米価格の現状
おはようございます。今日は5月27日火曜日、40代からのリスタートチャンネル🐇、今日も始めていきたいと思います。
この放送は、私ととっすぃが日々の気づきや学びをアウトプットする場として、毎朝お届けしております。
はい、というわけで今日は、米の話をしたいと思います。
皆さん、お米食べてますか?
うちはですね、男の子2人いまして、上が高校2年生で、下が中学2年生ということで、
今まさにですね、育ち盛りで、お米をめちゃめちゃ食べる世代なんですよね。
私自身は、もう40代になりまして、基本的にですね、お米っていうのを、あまり食べないように意識していると言いますか、
基本的にお米ってやっぱり糖分になるので、昔よりはですね、やっぱり抑え気味にしているところがあるんですよね。
で、皆さんどうなのかなっていうところはあるんですけども、40代の方もですね、
お米大好きだから毎日バクバク食べてるよっていう方ももちろんいらっしゃると思いますし、
ただ私はパン派だからパンを食べてますとか、そういう方もですね、今はたくさん、多種多様になっていると思うんですよね。
私が子供の頃っていうのは基本的にやっぱりお米っていうのが本当に主食と言いますか、パンももちろんありましたけども、
やっぱりみんなが食べているものでしたよね。
やっぱり日本はですね、恵まれているんですよね。
米の国ということで、お米が今まではですね、基本的には余るほどですね、あったということで、
米の価格がですね、どんどんどんどん下がっていたわけなんですね。
ただですね、ここ最近、米の価格っていうのが、スーパーで行くと5キロ、4,000円ぐらいですか、今、4,500円とかそのぐらいになってしまいまして、
約1年前と比べると倍以上になっているということで、異例なんですよね。
異例と言いますか、もともとこのぐらいの値段じゃないかなと私は思ってはいるんですけども、
今まで安くすぎたっていうのも多分あるんですけども、私の妻もですね、高い高いって言ってスーパーに行って買ってきてるわけなんですね。
本当にすぐお米ってなくなっちゃうので、特に男の子がいるお米を買って、本当に大変だと思いますね。
なので、今やっぱりニュースですね、いろいろ話題になっているわけなんですね。
新しい井上水産大臣小泉さんがですね、お米をですね、国の持っている備蓄米っていうお米があるんですけども、
それを随意契約で大手小売業者に販売したっていうニュースがですね、今朝たくさんやってたわけなんですけども、
随意契約の仕組み
皆さんこれ意味わかりますかね。これを聞いて意味わかる人ってどれぐらいいるんだろうかなって私も思ったわけなんですけども、
まずですね、備蓄米っていうこと自体がわかるのかなっていうところがあるんですが、
お米って基本的に日本人のための資産みたいなもので、国が在庫を抱えているわけなんですよね。
基本的に国に何万トンもあるわけです。
それが蓄えられているんですけども、こういった非常事態のために放出するわけなんですが、
ただずっと蓄えておくと古くなってしまうので、定期的に入れ替えを行っているわけなんですね。
その入れ替えを行う手段というのが、今までは入札っていう制度がありまして、札を入れるっていう制度なんですけども、
一般競争入札とかって聞いたことありますかね。
要するに、このお米を売りますので、誰か買ってくれませんかっていう参加者を募ってですね、
その中から一番高い値をつけた方にこのお米を売りますという形で各社ですね、札入れをするわけなんですね。
私の会社はこの値段で買いますと、私の会社はこの値段で買いますと、
各々その値段を知らないわけなんですけども、その値段が書かれた札を入れて、
政府の方がそれを見て一番高い業者はこの方ですねということで、落札という形でその方に売るわけです。
お米自体は基本的に今までは入札制度で売られてきたわけなんですけども、
大体はJA全農っていう商社がいまして、聞いたことありますかね、JAさんって。
基本的に農業とか作物関係を売っている大手の商社なんですけども、
そこが大体9割5分とかなんかな、お米を買っていたわけなんです。
農協が卸売みたいな形で各小売店に卸しているわけなんですよね。
ただそれだとですね、やっぱりJA全農さんが値を下げてくれない、むしろ高い価格で買ってしまうというところで、
お米が高くなってしまっているという現状がありまして、それを打開するために小泉さんは随意契約という手法を取ったんですよね。
随意契約って聞いたことありますか。どのぐらいちょっとこれ分かっている方いらっしゃるかなと思うんですけども、
私は漁船の仕事も携わってはいるので、随意契約って何かっていうと、
随意っていう意味はご自由にとか任意みたいな感じで、そういう意味なんですよね。
なので自由に契約ができるということで、政府が選んだ業者にやってくださいと。
自由にその業者を選んで契約できるってことなんですね。
これ何がまずいのっていうところなんですけども、基本的にその行政のお仕事っていうのは、入札で行いなさいっていう地方自治法の原則があるわけなんですね。
なぜかというと、自由に契約を結んでしまうと、政府が要するに特定の業者と結びついてしまうっていう癒着の原理が働いてしまったりとかですね。
あとは要するに価格の変動が起きないわけですよね。
一番高い業者はこの業者ということで、みんな競い合ってやるわけなんですけども、そういう競争原理っていうのが働かなくなっちゃうっていうのがありまして、基本的にお米もそうなんですけども、
例えば公共事業ですよね。道路工事とかですね。何とか事業とかですね。いろんな事業が国とか県とか行政がやる事業がたくさんあるんですけども、それらは行政自体がやるわけではなくて、実際に民間業者にお願いするわけなんですよね。
お願いするときに特定の業者ではなくて、いろんな業者を募ってですね、一番安い業者とか高い業者とか適してる業者っていうのを、皆さん競い合ってお仕事をとってくださいよっていう原則があるわけなんです。
なので随意契約っていうのは基本的にイレギュラーなんですよね。反則と言っても過言ではないんですけども。いろいろ理由があれば随意契約に移行できるっていうのが、それも入札の特例除外みたいな感じで規定されてるわけなんですけども。
例えば競争性がない事業は随意契約にできるとか、緊急性の本当に高いものは入札をやってる暇がないので随意契約にできるとかですね。
あとは本当に奨学なものは入札の手間がかかるので随意契約にできるとか、そういう特例はあるんですけども。
基本的には競争入札っていうのが原則なんですけども、小泉さんはそれを打開して随意契約で自分で値段を決めて、だいたい5キロ2000円で販売できるような価格でコール業者さんと契約を結んだということで。
政策の影響と懸念
1週間それをやっただけで何社も手を挙げているということなので、これがうまくいくのかどうかっていうところではあるんですけども、基本的には一時しのぎ的な感じではありますね。
結局需要と供給のバランスっていうのは崩れないわけですし、色々問題もあるわけなんですね。
例えば安く契約したその業者がまた他の業者に転売して高く振るっていうことも考えられなくはないわけなんですね。
なのでこれがきちっと出るか強と出るかっていうのはちょっとやってみないとわからないというところで小泉さんの手腕が問われてくるわけなんです。
あとは小泉さんが本当に国がそういうことをやっていいのかっていうところですね。各自治体から問い合わせが来るんかなというふうに思いますので、これは政府として緊急事態ということで何でも説明するのかなというふうに思うわけなんですが、原理原則を無視した打開策っていうのをやっているということで皆さんご理解いただけたでしょうか。
というわけで今日はちょっと難しい話をしてしまいました。ここまでお聞きくださりありがとうございました。またちょっとわからない場合はコメントレーター等々ぜひぜひお問い合わせいただければなというふうに思います。
余談ですけども、昨日私の放送聞かれた方はすごく違和感があったと思うんですけども、昨日は私のAIクローンの方で放送させていただきました。
これ試しにやってみたわけなんですけども、やっぱりちょっと不自然でしたね。声はちょっと似てるかなっていうところはあったんですけども、読み方とかやっぱり人間らしくないなっていうところがあったので。
ただですね、これがどんどん発達してきて、本当に本物かどうかっていうのはわからなくなるなっていうのが、それこそ1年ぐらいでそうなっちゃうんじゃないかなというふうに思いますね。
まだ聞いてないよって方はですね、私の前回の放送を聞いていただいてこの放送のしゃべり方と比較してみてはいかがかなというふうに思います。
それでは皆さん今日もいってらっしゃい。