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2025-11-04 05:30

理念は飾りでなく、行動の判断軸になる!


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サマリー

理念は行動の判断基準として作用し、職場文化を育む重要な要素であることを解説しています。

理念と行動のつながり
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
昨日は、組織文化、職場文化についてお話ししました。
文化の日にちなんで、職場の空気や文化の変化について考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日はその流れで、理念と行動のつながりについて話してみたいと思います。
会社には、理念やミッション、バリューといった言葉があります。
でも、実際のところ、それが日常の中でどのくらい使われているかというと、昭和するだけで終わってしまっているケースもあるかもしれません。
理念というのは、本来飾りではなく、迷ったときに立ち返る判断軸です。
例えば、営業現場で売上を優先するのか、お客様との信頼を守るのか、迷うような場面ってあると思います。
その時に、理念が誠実、信頼、人を大切にといった言葉を挙げているなら、どちらを選ぶべきかの方向性は自然と見えてくるはずです。
私も以前の会社では、その理念でこの場合考えたらどういう行動をとるべきかというのを考えたりしていましたので、やはり立ち戻って考える判断軸ということにはすごく納得感というかがあります。
理念を唱えることは簡単です。でも、理念を使うとなると少し勇気が要ります。
例えば、上司に意見を伝えるとき、会社の理念にある誠実な対話を大事にしたいので、今のやり方を少し見直せませんか。
こんなふうに自分の考えを理念とセットで伝えると、対話の質が変わります。
チームの中で誰かを責めるような空気になったときも、自分たちの理念って信頼を大切にだったよねと一言添えるだけで、雰囲気がふっと変わることがあります。
理念を思い出させる人がいる職場は文化が育ちやすいと思います。
では、理念をどう使えばいいのか。私が意識しているのは、日常の小さな判断に理念を差し込むことです。
先ほど紹介したような事例です。
忙しいときに後回しにしそうな仕事を信頼を守るたびに今やる。
あるいは部下への指導で厳しくなりそうなときに成長を支えるが理念なら言葉を変える。
またはトラブル対応で焦っているときに誠実な説明を優先するなど、
あらゆる場面で理念を一つのスイッチとして使うと行動が少しずつ変わり、結果的に文化が変わっていきます。
理念は語るものではなく使うもの。理念を使う人が増えるほど組織文化は育っていきます。
文化は行動の積み重ねで作られます。その行動を支えているのが理念です。
理念が飾りでなく行動の判断軸として息づいている会社ほど迷いが少なく関わる人の方向が揃っていきます。
理念を行動に生かす方法
ぜひあなたも会社に基本理念があるのであれば見直し、自分の行動で迷ったときの判断材料にしてみてください。
ここで今日の問いです。あなたの行動の判断軸になっている言葉は何ですか?
会社の理念を最後に使ったのはいつでしたか?
理念は使うことで初めて力を持ちます。
明日一つでも理念を行動に差し込む瞬間を作ってみてください。
文化を育てる第一歩になります。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。
05:30

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