知識と実行の違い
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は以前もお話ししたんですが
できることと知っていることは違うということでお話をしたいと思います。
それではスライドを移しながら話をします。
まずはじめにここに書いてある通り、知っていることイコールできることは違う。
文字で読むと当然、知っていることとできることは違いますよね
というようなことは理解していただけると思います。
そしてこれは現在時を確認して行動計画を描くというところで繋がっていきます。
具体的にお話をしますと、まず目線を合わせましょうということで知っているイコールできるではない。
このことは、人は知っているとできるとの違いを意識しないままに
日々の業務に取り組むことがあります。
知っていることで安心して、知っているからこそ聞き流してしまう
あるいは知っているけど今はやっていないだけっていう風に
考えている方が多いのではないかと思っています。
例えば私の経験で言いますと、ある製品のプロモーションをするにあたって
こういう活動をしてはいかがでしょうかというような提案をした時に
よくある反応として、それは知っています、それはやったことがあります
というような反応があることがありました。
そしてそういう時に、それをやってみて結果というのはどういう結果だったんですか
って聞いた時に、結果を説明できないんですね。
これはどういうことかというと、私の経験から言うと
やってはみたけども、数件やってみてそこでやめているとか
やったけども分析をしていない。
どっちかというと、数件やってやめているということが多かったような気がします。
そして、とことん自分の中でやったというのがあれば
自信を持って、いやそれはやったけどこういう結果だったから
っていうようなことを説明できるはずなんですけども
そういう説明って今まで受けたことがないんですね。
たまたま私がそういう環境だったのかもしれないですけども
そういう経験があります。
そしてその時に考えたのが、知っている、やったことがある。
だから自分はできる。
できるとなった時に私が気になるのは結果がどうだったのか。
成果が出てこその、私は営業だったので本当に成果が出ないと
やっても意味がないというか、というような部分もありましたので
できるというのと
成果を上げる方法
やっても結果が出なかったというのとはまた別次元の話だなというふうに私は考えていました。
ですので、できるというところはそれをやって成果まで出せるというのはできるであって
結果が出なかった時にはなぜ結果が出なかったのかというのを分析できて
説明できてこそだと私は考えています。
ですので、よく行動に関していろいろ提案しても
やったことがあります。
でも成果は出ませんでした。
成果が出なかったというのは、じゃあ担当している10件のうち何件やったんですかって聞いた時に
10件全部でやりましたということはほぼないです。
それは私がいた会社の問題なのかもしれないですけれども
ただ多くの場合、やっぱり
ある程度自分がやってみて成果が出ないなと思ったら多分途中でやめてるんですね。
とことん突き詰めてじゃあこれを成功させるためにどういう工夫が必要なんだろうというところまで考えているのかな
というのが私がいつも考えるようなところです。
ですので、知っていることとできることは違う。
そしてできるというのはどういう基準なのか。
営業であるからには成果を上げる。
やっぱり仕事でやるからには成果を上げないといけない。
じゃあやったけどもできないというのは本当にできることなのか。
結論付けとして方法が間違っているのかやり方が違ったのかというところをやっぱりしっかりと見極めないと
意味がないんじゃないかなというふうに私は考えています。
そういった考えを自分の後輩とか部下にこれまでしてきました。
そしてやはりうまくいく時っていうのはしっかりと実行できていたという経験がありますので
そういった情報を提供、情報共有をどんどんどんどんしていきたいなと思っています。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら。