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絶望の窓際族
こんばんは、じょるのです。
この番組は、貧困・不登校・メンヘラ・リストラを経て、
現在、窓際族としてなんとか生きているこのじょるのが、
みなさんにくすっと笑える絶望の中のユーモア、生活の知恵をお送りする番組となっております。
前回からの続きで、窓際族の私が考える仕事の熱量についてというところでお話ししていきたいと思います。
今回最後のほうで、とあるモールのセルフレージのUI、UXが悪すぎて、
ちょっとやる気ないんじゃないかみたいな話をしたんですけど、
やる気の問題と言ってしまったものの、後々考えるとそうでもない一面もあるなと思いました。
例えばなんですけど、その企画、セルフレージを導入するという企画が始まったときに、
これは想像なんですけど、ほぼ当たっていると思うんですけど、
例えば社長とか責任者が、労働人口が減っていく中で人手を確保するのがどんどん難しくなります。
その中で少ない人数でレジの業務であったりとか、
お会計の業務を回すためにはどうしたらいいかというのを考えたときに、
セルフレージを導入することでどうにかならないのかということを考えたんだと思うんですね。
その企画を発するというか、プロジェクトを発足させた後は、
担当部長なり担当課長なりが、そのセルフレージを作るということになると思うんですよ。
その人はセルフレージを作らないといけないということで仕事を始めるわけですね。
おそらくプロジェクトチームを組んだり、作業者を組んだりして、
部下のエンジニアであったりとか技術者であったりとか、
集めた上でセルフレージのシステムを構築するようになるので、
今度はその部下のエンジニアがレジのシステムをセルフレージのシステムを構築するというのを仕事としてやっていくわけです。
これは何かというと、ちょっとずつ分かってもらったかもしれないんですけど、
それぞれのフェーズで対象の目的と変わっているんですよね。
社長なり責任者は人材難に対応したい。これが大きな目的です。
部長ぐらいのレベルになったら、そのためのセルフレージを作る。
セルフレージを作るというのが目的になっています。
今度はエンジニアの視点でいうと、セルフレージのシステムを作るということになるんですよね。
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コーディングしたりとか、それだけだと思うんですけど、
結果、現場に出てきたものが最終的なエンジニアがコードを書いてセルフレージの決済ができるものを出してきたということになるから、
最初の目的と合わないものが出てきてくるんですよね。
今回の場合がそうだと思うんですけど、
人材難とかそういったことに対応したいというのが、
そのプロダクトを出すことで得られるはずの結果でした。
しかし、それを解決する手法の一つを頑張っただけであって、
それの効果が思ったより弱かったですというふうになっちゃっていると思うんですね。
結局誰かが毎度毎度レジのセルフレージで戸惑っているお客さんのもとにいて、
世話してあげないといけない。
それを後ろで待っている人もイライラしてしまうということになるので、
目的が達成されたかといえば十分ではないと言えるのかなと思います。
これは結果はそうなんですけど、それぞれのフェーズにおいては多分一生懸命やってたと思うんですよね。
何がダメだったのかというと、
それぞれのフェーズでやりきだしてても結果のUI、UXがめっちゃ分かりにくいものになってしまっているので、
なんで分かりにくいものになってしまったかというと、
エンジニアまたのエンジニア、実装する人たちがお客さん視点に立っていないということがまず一つ。
お客さん視点に立っていないとなぜまずいのかというと、
人材難を克服するためで、克服してお客さんに最終的には喜んでもらえるためだと思うんですけど、
そのためにテレフレージを作ろうとなりました。
そしたらボタンを何回も押さないといけないとか、分かりにくいUIのシステムって出来上がらないはずなんですよ。
なぜかというと、人材難を脱したいっていうことはその後レジの人がお世話しなくていい、
ある程度そのモールに来るレベルのお客さんだったら、100%は無理だと思うんですけど、
かなりの確率でお世話いらずにやれるっていうことだからだと思うんですね。
その視点がやっぱり末端まで伝わってなかったということによって、
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ちょっと目的を期待通りクリアできるものにならなかったんだろうなって思いました。
エンジニアがやる気がなかったかというとそうではなくて、
多分一生懸命コード書いて一生懸命フローチャット書いて、
お客さんこうしたらこうなってこうなってって作ったと思うんですけど、
結果ちょっと親切すぎて分かりにくいとかそういうふうになっているような気がしました。
さっきも言ったようにこれって方向性というかペクトルが分かってたらもしかしたら解決できた問題じゃないかなと思ってまして、
最終的なユーザーのテストなりを行って、
どれぐらいお客さんが戸惑うのかっていうのをちゃんとエンジニアが検証できて、
それをフィードバックして解消しておけばいろいろやれることがあったのかなって思いました。
ちょっと似た話というか自分の体験談の中でもこういうことがあって、
プロジェクトというか仕事をする上でスケジュールを決めて仕事すると思うんですけど、
そのスケジュールを毎度毎度守らない後輩というか、
新入社員みたいなのがいたんですけど、
毎度毎度守らないのでなんだこいつ、やる気ねえなと思ってました、当初。
なんで守らないのかっていうと、
これ仕事できない人というか、割と言いがちなんですよ。忙しいって言うんですよ。
じゃあこれを守らないことによって、
なぜ守らないといけないのか、守らないことによって、
どういった不利益が発生するのかっていうことを事細かに説明したんですね。
後期を守れないとサービスのローンチが1日遅れます、1ヶ月遅れますと。
ローンチさえすれば、これは1日において、
100万円でもいいんですけど、100万円利益が生まれるものです。
これの後期が遅れたことによって、もともと得られたはずの100万円の利益っていうのが、
1ヶ月間伸びてしまったら3000万円になるんだよと。
君がこのスケジュールを守らないことによって、後期が遅れたらどうするのって、
こういうことになるんだよっていう話をしたら、
それで守らないといけないんですねって言って、すごい分かった顔をしたんですよ。
いや、そんぐらい想像しろと思いつつも、世の中にはいろんな人がいて、
見ているものの解像度が人によって全然違ったりすることもあるので、
目的というか、ちゃんと合わせておかないといけないなと思いました。
特に我々ロスジェネの世代とZ世代っていうのは、
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全然同じものを見ていても解釈が違ったりするので、
丁寧に解決することが重要だなとその時学びました。
世代間だけそうなのかっていうと、そうでもなくて、
一緒に仕事をしていく中で、私も中途なんですけど、
同じような中途の社員で、会議の設定をするときにことごとく、
私が他の予定が入っているところに入れてくる人がいたんですね。
こいつはちゃんと会議を設定するやる気があるのかと思ってたんですけど、
これももしかしたら、僕らの仕事ってデジタルな仕事なので、
予定を組むときにアウトロック、全社員とかに公開しているので、
相手の予定を見て空いているところに予定を入れるっていうのは常識というか、
ビジネスパーソナルの中では当たり前のことかなと思ってたんですけど、
もしかしたらそうじゃない人もいるかもしれないので、
そういうのも同じ世代であっても教えてあげないといけないのかなって思います。
揃えていかないといけないのかなと。
相手にやる気がないんじゃないかというふうに断じてしまう前に、
こっちもやることがあるのかなと思いました。
このように目的とかベクトルを揃えるということで、
やる気の方向性というか、これを揃えることでお互いのストレスも少なくなって、
仕事も楽しくなればいいかなと思いました。
1個の木から仏像を掘り出すじゃないですけど、
やる気を掘り起こすみたいな作業もできるのかなと思いましたので、
そこを話しておきたくて今日は録音しました。
今日も聞いていただいてありがとうございました。