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2024-06-24 05:33

#5前川孝雄 新刊 「Z世代の早期離職は上司力で激減できる!」Z世代の「働きがい」と「成長実感」を高める3つのステップ ステップ3解説

株式会社FeelWorksのYouTubeチャンネルから音声を切り抜きお届けします。

前川孝雄の最新刊「Z世代の早期離職は上司力で激減できる!」についてご紹介しています。今回は、本の中から、Z世代の「働きがい」と「成長実感」を高める3つのステップの「ステップ3」の解説についてお聴きください!

YouTube元動画

https://www.youtube.com/watch?v=A3xoIK_P_rE&t=31s

 

00:02
はい、みなさんこんにちは。FeelWorks代表取締役の前川孝雄でございます。
はい、本日もですね、じゃーん、こちらですね。
僕の最新刊、Z世代の早期離職は上司力で激減できるについてですね、内容をご紹介したいなというふうに思っております。
前回、前々回、続いて最終回になるんですけど、若手を育てるためのマネジメントループですね。
3つのステップあるんですけど、今日は3ステップ目についてお話をしたいなと思っております。
はい、3ステップ目は何かというと、これですね、成長実感づくりというフェーズになります。
成長実感づくりってなんだっけっていうことなんですけど、
これね、前回もお話したように、若手にですね、任せる仕事が組織の論理の押し付けじゃなくて、
本人のキャリアにとってどういう意味があるのかということを、
ちゃんと1on1とか日報週報なんかでやり取りしながら、ちゃんと腹落ちさせるということをお話ししました。
じゃあ、それで仕事を任せれば、後はどんどん主体性を持って本人が仕事に取り組んでくれるのかというと、
皆さんも想像つくと思いますが、そう簡単なものじゃないんですね。
それは能力が高い低いとかという問題じゃなくて、まだ経験がない若い人たちなんですね。
そういう意味では、やっぱりそこに対して伴奏しながら育てていくということをやらないといけないというふうに思っているんです。
その時にやっぱり大切なのが、あなたに任せる仕事ってこういうキャリアにつながるよっていうようなことを納得した上で、
でもそのキャリアのビジョンとか目標っていうのが、もしかしたらちょっと抽象度が高かったりとか、中小期的な目標だったりする可能性がありますよね。
そういう意味では、1年、2年、3年経った後、今の仕事を続けていくとこうなれるよというイメージがぼんやり見えたとしても、
日々任されている仕事が本当にそこに近づいていっているんだろうかというようなことが実感できないと、
なかなかモチベーションの維持とか頑張り続けるということになかなかならないんじゃないかなというふうに思うんですね。
そこを丁寧にやろうというのが成長実感づくりということなんです。
そういう意味でいくと、僕は小さなキャリアの階段づくりというコンセプトをよくお話しするんですけど、
1年後、10の段階まで目指そうよ。
半年は5の段階だよね。
1か月目までは1の段階までいこうよというようなことを、
ちゃんと見通しを立てながら直近の階段を設定してあげるということがすごく大事。
そこが見通し立てば、すごく今やっている仕事のつながりが見えてきて、
ちょっとずつ階段を登っていけるということになってきますので、
この階段を作っていくというのがすごく大事です。
かつ、この階段を作って、1年後の目標10に向けて1か月目は1行きましょうというふうになった上で、
さらにやらなければいけないのは、
1を目指すためにあなたはどんな工夫をするんですかということの、
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本人が主体性を持って創意工夫できる部分はちゃんと残して任せるということがすごく大事なんですね。
仕事と作業の違いをお話しますけど、仕事と作業というのは、やっていらっしゃる方がAさんBさんいて、
一見やっている作業が同じようであっても、
仕事をしている人はすごくモチベーションが高い。
でも、作業を作業としてやっている人は、
モチベーションがそう上がらないという現象が起こります。
これはどういうことかというと、
作業だけやっている人というのは、
作業だけ指示されて、もっと言えばびっちりマニュアルがあって、
マニュアル通り作業をやりなさいと言われると、
やっぱりその仕事の意味がわからないし、工夫の余地がないので頑張れないんですね。
でも、仕事をやっている人は何かというと、
目標もしくは目的がちゃんと明示されていて、
その目的に対する作業が落ちるまでの工夫の部分が、
ちゃんと自分で考えてみなさいということで任されている状況なんですね。
そうすると、自分で創意工夫をしたことが作業になっているので、
主体性が発揮されるということで頑張れるということになるんですね。
詳しくは本の中にも書いていますけれども、
これは内発的動機づけが働いていくということにつながっていくわけですね。
なので、ぜひ作業でなくて仕事の状態で任せるということを意識しながら、
でも中長期の目標だけ語らずに小さな階段を設定して、
そこをちょっとずつ自分の力で上っていった実感をもたせてあげるということがすごく大事になっています。
そういう意味でいくと、PDCAなんていうのも、
本人がしっかり振り返りまで含めてできるような場を作って、
1on1やられていると思いますので、その場で振り返りしながら、
自分で創意工夫したことが結果どうつながったかということを、
ちゃんと振り返りの場で内省させてあげる、サポートをしてあげれば、
確実に本人は少しずつ階段を上っていくということでございます。
これによって成長実感ができてですね、
若い人たち、特に真面目で優秀な人たちは望んでいく、
成長につながっていくんだというようなことが実感できれば、
早期離職は当然予防できるでしょうし、
もちろんその先にある育成ということも必ず実現できていくと思いますので、
ぜひこの3ステップ目、成長実感づくりというものを大切にしながら、
日々のマネジメント、コミュニケーションを取っていただきたいなと思っております。
詳しくはぜひこの本、「Z世代の早期離職はは上司力で激減できる。」を読んでいただければと
思っておりますのでよろしくお願いいたします。
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