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丹羽薫
今回は特に大きなトラブルが一つもなく珍しいんですよ
長いレースで絶対何かしら準備してて
こういうことが起こったらこうしよう
こういうことが起こったらこうしようって
毎回経験積んでトラブルシューティングを次回に活かそうと思って準備して
もう毎回新しいトラブルが発生してこれかみたいになるんですけど
今回本当になくて
NHKの方がグレートレースの撮影に入られてて
自分の中で目標が今回の目標はNHKの値段なるようなことはしない
近藤淳也
なるほどなんか意地悪ですね
丹羽薫
いつもなんか私が泣いたりとかボロボロになってる姿を撮影されて
でなんかこういうことが起こったみたいな
UTMFのやつでしたっけ泣いてる姿が放映されてましたもんね
なんかそういうのが、まぁ絵時期にならないようにしたいなと思ってたら
近藤淳也
あ、そうですか
丹羽薫
あ、うまくいきました
近藤淳也
まあNHKさん的にはちょっと
丹羽薫
面白くなかったかもしれないですけど
近藤淳也
ネタが少なくて、なんか番組が作りにくくなってるかもしれないですけど
丹羽薫
そうですね
でも本当にネタは多分他の人がいっぱい作ってくれたと思うんで
近藤淳也
そうですか、え、じゃあ本当にトラブルっていうトラブルなしに
丹羽薫
そうですね
まあ大体想定したタイムで走れて ちょっとだけ後半落ちて遅れましたけど
まあそんな大差なく
でサポートも完璧なサポートしてくれて そのサポートミスみたいなもなく
で自分の体調も最後まで
そのちょっと後半お腹下したりとかはあったんですけど
それもすごい走りに影響するほどじゃなく
ちょっとトイレ行く回数が多くてロスタイムかなぐらいで
異常の調子もよくて
ずっと予定した量をコンスタントにちゃんと食べれたし
本当何もなかったですね
近藤淳也
すごいですね
丹羽薫
だいぶ珍しい感じなんですかそれは
なので本当に満足して走れました
で今回去年よりは
去年はいろんなトラブルがあってちょっと予定したタイムよりだいぶ遅かったんですけど
去年より1時間近くタイム縮めて走れて
それでも順位は去年と一緒なんですよ
それだけ今年すごくレベルが高かったっていうことなんで
自分がベストの走りをして大きなトラブルもなく戦えて
それで順位が本当はトップ10狙ってたんですけど
トップ10に入れなかったっていうことは
もうこれは自分の実力だから
もうそれはしょうがないと思って
だから満足はしてます
近藤淳也
なるほど
まあね確かに1時間も縮めて上に人がいたのはもう仕方ない
丹羽薫
そういう人がいたら何人いるかってだけのことですよね
それだけやっぱり
年々女子のレベルが上がってきてるっていうことなんで
それに言ったら自分ももっと若かったらそのレベルが上がってきてるのにやっぱ対応して自分のレベルも上げていこうってなるけども
やっぱ自分の年齢的にもここから今からまだ伸びしろがじゃあすごくあるかって言われると
現状維持をしていくだけでも結構大変なんで
もしかしたらラッキーでなんか天候が
例えばすごく暑くなって外国人選手がすごい潰れたりとかして
ラッキーでトップ10に入れるとかそういうことは今後もあるのかもしれないんですけど
自分の実力でいいコンディションの状態で
なんか戦って確実にじゃあトップ10に入れるかって言われると
やっぱり自分の実力不足がもうあるかなと思ってます
そういう意味で今回走ってすごいなんかスッキリして
丹羽薫
サンジェルベっていう町に滞在してたんでそこから行ける範囲
スイス側とフランス側は何回も何回も走って
特にタイムが出ない苦手区間ってあるんですよ
そこを何回も走って
またダメだとかギリギリタイム出てるけどこれじゃ映像の時間がないとか
そういう状態でやって
結構ギリギリまで、最後のタイムアタックまでタイムが出なかったんですよ、満足の行く
で、なんかなんでだろうと思って全部走ってるのに遅いと思って
で、これやっぱり年なんかなと思って、もう年で多分スピードなくなってて
もう過去にレースで出せてたタイムも去年レースで出したタイムさえも出せないんじゃないかって思ってたんですよ
でもそれもしょうがないと思ってベストをやろうと思って
ただやっぱタイムチャートはその前半の苦手区間の部分を走らなきゃいけない区間が特に苦手なんですけど
そこはちょっと過保修正したんですよ
その分後半頑張るようにちょっと修正したんですけど
いざレース始まって蓋開けてみたら その苦手だった区間2区間は過去最高のタイムで走ってるんですよ
だからやっぱレースになると違うスイッチが入ってるんやろうなぁと思って
あ、そうなんですか
近藤淳也
でもその練習の時は別に投資で行くわけじゃなくて
言ったらその区間だけなのに出ないタイムを本番では投資の中で出せたってことなんですね
丹羽薫
そうですね。まあ初めの区間なんで言ったらフレッシュな状態なんで
なるべく練習の時もその1日休養した後のフレッシュな日にそこを走るようにしたりとか
後半を試走するんだったら4日ぐらい続けて走った後にそこを走ったりとか
なるべくリアルなレースの状況に近い状況を再現しながらトレーニングしてましたね
そこまでやるんですね
じゃあもうなんていうか本番はシミュレーションの通りのことを 行なわせてるみたいな感覚なんですか
緊張とか全然なくて怖さはやっぱありましたけど
でももう言ったらこれ練習の時にやったこれをもう一回再現していけばいいだけだからと思って
自分にもそう言っていい気がして
で前半ちょっと早く走り過ぎたんで後半これバテるんじゃないかなと思って不安だったんですけども
やっぱ自分にバテた状態言ったら 4日目5日目のしんどい時にあの区間走って
あのタイムが出せたんだからできるはずやってて
自分にやっぱり言い聞かして実際できたし
なるほどね
近藤淳也
そうすると事前に練習したことを
丹羽薫
どれだけ忠実に再現できるかみたいなことをやってるんですよね
とはいえ周りにあれだけのランナーがいて
近藤淳也
普通の人だとだいぶ惑わされるというか
丹羽薫
あんな雰囲気で世界のトップランナーが全員集まって
近藤淳也
ブワーっていったらそんななんか
シミュレーション通りのことをこなすっていうことに
丹羽薫
テストするってなかなか難しいと思うんですけど
私もちょっと狂わされて前半30キロぐらい
もう頭が完全にいってて
近藤淳也
香織さんでもやっぱそこはちょっとテンションが変わる
というかあるんですか
丹羽薫
普通そうですよ
10キロごとに撮らなきゃいけないサプリを
完全に忘れてて、30km地点でサポートが始めて来てくれるコンタミンっていうエイドに入るんですけど、
その時に「わ、全然飲んでなかった」って言って、そこでまとめて飲んで。
近藤淳也
ちょっと平常心失ってたところも、ちょっとあるんですね。
丹羽薫
サポーターから「だいぶ早いから、そんなゆっくり走ったらいいから」って言われて、ちょっと落ち着いて。
近藤淳也
そっから平常心?
丹羽薫
そうですねそっから本当タイムチャット通りに走れた感じですね
近藤淳也
そうなんですねなんかまああの僕たちは日本から
丹羽薫
U-TEAM Bのライブ画面をずっと見て
見てますし
近藤淳也
いやもうずっと見てますよ
でその香織さんの順位とか日本人選手の順位をリロードしまくって
ずっと見てるんですけど
最初だいぶこういつも周りの選手が早すぎると思うんですけど
早いむちゃくちゃ早かった今年特に早かったです
女子でどうです?最初、香織さんのくらい。
丹羽薫
わかんないですね、全然。順位とか全然気にしなかったんですけど。
近藤淳也
そういうのとかは、もう全然気にしない感じですか?
丹羽薫
そうですね、やっぱり順位とか気にすると惑わされたりとか焦ったりとか出てくるんで、
近藤淳也
シャンペコまでは120キロ地点ぐらいかな、シャンペコぐらいまでは聞かないようにして、意識しないようにして。
あえてそうやって言って言わないでっていうふうにしてるんですか
そうですね
なるほどなるほどでも逆に言うとわざと落としてるわけでもないんですね
丹羽薫
じゃないです結構頑張っててもみんながむちゃくちゃ早いから
たくみんななんか前半押さえて後半すごい上げてってるって言うんですけど
私の中では一定なんですよいつも頑張ってるんですよ
そう、いつも頑張って、170キロフルに頑張ってるんですよ。でも、みんなが前半むちゃくちゃ早いから、私はそのスピードにはついていけなくて、
後半別に上げてるわけじゃないけど、私が落ちてないから上げてるように見えるだけで。
近藤淳也
順位だけ見てるとね、なかなかそういうのってわからないんで、あえてゆっくり入ってるのかなみたいな、見えちゃうんですけど、でも逆に言うと世界の選手は、
いつまで飛ばし続けるんですかね
丹羽薫
本当のトップに入ってる選手とかはそのペースで結構行きます
特に女子は落ちてこないですなかなか
だけど一般ランナーの人とかは
全員がお祭り気分で突っ込む人が大半なので
私今回総合の順位が122位かなんかなんですけど
言ったらその前にすごい人数いったわけじゃないですか、初めの心は周りに。
でもその人たちほとんどはもう落ちてるわけですよ。
みんななんか記念庭って言ってるみたいな感じじゃないですかね。
近藤淳也
まあUTMB出れたっていう興奮とともにとりあえず突っ込んでみて。
それはそれで楽しみ方なんかな。
丹羽薫
なんかでもUTMBに限らず海外の選手結構前半使う
そうなんですか日本よりも海外の方がそうなんですか
へー
なんか面白いですね
近藤淳也
なるほどそれをじゃあほらねって感じで抜きながら
丹羽薫
そうですねでも今年は結構レベルが高かったのが
そのトップ選手の人数が多かっただけではなくて
言ったらそういうスポンサーとか受けてるような有名な選手だけが多かったわけじゃなくて
一般ランナーのイトラポイントとかUTMBパフォーマンスインデックスとかが
高い人たちの人数も多かったらしくて
そのパフォーマンスインデックス800台の人が150人ぐらいいたっていう噂を聞きましたけど
近藤淳也
その辺の層もだいぶ熱いんですね
丹羽薫
全体の層自体が熱くなってて
年々、言ったら選手全体のレベルが上がってると思います
なるほど
近藤淳也
で、そのまま、じゃあその周り気にせずに
前半とか120キロぐらいまでは行かれるとして
その辺で順位を聞いた後は
結構前後を意識するんですか
丹羽薫
そうですね
本当はシャンペーで順位聞きたかったんですけど
なんかね、言わないんですよ
近藤淳也
誰が?
丹羽薫
サポートがシャンペで順位を言わないっていうことは多分トップ10に入ってないと思ったんですよ
入ってたら絶対興奮して言うと思ったんですよ
近藤淳也
そこはなんかそういう言う言わないみたいなあるんですかサポート側として
丹羽薫
私はシャンペから言ってって言ったような気がするんですけどもしかしたら私が伝え忘れてたかもしれないんですけど
多分シャンペで私が順位何番って聞いたら多分すぐ教えてくれたと思うんですよ
丹羽薫
でも言われなかったから
だから多分これトップ10に入ってないなと思ったんですよ
で、なんかだから聞いたら自分もなんかすごく遅いと思ってショック受けると思ったんですよ
今例えば18とか言われたらこんなに頑張ったのに18みたいになったらショック受けると思って
それでもう聞かなかったんですよあえて。
それでとにかく順位とかいいから、もうこうなったら悪いと思ってたからめちゃくちゃ。
だからこうなった順位とかいいから、とにかくこっからの区間をだれずに最後までタイムチャートで設定した通り走ろうと思って、
それでもうそれだけに意識集中して、だからもうあえて聞かなかったんですよ。
近藤淳也
最後まで?
丹羽薫
最後まで。
近藤淳也
そうなんですか。
丹羽薫
ゴールするまでだから知らなかったんですよ
知らなかったんですか?
へー
近藤淳也
へー
丹羽薫
そうなんですよ
近藤淳也
どうでした?聞いてみて
丹羽薫
いや、あとからこの順位でこれぐらいの差だったら
切ったらよかったかなとか
切ったらもうちょっと頑張られたかなとか
でもよく考えたら自分結構もういっぱいいっぱい頑張ってたし
そんな手抜いたところは自分としてはないつもりだから
聞いても一緒やったかなとか
でもなんか小原さんがちょっと前にいたっていうのを
ゴールしてから知って
それだけは教えてくれたら頑張って追いついて
一緒に一回ぐらい一緒に走ってみたいと思いながら
一緒に走ってみたかったなあとで思いましたけど
あそうだったんですか
近藤淳也
その言わなかった理由っていうのは後で聞いたんですか
丹羽薫
いや特に聞いてないから
そういう話はしないですね
近藤淳也
じゃあ結局なぜ順位が言わなかったかわからないまま
丹羽薫
私が言ってたら言ってなかったんかなと思って
近藤淳也
でもなんかその大会ってね走ってたら
スタッフの人とかも今ないんですよとか言ってきません?
そういうのないんです?
丹羽薫
そうですね
言ってスタッフは言わないですね
多分不公平になるからかな
あんまりスタッフは言わないですね
一般の園堂にいる人が言ってくれたりする時ありますけど
そうですね。初めの頃になんか言われたんですよ。でも初めの頃に言われてもあんまり意味ないし、フランス語に言われるじゃないですか。
一応なんかフランス語も勉強はしてるんですけど、あんまり大きい数言われてもわからないです。
まだ初めの方だったから大きい数でなんか「ん?」って自分で頭の中で「えーとあれなんだっけ?」って考えてるうちにもう面倒くさくなって考えるのやめちゃった。
近藤淳也
なるほど。英語やったらすぐわかるけどね。
丹羽薫
そうそうそう。
近藤淳也
フランス語だからわからないと面白いですね。
なるほどね、ゴールしてみたら13位っていうことで
丹羽薫
そうですね、途中最後の方を一人抜いて
で、まあそうですね、だから去年と同じ順位だったけど
まあ全然自分としてはもう満足
近藤淳也
いやもうめっちゃ見てましたよ
丹羽薫
なんか最初ね、君のさんと同じくらいのところ
近藤淳也
あれは一緒に走ってたんです
丹羽薫
いやそれが、なんか違うんですよ
それが、いや違うんですよ
なんか私はチーム100マイルの野田さんっていう男性とずっと一緒に走ってたんですね。
で、結構楽しくおしゃべりしてもらって、最初の夜をずっと一緒に過ごしてもらって、
クールマイユールすぎたぐらいのところまでずっと一緒で
で、言ったら一番眠くなる時間帯を一緒に過ごしてもらったんで
すごい助かったんですよ
で、君ノオちゃんはたぶん私より初め先行してたんですよ
で、クールマイユールのAドで君ノオちゃんの方がさっきに入ってたと思うんですけど
で私インして私はエイドを今回やっぱ全部切り詰めて行こうと思ってたんで
丹羽薫
結構早く車いよいよのエイドから野田さんと一緒に出て
そしたら後ろから君ノちゃんがその後エイド出て
追いついてきたんですよ
で私はまだシャンペコまでは全然人とせり合ったりとかするつもりもなかったんで
君ノちゃんって言って言ったんですけど
君ノちゃんそのまま私抜いて行く
一緒にしばらくでも並走して会話するんかなと思ったけど、そのまま行ったから、
「わ、本気モードやな」と思って、これはもう変に声かけんところだと思って。
近藤淳也
でも君野さんってレース中あまり、ね、わりと喋らない。
丹羽薫
そうなんですかね。私と喋るとろくなことない、多分思ってると思う。
近藤淳也
え、なんでですか?
丹羽薫
なんか惑わされるっていう。
近藤淳也
惑わされる?そうですか。
でもなんかレイクビアの時もずっと一緒にいるけど会話はしていなかったんですって言ってたから
多分レース中あんまりこう割とこうなんていうんですかね
なんかそういうモード
丹羽薫
バチバチバチバチ
近藤淳也
なんか話さない方がこう通しみたいな維持できるのかもしれないですね
あ、じゃあ別に一緒じゃなくて近かったけど 特に喋ってたりも一緒に走ったりもしなくって
丹羽薫
挨拶交わした、それだけで
その後する、秋美乃ちゃんが走ってるの見てて
抜かしたから、普通抜かしたらあそこから差がどんどん開くんですよ
で、そうじゃなかったら一緒に行った方が私はプラスだと思うんですよ、同じペースなんだったら
力を与え合えるみたいな
でも私と同じ言ったら感覚10メートル20メートル前ぐらいをずっと一定のペースで走ってたんで
そんなに余裕ないんかなと思って
落々抜かしたっていう感じではないんかなと思って
近藤淳也
私はまだ競ってはいけないと思ってたんでその後ろにずっとついていこうと思ってた
なるほど
丹羽薫
でも結局まあペース合わなくて抜いちゃったんかなぁとかで
でその後多分これ野田さんと君のちゃん一緒に行くわと思ったんですよ絶対
であ~むっちゃアドバンテージやと思って
どっちが?
君のちゃんにとって
近藤淳也
あ~野田さんがいるから?
丹羽薫
そう野田さんとこう言ったら気晴らししながら行けたら長い上りとかもくにならないし
むっちゃアドバンテージやと思ってクソーとか思って
近藤淳也
クソーって思うんですよね
丹羽薫
そうそうそうやっぱ野田さん取られたと思ってたから
私はそのままゴールまで一緒に行きたかったのよ野田さんと
だけどしょうがないと思って一人で頑張るみたいな感じで行ってたら
後からゴールしてから野田さんと話して聞いて あの後君のちゃんと行ったんですかって聞いたら
いや全然行ってないですって言って そうなんですか
近藤淳也
そうなんやと思ってなんか使えばよかったのにって感じで
まあでもね香織さんはだから喋れる人がいたら 基本できるだけ喋っていきたいって感じなんですよね
近藤淳也
そこの感覚が違うのかもしれないね 喋りたいってそんなに思ってないのかもしれない
丹羽薫
あそうかもしれないですね喋ることがあんまプラスにならないのかもしれないですね
近藤淳也
香織さんがいればいるほど嬉しいって感じなんですか
丹羽薫
まあ喋ってるとだから気が紛れて
1400mアップとかもあっという間終わってるんですね
近藤淳也
なんかそこ面白いですね喋れるだけ喋りたいって
なかなかそのプロスポーツというか
まあプロがあるとそのスポーツトップレベルのスポーツのアスリートで
そんな喋ります?そんなスポーツそんなにありますかねみたいな感じですけど
じゃあいたらいたほどいいんですか
丹羽薫
そうですねでもずっと喋ってるわけじゃないですよさすがに
でもやっぱいる存在が引っ張り合ったりとかお互い眠くなるタイミング違ったりするので
前後入れ替わったりとかしてお互い引っ張り合って助け合ってっていうのが結構好きです
そうなんですか僕も香織さんに引っ張られて走りに行ったことなんかありますけど
近藤淳也
なんか一番しんどいとってかずっと喋ってますもんね
丹羽薫
レースの時はさすがもうちょっと喋ってない
近藤淳也
しかもなんか京都一周取れるとか行っても
一番きつい坂でもう僕ついていけませんって時に
あえてしゃべりかけてきてなんか離れられなくなって
一番しんどくて一番話せないときになんでって思うんですけど
丹羽薫
なんか元気なさそうだなと思ったら喋ったらこの人も気が紛れるんじゃないかと思って
なんかネタ振ったりとか
しんどいって思うことに意識を向けさせないみたいな感じなんですか
近藤淳也
なるほど
丹羽薫
なんかあの一応夜のお供にね最近あの録音を送るって
音声ファイルを送ってもらって
それは今回夜のお供は野田さんがいたんで全く必要なくて
眠くならなかったんですよ
で、途中シャンペコ入ってから、シャンペコから45キロぐらいかな、あるんですけど
そこから3つの山が連続するんですけど、そこが結構単調で、あまり景色もほどほどみたいな感じで
だからテンションがあまり上がらない ダラダラ長い感じで
でも結構きついんですよ そこは眠くなるっていうか
ちょっと頭がぼーっとするなぁ って でも頭がちょっとぼーっとするなぁぐらいでも
ペースダウンに繋がるんで もう絶対この状態から脱しなきゃいけないと思って
もういつもシャッキーンとしなきゃいけないみたいな感じだったんで
ちょっとこの辺で聞いとこうかと思って、もうなんか2日目の日中ですね。
で、気温もちょっと上がってて、熱くてだれる時間帯だったんで、
だから上りでそれ聞いて、で、その上りも一人で、単調の上りずっと登ってたら長く感じるじゃないですか。
それをその音声ファイルで面白話とかを聞いてると、気が紛れて人と話してるみたいな感じで、
気をついた上についてたみたいな感じですごい助かりました
じゃあ今回も聞いてもらえたんですか
もちろん全部聞きました
近藤淳也
どういう感じスピーカーで聞くんですか
丹羽薫
スマホからそのまま生で流して
なるほど
だからちょっとね外国人の人からしたら
なんか日本語でよくわからないのを流しながら
しかも私もたまにクスとか笑ってて変な人やなって思われるかもしれない
近藤淳也
ラジオぶら下げて歩いてる
丹羽薫
そうそうそうそんな感じでさハイカーの人みたいな感じで
近藤淳也
なんかねちょっと解説すると日本でからちょっと応援音声みたいなのを
丹羽薫
レースのたびに最近収録してどうですか今回1時間半ぐらいあったんですかね
そうですね1部2部3部とありました
あ、セット分かれたんですか
近藤淳也
はいでいつもなんか去年ぐらいからですかね
なんか送って割とレース中に聞いてもらえたってことで
一応あの音声ファイルだと重量ゼログラムで
丹羽薫
そうですね
なんかその音質量ゼロで力になれるっていうのがすごい良いんじゃないかと思って
むちゃくちゃ助かってます
近藤淳也
これ結構初めじゃないですか
丹羽薫
みんなやり出すから
近藤淳也
なんか割となんかね続けてますけど
丹羽薫
でもねなんかだんだんそのまあ1部2部3部で
私が聞いた順番一部はオールナイトシャモニーってよくトレイルキャンプに参加してくれてるメンバーの人たちが有志で集まってやってくれてるんですけど
すごいちゃんとオールナイトニッポンみたいな音楽入ってすごいちゃんとできてるんですよ
でなんか話もなんか毎回数を重ねるごとにクオリティーがアップして
今回本当素で笑いました
近藤淳也
あ、マジですか?
いやーちょっとそのレベルはちょっと
丹羽薫
レベル高かったですかなり
でもうそれでなんか面白くて
でまあ2部はあのうちの妹夫婦からで家族からの温かいなんか感じで
であのまあなんかオモシクスっていう
近藤淳也
はいはいそんな各所から集まってきてるんですね最近は 音声の贈り物流行ってますよね
丹羽薫
最後がその近藤さんたちの座談会
一番緩かったんですかね
でもなんかね今度会安藤さんとか入ってくれて
精神科医の先生が語る中毒についての話は非常に面白くて
ランナーも中毒なんやなみたいななんかそういうのもすごい面白かったし
あのあとまああの近藤家の夫婦の祖母っていうのを目の当たりにしてすごい面白かったですね
だいぶ受けてました私が一人で
ですっかりもうなんかあの楽しい気分で登って終わったみたいな登り終わったみたいな感じで
近藤淳也
そうですか。じゃあそこも無駄じゃなかった。
丹羽薫
無駄じゃなかったです。
えっって言ってたの?
そう、うっしフリーズしてると思って。
近藤淳也
めちゃくちゃ面白かったです。
丹羽薫
夫婦円満の秘訣っていうお題だったんですけど、僕が秘訣と思ってることが全然円満につながってなかった。
私もだいぶ突っ込んでました。一人歩きながら。
そうですか。それ全然ダメやろうって。
ウッシと同じ意見でした。それ自分のことちゃうみたいな。
すみません。まさかこんなところですね。
丹羽薫
でなんか改善点とかうまくいかなかった点っていうのが絶えずあってで分切りがつかなかったんですよ
まだ自分の100%出し切れてないからっていうのがずっとあってで去年は特にそれが顕著で
やっぱ自分のコンディション的にはすごく良かったのに言ったらあの色々トラブルが起こってうまくいかなくて
で、まあタイムをすごいロスしてみたいな
で、それがなかったらっていうのをどうしても考えてしまうじゃないですか
それがなかったらトップ10に入れてたんじゃないかとか
だからそれがずっと頭の中にあって
踏ん切りがつかなくて
もう一回チャレンジして納得いく走りができるまで
本当に無理だっていうことが証明できないから
だからやっぱりもう一回チャレンジしたいと思って
でまた今年走ったんですけど
今年は納得がいく走りができて
その上でダメだったからすごいさっぱりしてて
で言ったらベストな状態走って
それでダメだったら
これ以上まだ若かったら
もうちょっとステップアップしようって頑張るけど
まあもうね年々維持するのが難しくなっていくんで
まあまあでもMBは言ったら走れるレースなんですよ
もうずっと走らなきゃいけないレースなんで
もともと手足の長いアメリカ人とか
欧米人とかの方が強いのは当然なんですよ
ストライドが大きい分だけど
言ったらもっと三角寄りのレースになるとそうとは限らないんで
なので私みたいなちっちゃい人間でもまだ結構上が狙えるのもあるし
自分がもともと陸上部とか走るバックグラウンドの人じゃないっていうのもあって
どっちかというとUTMBは初めから苦手な部類のレースなんですよ
だからそこにもう5回走ったんですけどよく5回チャレンジしてきたなと思って
でやっとなんか自分の好きなジャンルのレースに専念できるかなっていう気持ちで
だから自分がその歳とってもう衰えてきてるっていう風にははっきり思ってなくて
今回多分MBのスピードは自分にはもうない出せない
それも昔のMBのレベルじゃなくて今のMBのレベルでトップ10に入るスピードはない
でも過去の自分のスピードよりは今早いこの年になっても
ということは他のレースだったら十分トップ3とか狙えるレベルだと思ってて
だからまだできるなって逆に今年はなんかすごくポジティブな気持ちになりました
近藤淳也
じゃあUTMBはあれですか一区切り
丹羽薫
そうですね、UTMBの期間に他に走りたいレースが結構今までもあったんですよ
まあ夏なんでレースのシーズンなんで
まあそのあたりで同じような時期にいろんなレースがあるんですけど
まあそれに結局UTMBがある限りずっと出れない状態が続いてたんで
まあ1回だけUTMBをお休みしてトルデジャンに参加しましたけど
まあそういう系のレースに今後は出ていきたいなと思います
近藤淳也
そうですかまた誰かの表情台見たら
もう一回でよいかなみたいになったりしないですか
丹羽薫
いや多分もうならないと思います
自分の中でこのスピードはもう出せないなっていうのはっきりわかってるんで
でもそれより自分の得意なカテゴリーで戦った方が
自分の成績的にも多分いいなと思います