
お酒をそうやって商品名にしたりだとか、
今でも酒蔵は1000近く、1000前後あると。
実価だと1000は切っちゃってるとも言うんだけど、
そういったところでやっぱ各社各社のオリジナリティを出して、
だからもうね、永遠に日本酒は全種類飲みきれないですよね。
いやもう厳しいですね。
福岡に今住んでますけど、福岡を飲みきるのも大変ですね、やっぱり。
それだけでも大変。
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結構一般の方、九州っていうと省中なんでしょう?
九州の北側、日本海側もがっつり日本酒王国ですね。
そうですね。
大学ではどんな研究をなさったんですか?
大学はもともと化学系の工学部系だったんですけど、
でもなんか面白そうだなと思って、
どっちかというとバイオ系と呼ばれるところで、
乳酸菌の遺伝子組み替えとかの研究を大学院ではして、
だから発酵をそこでやってたんですよね。
だから酒好き多かったんですよね、研究室の。
そういうところに行きたくて入ってくるやつもいるので。
そうですよね。で、そういう食品メーカーに入ったりだとか。
そうですね。
ちょうど今発酵ブームが始まった頃とかだと思う。
タッチしますよね、多分。
そうですね、バイオエタノールだったりとか、
そういうのが用語として流行ってた時の代というか、
ちょうどその時に研究室にいたって感じですね。
で、その後就職は?
就職はいろいろ、それこそ酒蔵さんというか酒造メーカーとか、
そういうところも受けたんですけど、
なぜか飛行機の会社に。
全然違いましたね。
そうなんですよ。
学部自体はそっちを勉強してたんですか?
そうですね。一応化学系なんで、
例えばメッキとか、ああいうのも化学なんですよね。
だからそういう担当として、
そういう会社に入ったりはしてました。
でも一番最初は就活の時に見たパンフレットが、
戦闘機とか民間機とかロケットとかが乗っているパンフレットを
パッと見せられて、かっけえ!って入ってた。
きっかけは何でも愛なもんですよね。
そんな感じでした。
だから微生物からロケットまで。
すごいですね。
理系そうなめみたいな。
医薬分野ぐらいですよね。
そうですね。
今本職は広告代理系ということ?
そうですね。
どっちかというとデジタル系の担当でやってます。
だからそういった発信とかもやっぱり情報も早い。
それが本職になっているから、
前回も話したディスコードだとかの使い方とかもやっぱり
興味を持ってなさったりも。
そうですね。
飛行機の会社の時にやっぱりデジタル系に興味が出て、
それで自分でいろいろ調べていって、
そこから転職でデジタル系に行ったって感じなので、
デジタルを勉強したから今の会社に行けたって感じですね。
多分本当にお勉強ができるんでらっしゃるでしょうね。
いらっしゃるでしょうねって。
それもやっぱりきっかけは、
そういうことをやりたいなって思った時のテーマは日本酒だったんですよね。
勉強するために、
例えばブログを記事書いた方がいいとか、
そういうのをどうやって作るんだって時に、
テーマがないと書けないじゃないですか。
じゃあ日本酒で書こうみたいな。
そこから始まったのがありますね。
好きこそ物の上手なれで。
そうですね。
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だからそこから2017年ぐらいからですね、
その辺からブログを書いたりして、
日本酒の発信というか、
外に自分の知識を出す活動はその頃からしたって感じですね。
それでとある酒屋さんのウェブ担当もという。
そうですね。ちょっとお手伝いさせていただいてるって感じですね。
そこでどんな記事書いてたりだとか、
ウェブのお仕事なさってるんですか。
基本的には裏方というか、
これってどうやって使ったらいいんですかとか、
そういう相談アイテムみたいな感じですね。
やっぱ酒屋さんってなかなかウェブとかデジタルとかって、
皆さんわからなかったりするので、
なんかその辺をこうやって使った方がいいんじゃないですか、
みたいなことをちょっと一緒に考えてるっていう感じです。
僕もちょっと会社で手版免許は取ったんだけど、
きちっと使いこなせてなくて、資格あるのにみたいな。
ちょっと改めてご相談させていただけますか。
日本酒関連のウェブ作成で、
ご自身の中で一番大事にしてることというか。
やっぱりその見やすさって大事だなと思ってて、
情報がいっぱい載ってるのも大事なんですけど、
でもやっぱり酒屋さんに実際にリアルに言った時もそうだと思うんですけど、
例えばポップ一つ取っても、
なんかどういう味だとか、
なんかこれが季節のものなのかどうかとか、
なんかそれがちょっと入ってるだけでやっぱり買いやすくなるなっていうところはあって、
それはリアルだろうがデジタルだろうが一緒だったりするので、
なんかどうやって見せたらいいのかとか。
酒屋さんとかってやっぱりそういうデジタルとか先言ったみたいに苦手なので、
なんかこう放置されてるサイトとかも結構多かったりするなと思ってて、
やっぱりそれ見にくかったりスマホに対応してないとめちゃくちゃちっちゃい文字になっちゃってたりとか、
なんかそういうのをちょっとずつでもなんかお手伝いできたらいいなとは思ったりします。
見やすさとかそういったものをですね。
HTMLで書かれたのをもうWordPressに書いてあげて。
そうです、その通りですね。
そんな感じとかもいろいろ。
僕も一人、妻も一緒にやってたりするんですけど、
そんなにいっぱいできるわけじゃないので、
自分の近くの方から、
なんかそういう依頼があったら一緒にやってるみたいな感じですね。
ぜひお願いしたいと思いますので、
この後収録終わったら。
商談をぜひよろしくお願いします。
そんな儲かってる店じゃないんだけど、儲け方教えてください。
ということでいろんなお話ありがとうございます。
今回も酒林ラジオパーソナリティ杉玉さんにお話をお伺いしてきました。
次回はラジオを始めたきっかけや影響を受けた人など、
ラジオ関連のことについて聞いていきたいと思います。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さあここから毎回毎回大人気のコーナーに参ります。
クイズどんどん答えて。
このコーナーではお先にまつわる問題を佐紀さんが出題し、
引き裂け師である私平玉猿が解説していくコーナーです。
リスナーの皆さんぜひ一緒に考えてみてください。
はい。今月のゲスト杉玉さんの現在のお住まいが福岡ということで、
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今回はこんな問題です。
稲作発祥の地と言われている福岡県では、
手造鉱的米の山谷敷の生産も行っていますが、
どちらの地区付近で多く栽培されているでしょうか。
A. 久留米 B. 糸島
さあどちらでしょうか。
福岡が稲作発祥っていうのをご存知の方どれくらいいるんだろう。
あんまりいないんじゃないかな。
もしかしたら大陸からいろんな文化が伝わったのは九州北部なんじゃないかなっていうのがあったりして。
例えば山大国があったのは佐賀県だったんじゃないかとか。
福岡の時代の稲作の発祥のことをちょっと言ったりするのに
いろいろあるとは思うんですけれど、そういったのもあるんじゃないかなとは思います。
はい。
さあそれでは皆さん答えは決まりましたかね。
それでは正解発表です。
正解はB. 糸島でした。
菊酒市の資格を持つ平田さん、解説をお願いします。
そうです。山梨市自体は兵庫県で品種改良されて、今全国で作られている品種なんですけれども、
特に、例えば先ほど出た久留米市なんかでは、夢一根という福岡県の手造鉱的米が多く栽培されている。
ただ今回は山梨市を問題にしましたので、
福岡県内で山梨市を多く生産しているのは糸島市ですよ、というちょっと引っ掛け問題というか。
比較的本州に住まれている方、特に関東に住まれているような方で、
九州ってもはや省中でしょうよと。
リモ城中川みたいなんですけど、宮崎県熊本県のある一定の井戸から下が省中生産が多くて。
ある一定の井戸から北側はやはり日本酒と稲作が。
なかなか昔から鹿児島ではお米が温暖だったから作りづらいということがあって、
さつまいもが多く栽培されてはいたんですけれども、
逆に九州の福岡、佐賀、長崎、東京なんか雪降ったりしますので、
寒冷地でもあったりするのできちっとお米の栽培が適しているので、日本酒のお蔵さんがたくさんあると。
ありがとうございます。
縁武武名ではございますが、今日もこの辺りでお開きといたしましょう。
番組の感想はX、ハッシュタグ酒の道で検索してください。
それではまた次回、さようなら。
さようなら。
18:28
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