キャリアと家族
では、後編始めていきます。ゲストは引き続き、ひろゆきさんです。お願いします。
はい、よろしくお願いします。
前編で、めちゃくちゃキャリアの話とか、その、ひろゆきさんについてもお話しいただいたところで、
なんかこう、ちょこちょこ気になったところを、さらに聞いていきたいなって思ってます。
はい。
で、あの、東京出てきた時に、結婚してすぐ出てきているじゃないですか。
はい。
もう家帰らなくて、会社でずっといるみたいな。
うん。
その時、奥さんって、どんな、どんな反応というか、この人、全然帰ってけーへんわーってなってたんですかね、やっぱ。
そうですね。あのー、その時、今は本当に、あのー、私は家族にすごく向き合ってる。
向き合ってるって言っちゃうと、そうでもないって言われるかもしれないですが、
その当時に比べるとだいぶ家族との時間を大事にしてますけど、
その時は本当にもう、あの、一人にさせてたっていう感じがあって、
あの、子供が生まれた時も、かなりワンオペの状態だったなっていうのがあります。
あのー、それぐらい、もうその仕事ばっかしてたっすね。
まあそれは反省点でもあります。
なるほど。いやでもやっぱり、そこはもう仕事に没頭してたってことですね。
そうっすね。本当に家に帰ってなかったんで。
すごい。いや、奥さん様々というか、よくぞここまでついてきてくれたって感じですね。
職場の変化
そうっすね。奥さんはもともと大阪の人だったんですが、
あのー、大阪から名古屋来て、で、名古屋に引っ越してから半年で東京に行ってみたいな感じだったんです。
なるほど。すごい勢いで東に。
いやすごいね。僕、大阪生まれ大阪育ちなんですよ。
だから、なんか、なんていうんですかね、僕名古屋に住んだことはないんですけど、東京には住んだことがあって、
なんかね、大阪の人って東京のことをちょっとシャに見てるというか、シャに構えて見てるというか部分があるんで、なんかちょっとそこの温度感。
ひろきさんめっちゃ東京に?っていう感じのが、もしかしたら東京?みたいなところあったんかなって、大阪人の僕はちょっと今感じました。
あの、当時言ってたのは、名古屋より東京の方がいいって言ってました。
あ、そうなんですか。名古屋より岩ってなるんか。
そうです。名古屋も自分の奥さんとしては、自分の外側の世界なんで。
確かに。
それだったら東京の方が、東京にも友達何人かいて、名古屋にはいなかったんですよね。
あー、そういうことか。
そう、それもあって、東京の方がいいっていうことで、背中を押してもらったって感じですね。
あー、奥さん的にはじゃあ東京の方が良かったんですね。
はい、そうですね。
良かった。
言ってました。
なんかその猛烈に働いてた時代で、労働環境的なので言ったら、あの、ひろきさんに、なんて言うんでしょう、
引かれて入ってきた人は、その猛烈な働き方で、もう別に一日泊まって働こうがってなると思うんですけど、
後から入ってきた人って、なんか、やばい、この会社ってならなかったんですか?
そうですね。なってたんじゃないですかね。
やっぱりそういう、後から入ってきた人が増えていくにすれて、やっぱりそこはどんどん是正しいく空気にはなっていて、
ただまあそこは、なんかルール化みたいなこともしてなかったんで、やりたい人はやる。
まあ、やりたくないっていうか、普通に帰りたい人は帰るって感じ。
あー、なるほど。
結構まあ、人によってそこは変わるけれども、みたいな。
そうですね。
でもなんか、そこってありますよね。ベンチャー的な、あの、勢いでわーってやって、
本当に働く時間とか気にせずっていうフェーズから、人が増えて、そこをこう、気にし、気にしだすというか、
なんて言うんでしょうね、まあ、労働基準法を気にしだすというか、みたいな、やっぱフェーズってありますよね。
そうですね。もう、いつからかはちょっと忘れましたけど、今ではね、あの、だいぶそこは徹底されている。
例えば、定時以降は会議を入れないとか、もうそういうルール化して徹底しているんですが、
やはり、あの、今でも自分はそこに、いわゆるそういうルールにとらわれるっていうのが、あんまり動き方としては合わないので、
なんか、自分だけはちょっと、まあ、夜まで働いてたりとか、っていうのは、まあ、こっそりやっていたりとかはしてましたけどね。
仕事の楽しさ
なんか、あの、僕結構、気持ちわかるなーって思いながら聞いたのが、このプレイヤー気質なところから、
マネージャーになるって、結構こう、なんか自分の中で、ガラッと変えないといけない部分があるなって僕めっちゃ感じるんですよ。
自分でやった方が早いなとか、自分でやりたいなとか、っていう気持ちとの折り合いをつけるというか。
っていうのって、なんかどんな感じでやった?もしくは今もやってるみたいなのありますか?
それはですね、そのマインドができたのは、本当に最近なんですよ。
あー、そうなんですね。
それまでは本当に自分がやった方が早い秒だったんですよ。
で、それによって、人も育たないし、人が育つ機会も奪ってることになるし、
いつまで経っても自分が忙しい。
でもある種、そこは離れられないみたいな。不安だし。
でも、今考えると忙しいっていうポジションもすごく自分の中ではある種、居心地のいいポジションではあったと。
自分が活躍している感覚があったりとか。
っていうところがあるので、そこは自分の中ではだいぶ苦しみましたね。
そこを離していくっていうことが。
でもそこも強制的に、自分が独立したっていうのがかなり大きくて。
独立して役割分担をかなり強制的にした。
ので、自分はプレイヤーとしてはやりませんっていうのを、ある種の決断としてやって、宣言して。
それを前提で、今案件を動かしたりとかしてるので。
そういう強制がなければ、そういうマインドにはならなかったなっていうところはあります。
なるほど、そうか。
それでもいい方法ですね。
もう形状というか、そうしようって思って決めても、なかなかやっぱり自分でやっちゃうみたいなのもあると思うんですけど。
確かに独立して、そういうふうにしか関わらないというか。
仕事をしないってなっちゃうと、もう強制的にできないってなりますもんね。
そうそう、それが前提になるんで。
そのやり方でもめちゃくちゃいいですね。
それをやると、やっぱり変わってきました?自分ご自身の中で。
変わってきましたね。
その形を作るっていうことが、もう強烈なゴールになるので。
そのためにどうしたらいいかっていうことを考えていくので。
宣言を異常できないとか、不安だとかみたいな気持ち、自分のお気持ちみたいなことってどうでもよくなってきて。
そうは言っとれんっていう感じ。ある種、そこも態度を立つっていうことで、それが達成できたって感じですね。
なるほど、すごいな。
ひろゆきさんは、仕事をするとき。
僕、今までのエピソードでは、めっちゃ仕事人間なとこあるなってめっちゃ感じたんですけど。
仕事やってるときは何が楽しいんですか?何か楽しいことがあるんですか?
仕事やってるとき。
それか、それは仕事だけじゃなくて、他に趣味とかリラックス的にやってることにも共通してる何かがあったりするんですか?
今、まだ仕事の話しか聞いてなかったんで。
熱量がこもってるのが仕事だけなんかなって一瞬思っちゃったんですけど。
そうですね。熱量がこもってるところで言ったら、仕事だけかもしれないです。
そうなんですね。
趣味ありますか?って聞かれても、いろいろ音楽聴いたりとか、たまに映画見たり、本読んだりとかするんですが、
趣味ですって言えるほどではないなって思ってますし。
やっぱり一日の大半はずっとやってるのは仕事なので、やってますね。
やってるし、一時期でもそれやらなきゃいけないみたいな、使命感になってたときもあったんですが。
でもそこって自分のマインド次第で、今はすごく楽しく前向きにやっていて、
でも一時期JCC入る前とかは、もう責任感だけで、辛いけどやらなきゃいけないっていうことでずっとやってきたっていう時期もあるし、
でもマインドはどうではね、ずっと仕事ばっかやってきたっていうのは変わらないので。
そうですね、そこだけかもしれないですね。
仕事人間、いろいろ仕事人間やったってことですね。
そうですね、それがやってるとき何が楽しいかみたいなところを、今パッと言語化できないなって今思いました。
へー、なるほど。
でも何かしらやっぱり、やりがいとか、これがっていうの、熱くなる気持ちがそこにはきっとあるんですよね、何かが。
そうですね、今では、今で言うと、やはりキャリアですね、年齢的にもキャリアを積んできたんで、できることも増えてきたっていうこともあって、
やっぱり相談、依頼とか相談があったときに、この相談に乗ってあげたいなとか、特に依頼者の熱量が高いときはこの熱量に応えてあげたいなとか、
自分の力でこういうものを作ってあげたいなみたいな、期待に応えたいとか、一緒にこの人のビジョンを具現化したいとか、
そういう並走したいという思い、目の前の人に対してそういう思いが芽生えるっていうことはありますね。
そのためにやるっていうところがあります。
いやいや、めちゃくちゃいいですね。
僕もどっちかというと、仕事めちゃやってきてるタイプで、会社の先輩でも部下でもどっちでもあれなんですけど、
休みの日何してんのって言われたら、結構2年前、1、2年前ぐらいまで困ってたんですよね。
特に何もしてないな、仕事かな、みたいな。困ってて。
ひろゆきさんは休みの日とか何されますか?休まれてます?そもそも。
一人の時間の重要性
休んでますね。それで言うと、趣味とかを活動的にやってるみたいなタイプじゃなくて、もともと。
死ぬほどだらけるか、仕事するかどっちかみたいな感じがしますよね。
なるほど。休むときはもうとにかく休むみたいな。
そうですね。今では子供もおるし、家族の時間っていうのは一定取っているし、そこに対して喜びも感じてるので、
幸せも感じるので、ちゃんと家族の時間取ったりとかするので、朝早く起きたりするんですけど、
やっぱり一人になった時とか、結婚したての時は夕方まで寝たりとか、余裕でやってましたし。
もうひたすらYouTubeだけ見る1日みたいなのも全然ありましたし。
なのでそういう意味では何もなければずっと寝てたいっていうぐらいなんですよね。
だからアクティブ性がもともとなくて、仕事かすっごいだらだらするかみたいな。
なるほど。そこもなかなか極端な。
そうです。
最近はご家族と過ごされる時間はもうあると思うんですけど、リラックスするときって、
これをやってるみたいなのってあったりするんですか?
リラックスするときは、これをやってるっていうか決まったものはないんですけど、
一人になってますね。
なるほど。一人の時間を。
そうですね。もともと人と喋ってる時っていうのは、人と接してる時って、
やはりどこかしら頑張ってる状態だったりとかは自分の中ではあるので、
本当にリラックスしてる時は本当に一人。
誰か友達と一緒にサウナ行ったりとかっていうことが心からリラックスになるかっていったら、
それよりも家で一人で自分の部屋にこもって音楽聴いたり本読んだりするときの方がリラックスできますね。
デザインへの情熱
なるほど。それめっちゃわかりますね。
何か内向的の説明書みたいな本、タイトル全然違うと思うんですけど、読んだときに、
やっぱり人と接することがエネルギーになる人が外向的で、
そうではない、エネルギーが蓄積されるんじゃなくて、使われちゃう人と接していると。
で、自分一人でいると充電されていくみたいなのが内向的っていうのを見たときに、
自分は内向的なんやってその時思ったのがあって、
僕も同じく、やっぱり一人で何をするわけでもないですけど、
一人でいた方がなんかリラックスできて、ほんと散歩するとかだけでも全然リラックスしてるなって思うんですよね。
そういうことがめっちゃわかりますね。一人でなんかするとリラックスするしリフレッシュにもなるって。
そうですよね。それで言うと、今日常の中で一番リラックスする時間が、
土曜日の夕方に子どもを塾に送っていくんですけど、
そこから1時間半とか2時間くらい子どもは塾に行ってるんですよ。
で、その間僕は塾の近くの喫茶店に行って時間を潰してるんですよね。
そこで本読んだりとか、パソコン開いたりとか、ノートに文字書いたりとか、
一人でしてるんですけど、その時間が至高ですね。
確かにそういう時間は大事ですよね。一人の時間。
もともと、これめっちゃ話戻っちゃうんですけど、大阪芸大、芸術系の学校に行きたいって思ったのって、
何かを作りたいとか、もともとそういう芸術が好きだったとか、どういう理由だったんですか?
そうですね。それで言うと、子どもの頃からめちゃくちゃ絵を描くのが好きだったんですよ。
あー、そうなんですね。
ずっとそれこそ内向的で、部屋にこもって、チラシの裏とかにめちゃくちゃ絵を描いてたんですよね、いろんな。
で、そのちっちゃい頃描いてた絵が、めちゃくちゃ今覚えてるんですけど、
チラシの裏に敵と味方の軍隊みたいなのを描いて、それで絵で戦わせるんですよ。
で、ミサイル撃ちましたみたいなミサイル描いて、矢印描いて。で、敵にバーンってバツ撃ったりとかして。
なんか紙面で戦わせてるんですけど、それ見て、親がうちの子、戦争の絵ばっか描くんですって病院に1回連れて帰ると思って。
そんな風に受け取られちゃったんですね。
そうそう。それぐらい絵が好きで、ずっと描いてて。で、絵が得意だったんですよ。
親にも褒められるし、いろんな人に絵は上手だねって言われて育ってきて。
で、ある種自分のアイデンティティーもなっていて、小学校の頃とかは自分で漫画描いて。
漫画を連載していて、自分で。
へー、すご。
ケラケラコミックっていう漫画描いてたんですよ。
いや、めちゃくちゃすごいな。
で、漫画を描いてクラスの人に配ったりとかしていて、絵が上手いよって、上手いっていうキャラだったんですよ。
そういうのもあって、ずっとそれであったんですが、高校の時はもう美大とか芸大っていう存在は知らなくて、ずっと。
で、高校、高2ぐらいで進度決めなきゃいけないっていう時に、全然決められなくて、何も別に何学科って言ってもわかんないなみたいな。
っていう感じだったのが、友人がある種芸大のパンフレットを持ってきて、石川は絵が好きなんだから芸大とかありなんじゃないって言われたのがかなりきっかけでしたね。
主体性とマネジメント
へー、そうなんですね。
あ、そんなあるんだみたいな。
あそこで芸術大学というものを知り、あ、じゃあ行ってみようみたいな。
そうですね、そっから予備校に通って、なんかディスタンスとかしていたって感じですね。
ブルーピリオド。
あそこの、うかるまで、何て言うんですかね、なんか芸術大学受ける話とその後があるんだと思うんですけど、僕はそのうかるまでを読みました。
予備校の話。
予備校の話のところを見て、あのイメージですよね。
そうですね、石膏のデッサンしたりとかっていう感じですかね。
へー、すごいな。
いやー、うらやましいっすわ、僕絵心全くなくて。
絵心ない芸人で、マジで美術とか苦手でしたね。
僕も美術、その頃から美術の授業とか、あの予備校もそうですけど、これをやってください、これを書いてくださいのお題に答えるのはクソ苦手でしたね。
あー、そうか。
そこにも発揮されてるんですね。
そうか、自分で考えて、漫画の連載とかも自分で考えてストーリー作って絵を描くみたいなのは好きでやれるけど、じゃあこれを書いてとかお題を与えられるとダメなんですね。
ダメなんすよ、だから見れても普通に3とかでしたからね。
あー、そうだね。
めっちゃ絵上手いのに3なん?みたいになるんすね。
そうです。でも絵が上手かったのかわかんないですね。本当に自分が好きな、描きたいと思っているものだけ描いてたって感じですね。
あー、なるほどなるほど。
そうか。え、でもそんなことあるんですね。僕、なんかてっきりそういうのが上手い人は美術できるんやと思ってたんですけど、そうか、今までは違いますね。
全然違いました。
いや、面白いっすね。その、なんか、アルバイトとか仕事も仕事と同じくで、指示されたり、これをやりなさいって言われたことに対してはあんまりこう動かないんですね、体が。
そうなんすよ。体が動かないしパフォーマンスが一時的に低いっていう。
なんかその主体性みたいな言葉。で、今の会社、元の自社というか、での取り繰りにでもなんか主体性が出てきたものがあっていうところはあると思うんですけど、やっぱそこ次第で全然違うんですよね、きっと。
そうですね。私個人ではやっぱりそこに自分の主体性があるかどうかはパフォーマンスにも影響するし、すごく大事な部分で。
で、自社のマネージメントにおいては、主体性っていうところはある種私がどんどん手を離していくっていうところもありますし、やっぱり主体性を持って個人が、主体性を持って仕事をしているのが楽しいでしょっていうベースもありますし、
今後デザイナーとかプレイヤーってかなり主体性を求めてられていくんだなっていう、必要であるっていうところもあって、主体性っていうところを一つキーワードとして置いてるって感じですね。
なるほど、確かに。僕、ウェブ広告の代理店に今勤めてるんですね。だから社内にもウェブのデザイナー、ファナー作ったりとか、LP作ったりっていうデザイナーの方が何名かはいて、
本当に僕、あんまり分業されてないので、フロント兼ディレクターみたいな、デザイナーに依頼してお客さんとやりたりしてみたいなことやるんですけど、確かに主体性って言葉なのかわからないですけど、
デザイナーの方から提案してくれるというか、じゃあこうした方がいいっていうのがあるとすごい楽だし、逆にこうして欲しいって言ったものだけをやられて、なんか違うんだよなみたいなのもあったりして、本当に難しいというか奥が深いというか、っていうのはすごい感じますね、日々。
そうですね、どっちがと仕事がしたいかって思うと、なんかすごくそれは明らかであるっていうところですよね。 うん。
そう、そうっすよね。そこは確かに主体的に、なんかこうしたいっていうのが強すぎて、いやこのお客さんはちゃうねみたいなこともあったりはするんですけど、でもなんかそれっていいディスカッションというか。
なんかこう話す価値があるなって確かに思うんですけど、なんかそこが、でもどうやったらそうなってくれるかっていうのは本当に難しい問題だなってめっちゃ思います。 うん。
そうですね、そこは難しいですね。 うん。僕はなんかマネジメントしてる立場じゃないですけど、デザイナーの人たちをマネジメントしてる立場じゃなくて、本当にこうなんか依頼して作ってお願いって言うだけなんですけど、本当、だからかもしれないですね。デザイナーのマネジメントってすごい難しそうなイメージがあるのは、なんかそういうのが日々あるからかもしれない。
デザイナーの主体性
うん。そうですね。ある種、主体性の発揮の仕方っていうのが、やっぱりわからないと、なんか発揮しようがないみたいなところがあるので、なんか主体性で発揮するところっておおむね目的、ゴールだったりするじゃないですか。
うん。なんかデザイナーの中でもやはり、そこがなくてベース主体性がある人でも、自分はこうしたいっていう思いが強い人って、もともと主体性強いんですけど、でも僕の持論ですけど、デザイナーは自分がこうしたいのエゴで会話してはいけないとも思っているんですよね。
で、やっぱりそこは案件の目的だったりとか、そのクリエイティブによってどういう効果をもたらしたいかとか、何が求められてるかっていうのをちゃんと読んで、そこに対して主体性を発揮していくっていうことを考えたときに、その主体性の発揮するところって、やっぱり目的だったりとか、こういう効果を求めてるよ、こういうことを期待してるよっていうところだったりするので、
そこをちゃんと伝えていく、あと頭揃えていくっていうところが大事なのかなって思ってます。
いや、ほんまそうっすね。確かに。そういう話をしてていうのがほんと大事ですね。
何のためにやってるかっていうところ。
そうですね。何のためにやってるか。そこなくて、ただ作業になると、いられフォトショー使えますみたいな、ただ言われたことやりますみたいなんだと、やってて楽しくもなさそうですもんね、そうなっちゃうと。
そうですね。楽しくないし、それこそ今、ここはよく話題になるAIですよね。そこでAIに置き換わられていくようなところではあるので、人間はどこで勝ち出すのって言ったら、そこそこじゃないところですね。もっと上級だったりとか、なぜやるのかとか、意味付けだったりとかっていうところですよね。
確かに。
いや、ほんまそうっすよね。なんか広告もそうですけど、ほんと今めちゃくちゃAIが来てて、アドビのソフトもだいぶそういうのが搭載されてるとか実装されていってますよね。
うん、そうですね。
その中で人間がどういう価値を出していくのか。そういうのって結構変わってきてますか?AIのアドビもそうですけど、じゃあAI使ってこういうのやっていこうみたいなのってあったりするんですか?
まだ私の範囲というか、その制作現場のレベルではそんなにないですね。なんかやっぱりアドビだったりとか、ソフトの中でAIが一部実装されていて、それを活用するレベルのことはあるけど、そこまで何か仕事の仕方が変わるほどのことはまだ自分の現場ではないですね。
これからそこもどんどん技術が革新するというか、AIが発達していってってなったらいよいよ本当にそうなっていきますもんね。デザイナーとしての価値みたいなのをどこで出すか。
そうですね。作業が置き換えられていくということはあるということを前提で考えていかなきゃいけないので、特に自分のデザイナー個人としてもそうですし、特に書体を持っている制作会社としては、どこで価値出していくかっていうのは資格問題なので、そこはもう正解はないですけどね。
そこも含めて、中にいる人たちが主体性を持っていれば議論ができるし、持っていなければ一人で考えなきゃいけないしっていうところもあって、そういう意味では主体性ってすごく大事ですね。
ひろゆきさんの熱意
ありがとうございます。なんか前編と違って後編、本当にザックバラに僕が気になっていることをただひたすら聞く回になっちゃったんですけど、何回かひろゆきさんの話をちらほら、直接じゃないですけど聞いたり見たりしてて、
なんとなくこのデザインやってる人なんだとかっていうのは知ってたんですけど、改めて話聞いて、自分、その主体性みたいな部分とか自分を向き出しにしてる時に、なんか熱量高いとかっていうのが聞けて、僕はめちゃくちゃなんか良かったし、ひろゆきさん、こういう人なんだっていうのがめちゃくちゃ分かりました。
質問がめちゃくちゃ上手で、すげー気持ちよく喋っちゃいました。
ありがとうございます。気になっちゃうんですよね。
いや本当に後半も今回もなかなかとお時間いただいてありがとうございます。
ありがとうございます。
このJCCシリーズ本当なんか続けていこうと思っているので、ちょっとどんな形になるかわからないですけどまたお話ししましょう。
はい、ぜひお願いします。
ありがとうございます。ではここまでのゲストひろゆきさんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ここまでお気になっていただいた皆さんもありがとうございます。また次回お楽しみにください。それでは。