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2022-10-27 12:20

#202 クリエイターが考える、コンテンツに関わる「質」と「工数」と「単価」

・クライアントワークで求められる質と工数

・クリエイターとしての質と工数

・単価≠工数、単価≠質

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みなさん、こんにちは。クリエイターズ・シードのサクです。このラジオでは、クリエイターを目指すあなたに、クリエイティブの種を毎日一つ届けるラジオとなっています。
はい、みなさんおはようございます。今日は10月の27日、木曜日になりました。いかがお過ごしでしょうか?
本当にだんだん寒い日が続いておりますけれど、風邪をひかず、健康に気をつけて、今日もね、作業していきましょうということで、
11月に差し掛かっていく中で、いろんなニュースが出てきて、主にカメラとかテクノロジー系のニュースなんですけれども、
カメラだと、OMシステムというところが、OM5というカメラを発表したりとか、あとはソニーですよね、α7R5を発表したりとか、
あとはFUJIFILMがまた新しいカメラを出しましたね。なので結構年末にかけて、カメラをいろんなメーカーが出してくるというところで、
そこでパナソニック、リーク情報さえもまだ全然出てないというか、私が仕入れ切れてないようなところなので、
なんとかこのパナソニックの情報を早くつかんで、みなさんに出す、もしくは自分で購入するぐらいまでは、ちょっといきたいなというふうに思っているわけなんですけど、
そんなところで、日々いろんな情報を自分でつかみながら、入ってくる情報だけじゃなくて、
自分で情報をつかみながら日々過ごしていくというのはすごく大事なのかなというふうに思っております。
ということで今日は全然また関係ない話なんですけれど、テーマとしては質と高数と単価というお話をしていこうかなというふうに思います。
クリエイターさんにも直接かかってくる、あとはクライアントワークをやって、自分でクリエイティブをやりながらクライアントワークをやられる方にも向けた話なんですけれども、
この質と高数と単価っていうのはやっぱり切っても切れないというかね、仕事をしていく中では重要な考え方になってくるのかなというふうに思うので、
今日は木曜日ですけど、ゆるっと雑談っぽく聞いていただければいいかなというふうに思うんですけれども、
まずですね、その質ですよね。仕事の質、コンテンツの質ですよね。この質って何なのかっていうところですよね。
自分でクリエイティブを作っていく中で質っていうのは要はこだわりになってくるわけですよね。
だから自分で何かを作るにしても自分のコンテンツはまだまだ質が低いというのは自分のこだわりに達してないっていうのがここでいう質なわけですよね。
なんですけど、このクライアントワークで求められる質っていうのはまたちょっと違っていて、
これがクリエイターとして活動するところと、あとはクライアントワークをするところでの違いにかなりなってきて、
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ここが結構葛藤する部分ではあるんですけど、クライアントさんが求める質っていうのは何なのかっていうとですね、
自分、要はクライアントさんのこだわりというか、クライアントさんの要望に合っていれば、もうそれは質が高くなってくるわけです。
当然、例えばデザインの原理原則みたいなところとかですね、映像の原理原則みたいなところに関しては最低限抑えておく必要があるんですけど、
でもそこから先はですね、クライアントさんが主体なわけですよね。
なので、そこの要望に応えていれさえすれば質が高いというふうに向こう側が言ってくれるわけですよね。
いいですね、素晴らしい作品ですねと素晴らしい出来ですねと言ってくれるわけです。
この質っていうのは、自分ではコンテンツを作るときにこだわっているけど、クライアントワークをするときは自分のこだわりじゃなくてですね、
クライアントさんがどう思っているかっていうのをうまく形にしてあげると、それは質として認められるわけですよね。
なので、この辺はですね、本当にクリエイターとしての活動する傍らですね、クライアントワークをするっていうところでやっぱりすごく難しい部分なんですよね。
ずっと活動に活動を重ねていくような部分なんですけど、だから一つヒントとしてはその質、コンテンツの質っていうのはやっぱりやる側によってだいぶ変わってくるよと一定じゃないんだよというところですね。
質に決まりがないというところが難しいところでもあり、簡単ではないですけど、融通が効く部分でもあるというところですよね。
さらにそこに工数を加えていくわけですけど、この工数っていうところはですね、すごく難しくて、要は時間をかけたものが良い作品ではないというところなんですよ。
質の高い作品ではないというところですね。
例えば、自分の作品であれば、いくらでも質を高められるかもしれませんね。
時間をかければ自分が作るもの、自分が作りたいものを作るとなるとどんどん良い作品というか質の高い自分が求めている作品ができてくるかもしれないけど、ことクライアントワークに関しては時間はかけられないわけですよね。
時間は決まっているわけですよ。
だからその中でどれぐらいのパフォーマンスを出せるかっていうところがこの工数にかかってくるわけですよね。
この工数っていうのは、要は時間の消費した数みたいなところですけど、リサーチとかから含めて作品を完成させるまでに至る総時間っていうのがこの工数になるわけですけど、この工数っていうのをかければかけたほど良くなるわけではなく、要は短時間でクライアントさんの求めているような質が出せれば、それはもう工数として成立するわけですよね。
だからかけた分じゃなくて、一定の工数をかけてこれだけの成果というかね、この成果を出しましたというところでそれを認めてもらえるかもらえないかっていう世界、単純じゃ単純ですよね、難しいですけど、そういう世界なんですよね、クライアントワークっていうのは。
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クリエイターとしての質と工数になると、どんだけこだわってもいい、時間をどれだけかけてもいいというところになるので、どんどんどんどん時間をかけていけるんですけど、ある一定のところまで自分で決まりを作ってもいいのかなと思うんですよね。
それはなぜかというと終わりがないんですよ。なのでクリエイターとしてこだわるんだったらどんどんこだわれてしまうんですね逆に。なのでなかなか完成しなかったり、サグラダファミリアみたいな、いつ完成するんだみたいなところでどんどんどんどんクオリティが高めていけるけど、でも完成してない未完成みたいな。
よりは完成した6割もしくは3割とかでもいいから完成した作品をどんどん出していく。どんどん出していったことによって反応を見る。要はマスの反応ではなくてですねクリエイターさんとしての反応を見たりとか、あとは客観的に自分でその作品を見た時どう感じるかっていうのをどんどん重ねていくんですよね。
そうするとクリエイターとしての質と、あとは作業効率みたいなところもすごく上がってくるんですよね。これはねあの本当にクライアントワークをしている時にやっぱ時間をかけたくないというかね、かけられないから本当に最小の時間で最高のパフォーマンスを出すみたいになってくるんですけどこれは正直クリエイターとして活動する自分の作品を作るにしても一緒だなと思うんですよね。
例えば1日がかりでこれを作って出してみようと。その結果出してどんどんブラッシュアップをかけていくっていうのがクリエイターとしての活動もそうだしクライアントワークもそうだと思うんですよね。まず成果を出す。もうちょっとこうしてほしいんだよな、こうしてほしいんだよなっていう形。
だから時間をかけずにですね、まずはどんどん小上がらずに出してみるっていうのが結構必要なのかもしれないですね。なんか待たせたら待たせた分だけ期待値も上がるっていう形になってきちゃうので、だからまあやっぱり早いに越したことはないんですけどね。ある程度の基本に則ればですね、ある程度向こうの求めているものじゃなくても速さが大事っていうところは確かにあるかもしれないっていう話ですよね。
なので、この質っていうのはクライアントと自分のクリエイターによってもその見てる視点ですよね。によっても全然変わってくるし、高数っていうのもかければかけたほどだけ良くなるわけではないという話ですね。
なので、ここで最後単価のお話をしていくんですけど、要は最後のこのキャプションのところに書きましたけど単価がイコール高数ではないと、単価がイコール質ではないっていうところですね。じゃあ単価ってどうやって決まるのっていう話ですよ。
これ皆さん気になるところというか、クリエイター活動しているとやっぱり気になってくるところがこの単価なんですけど、自分はいったいいくらいこの仕事を受ければいいのかというところですよね。単純な話、自分がもらいたい金額っていうのはあらかじめ設定しておくっていうのが一番早いですね。
例えば自分で5000円、1万円、5万円、10万円とかなんでもいいんですけど、あらかじめ金額を設定しておいて、5000円だったらこのクオリティ、1万円だったらこのクオリティ、3万円だったらこのクオリティ、10万円だったらこのクオリティっていうのが自分で決められるかどうかですね。
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なので、例えば何かお願いされたとき、クライアントさんからこういう仕事お願いできますかって言ったときに、これくらいだったらこの金額でいいですよって自分が提示できるかどうかですね。
じゃあいくらにしましょうかって揉めたところで、話し合った結果向こうの金額を指定してきてそれでいいですよっていうのを、1件2件だったらいいんですけど、それをずっとやり続けてしまうと消耗戦なんですよね。
単価が安い価格競争みたいになってきちゃうので、だから自分はこういう仕事だったらいくらで受けるっていうのをあらかじめ自分で決めておくのが一番かもしれないです。
だから私もまだねその実績を例えば積んでない人とかはいくらの仕事がいくらっていうのがわかんないと思うんですよ。
なので初めは少し安くというか、実績を積める程度の金額が設定できるようなぐらいの仕事はちょっと安く受けてみるっていうのは大事ですね。
例えば5千円の仕事を受けたけど、この作業量とこの工数で5千円で割に合わないなと思ったら、次からやるときはその単価を上げればいいんですよ。
これぐらいの工数かかったから5千円じゃなくて次は3万円でやらせてもらおうとかね。
その仕事が来たときに3万円でお願いしますって言えるかどうかですよね。
だから単価っていうのは工数でもなくクオリティ質でもなくそこはある程度の質っていうのは最低限必要な部分ありますけど、
ではなくて単価は工数とか質ではなく自分が交渉できる段階というかステップがあるかっていうのが大事と。
要は自分で決めるっていうところですね単価はね。
で決められない場合は少し実績を作らせてもらうときに少し通常の価格とはまた別の価格でやってみて、
そのやってみた結果ね、だったら例えばこれ5時間かかって今時給が自分だと2千円ぐらいだから5時間かけたものは1万円でお願いしようとかね。
そういう計算をできる材料っていうのを最初のいくつかの実績で作らせてもらうというところですね。
そこから単価を設定していくっていうのがベターなステップなんじゃないかなというふうに思うのでぜひ参考にしてみてください。
ということで今日はクリエイターが考える質等工数と単価みたいなお話をしておきました。
これやっぱり作品を作っていくとか自分で整形立てていくとかそういうときには本当に必要な考え方かなというふうに思うので、
ぜひこれからクリエイターを目指す方、参考にしてみてください。
ということでこの放送ではクリエイターに必要なことだったり、あとはテクノロジーの情報やニュース記事、作業効率を上げるコツ、サイトツールなんかを中心に紹介をしております。
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それではまた明日お会いしましょう。ご静聴ありがとうございました。
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