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  2. #567 恵みの雨か恐怖の雨か☂️
2025-08-07 07:42

#567 恵みの雨か恐怖の雨か☂️


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サマリー

洗浄降水帯が引き起こす激しい雨について詳しく説明されており、その影響や備えについて考察されています。気象庁の対応や地域ごとのリスクについても触れられています。

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おはようございます。今日は8月7日木曜日。 40代からのリスタートチャンネル🐇、今日も始めていきたいと思います。
この放送は、私ととっすぃが日々の気づきや学びをアップロードする場として、毎朝お届けしております。
洗浄降水帯の概要
はい、というわけで今日は久しぶりの雨ということで、日本海側を中心にですね、
かなり雨が強く降っているみたいなんですけども、 皆さんの地域大丈夫でしょうか?
石川県あたりでですね、洗浄降水帯が発生したというニュースが、また今日出ていましたけれども、
前にもお話したかもしれませんが、この洗浄降水帯について、また改めてですね、ちょっとお話しできればなというふうに思います。
そもそもこれって何なのかっていう話なんですけども、 なんで
あれほどまでにですね、激しい雨を長時間降らせるのか、 われわれはどういうふうに備えるべきなのかっていうところをですね、
詳しくお伝えしていきたいと思います。 まず洗浄降水帯の定義なんですけども、
定義ですが、発達した石欄雲が次々に列をなして、同じ場所に長時間に渡って、 強い雨を降らせ続ける現象という定義なんですね。
イメージとしては、空にずらーっと並んだ雲が、 雨を降らせる雲のベルトみたいな形で、
ずっと同じ場所にですね、長く座る状態なんですね。 この結果、数時間で1ヶ月分の雨が
降ることもあったりします。 例えば、2020年の熊本豪雨ですね。
それから、その次の年の静岡県熱海市の土石流災害。 ああいうのもですね、洗浄降水帯による影響があったということでございます。
仕組みなんですけど、どのように発生するのかというところで、 ポイントなんですけど、石欄雲のですね、連続再生っていうんですかね。
流れとしては、まずあったかく湿った空気が流れ込んでくる。 地形とか前線などでその空気が上昇していく。
そうすると、石欄雲という雲が発生しますね。 そうすると雨が降るので、空気がまた冷やされる。
そうすると、空気が冷えて下に落ちる。 ダウンバーストなんて言われているんですけども、この河口気流の周辺にまた新たにですね、湿った空気が入ってくる。
そうすると、さらに石欄雲が発生する。 これがずっと連鎖していくっていうのが、洗浄に発達していくのが洗浄降水帯っていうことなんですね。
なぜその被害が大きくなるかっていうところなんですけども、 この怖さっていうのは何といっても雨量と持続時間なんですね。
普通の雷雨なら通り過ぎてしまえば終わりなんですけども、 洗浄降水帯は数時間にわたって同じ場所で雨を降らせ続けるっていうのが特徴になってまして、
そのため土砂災害、それから河川の氾濫とか、 都市の浸水なんかといった複合的な災害を起こしやすいとされている。
気象庁の対応なんですけども、 2021年以降ですね、気象庁は
洗浄降水帯が発生した際には、 顕著な大雨に関する情報を発表するようになったわけですね。
これは重大な災害とかが危険が差し迫っているよっていうのを伝える、 極めて重要な情報になるんですけども、
通常の大雨情報っていうよりも、 段階的に上の危機レベルを意味するものなので、 この情報が出たらすぐに
避難行動を取れるような準備が必要になってくる。 実際どんな地域が危ないかっていうところではあるんですが、
洗浄降水帯は日本の様々な地域で発生している状況があるんですね。 ただ確率的に多いのが、
海の湿った空気が入りやすい、 やっぱり沿岸部とかですね。
あと、山地とか平野が接する地域、 上昇気流が起きやすい、雲が登りやすいエリア。
それから前線が停滞しやすいですね。 梅雨の時期とか、
今みたいにですね、雨が少ない時期に、 なんかも起こり得ると。
つまりどこでもですね、起こり得る現象になっていて、 自分の住んでいる場所は大丈夫というふうに言えるものでもないということなんです。
備えと対応
なので、私たちにできる備えとしては、 今すぐできるものとしてはですね、
自分の住んでいる地域のハザードマップっていう地図があると思います。 これインターネットで公表している各市町村もあると思いますので、
ネットで検索すればわかると思いますので、調べてみてください。 それから川とかですね、山の近くに住んでいる方は、
避難経路をですね、把握しておく必要があるので、 その辺りも確認していただければなというふうに思います。
あとはですね、まあ皆さん多分入れていると思うんですけど、 スマホにですね防災アプリを入れていただいて、
雨雲レーダーとかですね、あと警報とか情報が出るような通知を 設定していただければなというふうに思います。
はい、というわけでまとめとしましてはですね、 線状降水帯っていうのは、積乱雲が同じ場所に発生する現象。
数時間に渡って猛烈な雨を降らせる。 たとえば土砂災害とか浸水氾濫などのリスクがあります。
気象庁のですね、県庁の大雨情報っていうのにご注意ください。 それからあと
ハザードマップとか、避難経路で命を守る行動をですね、 意識していただければなというふうに思います。
本当にこれからの時代もそうなんですけども、気象情報っていうのは生きるためのですね、 必要不可欠な情報になりますので、あまり関係ないとかそういうふうに
思わないでいただければなというふうに思います。 はい、というわけで今日もお聞きくださりありがとうございました。
もう少しで週末に入りますので、もう一踏ん張り頑張りましょう。 それでは皆さん行ってらっしゃい。
07:42

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