皆さんこんにちは、ビデオアーツラボのサクです。この番組では、耳から映像制作を学ぶおテーマに、映像制作についての話題や機材に関する情報を中心に毎日更新しております。
はい、というわけで9月の23日火曜日となりました。いかがお過ごしでしょうか?
今日もちょっと更新遅くなってしまいましたが、皆様は今日どんな1日だったでしょうか?
朝、夕、本当に冷えますね。なんか本当に日中は気温が少し上がりますけれども、やっぱり寒暖差が激しくてですね、ちょっとうちの子も少し風邪をこじらせるというようなことがありましたけれども、
皆さんもですね、ちょっと体調管理本当に大変ですけれども、気をつけていきましょうというところで、今日もポッドキャスト通常通りやっていきますが、本日ですね、何の話かというと、
今日のトピックスとしてはですね、Lマウントのシネレンズっていうのがちょっと新たに追加されそうなので、こちらについてちょっと触れていきたいなと思います。
それからですね、本編、メインテーマでは、映像制作ビギナー脱却スキルということで、ナンバーワンですね。
今日からちょっとこういうシリーズものをやっていこうかなということで、まず最初はですね、式空間という言葉についてちょっと解説をしてみようかなというふうに思います。
全部でちょっと5回ぐらい予定しているこのビギナー脱却スキルなんですけれども、ちょっと好評があればですね、ちょっと増やしていこうかなと思っておりますので、興味のある方は聞いていただければと思います。
それではまず本日のトピックスからいってみましょう。
はい、というわけで本日のトピックスは、Lマウントのシネレンズ追加かということでですね、ちょっとテンションが上がっております。
やっぱりLマウント本当に盛り上がってくるな、特に2026年以降かな。
2025年で多分いろいろ土台がようやく出来上がってですね、ここから急発進という形でエンジンをフルスロットルでかけていくぞというようなところが2026年かなと思います。
結構ね、レンズとか機材とかは出来たというかね、1回一区切りかなと思います。
S1がね、やっぱり出たことが一番大きいかなと思います。
でですね、そこに合うであろうフルフレームのレンズに関してはですね、ブレイザーというメーカーからですね、35mmと50mmの単焦点ですね、これF1.8、Tじゃないんですよね、F1.8です。
のアナモピックレンズというのがですね、出ます。1.33倍ということなので。
こちらがですね、だから要はミラーレス用のレンズになってくるのかなと思います。F値ですからね。
なのでTとは違う、ちょっとシネマレンズではないんですけれども、ミラーレス用のアナモピックレンズということになりますから、
ちょっとどういうね、写りとかそれから機能性とかそういうところをちょっとね、まだ発売されてないかな。
BHPhotoで多分発売が予約ができるということなので、ちょっとこれをね、見ていきたいなというふうに思います。
写りとかそういうのがあればですね、多分海外のレビューアーさんもしくはクリエイターの方がですね、多分ブレイザーのこのレンズに関しては上げてくれるかなと思いますし、
もう一方ですね、シネマトグラファーの高橋さん、シネフレームさん、YouTubeでいうと、名前でいうとシネフレームさんが、
おそらくなんか前にブレイザーのレンズいいって言ってたので、案件に声がかかっていれば、もしかしたらシネフレームさんのところでも見れるかもしれないですね。
なので、そういう場合はちょっと私もPodcastで取り上げようかなというふうに思っております。
はい、というわけで本日はですね、ブレイザーというメーカーからシネレンズなのか、ミラーレス一眼のアナモピックレンズなのかというところでですね、
エルマウントレンズが出ますよということでお話ししました。
はい、というわけで1曲いってみたいかなと思いますけれども、本日の1曲はですね、アデリン・パイクですね、私何度もかけているアーティストさんですけれども、
こちらもですね、I'm Sweetという曲を流していきたいなというふうに思っておりますので、聴いていただければと思います。
それでは、アデリン・パイクでI'm Sweet。
いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ
ビデオアートラボ、メインテーマ
はい、というわけで本日のメインテーマは映像制作のビギナー脱却スキルNo.1ということで、色空間、ここについてお話をしていきたいかなと思っております。
先日からですね、ちょっとこうカメラの色味に関してのお話っていうのを何度かさせてもらったんですけれども、カラーグレーディングとかカラーサイエンスとかですね。
その中で、ちょっと自分の中でヒントになったというか、今回ちょっとシリーズ化していきたいなと思ったところで、タイトルをですね、映像制作のビギナー脱却スキルという形にしております。
これ1から今日からですね、5回ぐらい連続でいこうかなと思うんですけれども、また何か気づきがあればどんどんどんどんコンテンツ出していきたいなとは思っておりますので、ぜひお付き合いいただければというふうに思います。
というわけで、まず今日ですね、ナンバーワンということで、いきなりちょっと難しい引き空間というものについてお話をします。
これですね、体系的にやっていこうかなと思ったんですけれども、何でしょうね、自分の思ったところでお話をした方が、ポッドキャスト自体の熱量っていうのも上がるし、
体系的なものは、YouTubeだったり、それからプロフェッショナルの方がですね、本とか書籍とかでね、出してくれてるものもあるので、しっかりと映像制作についてちゃんと知りたい、ちゃんと最初から初歩から知りたいという方は、書籍を多分まず持っておいた方がいいのかなと思うんですけれども、
そうではなくて、フラッと雑学的なところも含めて、何か知りたいなと思った時に、こういうポッドキャストがあれば、私はいいなと思ったので、ちょっとそういう形でやっていくにあたって、今日は引き空間というところからお話をしていきます。
はい、なので最初はですね、引き空間というものについてお話をして、その後撮影する上で知っておくことと、編集する上で知っておくこと、この2つに分けて後半のね、チャプターでお話をしていきたいと思います。
というわけでまずはですね、引き空間という言葉についてお話をしていくんですけれども、よくあるのがですね、スマホで見ると何か綺麗だったけど、PCとかテレビとかですね、他の大きいモニターで見ると何か色が違うとか、
自分で撮った素材をソフトに取り込んでしまったら何か色が派手だなとか、赤い青い緑みたいな、逆に何か薄いなとか、そういう経験がある方はあるかなと思うんですけれども、こうした違いがね、ソフトとかデバイスによって出てしまう。
これが引き空間というものの考え方になります。で、この引き空間を今回はミラーレスカメラとかで撮影編集するときにどうすればいいのかっていうところも含めてですね、お話をしていこうかなと思うんですけれども、この引き空間、簡単に言うとですね、映像が表現できる色の範囲ですね、この色の範囲、色域って言いますけれども、これを規格化したものですね、これが引き空間と呼ばれるものになります。
代表的なものだとですね、例えばSRGBとかREC709なんかはですね、この色域に関してはテレビとか一般的なモニターの標準になります。ほとんどのモニターはこういう、これが基準となってですね、映像だったり、何だったりを見ることができるというものになるんじゃないかなと思います。
対してですね、もうちょっと広い色域になってきますと、今度、DCI-P3というふうに呼ばれる規格があるんですけれども、これはですね、映画館とかシネマ用の色空間になります。なので、REC709よりももっと広い色域になってきます。
通常見ているモニターとかの規格よりも、もっともっと広い色の範囲というのが、このDCI-P3になります。さらにですね、もっと広くなってくると、このREC2020ということですね、2020、4Kとか8K、あとはHDR放送というハイダイナミックレンズですよね、とかで使われる色域空間、非常に広い範囲のですね、色というのを表現が可能というふうな、こういう規格になってくるわけです。
なので、そもそもですね、次の撮影で知っておくことという話でも話すんですけど、どの色域空間を前提として撮影もしくは編集するかによって、この色域空間というものの設定が変わってくるんですよね。
なのでここを知っておくと、例えばYouTubeだったらどこまで表示できるのか、もしくはこれをテレビで使うんだったら、じゃあ別にREC709でもいいじゃないかというところになるわけですよね。だから素材自体は高い色域で撮るっていうのは、それはもちろん必要だと思うんですけれども、それを編集するときですよね。
逆に素材も狭い範囲で撮っちゃってると、それ以上広げられないので、もし万が一これをモニターの解像度が変わったりして広くなったときに、要は狭いままの色域になってきますから、こういうところちょっと注意しなければいけないなというところですね。
では次ですね。撮影する上で知っておくこと、特にミラーレスカメラですね。皆さん最近お持ちになってきた人も増えているのかな。でもなんかまだ子どもの運動会とかね、そういうところに行くとビデオカメラの方、あとiPhoneの方多かったりするので、まだそんなに浸透してないのかなと思うんですけれども、ミラーレスカメラで知っておくといいことっていうのをちょっとお話ししていこうかなと思います。
というわけで、続いてのチャプターでは撮影する上で知っておくことということで、ミラーレスカメラですね。ではですね、この色域空間そのものっていうのを直接選ぶことっていうのはほぼありません。なので、安心していただければ、ミラーレスカメラを使って撮影する方は特にこの設定は必要ないので安心していただければと思うんですけれども、代わりにですね、ピクチャープロパイルとかですね、あとはログなんていう撮影モードがあります。
これはですね、カメラの中で色域空間とか、そのガンマカーブ、ログ、ちょっとこれ難しいんですけれども、要は人の目で見えるような映像の色味っていうのをカメラの中で作るというものですね。
で、例えばソニーだとSログって言ったり、あとはSガマット3とか、色んな色域がソニーも持っているのであるんですけれども、そういうのがあったりとかですね、キャノンだったらCログとか、ログ撮影だったらCログとかですね。
あとはパノソニックのVログですね、を選ぶと内部的にREC2020ベースで記録されるということで、パノソニックのVログってやっぱりちょっと色域広いのかなという気がしております。記録するね。
そう、そんなことをちょっと思ったりはしてるんですけれども、なのでユーザーが使うときですね、使うときのこのピクチャープロファイル、要はRATみたいなものですね。ピクチャープロファイル、カメラが用意した色味の調整というところか、もしくはログですね。
明るさ、カメラの色味のレンジっていうのを広げたものの撮影で撮ることができる。こういうモードがあるんだよっていうのが知っておくといいかなと思います。
ログを使わない場合っていうところだとですね、カメラが自動的にREC709っていうテレビとかそういうところの配信をベースとした色味っていうのを作ってくれるので、YouTubeとかVlogとかだったらこれで十分かなと。
ここにですね、何か加えたいなと思ったときは、多少編集する分には問題ないかと思うので、ちょっとDAVINCI RESOLVEとかにですね、素材を入れてREC709で取り込んだというか撮影した素材を少しね、じゃあシャドーをちょっと強めようかなとか、Cyan少し振ってみようかなとかっていうところではあるかもしれないですね。
赤色、緑色、青色、ちょっとずつ入れていくみたいなところはできるかもしれないです。
ローとかログほどではないですけれども、普通のピクチャープロファイルで撮ったものもちょっとは編集できるかなと思います。
ログを使う場合に関しても、ログはホワイトバランスをちゃんととってないと、なかなか苦戦することもあるかなと思います。
途中でホワイト変わっちゃうときもありますから、日中と夕焼けだと全然違うので、この辺を回しっぱなしの現場とかでかなり意識しないと難しいなと思いますけれども、
その辺を意識して撮影をしておけばいいかなというふうに思います。
ではですね、これを撮影する上で知っておくことということで、いろんなモードがあるっていうけど、
このミラーレスカメラでは色空間そのものの選択は必要ないよと。
代わりにログで撮るのか、それ以外の色味をつけて撮るのかっていうところは選ぶんだよっていうところですね。
この撮影をした後に、じゃあ次編集しましょうとなっていくときに、ここでちょっと大事なことというか知っておいた方がいいことっていうのをお話しして終わろうかなと思います。
はい、というわけで最後ですね、編集の段階で注意しておくことを知っておくことということで、
この編集する際にですね、これ間違うと色味が変わってしまうのがプロジェクト設定の色空間っていうところですね。
これがずれるとカメラで撮った絵っていうのの色味をちゃんと反映してくれないんですよね。
なのでちゃんとここは撮影したデータを元にその編集ソフトで色空間を指定してあげると。
カメラ側ではこれ別に色空間いらなかったんですけど、これを編集ソフトに取り込んだときに色空間というのが必要になってきます。
なので例えば編集撮影はですねREC709前提だったけど編集ソフトがREC2020に設定されている場合は大きく色がずれます。
なのでこの辺を合わせてあげるということですね。
正しい流れっていうところはですね撮影したプロファイル素材ですよねを確認すると。
編集ソフトでその素材の色味っていうのをその素材の色味を編集ソフトでも同じように合わせるっていうことですね。
その後に必要だったらRATとかを入れていくっていうことですね。
はい。で、ダビンチリゾルとかプレミアプロとかはですねカラーマネジメントの機能というのがあるみたいなので
複数のカメラで撮影した映像を統一することもできるよというお話ですね。
なのできちんと編集する際、素材を入れた際にはですねこのプロジェクトの設定からですね色空間これを撮影素材と一緒のものにしてあげると
色味が統一できるということになるかなと思います。
はい、というわけでこんな形でいかがだったでしょうか。
ちょっとまとめていこうと思うんですけれども色空間というのはですね映像が映像における色味の範囲というところですね。
これが色空間と呼ばれるものになりますけれどもミラーレスではですね色空間を直接選ぶことはないんですけれども
プロファイル、色味の各社が決めた色味の設定とかあとはログですよね。
この辺を設定するようなことになるかなと思います。
ログを使わないんだったらREC709っていうテレビとか配信系ですよねと同じような設定になるかなと思っております。
で編集ソフトでは撮影素材のその色空間と一緒に合わせて編集しようというところですね。
この辺を抑えるだけでですね基本こう色のねなんかこうゴタゴタ間違いっていうのはなくなってくるかなというふうに思いますので
ぜひですねこの辺抑えていただければというふうに思います。
はい、というわけで第1弾ですね映像制作ビギナー脱却スキルということで最初からなんかちょっと何でしょうね
ビギナーなのかこれはっていうテーマになるんですけれども
ビギナーこそ知っておいた方がいい知識っていうのは結構私あるなと思いました。
なんかやっぱ独学で始めましたって言うと最初ですねISOとか絞り値とかF値ですよね絞り値とかシャッタースピードとかなんかその辺がYouTubeとかInstagramとかで出回ってくるじゃないですか
まあそういうのはね別に後からでもいいかなって正直思いました。
どっちかっていうとこのカラーサイエンスとか色空間とかログガンマ、リニアですねあとローとかホワイトバランスとかですね
その辺のやっぱりカメラがどうやって映像を切り取っているのか認識しているのかっていうことの仕組みをね先に知っておいた方がいいと思いました。
なんか正直その露出っていうところでISOとF値とシャッタースピードを調整して適正露出を取るっていうのはあるんですけど
オートモードにしてしまえばそんなにずれることもないんですけど
例えばこのホワイトが違ったりとかですね
あとそもそもその色空間、編集する際ですけれども
ラットの当て方とか素材のその読み込み方とかねそういうのが間違っているとそもそも色が破綻してしまったりとかですねうまくできなかったりもするので
そういうところを最初に抑えていく方が私の中ではいいんじゃないかなというふうに思ったので
今日ちょっとそれをお伝えさせていただきました。
ストローを使う場合は違いますけどね。
映像ではなんかそっちの方が大事かなというふうに思ったので今日撮らせていただいたというところになります。
はい、というわけで明日もですねこんな形で連続してビギナー脱却スキルお話ししていこうと思いますので
気になる方はですねぜひ聞いていただければと思います。
というわけでこの放送では小さな町から機材と映像制作に関する情報を中心に毎日更新しております。
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それではまた明日。お湯にかかりましょう。