知識と行動の違い
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は土曜日。テーマは知っていることとできることの違い、です。
みなさんの職場にもこんな人はいませんか?
特別なことをしていないのに売り上げをあげて評価されている人。
そういう人を見て、あの人は運がいい。
上司に比喩されていると感じることはありませんか?
でも、実際にはその人は特別な魔法を使っているわけではありません。
違いはシンプルで、当たり前のことを実行していると思います。
そしてその実行を淡々と続けている。
だから結果がついてきているという状況です。
一方で成果が出ていない人ほど、自分はできていると思い込んでいることがあります。
なぜそうなるのか。
それは知っていることとできることを混同しているからです。
これは脳の癖でもあるんですけれども、そのためにできていると思い違いをしてしまうという癖です。
知識として知っている。やり方を頭では理解している。
その段階でもう自分はできていると錯覚してしまいます。
しかし実際には行動に移していなかったり、継続されていなかったりします。
例えば本当にわかりやすい事例を挙げると、きちんと挨拶をしましょう。
約束の時間を守りましょう。
このような誰もが知っている当たり前のことですが、
でも本当に毎回実行できているでしょうか。
忙しい時や気分が乗らない時にサボってしまっていないでしょうか。
私も挨拶などは相手を見て挨拶するように心がけていますが、朝の忙しい時にはっと気づくことがあります。
評価される人はこうした当たり前をしっかりやっています。
特別なことをしているわけではなく、ただ知っていることを実行してできる状態にしている。
その重みというのを上司も評価しますので、その積み重ねがその人の評価につながっていきます。
知っているだけで満足している人は、できていない自分に気づかない。
結果として上司は見る目がないとか、非意気されているというような不満につながることがあります。
でも今の話からいくと、もしかしたら本当の原因は知識を実行に移せていない自分の側にある可能性はありますよね。
今日のメッセージはシンプルです。
知っていることとできることは違う。
知識を持っているだけでは成果につながりません。
実際に行動につしてできるまで続ける。
それが評価につながりキャリアを切り開く力になります。
ぜひこの週末、自分が知っているだけで満足してしまっていること、これがないか振り返ってみてください。
そして来週に向けて一つだけでも知っていることを行動に移すことを決めてみましょう。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら。