1. 耳からウロコナイト
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2025-01-28 29:45

【 2025/1/26 OA 】伊藤 剛のことばナイト 第2回「ことばとイメージ」

2回目となる今回は「ことばとイメージ」について考えます。
人はなぜコミュニケーションをとりたいのか?からスタートしたあと、“認知特性”(どうやって物事を覚えるタイプか)の違いについて考え、さらに話は「ことばのイメージ」へ…すると伝えたいことが伝わらない理由が明らかに。。
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耳からウロコナイト
伊藤 剛のことばナイト
こんばんは、フリーアナウンサーの原千明です。
そして今週のメインパーソナリティは、コミュニケーションの専門家、伊藤 剛さんです。
こんばんは、伊藤 剛です。
よろしくお願いします。
さて今週も始まりました。
耳からウロコナイト
この番組は、メインパーソナリティであるコミュニケーションデザイン会社
アソボット代表の伊藤 剛さんとお送りすることばナイトと
元大塚家具社長の大塚久美子さんの家具ナイトを交互にお送りする
知的探求番組です。
というわけで今週は伊藤さんのことばナイトなんですけれども
伊藤さん、第2回
伊藤 そうですね。前回はコミュニケーションということについてお話ししましたけれども
コミュニケーションとは何かっていうのをシンプルな言葉にしましたけど覚えてますかね。
覚えてます。このコーナーはコミュニケーションや言葉について
様々な角度から考えていく番組なんですよね。
伊藤 はい。コミュニケーションというのは相手の前提、自分の前提を
共有することっていうのをお伝えさせていただきましたけど
前回は原さんの方から伊藤さん何やってる人ですかみたいな質問をしていただきましたけど
改めて僕ちゃんと原さんのことを知らないなと思いまして
ちょっと前提を共有するために原さんは
なぜ今ここでアナウンサーをされているのかというか
キャリア編歴みたいなことをちょっとお伺いしたいなと思ってるんですけれども
原 元々山口県で6年半アナウンサーをしてまして
去年の秋に東京に出てきてフリーアナウンサーやってます。
伊藤 元々山口が出身なんですか?
原 出身は福岡県なんです。
伊藤 そうなんですね。風の噂で耳に聞いたところですけど
すごくユニークなキャリアチェンジというか
元々アナウンサー志望とかじゃなかったんですね。
原 そうなんですよ。元々医師になりたくて
伊藤 お医者さんの。
原 で6年間浪人して医学部受験したんですけど
全然行かれることができず
違う学部に行ってそこの大学でアルバイトをしてたんですけど
03:00
それが割とメディアと関係するバイトだったので
それをきっかけにアナウンサーを目指すようになりました。
伊藤 今スルッと言いましたけれども
山口で6年間やってたのと同じ時間お勉強されてたってことですよね。
原 そうなんですよ。勉強大好きなんで。
伊藤 それくらいお医者さんになりたかった。
山口 なりたかったんですよね。いつかは受かると思って
気づいたら6年経ってました。
伊藤 あっという間っていう。
山口 あっという間でしたね。本当に自分の中では。
伊藤 それはお医者さんになりたいきっかけみたいのはあったんですか?
例えばご家族に。
山口 そうですね。父が医師をしてるっていうのもあって
小さい時からそういう姿を見てたのもあったんですけど
人の命を救いたいっていう思いがあって
なりたかったんですけど、なれませんでした。
伊藤 今はその代わりに人に笑顔を届けるお仕事を。
山口 さすが言葉の専門家。
伊藤 そうですか。そんな人を口達者みたいな感じで言われるとあれなんですけれども。
いやいやでも、そこまでなりたかったとしても
その6年間って一言では語れないぐらい
まあとはいえ辛いこともあったと思いますし。
山口 ほぼ辛かったですよ。それはやっぱり。
伊藤 逆に言うと辞め時も難しいんじゃないかと思うんですけど
そこは5年目と6年目の違いとか
4年目と6年目の違いって何だったんですか?
ここでもう終わりだっていうの?
山口 6年目の時にもう自分の中で全力を出し切ったなって
やり切ったっていう思いがあったので
その1年でもう最後だなっていうのはやりながら感じてましたね。
伊藤 結果がどうあれ。
山口 うん。結果がどうあれ。もう途中で
もうこの年でラストだなっていうふうに思ってました。
なので初めてその6年目に医学部以外の学部受験しました。
それまではもう医学部しか受けてなかったんですけど。
伊藤 すごいですね。なんかアスリートの選手の話を聞いてみたいな。
山口 そんなかっこいいものじゃ全然ないですけど
でもまあそれぐらい自分の中でやり切ったなっていう。
あと限界も感じてたのかな最後の年は。
なかなかその最後も伸び悩んだと言いますか成績が。
伊藤 なるほど。ありがとうございます。
山口 なんか私の話になってた。
伊藤 いやいや大丈夫。大事なことで。
山口 インタビュー受けてましたね。
伊藤 いやその前提を共有するってことがコミュニケーションなので
そういう人がこういう話をしてるんだなって分かると
全然伝わり方が変わると思いますよ。
山口 どういうことか私と伊藤さんの間だけでのコミュニケーションだけじゃなくて
ここからリスナーの皆さんに伝えるコミュニケーションとしても。
伊藤 そうですそうです。
山口 そっかー。
伊藤 もちろんそうだと思います。
山口 すごいもう第2回目にしてリスナーさんへの思いもバッチリですね。
伊藤 そうですかね。
山口 やってましたラジオ。
伊藤 いややってません。
06:00
山口 はいということでそんな2人で第2回もお届けしていきたいと思います。
耳で聞いて目から鱗の言葉の深い話をお楽しみください。
山口 さあ伊藤さん第2回の今週なんですがどんなテーマでしょうか。
伊藤 はい今日はそのコミュニケーションは前提を共有するということで
それをちょっと進めて最終的に言葉のことについてちょっと考えていく入り口に立ちたいなと思ってるんですけども
まずあの前回一番大事だったのは前提を共有するってことですけど
じゃあ相手の前提自分の前提って何かっていう時にそれはその正体は何でしたかね。
思考の出発点。
Aです。
そのABCD。
山口 覚えてますよちゃんと。
伊藤 はい最初のAって何かっていう。
でまぁちょっとあのおさらいですけどコミュニケーションとインフォメーション違いはコミュニケーションって相手がいるってことで
プレゼンテーションというのは結論を相手に届けることですけど
やっぱ結論だけを届けようと思うとお互い違う結論を持って正しさと正しさのぶつかり合いになっちゃうので
相手がどんな前提を持っているかのすり合わせるわけですけど
その前提に影響を受けるものがそれぞれが持っている思考の出発点なんですよね。
これいろんなものがAに影響を与えるんですけども
例えばどういったことが原さんのAを形作ってると思いますか。
私のその思考を成り立たせているものってどんなものがあると思いますか。
やっぱりその生まれてからこれまでの環境、老いたちもそうですし経験
学生生活、社会人になっての経験、あとどんな人と関わってきたか、全てですね。
そうですよね。全てですね。本当にそうだ。
あとは全然違うところではそれを逆に突きつけられることもあると思いますけど
例えばジェンダーの違いだったりとか、あとは年齢とか
例えばフリーランスかそうじゃないかとか、部長さんなのか課長さんなのかとか
そういう大きな自分が属している集団性みたいなものだったり
もっと広く言うと、例えば信じている宗教の違いだったり
やっぱり経済格差、どれぐらいのお金を持っているかによっても
やっぱり考え方ってあるバックを見た時にどう思うかみたいなことに違うと思う
そういうのもあると思うんですけど、今日はもう少しパーソナルな
まさにおっしゃった経験とか、そういう自分の知識とか
そういった話をしたいなと思うんですけど
09:02
そもそも何で僕らはコミュニケーションしてるんだろうかって考えたことあります
何でコミュニケーションを、つまりしたいと思うんですよね普通の人って
コミュニケーションってみんな好きだと思いますし、苦手だけど克服したいとか
何で人はこんなにコミュニケーションしたいんですかね
人は一人では生きていけないから
竹田哲哉さん
そうなんですね
人という字は
なるほどなるほど
いやでもまあそうですね、一人で生きていけないっていうのを
どういう時に実は無意識に感じているかって話なんですけど
コミュニケーションをしなくていい状況っていうのがもしあるとしたら
どういう状況かっていうのを僕、時々考えるんですね
で、例えば僕と原さんの感じることとか考えていることとかが
全く同じだとしたら
もしかしたらコミュニケーションしなくてもいいかもしれない
もっと言うと、例えば巨大なクラウドみたいなものがあって
全人類がそこに脳みそがつながっていて
一つの脳で同じ情報で同じことを感じるんだったら
コミュニケーションしなくてもいいかもしれないですね
つまり逆に言うと、我々は残念ながら同じ脳みそを持ってないですし
一人一人違う脳みそを持っている
だからコミュニケーションしなきゃいけないんですよね
同じものを見てても全然違うかもしれない
同じ赤色を見てても同じ赤色に見えてないかもしれない
だから言葉も違うのに違う国同士が
それでも結構な負荷だと思うんですけど
それでもコミュニケーションしたいのって
私が今感じていることってこうなんだけど
あなたもそう感じてますか
あなたが感じていること、私理解が合ってますか
そういうことをひたすら確認し合ってるんだと思うんですよね
だから一人一人が違わなかったらコミュニケーションしないけど
逆に言うと違うからしてる
だからコミュニケーションしてるってのは
そもそも違うっていう前提の証なんじゃないかなって
僕は思ってるんですよね
だから僕が大事にしてることは
コミュニケーションってそもそも
想像してるよりも相手と自分が違うってことだし
もっと言うと伝わらないことが前提というか
伝わらなくて当たり前だなってどっちかというと思っている
なるほど
それを一生懸命やって伝わるときにちょっと嬉しくなったり
友達になっちゃったり
パートナーになったりするっていうことかなと思っているので
今日はこの伝わらなさみたいなことだったり
いかにちょっと僕と原さんが違うのか
同じ部分があるのかみたいなことを
ちょっと今日考えてみたいなと思っています
12:03
それを考える上で一つ大事なキーワードは
先ほど脳みその話をしましたけども
僕と原さんが何か同じものを見ても
ものの見え方って多分違うんですね
それを考える上で認知特性っていう考え方があります
認知特性っていうのは物事を認識する
それぞれの特性ってことなんですけど
例えば原さんが
それこそ先ほど勉強の話が出てましたけど
何かを記憶するとか覚えたいと思ったときには
どういうふうにノートを取ったり
どういうふうに自分が暗記するのが得意っていうふうに
思って勉強してました
割と色とか
人を覚えるときは表情とか顔とか
割と目から入ってくるもので暗記してた気がします
なるほどね
例えば数字みたいなものを覚えなきゃいけないときっていうのは
どうしてたんですか
ひたすら書いて体に染み込ませるのか
音読するのか
どっちもやってました
書きもするし場所
例えば数字がこういう並びだっていう場所
なんとなくその位置関係とか
目から入ってくるものですかね
先生が黒板に書いてたら
予備校の先生が書いてたら
版書の中の場所で覚えてたりしてました
場所ですね
場所かもしれない
左上にこれ書いてたとか
色とか
まさにありがとうございます
今原さんそういうふうに答えていただきましたけど
これは実は認知特性って
いくつかの種類があって
大きく分けると
視覚が優位
視覚が強い人
もしくは聴覚が強い人
もう一つは言語が
強い人
大きく3つに分けられると言われているんですけど
今の話は多分すごく視覚が
強くて聴覚が弱いのかも
そうですね
言語も弱いかも
ひたすら視覚ですかね
だから結果出なかったのかな
いやいやそれはもう
ひたすらそれだと思います
これはやっぱり本当に人によって
ノートの取り方とか
あんまり比べたことないかもしれないんですけど
同じ授業を受けていても
ノートの取り方って全然人によって違うんです
わかります
やっぱりノートの取り方上手い子っていましたもん
綺麗にやっぱり
そうですよね
僕も結構ビジュアルなんですけど
写真というよりも
どっちかというと映像的に
時間軸が大事で
この前に何の話をしてこれだとか
この後に何をしたとか
そういう映像的な方が
記憶がしやすいんですよね
15:02
もっと言うと
言葉と映像を割と行ったり来たりするのが
好きなタイプです
だからもういまだに僕はだから
例えば仕事上だと
有名なワードとエクセルとパワーポイントって
3つありますけど
エクセルが本当に苦手で
基本パワーポイント
できればアニメーションをつけたくなる
動きを
動きをつけたくなる
その方が整理ができるので
こういう風に実は特性が違うんですよね
それって何かで分かることできるんですか
自分に何が向いてるかみたいな
あります
これいろんな方法があるので
今日今からご紹介するのだけが
全てじゃないんですけど
一つは本田真奈美先生って
小2階の先生が
認知特性テストって
40問ぐらいのテストを受けると
自分が視覚が強いのか
聴覚が強いのかって分かるテストが
確かLINEかなんかで
探すと出てくると思うんですけど
これで分かります
今日はちょっとそのうちの
いくつかの質問を
原さんとちょっと皆さんに
共有しながら
認知特性の違いみたいなことを
ちょっと考える
きっかけにしたいなと思うんですけど
例えば
初対面の人を覚えるときのポイント
みたいなことをちょっと考えてみたいと思います
一つは
顔や雰囲気で覚える
一つは渡された名刺の文字
の雰囲気で覚える
もしくは伊藤武です
って名前の響きで覚えるってなったら
原さんの場合はどれでしょうか
一番最初の顔や雰囲気で覚える
そうですね今の話聞いてたら
そんな感じですね
僕も顔や雰囲気でも覚えるんですけど
でも結構
原千明っていう名前とくっつけちゃいます
なるほどじゃあ本当に言語と
そうですねやっぱりビジュアルがないと
伊藤流ですね
そうですね伊藤流かもしれない
すごい私伊藤流だ
伊藤流って言葉あるのかな
いろんなものを使って本当は覚えてるんですよ
本当ですか
それぞれですね三藤流の人もいるかもしれない
そうです
例えば
ちょっと別の話をしますけど
家にいて救急車のピンポーピンポーのサイレンが鳴ったときに
サイレンが鳴ってる方向も近いのか遠いのかも分かるのか
もしくは方向は分かる
こっちから右から来てるので分かるけど近いか遠いか
近づいてるのか遠ざかっているのか
分からない
もしくは3番目は近づいてこないと方向も距離も分からない
18:00
原さんはどうですか
これはですね方向も分かりますし近づいてきてるのかそれとも遠ざかっているのかも分かるタイプです
すごい
いえいえすごいとか
ちなみに僕は何も分からないです
鳴っててどっちから来てるのかも何なのかも分からないですよね
だから原さんはその能力を使って何かを認識してるわけですね僕とは違って
じゃあちょっともう一個別の
原さんは買い物とかスーパーで食材買ったりとかしますか
めちゃくちゃします
じゃあある程度買い溜めするとかその多く買わなきゃいけないシーンを想像してほしいんですけど
スーパーで1週間分ぐらいの食料を買うときに
これから買いに行くときにどうしますかっていう質問なんですけど
一つは買う商品のイメージを思い浮かべる
例えば玉ねぎジャガイモとか思い浮かべながらあれ買おうかなこれ買わなきゃなと思い浮かべる
もう一つは自分がよく行くスーパーを売り場を頭の中に浮かべて
まず魚コーナーでこれを買って次にお肉コーナーでやるっていう風にするか
次買う商品の名前をすべてメモする
トゥールリストみたいにやるんですけど
次商品の頭文字を覚える
人参はに玉ねぎはたみたいにして
じゃあ今日はにとたやってことですか
えー難しいもう私一番最初ですそれしかやったことないです
イメージを思い浮かべるってことですね
出てきますその玉ねぎだとか
ちなみにそれって買い忘れはないんですか
買い忘れありますよ
ですよね
めっちゃある
だからあーってまあしたらいいやっていうのはありますね
でも一週間分買い溜めなきゃいけないんですよ
あーでもそれ以外のことをしてスーパーに行ったことない
ないってことですね
ちなみに僕はどうするかっていうと
先ほど言った2番目で完全に場所を一個ずつ潰していきます
ここの魚コーナーで買い足りないものはないか
一個ずつ次肉次お菓子
一個ずつここは関係ない空間を潰していく
行く前にそれを考えるんですか
そうです
すごくないですか疲れません
疲れはしないですね
逆にぼんやりイメージする方が何をイメージしていいかわからない
わかる私そうなんですよ
本当に結構いつもぼんやりして買うので
結局何作ろうかなって買った後になります
なるほどね
面白いびっくりです
こうやって買い物一つでもいろんな思考で
認知の仕方によって違う
私でも一番最後の頭文字いるんですかね
21:02
そういう音だけでひたすら覚えれる人とかもいらっしゃる
にたとか言ってるんですか
そうですね
にがにぼしにならないのかなって
にだけ覚えてあれどっちだったっけにぼしだっけにんじんだっけってならないのかなって
にんにくもあるじゃんいっぱいあるじゃないですか
僕はちょっとそういうの覚えないので聞かれても困る
気になるリスナーの方でそういう覚え方の方がいたら本当に聞きたいです
ぜひアンケートをしていただいて
面白い
お伝えしたかったことは同じ買い物するとか
こんな些細なことでも全く違う認識の仕方をしているということになるんですけども
今日最後にもう少し行きたいのは
この人それぞれ脳みそが違うって話をしたと思うんですけど
この認知特性のあれなのは結局どれかだけじゃなくて
バランスなんですね
その中でどれが強くてどれで補い合いながら世界を認識してるんですけど
でもさっき原さんは私は映像で言葉はなっていましたけど
当然言葉を使って人とコミュニケーションしているわけで
実は言葉ってのはこの音とやっぱ視覚をつなぐ大事なキーワードなんですよね
なのでまさにこのちょっと言葉ナイトなので最後にちょっと言葉について話したいと思うんですけど
言葉って実はイメージを持ってるんですね
その言葉のイメージであまり考えたことないと思うんですけど
例えば今インターネットがあるので言葉を入れて実は画像検索ってできると思うんです
その検索結果がどんなものが出るかっていうのをちょっと想像してもらいたいんですけど
例えばコップって聞いたらどんなイメージを浮かべますか
陶器でできたコップ
それは長いですか小さいですか
普通の大きさで
取っ手はついてる
取っ手ついてる
これ画像検索するといろいろ出てくるんですけどもちろん長いコップもあれば取っ手があるものもあるしないものもあるし
色も様々ですし素材も様々
だけど共通してることは液体を入れる器であるっていう共通項はあると思うんです
じゃあ全然別のものを入れてみたときに
例えばアイラブって入れたらどういう画像検索結果を原さんの頭の中で出しますか
文字ですか文字が出てくると思う
他にはそれをさらに絵にするとしたら
他にはハートマークとか人で言うと
そういうカップルの映像写真とかイラストが出てくるのかな
色々ありますね
そうですね
じゃあもっと難しそうなのを言うと
フリーダム
自由って入れたら
24:00
想像しなかったフリーダム海ですね
大航海に進むみたいな自由な感じ
じゃあもう一つもう一声
じゃあ次ちょっと難しいですよ
ジャスティス正義
って入れたら私の検索結果は
ヒーロー
ウルトラマンとかヒーローものが出てくる
なるほどありがとうございます
何をお聞きしたかというと
僕らって例えばかわいいとかかっこいいとか
綺麗とか汚いとか早いとか遅いとか
形容詞って人によって違うよねって
よくなんとなく認識してると思うんですけど
実は今言った名詞的なものっていうのも
コップは目に見えるものですけど
他のものって検索結果がみんな結構違うと思うんですよ
だってフリーダムって入れて
僕海に出てこないですか
出てこないか
何が言いたいかっていうと
僕ら同じ言葉を使ってる自由も別に愛も
普段割と日常的にある言葉ですけど
実は人の頭に浮かんでる検索結果は
違うかもしれないんですよね
海を浮かべている原さんと
僕はもしかしたらなんか全然違う
もっとなんか窮屈なところから
飛び出るイメージかもしれない
そういう二人が会話をしていると
やっぱり検索結果が違うまま話をしてるわけですよね
その正義のイメージも
僕は全然ヒーローは浮かべてなかった
そういう二人が同じ言葉を使って話してるわけですね
だから前回お話しした前提を共有するっていうのは
まさに同じ言葉を使ってるけど
どんなイメージを持っているのか
これもすり合わせないと
言葉が一緒だとしても
日本語だとしても
伝わらない可能性があるっていうことなんですよね
なのでちょっと次回からは
まさにこの言葉っていうものが持っている
原さんの前提僕の前提みたいなことを
いろいろお話ししていく時間にしたいなと思っています
いやーちょっとなんかいろいろ学びと発見の連続でした
自分自身をなんか客観的に見ることができました
そうですねフリーラムで海
いやいやそっち?
視覚で見るとか
そういうのも意識したこと今までなかったので
面白いですね
よかったです
今日も言葉についていろいろ教えていただきました
というわけで今週の耳から鱗ナイト
伊藤たけしの言葉ナイト
言葉とイメージについてお話ししていただきましたが
いかがだったでしょうか
そうですね
本当にこの番組でやっていきたいなと思って
言葉についてですけど
大きく言葉を知るとか認知特性を知るって
結局自分のことを知ることにつながると思うんで
27:01
その辺の知的探求を楽しんでいただけたらいいかなと思っています
次回はさらに言葉についてで
キーワードとしては
言葉と言葉の境界線みたいなことを
テーマにお話しできたらいいなと思っています
なのでぜひ原さんにもリスナーの方にも
一つ宿題と言うとあれですけど
お題を出して終わりたいと思います
普段何百回も何千回も使ったことがある言葉だと思うんですけど
大人と子ども
大人と子どもの境界線って
原さんにとっては何ですかっていうのを
ちょっと考えてみていただけたらなと思っています
ヒントは境界線を考えるときに
文末に〇〇かどうかっていうのをつけながら
考えてみてもらいたいなと思っています
ちなみに年齢以外でお願いしますね
なるほど
正解ってあるんですかこれは
ありません
じゃあもう皆さんそれぞれの考えでいい
ご自分の前提ですね
これ面白いですね
意識したことなかったです年齢以外
楽しみに待ってます
リスナーの皆さん私も頑張りますので宿題頑張りましょう
この番組耳から鱗ナイトでは
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カタカナで鱗ナイトをつけて
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来週は元大塚家具社長で家具の伝道師の大塚
組子さんの家具ナイトです
家具にまつわる歴史やストーリーについて
耳から鱗なお話をしていきます
お楽しみに
お相手は原地焼きと伊藤たけしでした
ではまた来週お耳にかかりましょう
29:45

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