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2025-05-28 29:45

【 2025/5/25 OA 】大塚久美子 の 家具ナイト 第11回

「家具ナイト」の第11回なは「照明」についてのお話。インテリアを考える上で、インテリア・家具の初心者が入りやすいけれど、実はあまり気にされていないのが“照明”なんだそう。そして歴史的には人にとっても初のインテリアだったという話に…

今回の「家Gooライフ」のコーナーは、ついに原さんが椅子選びで一歩踏み出します…果たして!?
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耳からウロコナイト
大塚久美子の家具ナイト
こんばんは、フリーアナウンサーの原千彩です。
そして、この番組のメインパーソナリティのお一人、
家具の伝道師、大塚久美子さんです。
こんばんは、大塚久美子です。
よろしくお願いします。
この番組は、メインパーソナリティの
元大塚家具社長、大塚久美子さんとお送りする
家具ナイトと、コミュニケーションデザイン会社
アソボット代表の伊藤武さんの
言葉ナイトを交互にお送りしている
知的探求番組です。
家具の楽しみ方から、
時には久美子さんの妄想にまで
話が広がることもあるんですよね。
妄想力あります。
今回もいろいろお話を伺っていきたいんですけれども、
久美子さんは、休日どういう風に過ごされているんですか?
最近どこを行きました?
そうですね、一般的な休日はつまんない休日を送っているのですが、
ここのところですね、ちょっと歌舞伎を見に行く機会がありまして、
歌舞伎?
そんなに前月行ってるとかではなかったんですけど、
たまたま今年、
尾上菊五郎の
就命がありましたよね。
8代目さんの。
息子さんの。
その興行を見に行きまして、
とってもやっぱり華やかで楽しかったです。
もともとご興味はあるんですか?
そうなんです。実は私もともとね、
小さい時から日本舞踊を習っていて、
たまたま尾上流なんですよね。
詳しくないんですけれども、その歌舞伎の何かつながりがあるんですか?
歌舞伎の6代目の菊五郎さんが、
弟子に立てさせましたという流派だという風に教えられておるんですけれども、
実は先日、
ふと気づいたら40年以上同じ先生に
ついてまして、
40年も習ってて、こんなんでいいのかなって。
休み休みになっちゃうじゃないですか。どうしても仕事しながらだと。
お稽古も十分いけないし。
なので、
そういうご縁もあって、歌舞伎を見る機会がありまして、
やっぱり普段インテリアの仕事をしてるとね、
カラーコーディネートの話とか、いろいろするわけなんですけれども、
日常の生活の中でカラーコーディネートってこんな感じだよね。
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多くの人が、ナチュラルなとか、モダンなとかっていうのとは、
全く違うカラーコーディネートの世界っていうのが歌舞伎にはあるわけなんですよ。
やっぱりちょっと独特なんです。
独特。今の人から見ると独特。もしかすると向井氏の人から、
当時の江戸時代の歌舞伎ができた頃の人の感覚からすると、
自然な色使いをちょっと強調しただけっていうことなのかもしれませんけれども、
でもそこから読み取れるのはやっぱり色の組み合わせの仕方っていうのが、
やっぱり日本独特の感性っていうのがあるんだなっていうのを、
とても感じるんですね。
でもそういうのをやっぱり現代の生活に再度取り入れていくと、
実はすごく個性的なものが出来上がるんじゃないかなっていうふうに思って、
なのでぜひ普段見ないアートの世界、歌舞伎だったり日本舞踊だったりとかですね、
そういうのを見ていただくと、新たな発見と、
自分ってこういう色使い実は好きだったんだ、みたいな気づきがあるんじゃないかなと思うんですよね。
カラーコーディネートもですけど、歌舞伎の上で使われている小物とかも、
ちょっとメインに行くんじゃないですかね。
やっぱり舞台のセットの色使いと、衣装の色使いと、小物の色使いが全部トータルで考えられてるんですね。
おそらく他のオペラとかの舞台でもそういうことはある程度考えるんでしょうけれども、
歌舞伎の場合はやっぱりすごく強い色を使うんですよね。
例えばこの間、5月に見に行ったもので、5人の男性が一緒に踊るっていう踊りがあったんです。
5人出てくると、西洋的な感覚だとお揃いを着るとかね、
あるいは2色ぐらいで濃淡で抑えるとか、そういうイメージじゃないですか。
でも5色とも全然違う色で、主役っていうかメインの人が黒なんですけど、
ゴレンジャーみたいなんですよ。
要するに紫の人、黄色の人、緑の人、あと何色だったっけな、赤かな。
何で思い出せないんだろう。すみません。
でもそういうところからもやっぱり刺激といいますか、受けることもあるんですね。
だから理屈にはかなってるんだけど、普段あんまりしない組み合わせとかっていうのを、私もそうやって気づく。
なるほど。面白いですね。そういう繋がりもあるんですね。
今回も大塚さんにいろんな家具についてお話ししていただきたいと思います。
というわけで、耳から鱗ナイト大塚久美子の家具ナイトの第11回。
耳で聞いて、目から鱗の家具の深い話をお楽しみください。
耳から鱗ナイト。大塚久美子の家具ナイト。
さて久美子さん、前回は映画やドラマの中の家具についてお話ししていただきましたが、今回はどんなテーマでしょうか。
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今回は照明についていかがかなと思っております。
照明。
照明って一口でものすごく幅広い話になっちゃうんですけど、それこそ光の演出っていう観点もそうだし、光って光にも色があるわけじゃないですか。
そうすると光の色によって、物の見える色の感じ方も変わってきちゃう。朝日と夕日で全然違うっていうのは一緒で、そういう話もあれば、照明のデザイン性。
シャンデリアのデザインとかガラスの話とかものすごく幅広く広がっていって妄想がどこまで行っちゃうかわからない。
今日も行きますか。
はい、なのでちょっと少し止めていただきつつ。
でもあれですよね、原さんもこの間実は照明たくさんショールームでご覧になったじゃないですか。
そうなんです。私の椅子探しの旅に久美子さんにちょっとついてきていただきまして、その時に椅子はもちろんなんですけどいろんな家具、照明もいろいろご紹介いただいて、
初めてちゃんと見ました照明を。向き合いました。
そうすると、こんなに話が広がるのも確かになとちょっと思っていただけるんじゃないかなと思うんですよね。
いや本当に種類がたくさんあるんですよね。
実は幅も広くて奥も深いっていうね。デザインの話も言い始めたらキリがないですよね。デザイナーもいっぱいこの間見ていただいたと思うんですけど。
家具オタクの河上さんも実は一緒に来てたんですけど、照明もすごかったですよね、河上さん。止まらなかったですよね。
もう大変でしたね。
多分今日も来たかったと思いますよ、本来ならね。
そうなんです。今日は河上さんお休みなんですよ。
そうだった。そういうの忘れてました。
いやでも照明は本当に私の中では正直ハードル高かったんですよ。やっぱりこうちょっと本当におしゃれな人とか空間のことがよくわかってないと照明をコーディネートするって大変なのかなと思ったんですけど、この前実際にショールームに伺って1個あるだけでも全然その場の雰囲気が変わるっていう。
おっしゃる通りですね。
多分ハードルが高いなって思われるのは2つ理由があって、実はの照明をたくさん見られるショールームって少ないのですよね。照明っていうテーマでその総合的に見られるような場所がないのでなかなか触れる機会がないっていうのが1つと、それから普段特にその都会でマンション暮らしをしてたりすると照明ってついちゃってるんですね。
日本のその照明って室内に設置されている照明で一通りが生活できるように設計されているので、あえて自分で買ったりしなくてもなんとかなっちゃうんですよ。
本当そうです。ついたまんまですもんね。
買う機会が実は少ない。
確かに。
自然に生活をしていると情報が入ってこないんですよね。なので難しいんじゃないんです。ただ単に慣れてないだけで。
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なるほど。
先日見ていただいて分かった通り、実は1つ気に入った照明をここに置こうって置くだけで全然雰囲気が変わるので、実はインテリアを始めるときに最初に取り掛かるのにもいいアイテムであるんですよ、照明って。
照明自体の見た目もですけど、そこから出てくる光の開園と言いますか、雰囲気も本当に物によって全然変わりますよね。
そうなんですよね。影が壁に映る、床に映るっていうところで全然変わるんですよね。
そういうの一個も考えてきたことなかったですもん。もう照らされるままに生きてましたけど、影でこんなに光の雰囲気が全然変わるんだ。
ちょっと原さん、だんだん家具オタクに近くなってきたじゃないですか。
本当に感動したんですよ。こんなに照明で変わるんだってちょっと衝撃を受けて。いつもですけど正直照明も1個欲しいなと思いました。
ショールームでですね、実は行ったショールームは大塚家具の有明ショールームのライタリウムっていう照明だけを集めた
照明だけで1000平米以上ある多分都内では一番照明をたくさん一度に見られるショールームなんですけど
そこは実は私が企画したっていうところもあってですね、ちょっと力が入っちゃうんですが
そこはもうかなりいろんな角度から網羅的に見られます。
例えば光の色っていうこともそうだし、モダンなデザインからクラシックなデザインまで。
クラシックなデザインというとどういうものがあるかっていうと、伝統的にはそのベネチアングラスのシャンデリアとかね。
あとはチェコのガラスとかいうのを照明に使われますよね。
最近は同じやっぱりベネチアングラスでもモダンデザインのベネチアングラスを作ってるメーカーなんかも出てきたりして
デザイン的にもすごく面白いものがたくさん出てます。
最近はやっぱり東ヨーロッパ、ポーランドとかでヨーロッパのいいデザインを安く作るっていうメーカーが出てきてるんで
実はそのデザイン照明でも比較的手に入りやすいもの増えているんです。
ぜひだからそういう新しい商品っていうのを見ていただくと、自分でもスタートできるなと思うと思うんですよね。
クラシックなものもモダンなものも、例えばモダンなお部屋にクラシックな照明を一個入れるだけですごく面白いアートアイテム的になるんですよ。
そういうのも見てほしいなーなんて思ったりするんですが。
照明ってそもそも何かいつ頃からできたものなんですか?
照明っていうのはもともと夜になった暗いところで光をっていうことですから、人間が火を発明した時からある意味照明があるっていうことですよね。
もしかしてインテリアの中で一番古いんじゃないですか?
ある意味そうかもしれないですね。洞窟の中で焚き火をするっていう。
照明ですもんね。
そう、洞窟っていうのが最初の家ですよね。屋根があるところ。
で、洞窟の中で焚き火をする。それが最初の照明です。
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で、その焚き火の光の陰影っていうのが最初の照明効果。
だからやっぱり人間ってそういうのが、それこそ遺伝子の中に組み込まれてるんで、陰影とかっていうのに反映、反応するんじゃないですかね。
それが徐々に進化してオイルランプ、油の壺に糸を垂らしてのランプっていうのがあって、アラジンの魔法のランプ的なね。
そしてロウソク。だからアンティークのベネチアングラスのシャンデリアなんかを見ると、ロウソクを立ててるんですよ、シャンデリアに。
シャンデリアって天井から吊るすじゃないですか。割れてロープをずるずるずるっと緩めると床まで降りてくるようになってて、
ロウソクを立てる穴がいっぱいあるんですよね。そこにロウソク立てて、ロープを引っ張って天井に上げる。
ロウソクが切れるとまたそこにロウソクを立てるみたいなことをしていたんですよ。
だから最近でもシャンデリア見るとロウソク型のランプとかついてたりするじゃないですか。
私あれ最初見たとき笑っちゃってマジって思ったんですけど、でもよく考えたらこうやって昔は本当のロウソク立ててたんだなと思うわけ。
昔のだからそういうシャンデリアを現代でも使いたいっていう場合には、ガラスのシャンデリアってガラスの内側に金属の芯を通してるから、その芯を外して配線をするんですね。
そしてロウソクが立ててたところにソケットを設置して、そのダンプをつけるとアンティークも現代の電気で使えるシャンデリアになるんですけど、
そういう加工をしている会社が現代のベネチアにもデマヨっていう照明メーカーがあってですね。
村のガラスから出た照明メーカーなんですけど、そこはそういう仕事もしてますね。
さっきベネチアって話ありましたけど、照明の本場ってイタリアなんですか?
照明自体はいろんなところでもちろん作ってるわけですけど、照明にガラスを使うとやっぱりキラキラして綺麗じゃないですか。
そのガラスの加工とか色ガラスを作るっていう技術を発明して独占してたのが昔ベネチアだったんですよね。
だから16世紀とか15世紀とか16世紀ぐらいからあったのかな。
だからそれは村の塔っていうところに職人を閉じ込めてその技術が流出しないように保護してたっていうか監禁してたんですよ職人を昔は。
それも資材が盗まれないようにその技術が盗まれないようにって言って。
ヨーロッパ中の人は結局村から高いお金を出してガラス買わなきゃいけなかったじゃないですか。
みんな悔しいなと思ってたわけですよね。
その後北イタリアですよねベネチアってイタリアの北の方なんですけどオーストリアがそこを支配している時期があって
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オーストリアの人たちは自分たちの域内でガラスを作れるようにしようって言って
ベネチアにものすごい高い税金をかけて自分の領地のボヘミアにガラスを作る産業を育成するんですね。
それで出てきたのがボヘミアングラスなんですよ。
一時期相当ボヘミアングラスに押されて高く課税されていた村のガラスってすごい衰退するんですけど一時期。
それを19世紀ぐらいにまた復活させたっていうのが有名なフラテリトーゾ工房というとこがあってですね。
ここが結構現代にも残っているアンティークシャンデリアみたいな美術館に入ってたりするものを結構作ってたりするんですけど。
そんな歴史があってでも最近また村のガラスって厳しくなっちゃったのはですねウクライナの戦争で天然ガスが入らなくなっちゃって
めちゃくちゃエネルギー代が高くなって今炉を消しちゃってる工房とか結構あるって聞きますね。
少しはもしかするとマシになったのかもしれませんけどちょっとベネチアは今苦しいなんて話は聞いたことがありますけども。
日本の照明文化ってどんな感じなんですか?
日本は結構長いことロウソクでねやっぱり生活してましたよね。
戦後はやっぱり蛍光灯がものすごく普及して電球がしっかり普及する前に蛍光灯がバーっと戦後普及してなので白っぽい光で部屋全体を明るくすると。
経験的にもしかするとご存知かもしれませんけど蛍光灯の方が陰影が出にくいんですよ。割と全体が明るくなりますよね。
電球だと陰影ってやっぱり影が出るんですね。なので日本人の感覚からするとやっぱり蛍光灯をつけて夜のお部屋の中でも昼間と同じように暮らすっていうのが一般的になっちゃっていたものだから
その照明で演出をするっていう習慣がなくなっちゃっていて。最近はそういう蛍光灯で全体を照らすのを一灯照明って言うんですけど一つの明かりでその部屋全体を明るくする。
でも一灯集中ではなくて多灯分散。いくつかの光源を部屋の中に散りばめるっていう多灯分散っていう考え方。
要するに明るくしたいところだけを明るくするとか演出のために部分的に明るくする。部屋全体を昼間のようにするのではなくて演出のための光と本当に必要なところだけ明るくするっていう形で照明を使う。
蛍光灯は消してしまって置き方のスタンドとランプだけでやるとそれだけでも演出がものすごく効果的というかものすごく個性的になりますよね。
絵組子さんは照明のご自身でもやっぱりこだわってらっしゃるんですか。
そうですね。特に寝室はオレンジ色の夕方の光になるようにとか、それからあんまり部屋全体が明るくならないように多灯分散というよりは三灯分散ぐらいですけどそういうふうにしたりしてます。
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あとは今のほうもやっぱり全体を明るくすると、一人で暮らしているのに全体を明るくしてもエネルギーの無駄になるのでこのエリアだけ明るくするとかですね。
あとお食事をするところを人によっては薄暗いところでロウソクの光でお食事をした方がロマンチックっていうふうに考える人もいるんですけど、私は食べ物の色がよく見えるっていうのがすごく大事なんですよね。
フルーツの色とか野菜の色とか。なのでわりと食べるところに関しては中白色と言われる昼間の色と同じような色がはっきり出るようなものを使ったりします。
あと絶対それが必要なのは化粧するところですね。
化粧するところ?
私バスルームは結構こだわり派で、家の中で改装したのはバスルームだけなんですけど。
なんでですか?
今のところ20年住んでてバスルームだけ2回改装してるんですけど。
結構2回も?
仕事してると一番長く時間を過ごすところってそこじゃないですか。お風呂に入って化粧をしてとか、あと洗濯も私そこでするんで、そこはこだわって中白色の昼間と同じような環境が維持できるようなバスルームっていうのを作ってます。
なるほど。確かにそのシーンによっていろんな電球があるじゃないですか。
私の家みたいに狭かったりすると、台所と一応リビング、小さなリビングで色を変えてみてるんですけど、狭すぎて意味あるのかなみたいな。一歩行ったらすぐリビングの光も入ってくるし。
一歩消せばいいんじゃない?そういうものではない?
そういうものではないんですよ。
よく電球でも切り替えができたりするのがあるんですよね。温かい色とそれから昼間のクールな明るめな色と。そういう切り替えをするだけでも全然変わるっていうことは、別にエリアで分けるっていうことをするよりは自分のいる空間の色をどっちにするかっていうのを変えるだけでも全然違うと思うんですね。
でもやっぱりいくつかの色をちゃんと分けて使ったほうがいいんですか?
それは目的によるかなとは思います。仕事をする場だったら別に異色でもいいしとか。自分でどうしたいかっていうことですよね。
普段は全体を明るくして化粧したりご飯食べたりするけれども、くつろぐときにはそれを消して手元だけ明るくなるような電球色のちょっと暖かい色のものだけを一個だけ、他は決してそれだけつけてっていうふうに使い分ける。
なるほど。ちゃんと照明楽しんでますね。
やってください。
照明を楽しむという感覚はなかったです。本当に見るために明るくするという印象しかなかったので。
それも大事ですけどね。私みたいに老眼になってくると見えないからね。
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いやいやいや。でも考え方本当に変わりました。やっぱり照明一つで楽しみ方が増えるなと思って。
嬉しいです。
ということで、今夜の大塚久美子のカグナイトは照明についてのお話でした。
ここからはミニコーナー、久美子の家具ライフということで、皆さんの家具の悩みをズバッと解決して人生を明るくしていこうというコーナーです。
今回お悩みは私です。また買いって感じなんですけど。
本当にどういうものを探したらいいかなというのをずっとお相談させてもらっていて、数週間前に椅子探し久美子さんについてきてもらったんですけれども。
行きました。一緒に。しかも川上さんも一緒に行きました。
川上さんにも来てもらって。ちょっと椅子の選び方っていうのも観点が衝撃的でした。
普通にデザインだけでこれまで見てたんですけど、
素材もそうですし、椅子を引くときの重さ。
大事です。お掃除しますからね。
っていうのをいろいろ教えてもらいながら、いくつか候補を絞ったんですよね。まだ決めきれてないんですけど。
でもどれも良かったんですよね。
それなりにどれも良さはありますよね。
そうなんですよ。
皆さんも選ぶときに見かけと値段とっていうのを見ちゃうと思うんですけど、椅子ってもちろん座り心地大事。
それは皆さん気づかれてると思うんです。だから座ってみると思うんですけど、さっき原さんおっしゃったように、
お掃除するときとか立ち上がるときに必ず動かす。手で動かすから。
例えば掃除機持って片手で椅子が動かせるのと、両手じゃないと動かせない重さがあるのとでは、日々のお掃除するときの快適さが全然変わってしまうんですよ。
そういうことも含めたと立ち上がるときのずらしやすさとかっていうのも含めて、
あとはアームがついているものだったりすると手触りとか、
あとは座ったときの座面の滑り感、ツルツルしちゃうのか、それともツルツルしないのかで安定とか全然変わるんですよね。
そういういろんな要素があるので、その要素をやっぱり実物に触ると気づくのですね。
で、実は匂いとかも実はあるんですけど。
匂いですか。
皮を使えば皮の匂いがあるし、木の中にも、木はあんまり塗装しちゃうと匂いは出ないんですけど、
いずれにしろいろんな要素っていうのをリアルに今回体験していただいて、その中で気に入ったものの写真を原さん撮られてますよね。
そうなんですよ。1個は木でできたものなんですけど、これ本当に結構座ったときのフィット感も良くて。
ザ・クラシックワイチェアお気に召しましたね。
このワイチェアね、このウロコナイトでも何度かお話出てきてますけど、
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あとちょっとアームのところも丸っこくて、これも良かったですよね。
あともう一つは、ちょっとこうブルー系の色で。
はいはい。モダンな金属フレームで、ブルーの布の背のところも割としっかりクッションが入ってるね。
そうなんですよ。で、これはちょっとこう、あんまり長い目で見るものではないっていう話されてましたよね。
作り方が、貼り替えができるような作り方ではないので、基本的に傷んでしまったら買い換えるしかないかな。
一方でワイチェアのようなものは、例えば座面も傷めばもう一回貼り替えて、
そこにさらにお好みでクッション、座布団ですね、置いてとかっていう楽しみ方ができる。
それはむしろ一生もの。
いや難しいんですよね。値段と、どれくらい実際その椅子を本当に使っていく予定なのか。
そこのやっぱり決断力が全然なかったです。
特にね、お引越しをそろそろしようかな、なんて思ってる時だと余計にっていうね。
そうなんですよね。ってことで結局、椅子探しの旅では、一回では決まらなかったんですけど、
でもその行くことによって、椅子の見え方とか、何を自分が重視しているかっていうのを直接触ったり見ることによって実感できました。
それはすごく大事なことだと思うんですね。
直感的に惹かれる、惹かれないっていうものを後で振り返ってみると、自分はこういうものが好きだったんだなとか、
なんでこれが気になったんだろうとかって分析することによって自分が理解できるじゃないですか。
ちょうど今いろんな写真を撮っていただいて、お家で熟慮中ということだと思うのですけれども、
その上でちょっと絞り込んでもう一回見るっていうことをまたよろしかったらご一緒に。
また次回もお願いします。
さてこのコーナーでは皆さんからの家具のお悩みを募集します。
家具やインテリアの選び方やお悩みなどの相談を気軽にお送りください。
ということでクミコの家具ライフのコーナーでした。
さあというわけで耳から鱗ナイト、大塚クミコの家具ナイト。
今回は照明についてお話ししていただきましたが、クミコさんいかがでしたか。
実はですね、収録の休憩中にディレクターの秋dさんに、実はお家でものすごく照明に凝ってるっていう話を伺いまして、
びっくりびっくりなぐらいに本当に聞いてみたら、カレンダーに直接当てるとか、自分が読書するときに読書灯を使うとか、
そもそも天井にある照明外して全部多灯分散で目的に応じて、
あと間接照明、皆さん間接照明って言葉聞いたことあると思うんですけど、本棚の裏に照明を置くとか、
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要するに光源っていう光の元になっている電球が目に見えないところにあるっていうのが間接照明なんですね。
そうなんですか。
照明器具が見えない状態。
例えば本棚の後ろ側に照明を置いて、後ろ側からぼやーっと光っているけど照明器具は見えないっていうのが間接照明なんですね。
ザ・間接照明。
あとテレビボードの横に照明を置いて、照明器具から直接光っているのが見えないけどテレビボードの裏からぼやーっと明るいとかね。
そういうものすごい凝った演出というか、専門的な演出をされていて、聞くところによると建築の勉強されていたということで、さすがですね、そういうところは。
実はもう家具オタクだったかもしれないですね。
建築オタク?
この番組は家具の伝道師の横に家具オタクと建築オタクがいたという、すごい重厚な夫人だったっていうことですね。
なのでぜひ番組の期間中に原さんにも家具オタクになっていただかないと。
そうですね。
インテリオタクってどうですかね。
いいですね。ちょっと軽めな感じで。
ぜひなっていただきたい。
わかりました。
さてこの番組、耳から鱗ナイトでは皆様の感想や質問などのメールを募集しています。
メールアドレスは、mimii.jp
もしくはXでハッシュタグ鱗ナイト、カタカナで鱗ナイトをつけてポストしてください。
そしてこの番組はポッドキャストでも配信されています。
スポッティファイやアップルポッドキャストなどお好きなプラットフォームでお聞きください。
来週はコミュニケーションの専門家、アソボット代表の伊藤武さんとお送りする言葉ナイトです。
言葉やコミュニケーションについて耳から鱗なお話をしていきます。お楽しみに。
耳から鱗ナイト、今夜のお相手は原千彩と大塚久美子でした。
それではまた来週お耳にかかりましょう。
エントリーの今夜だけ浮かれてよ!約1年ぶりの公開収録。
今夜だけ超浮かれてよ!3夜目開催決定。
2026年1月22日木曜夜西新宿鳴劇で2回開催。
動画配信もあります。
詳しくは公式サイトをチェック。
お楽しみに。
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