哲学への興味
おはようございます。今日は9月26日金曜日。40代からのリスタートチャンネル。今日は真面目にやっていきたいと思います。
この放送は、私として以外の日々の気づきや学びをアウトプットする場として毎朝お届けしております。
はい、というわけで週末ですね。もう秋、真っ只中ということで、
いやー、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、いろいろありますけども、皆さん、読書してますか?
今日はやっぱり本の話をしたいと思います。
今日お話する内容はですね、哲学になります。
最近というか、ちょっと前からですね、私は哲学にやっぱり興味がありまして、
哲学本をですね、徐々に読むようになったんですよ。この年になってようやくですが。
まあでも哲学って本当に難しいですよね。なのでちょっと取っ付きにくい方もいらっしゃると思うので、
おすすめの本ですね。一番最初に読んでほしい本なんですけども、
トマノ一徳さんですね。教育者でもある哲学者でもある、ボイシーパーソナリティでもあるトマノ一徳さんが書いた本で、
初めての哲学的思考、こちらについてお話ししたいと思います。
哲学的思考の必要性
哲学的に考えるということはどういうことなのかということなんですけども、
そもそも哲学って何なのって話なんですけども、
トマノさんの言い方としては、物事の本質を捉える営みっていうふうに、
定義してるんですね。例えば、仕事とは何かと問われたときにですね、
生活のためにお金を得る手段とかですね、社会とか人の役に立つこととか、自分のやりがいとか成長の舞台とか、
いろいろあると思うんですけども、人によって答えは違うんですけども、その問いを深めていくことで自分にとっての仕事の意味っていうのが見えてくると。
こういうのが、哲学的に考えるということなんですね。
なぜ今、哲学が必要になっているかということなんですけども、例えば40代っていう年代なんですけども、キャリアの折り返しとかですね、家庭とか子育て、老後の不安とかいろいろ、
いろんな人生のテーマが重なってくる年代ですよね。
私もそうなんですけども、このままでいいのかですか、いいのかとか、本当にやりたいことは何なんだろうとかですね、いろんな悩みがあると思うんですけど、
そういったことを考えるときに哲学的思考っていうのがやっぱり必要になってくると。
その正解を一つに決めるっていうものではなくて、自分にとって大事なことは何なのかっていう、そういう力をですね、育ててくるのが哲学ということなんですね。
哲学的思考のルールなんですけども、オトマノさん的にはその哲学を始める上で大切な姿勢っていうのをいくつか示しております。
一つ目はですね、絶対的な正解はないっていう前提があるよと。
例えば幸せとは何かっていう問いなんですけども、例えば昇進して収入を増やすっていうのが幸せだと感じる人もいれば、
家族の時間をゆったりとれるっていうことが幸せだと感じる人もいると。
考えることの重要性
どれも間違いではないんですけども、それぞれの価値観に根差した答えになっているということなんですね。
二つ目は対話するっていうことですね。
例えば同僚とか友人とかパートナーとか話しながらですね、なぜ自分はそう考えるのかとかですね、
相手はどんな前提を持っているのかっていうのを探ることで、考えがどんどん深まっていくと。
哲学っていうのは独り言ではなくて、対話の営みっていうことなんですね。
具体的な方法として挙げられているのが、オトマノさん曰く本質監視っていう、ちょっと難しい言い方なんですけども、本質は本質ですね。
監視は見る、取るっていうふうに書いて監視っていうことなんですけども、例えば自由とは何かっていうのを考えてみたときに、
会社に縛られずに働けるのが自由。あるいは経済的に余裕があってやりたいことを選べるのが自由。
他人の目を気にしないで自分の意思で決められるのが自由とか。
こういった事例を集めていくと、少しだけ共通点が見えてくるということなんですね。
自分で選べること、それから制約から解放されていることが共通点として浮かび上がってくる。
これが自由の本質と考えられるわけです。
同じようにですね、例えば成功とはとか家庭とは、老後の安心とはとかですね。
いろんな問いを考えてみて、いろんな事例を出してあげてその共通点を探るということですね。
ただし、この考えることに陥りがちな落とし穴っていうのがあるということで、
一般化ですよね、まず。自分の経験をみんなそうだと決めつけてしまう。
例えば40代、もう挑戦できないとか思い込んでしまうとかですね。
実際には企業とか転職を成功させる人もたくさんいるわけですから、決めつけは良くないですよね。
あと問いの立て方のマジックに気をつけてください。
例えば働くか家庭を取るかとか、そういうふうに二択にしてしまうのはまずいですよ。
むしろどうすれば家庭も仕事も大切にできるかというふうな形で問いを立てる方が前向きに捉えられるということで、
これ問い方っていうのもなかなかテクニックがいるってことなんですね。
40代の方に向けてなんですけども、過去を振り返って未来を見せる時代になってくると思うんですが、
これまで積み上げたものがある一方で、残りの人生をどう過ごすかという問いもリアルに出てくると思うんですけども、
そんな時に哲学的思考をすると、自分の価値観を整理したりとか、
他者との対話を通じて視野を広げたいと本質を捉えて、自分なりの軸を見つけると。
こういうことができると、迷いがあっても納得のいく選択をしやすいんじゃないかということなんですね。
トマノさんも実際40代ちょうど半ば、私よりちょっと上の方なので非常に親しめやすい方だなと思います。
というわけで、まとめとしては哲学とは物事の本質を捉える営みですよと。
絶対の正解はなくて対話を通じて深めていくものです。
それから本質監視という方法で自分にとっての意味を探ることができます。
あとは思考というか問いの落とし穴に注意しながら自分の軸を育てていけるということなので、
基本的に、なぜということを常に問い続けるということを大切にしていただきたいなと思います。
実際本を読んでいると、もっと専門的な哲学のテーマとかを学べると思いますので、
今は本当に部分部分しかちょっとご説明できなかったんですが、
文庫本でかなり小さい薄い本なので非常に読みやすいです。
私もサクッと読めましたので、皆さんも読んでみてはいかがでしょうか。
概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひお試しください。
というわけで、今日もお聞きくださりありがとうございました。
秋に入ったとはいえ、また今日も朝暑いですよね。
昨日も蒸し暑くて寝苦しかったですよね。
もう少しだけ気温が安定しない時期が続くかなと思いますので、体調に気をつけてください。
いってらっしゃい。