1. IBUKI STATION
  2. 丹羽薫さん、Ut4M、Swiss Peak..

2023年初夏からヨーロッパに移動してUt4M、Swiss Peaks 360と転戦された丹羽薫さん。

さらに帰国後は、10月に開催のLAKE BIWA 100のレースプロデューサーとして活躍。

この夏に、選手として参加したUt4M、Swiss Peaks 360と、主催者として開催したLAKE BIWA 100について、たっぷりと伺いました!

ご紹介したレースと丹羽薫さんの結果

丹羽薫さんのUt4M YouTube

近日開催のイベント

サマリー

丹羽薫さんはフランスのUT4Mに参加しました。彼女は愛犬のタッカーを連れて行きました。コースはテクニカルで走れない箇所が多いですが、景色も素晴らしかったそうです。大会のホスピタリティーも良く、かおりさんはYouTubeにレースの様子を投稿しました。丹羽薫さんは、自身のレース中のミスについて語っています。彼女は初めての熱中症になりながらも、最終的にはペースを取り戻してレースを続行していました。Swiss Peaks 360で女子3位の丹羽薫さんは、レースの辛さと幻覚体験について語っています。レース中はたった3時間しか眠れず、トップ争いに入りたいという思いでずっと走り続けましたが、1位の女子は圧倒的に強く、表彰台は3位までだったそうです。丹羽薫さんはUt4MとSwiss Peaks 360のレースに挑戦し、ボロボロになりながらもゴールを迎える姿勢について語っています。彼女は途中で眠気に襲われましたが、他の選手との競争によって意識を保ち続けました。今年のレースはすべて、表彰台に乗れたことが嬉しかったそうですが、終わった後に自分がやったことじゃないような気持ちになったそうです。日本に帰ってくると暑くて湿度も高く、LAKE BIWAの準備と仕事に忙殺されましたが、仲間の協力があり、安心して仕事を任せることができました。外国人選手も参加し、自発的にエントリーしてくれたことに感心しました。今年のLAKE BIWAは、SNSの投稿やエイドステーションのおもてなしの面でも盛り上がりを見せ、中谷さんと向井さんが連覇を達成しました。今後はさらなるトップ選手の参加も期待されており、日本のエグいコースと温かいホスピタリティを体験してもらいたいと思われています。LAKE BIWAは今後も改善していき、海外選手や有力選手の参加を期待しています。また、来年はネパールで開催されるエベレスト135というアドベンチャーなレースへの参加も検討しています。丹羽薫さんは来年のレース情報を早く知りたいと話し、ハードロック100にエントリーしたことも紹介しました。

UT4Mへの参加
近藤淳也
こんにちは、IBUKI STATIONです。今回は特別ゲストに来ていただきました、丹羽薫さんです。
丹羽薫
こんにちは、丹羽薫です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。長いことヨーロッパに行かれていて、どこかで是非って思ってたんですけど、その後そのままLAKE BIWAの準備に入られて、とてもちょっと今はお声掛けするのは難しそうだなって思ってたんで、LAKE BIWAの大会が終わるのをちょっと待ってたんですけど、ようやく終わりまして。
近藤淳也
ようやく終わりまして。
丹羽薫
そうですね。こんどうさんもお疲れ様でした。
近藤淳也
いやいや、お疲れ様でした。どうです?ちょっと落ち着きました?
丹羽薫
そうですね。まだ事後処理が全然終わってなくて、後はですね、来年に向けて記憶の新しいうちに改善点洗い出したりとかしておきたいなみたいなのがあって、それもあってなかなか忙しいままです。
近藤淳也
忙しいまま。全然休めてないというか。
丹羽薫
そうですね。休めてはないけど、睡眠時間はレース前よりは確保してる。
近藤淳也
よりはっていうのは別に十分ではなさそうな言い方ですね。
丹羽薫
そうですね。毎晩途中で力尽きて寝落ちしてるみたいな。
近藤淳也
そうですか。お忙しいですね。
この後もまたレースがあって急がなきゃいけない理由は。
丹羽薫
今週末に岡山のフォレストレールっていうレースにゲストで呼んでもらってて、来週末は東京でイベントがあって、そういうのもあるので、その準備とかもあって、なかなか。
近藤淳也
そうなんですね。岡山のレースで香里さんが見れるって、ちょっと国内レースで走ってるとこ見ると。
丹羽薫
そう、珍しい。珍しいんで。
珍しいですよね。
呼んでくださってありがとうございます。
近藤淳也
そうですか。何キロぐらい走るんですか?
丹羽薫
68キロだったかな。
近藤淳也
結構あるじゃないですか。
丹羽薫
そうなんですよ。全然練習できてないんで、コースマーキングとか整備とかって山には入ってましたけど、コースマーキングと整備とか全然進まないじゃないですか。
だから全然走ってなくて、この間マーキング回収はスタッフの人がレース直後にやってくれてるんですけども、
だいたい取り落としとかが出るんで、そういうのをチェックしにクリーンランに行って、久しぶりに気持ちよく走ったなみたいな感じでした。
近藤淳也
そうか、その状態ででも結構70キロ近いレースがあるんですね、今週も。
丹羽薫
大丈夫かなと思ってちょっと不安ですけど。
さすがに大丈夫でしょうけどね。
ゲストなんでね、順位とかつかないんで、気楽に楽しんでいこうかなと思います。
近藤淳也
じゃあちょっとこの夏を振り返らせてもらってもいいでしょうかね。
丹羽薫
じゃあ一旦ヨーロッパ行かれて、最初フランスのUT4Mに出られたと思うんですけども、そのあたりからちょっと振り返ってもいいでしょうかね。
UT4Mはグルノーブルっていうフランスの南西部になるのかな?で開催されるレースなんですけども、グルノーブルってすごい盆地なんですね。
行ってみてわかったんですけど、京都も盆地じゃないですか、京都は低い山に囲まれてるんですけど、それがすごい高い山に囲まれた超盆地なんですよ。
で、なんか暑いんです。京都も夏暑いじゃないですか。
近藤淳也
盆地ってなんか暑いですもんね。
丹羽薫
むちゃくちゃ暑くて、7月、私が6月の末ぐらいにインして、そっから思想を重ねながらオンコースでトレーニングを続けたんですけども、日中そうですね、街中とか38度とか。
そんなに?
そうなんですよ。
近藤淳也
一応あれですよね、陶器五輪の街ですよね。
丹羽薫
そうですそうです。
近藤淳也
ちょっと山の方のはずなのに。
丹羽薫
そうなんですよ。
近藤淳也
38度?
丹羽薫
そう。ただ日本みたいな湿度はないんで、日陰に入ったり、シャッターが外についてて、部屋のシャッター閉めてて、日中でも光が入らないようにすると、割と部屋の中でもクーラーつけずに過ごせるぐらい涼しいんですけど、
それでもやっぱりクーラーないんで、向こうの普通の家ってクーラーないんですよ。
で、一応扇風機を泊まってたAirbnbで置いてくれてたんですけど、夜ね、扇風機つけてるんですけど、若干ね、苦しいなぐらいの。
そうなんですか。
近藤淳也
はいはいはい。
じゃあ昔はそうじゃなかったけど、やっぱり温暖化とかでそうなってきてるから、エアコンとかが整備されてないって感じですかね。
丹羽薫
そうですね、たぶんそうだと思います。
近藤淳也
へー。
丹羽薫
なので、暑さにどれだけ順応するかみたいなのが一つの課題でトレーニングしたりしてたんです。
あとは標高が2600メートルぐらいまで上がるんで、レースの長さ自体も175キロで累積標高が1万2千近くあるんかな、1万1800ぐらいあるんで、
それのアップダウンに慣らす、長い登りに慣らすとか、それから標高に体を慣らすっていうのを目的として現地でトレーニングしてたんですけど、
タッカーとのトレーニング
丹羽薫
今回、新しい試みとして愛犬のタッカーを一緒に連れて行ったんですよ。
近藤淳也
そうですよね。
丹羽薫
そう。
近藤淳也
犬を連れて行くっていう、新たな。
丹羽薫
日本にいるときから一緒にトレール走るときは走って、トレーニングパートナーとして引っ張ってもらってるんですけども、
向こうに連れて行ったら、こっちに置いていくと、日本に置いていくと、人に結構面倒を見てもらったりで面倒をかけ、
いつも友達に頼んだりとかで面倒を見てもらうのも迷惑かけるし、
タッカーももう9歳なんで、若いうちっていうか今ぐらいしか向こうに行く体力ないんじゃないかなと思って、
連れて行くのはもっと年取ってからでも連れて行けると思うんですけど、
私一人なんで、他に一緒に行ってくれる人がそんな早くから行ってくる人いないんで、
タッカーはいつも私といないとダメなんですよ。
だから宿に置いていくとかできないじゃないですか。
だから毎日私と同じトレーニングメニューをこなせる体力がないと連れて行けないんですよ。
それがもう今年ぐらいかなと思って連れて行ってみたんですけど、
すごい暑い中でもタッカーも一生懸命頑張って毎日8時間ぐらい走ってトレーニングしてくれてました。
そうですね、毎日一緒に行って。
でもタッカーの方が体力があって、私の方がだんだん日に日重ねるにつれて疲労感が出てきたりとかしてたんですけど、
タッカーはどんどん体力がついていって、朝になったら昨日も8時間走ってるのに飛びかかってきて、
早く行こう行こうって言って興奮して、毎日楽しかったみたいです。
近藤淳也
タッカーにとっても良かったんですね。
丹羽薫
そうですね。だから私が苦しいトレーニングをしてるっていう気持ちにあんまりならずにトレーニングが毎日できたなっていうのはありますね。
近藤淳也
かおりさんにとっても気持ちの上で海外行かれて一人で毎日疾走していくのと、やっぱりタッカーがいるっていうのはだいぶ違うんですか?
丹羽薫
そうですね、全然違いましたね。やっぱりかなりプラスに働いたし、
なんか嫌だなって、休みたいなって思う日とかあるじゃないですか。
4日5日、だいたい5日ぐらい走って、5日か6日走ったら1日休み入れるんですよ、普通。
で、5日か6日走って1日休み入れるんだけど、タッカーの散歩には休みがないんですよ。
で、タッカーはもう休み、今日は休息日って自分の中で思ってる日でも、もう行こう行こうってなって、行くじゃないですか。
したらやっぱ山の中の方が涼しいし、話せるから、やっぱ山に行くんですよね。
そしたら結局そこで2、3時間走ってるんですよ、休息日でも。だからトレーニングとしてはだいぶハードにできました。
近藤淳也
なるほど。そうか、なんかそんな簡単にはでも連れていけないですよね、いろいろ。
丹羽薫
そうですね、事前準備がいろいろあって、ワクチンを接種してることだとか、マイクロチップが入ってることだとか、そういうのがあって、
それを検査したり、証明する書類を従事さんに用意してもらったりとか、いろいろ準備あるんですけど、
割と行ってから隔離されたりとかはないので、行って人間と同じようにスタンプ、一応EUパスポートがあるんですよ。
そうなんですか。
EUパスポートにスタンプをしてもらって、入国みたいな感じで、割と思ったよりすんなり行けましたね。
近藤淳也
そうですか。じゃあ連れて行ってよかったなっていう。
丹羽薫
そうですね。
近藤淳也
なかなか遠征で何ヶ月もいる方も少ないと思いますし、まして愛犬と一緒にっていうのはだいぶ新しいチャレンジだったと思うんですけど、結構成功してそうなんですね。
丹羽薫
そうですね、かなり成功しましたね。
UT4MレースとYouTube
近藤淳也
なるほど、じゃあレース迎えていかれたと思うんですけど、どうでしたUT4Mは。
丹羽薫
UT4Mは事前にどれくらい前かな、コロナの前ぐらいからちょっと出てみたいなと思ってた大会なんですけど、100マイルレースの中ではすごく累積標高が多いっていうのと、
あとUT4Mってウルトラツアーで4マシフかな、4つの3回をツアーするみたいなタイトルなんですけど、
その名の通り4つの3回を行くんですよね。
それぞれやっぱり特徴があって、面白くて個性があるじゃないですか、だから飽きないかなと思って。
山も結構険しい区間があるし、自分向きのレースかなと思って参加したんですけども、思想の段階でこれは思った以上に時間がかかるぞって思って、
コースもテクニカルな部分が多くて走れない部分が多くて、前半の1回目の3回は結構走れるんですけど、その後から走れなくなって、最後がまたちょっと走れるみたいな感じなんですけど、
景色もすごい良いし、写真とか動画とか見てて、出てみたいなってずっと思ってたんで、それで出れて、実際に出てみて、思った通りすごいコースはいいコースだし、
あと大会のホスピタリティーがすごく良くて、江戸のスタッフとかも、私がかなりフランス人ばっかりなレースなんで、私が外国人だから、英語喋れるスタッフが見たら駆け寄ってきてくれて、何しようか、何がいるとか、毎回聞いてきてくれるんですよ。
で、私もサポートに、このいぶきステーションかな、アンノームラジオかな、出たことあるかな、サッチがサポートに来てくれたんで、サッチに大体預けてるものとかしか食べないんですよね、飲まないし、何がいるって毎回聞いてくれるんだけど、いや大丈夫っていう感じだったんですけど、
近藤淳也
でもまあその気持ちがね、すごい嬉しかったですね。
丹羽薫
そうですね。
近藤淳也
なんかその山の様子はね、かおりさんは今回YouTubeも投稿されていて、すごい確かに木もなくて絶景の山を行かれてる様子が上がってましたけど、あれYouTubeは急に始められたんですか?
丹羽薫
いや、昔から、個人の別のYouTubeアカウントで特に撮れらんよとかいうことじゃないんで、すごい昔のいろんな動画も混じってアップされてる。私がピアノ弾いてるとかもあります。
かおりさんのピアノ演奏あるんですか?見つけられてなかった。ちょっと探してみよう。
私は別にYouTube本格的にやってるわけでもなくて、ただ今年の誕生日の時かなに旦那がインスタ360を買ってくれたんですよ。
なんで、せっかく珍しいレース走るんだったら、どんなレースか、ちょっと他の人も見たい人いるかなと思って、今後出る人の参考になったらなと思って、レース中も撮ってみようと思って。
近藤淳也
そうなんですか。走りながらずっと回してた?
丹羽薫
なんかね、やっぱ慣れてないから撮るの忘れるんですよね。眠い時とかに思い出したように撮り出したりとかして、だからそんなに長くは撮ってないんですけど、途中ちょくちょく撮ってました。
近藤淳也
じゃあたまに録画ボタン押して、でちょっと喋って、でまた止めてみたいな感じを繋いだの?
丹羽薫
そうです。しかも編集も何にもただ繋いだだけなんで。
そうなんですか。
何にも見ごたえのない動画ですけど。
近藤淳也
いやいやいや、見ごたえってでもその内容的には、準優勝された方が海外レースで走ってるんで、めっちゃ貴重だと思うんですけど、なんかさらっと上がってたから、どの辺を目指してYouTubeされていくのか。
いろいろYouTube上げられる方が多いんで、かおりさんどれくらい狙ってるんやろうと思ったんですけど。
丹羽薫
いやいや、もう全然ただ単にみんなの情報になればいいぐらいの。
近藤淳也
記録用みたいな感じなんですかね。
レース中のミス
丹羽薫
本当はね、もっとトップの工房とかね、なんかをお送りできればいいんでしょうけど、昨日の夜もレイクビア100の動画を上げてくれてる、ただ走るだけの動画っていうのをやってる永尾選手の動画見てて、いや素晴らしい喋りだなと思って。走りながらね、この喋りよくできるなと思って。
近藤淳也
でも本人もね、ちょっとどっちがメインかなみたいなことをね、インタビューの時におっしゃってたんで、かなりそっちもどう見えるかみたいな。
丹羽薫
力入れてますよね。
そうですよね。
いやー、ほんとだから、あれ見た後に自分の見たら、わっしょぼーって思って。
近藤淳也
いやいや、普通にすごい上位でね、順位優勝で走ってるんで、まずはそっちですけどね、そちらがすごいんで別に。
丹羽薫
もっとこう、走りながらね、特に前の選手追ってる時とか、もっと自分の気持ちとかをね、語ればよかったのかなとか。
本当に私のは景色撮ってるだけみたいな感じなんで。
近藤淳也
いやー、両方は大変だと思いますけどね。
そうですね。
でも、女子2位ということで。
丹羽薫
そうですね。
近藤淳也
結果的には河森さん自身は割と上手くいった感じですか?
丹羽薫
いや、このレース大失敗したレースで。
近藤淳也
そうですか。
丹羽薫
すごく、その前、今年UT4Mが3つ目のレースで、1つ目がオーストラリアのアルパインチャレンジで、2つ目がウェールズで開催されたスノードニア、ウルトラトレイルスノードニア by UTMBなんですけど、前の2つのレースがすごく上手くいったんですよ。
で、スノードニアは強い選手もいっぱい出てたんで、4位だったんですけど、レース内容としては後半ラスト4キロぐらいで最後、人かわして4位になったりとかっていうので、すごい良いレース展開ができたレースだったし、
どちらもアルパインチャレンジもスノードニアも、今回のUT4Mもそうですけど、全部試走した上で、この区間はこれぐらい時間かかるっていうのを設定してるんですけど、1個目のレースも2個目のレースも、その想定タイムを大幅に上回ってゴールできたんですね。
だから、調子に乗ってたんです。
で、普通に言ったら走れば、言ったら想定タイムぐらいでは絶対走れるだろうって思ってたんですよ。
近藤淳也
でも、その普通に走るっていうのが何なのかっていうのって、普通ってじゃあ何ってなるじゃないですか。
丹羽薫
いや、わかんないですね。どういうことですか。
普通っていうのは、アルパインチャレンジにしろスノードニアにしろ、結局やっぱり基本にすごい忠実に、前半みんな速いんで、外国の選手とかなんで、ある程度は流されて、どっちのレースも序盤だいぶ速かったんですけど、
それでも変にペースをアップダウンするんじゃなくて、ちょっと序盤速かったけど、その後すぐ落ち着かせて、中盤マイペースを刻んで、後半100キロ過ぎたぐらいから自分の体の調子見て、
まだプッシュできる余裕あるなっていうのを確認した上で、120キロぐらいからどんどんプッシュしていくみたいなレース展開ができたんですよ。
それができれば、今回のUT4Mは多分想定タイム通りに走れるし、もしかしたら優勝できるかもと思ってたんですよ。
そしたら、まず序盤の15キロ、14キロ地点ぐらいでロストしちゃって、コースマーキングはすごい丁寧にしてくれてるんですよ。
なんですけど、このレース、なんか12カテゴリーぐらいある。
近藤淳也
そうですね。僕もちょっと事前に調べてて、4つの3回それぞれのレースやってるんですよね。
そうなんですよ。
40キロぐらいの4カテゴリーっていうか、全部あったり。
丹羽薫
20キロのレースもあるし。
近藤淳也
そうですよね。すごいこれよく運営回してるなと思って見てたんですけど。
丹羽薫
運営は結構完璧にされてました。
ただ、前半みんなブワーって走るから、みんなおかしいよねっていうペースで突っ込んでいくんですよ。
それに流されて、目が見えてなかったというか、冷静さが完全になくて。
結構のペースで自分走ってるのに、前の女子とか全然見えてこないんですよ。
それですごい焦っちゃって、自分がどこにいるのかもよくわかんないし、焦ってたんですね。
いつもだったら、よしどっしり腰を落ち着かせて、どっしりと腰を落ち着かせたレースをしようっていつも思ってるんですよ。
特に長くなるってわかってるレースは、序盤で焦ってもしょうがないから、冷静に冷静にって自分に聞かせながらレースしてるんですよ。
それが前の2つがすごい良くて、後半も足が持って攻めれたんで、
私は前半少々頑張っても後半持つだけの足があるって勘違いしちゃったんですよね。
ロストをする前も冷静さを欠いてたと思うし、思想してるんだから、そこをずっと1個目のピークに向かってて、
ずっと登り続けるのを当たり前にわかってるはずなのに、もう頭がおかしくなってるから、下り出した時に全然気づかなくて、
ちゃんとこっち行っちゃダメだよっていう意味で、白赤のテープが地面に貼ってあったんですよ。
でもそれに意味を見出さなかったんですよ。前の人が行ったから、こっちだよねみたいなんでついて行っちゃったんですよ。
そしたらそれは違うカテゴリーのコースで、だからマーキングがちゃんとついてるんですよ。
マーキングもあるし、そのままガンガン下っていって、1キロちょっとくらい下ったところで、そのあたりツントの時計もオフルートになった、教えてくれるんですよ。
で、ブルブルブルってなって、オフルートってなってると思って、コース変わったのかな。
まだ疑ってないんですね。
そう、直前でコース変わったんだなと思って、そういうこともあるよねみたいな感じで、完全に頭おかしいじゃないですか。
冷静に考えたらそうならないはずなんですけど。
で、そのまま下っていって、そしたら、でもあれ?でも下ってたっけ?登ってたはずだよなとか思って、下ってどこ行くの?みたいになって、やっとちょっと気づきだして。
したら、前に行ってた男子が、これ間違えだ、帰れ帰れとか言い出して、ハイカーさんに教えられたらしくて、でも帰れ帰れってなって、やっぱり間違ってたみたいな。
でもそっから登り返して、元のルートに復帰するんですけど、やっぱり焦ってる。そもそも前の女子すごい、どこだろう?どこだろう?と思ってた状態で、でもこれむちゃくちゃ話されたし、たくさんの男子にも抜かれてるし、もしかしたら女子にも抜かれてるかもと思って、むちゃくちゃ焦っちゃって、そっからもうプッシュして。
おー、序盤に。
そう、序盤にもうプッシュしちゃって、で、だいぶ足を疲ったし、疲労感もちょっと早く出てくるような展開になってしまって、夜の早い時間帯にね、眠くなってきて。
で、近藤さんたちが、ポッドキャストみたいなのを録音して、いつも送ってくれるじゃないですか。で、それをね、眠くなってきた時とか目覚ましに聞くんですけど、それもね、結構早い段階で聞いちゃって。
近藤淳也
もうここで使う?みたいな感じ。
丹羽薫
最初の夜に聞いちゃって。で、その後、山の険しいエリア2つ目の3階、3つ目の3階で入っていくときに、もう朝方になって、朝になったら絶対眠気が覚めるから、とりあえず夜、この夜を乗り切ればみたいな感じで音声ファイル聞いちゃったんですけど、朝になったらもっとすごい眠気が来て。
で、もう眠くて眠くて、もうなんかその、さっき言ってたYouTubeにアップしてる動画にも、の中でも眠いしか言ってないんですよ。
近藤淳也
言ってました。眠い、眠いって言って歩いてましたね。
丹羽薫
ずっと眠くて、ペースが全然上がらなくて。で、中盤以降、すごいペース落としちゃって。
で、だから中盤ぐらいまでは、もう遅れを取り戻さなきゃ、ロストした遅れを取り戻さなきゃ、みたいなんで、もう各セクション、予定より早くなってるんですよ。
でも、その中盤以降、その最初の夜ぐらいから、ガクッとペースが落ちて、でも各セクション、なんか余計に時間かかっちゃって。
で、まあそんな状態でも、一応みんなも初めに突っ込んでるから、結構ボロボロ消えて脱落していったりとかして、で、女子2位になってたんですよ。
近藤淳也
その状態でも順位は上がっていってるっていうことなんですね。
丹羽薫
上がってたんですね。
近藤淳也
それはすごいですね、やっぱり。
もっと落ちてたってことですね、みんながね。
丹羽薫
そうそうそうですね。
いやでも、だって異常なスピードで入ってますから、それ落ちるよねみたいな、それが普段だったら分かるんですよ。
みんなこんなスピードで行ってるけど、どうせ落ちてくるから、こいつらに巻き込まれちゃダメだとか思うんですけど、思いっきし今回巻き込まれて。
どうしたんですか、河内さん。
挑戦を乗り越える
丹羽薫
なんか自分は、だからそれでも行ける足があるっていう、勘違いしてた。
まあ2回うまくいったんでっていうのがあったとかね。
勘違いしてたんですね。その慎重なレースをしたからうまくいったのに、自分の能力が高いみたいなちょっと勘違いしたんですよね。
で、まあそれもあって、もう後半だいぶやられてたんですけど、目が覚めてきたらまたペースがちょっと上げれるようになってきて、
で、サポートしてくれるエイドステーションに行ったら、またタッカーにも会って、サッチにも会って、元気になって、
で、サッチがすごいポジティブで明るい子なんで、河内さんも前の女子と10分くらい差なんで行けますよとか言って、
いう感じですごい言ってくれて、で、なんかそしたら本当に行けるような気持ちになってきて、
レースはだいたいいつも120キロ地点ぐらいからだって思ってるから、よし120キロ地点からだと思ったんですけど、
まあでも正直ちょっと足もあれ100キロ地点ぐらいの時に、100キロ地点にしてはちょっと疲れてるかな。
まだ100キロ地点は元気だったかな。でも100キロ地点から120キロ地点の間ぐらいで、あれちょっと思ったより疲れてるかなみたいな感じだったんですけど、
でもまだ大きまんまんで、よしここから行くぞみたいな感じで日中行ったんですけど、
暑くてすごい12時半ぐらいかなにサポートエイドに行って、そっから標高の低いところをしばらく走ったりとかするんですけど、
もうそこがむちゃくちゃ暑くて、でどんどん標高は上がっていくんですけど、
だいたい午後3時ぐらいがマックスに暑いんですけど、その辺で12時半から3時ぐらいの間で熱中症になってしまって、
で私レース中に暑くて食欲落ちたり気持ち悪くなったりはあるんですけど、おかんがするほどの熱中症って初めてなって、
でやばいと思って、これ本当にやばいやつやと思って、暑いはずなのに寒気がすると思って、
でまあ座って休もうとするんですけど、なかなか前と話されたくないっていう気持ちがあって、
一回休もうと思って座るんだけど、だめだだめだと思って立ち上がって、座って立ち上がって何回も繰り返して、
でもじゃあ頑張って走ろうかとすると、うえーってなって、でフラフラってするし、いやだめだと思って、
でまあ非効率的だなと思ってたら、もうこれどれくらい時間経ってるんだろうと思い出して、
で果てしなく時間が経ってるような気持ちになって、もうこれレース終わったな私のレースって思って、
近藤淳也
言いながら?
丹羽薫
そう、もうなんかやっぱりその時は優勝したいっていう気持ちがすごいあったから、
だからもうなんか終わったな、たぶんそのうち3位の選手にも追いつかれるなみたいな気持ちになっちゃって、
で全然前に進めないしみたいな気持ちになって、でもうちょっとレースを投げたところがあって、
そしたら座って5分くらい寝れたんですよね。
近藤淳也
逆にね。
丹羽薫
逆にもういいやみたいな感じで。
で、そしたらパッと目が覚めたらなんか涼しい風が、まあ樹林帯の中なんで涼しい風が吹いてて、
再びペースを取り戻して
丹羽薫
自分の体温もちょっと下がってたみたいで、歩き出したら追えってならずにちょっと普通に進めるみたいな、
ただ怖いから走らなかったですけど、まあ早歩きでずっと登って行って、
思想してたんで、その先に水場があるって知ってたんで、とりあえずあこまで行こうと思って、
でそこまで行って、であのウィンドシェルを水でバチャバチャ濡らして、
頭から水被って、そのウィンドシェルを体に巻いて、でもう登り出して、
そしたら標高も高くなってるんで、まあ風も涼しいし一気に体温が下がって、
でそっからまあ割と普通に行けるようになって、
でまあ最後のサポートエイドに着く頃には結構元気になってて、
でまあまだまだ行けますよって言われて、でまあ最後までだからトップを狙うっていうのは全然諦めなかったんですけど、
まあ結果としてはやっぱりその区間でかなりトップの女子に離されちゃって、
であのまあ最後まで追いつくことはできずにそのままゴールして、
まあタイムも想定したタイムより1時間ぐらい、50分ぐらいかなは遅くゴールしちゃったみたいな感じですね。
近藤淳也
でも50分なんですね。
あのドラマを聞いてるとなんかもう諦めてるぐらいの感じに考えたら、
丹羽薫
なんかその準優勝で50分差って聞いたらちょっと暑かったんでペースが上がらなかったぐらいにしか思わないぐらいに。
でもその体感のタイムとしては自分的にはもう果てしなく感じて全然進んでないみたいな感じだったんですけど、
まあそうですね。
あのまあ良かった点としてはその熱中症で寒気まで感じるって相当やばいと思うんで、
そこまで行ったにも関わらずその完全に潰れずに復活その短い時間の休息で復活できたっていうのはまあ良かったかなと思います。
近藤淳也
上半のちょっと飛ばしたのと途中のその熱中症って2回ぐらい落ちてるのにちゃんと復活して、レース中にね復活してるっていうのは。
丹羽薫
そうですね。だからやっぱ諦めなくて良かったなと思います。
近藤淳也
そうですか。いやーにしても、結果だけ見たら全然女子2位で上手にいったのかと思ったんですけど、
そんだけドラマがいろいろあったんですね。
丹羽薫
そうですね。まあみんなも潰れてくれたんで2位になれたけど、まだみんな生きてたら追いつかれてたろうなと思いますね。
近藤淳也
なるほどね。分かりました。どうですかその大会としては日本人はあまりまだ行ってない大会。
丹羽薫
そうですね。なんかあの知ってる人が私が出るって言った時に知ってる人が私たち7年前ぐらいに夫婦で出ましたって言われてる人がいましたけど、
それぐらいですかね。
近藤淳也
おすすめですか?
丹羽薫
ものすごいおすすめです。ゴールした会場がですね、ゴール会場がビクトリアヒューゴ公園って言って、もう超街中にあるんですよ。グルノーブルの。
で、そこにすごい大きい芝生の公園があって、そこにいろんなブースが出てたり、バーもあって、なんか食べ物売ってるところとかもあるし。
なんかハンバーガーが食べれるっていう噂が聞いたんですけど。
なんかゴールのところにタッチパネルが置いてあって、で、そこでビオバーガーって向こうにあって、無添加みたいな体にいいハンバーガーみたいなののお店が向こうにあるんですけど、
それが協賛してて、そのタッチパネルでだいたい15ユーロまでがゴールした選手にはもらえるんですよ。
で、セットでね、このバーガーとポテトとドリンクみたいなのを選んで、で、オーダーすると、5分後ぐらいに持ってきてくれるんですよ、ゴール地点に。
だからそれも食べたし、なんかその後も結構芝生の上で友達と寝転がってゴロゴロしながら、友達とかビール飲みながら、みんなが帰ってくるのを見ながら、なかなか動き出せないみたいな、その雰囲気がむちゃくちゃ良くて。
近藤淳也
良さそうですね。そういう大会なんですね。
丹羽薫
帰ってくるときも、その山降りてくるときに、最後の山降りてくる途中にバス治癒要塞ってあって、観光地にもなってるんですけど、昔の要塞があって、放題みたいなのがあったりとかするんですけど、そっから降りてくると、もう超街なんですよ。
その街のど真ん中を走って通り抜けて、一般の人たちがブラボーブラボーみたいな感じで、なんかすごい面白いロケーションのレースだなみたいな感じで、ゴールしてそこでしばらくうだうだしながらして、宿に帰ってシャワーとか浴びて、1回寝て、翌日表彰式なんですけど、まだ走ってる選手いっぱいいるんですよ。
で、表彰式まで会場でバーとかもあるから、なんか飲み物飲んだりとかしながら、帰ってくる選手応援したりとかして、そこでなんか食べたり、お土産買ったりとかしながら。
で、すごい周りが街なんで、ジェラート買いに行ったりとか、いろいろ楽しめる、あんなに街も楽しめる本格的な山岳レースって初めてでした。
近藤淳也
なるほど。やっぱシャモニーとかと全然街の規模が違うってことですね。
丹羽薫
全然街の規模が違う。あと、英語喋れる人がむちゃくちゃ多い。学園都市らしくて、英語喋れる人がむちゃくちゃ多くて、犬連れて、夜とかね、タッカーって1日8時間ぐらい走った後も、夜もお散歩行きたいって言うんですよ。
だから、いつもご飯食べて寝る前に、もう1回夜、川べりをお散歩行くんですよ。で、そしたらね、犬連れてる人同士って、日本もそうだけど、結構喋りかけるんですよ。
で、すごいフランス語で何人にも話しかけられて、やっぱ珍しい研修だから、これ何ていう研修とか聞いてくる人が多くて、でも私はもうフランス語喋れないんだけど、勉強中だけど喋れないんで、何回もジュネパリパフランセって言って、フランス語喋れませんっていうのだけすごい流暢に言えるようになって。
喋れてるやんって。
そしたら、みんなすぐ英語で喋ってくれるんですよ。
近藤淳也
あー、そうなんですね。じゃあ結構喋れる人が多い。
丹羽薫
そう、もう90%ぐらいの人が英語で喋ってくれて、なんで、すごい快適に過ごせたし、お買い物とかもできたし、あんななんか年型の、でもコースはエグいみたいなレースって初めてでしたね。
近藤淳也
あー、すごいメリハリですね、それは。なるほどね。
わかりました。じゃあ、まあ興味ある方はね、ぜひね。
丹羽薫
すごいおすすめです。なんか事前にショッピングとかも楽しめるし、なんで、ほんと観光も兼ねてって行くのはいいところかなと思います。
近藤淳也
なるほど。これスイスピークスとレイクビア行けるかな?
丹羽薫
時間的に難しいですから。
近藤淳也
いや、僕は全然大丈夫ですけど、かおりさん大丈夫ですか?
丹羽薫
大丈夫です。
近藤淳也
行きましょうか、次。で、スイスピークスですけど、これは9月の頭。
丹羽薫
そうですね、9月3日だったかな?スタート。
でしたよね。
あ、5日?3日スタートかな。
近藤淳也
で、こちらは360キロ。
丹羽薫
そうですね、360キロですね。
近藤淳也
ね、まただいぶ長いですけど。
丹羽薫
そうですね。一回でも、まあ、市街地を440キロやってますけども、あれはレースじゃないんで、やっぱレースかレースじゃないかってかなり大きな違いなんですよね。
レースになると人と競う要素が出てくるじゃないですか。いくらこれは自分との戦いだからって言い聞かしても、絶対周りの人に影響されてるんですよ。
近藤淳也
まあね、それはライバルというか順位っていうのがあれば気になりますよね。
丹羽薫
そうなんですよ。だから、やっぱレースかレースじゃないかっていうのはすごく大きな違いがあって、レースとしての最長距離はトルデジアンなんですよ。
トルデジアンってまあ330って書いてますけど、実際には350キロあって、だけど高低差、あの累積標高は高昇よりもないんですよね、実際は。だから2万何本ぐらい?2万5千ぐらいだったかな、トータルで。
でも、今回のスイスピークスは距離が360キロ、トルデジアンよりもちょっと長くて、で、累積標高も2万8千ぐらいかな。
近藤淳也
じゃあレースとしては最長っていうチャレンジだったんですね。
丹羽薫
で、トップのゴールタイムもやっぱトルデジアンよりは遅いし、あとコースがトルデジアンは林道が多いんですよ。
なんだけど、スイスピークスは本当に登山道メインで、走れる箇所がすごい少ないベースなんで、時間もだいぶトルデジアンよりかかるだろうなと思って走りました。
近藤淳也
なるほどね、今回は103時間。
103時間ってちょっと、4日と少し、丸4日と少しですね。
丹羽薫
そうですね。
近藤淳也
で、女子3位っていうことですけど、どうでした?
丹羽薫
いや、もうきついレースでしたよ。
なんかその360キロをワイペースで走れば、たぶん楽しいと思うんですよ。
でも女子がまた今年強すぎて、男子も女子も今年早かったんです。どっちもコースレコードだったんですけど、女子がとてつもなく強くてですね。
で、総合でも何位だったかな。結構男子の中でも上位に入ってたんですよ。
5位とか6位とかかな。
近藤淳也
すごいですね。
丹羽薫
4位かな。で、言ったらずっとトップ争いしながら360キロ走らなきゃいけないっていう辛さがあって。
で、特にスイスピークス、後半に知ったんですけど、表彰台に登れるのは3人だけなんですよ。3人までなんですよ。
だから4位とか5位じゃダメなんですよ。
女子3位の成績
近藤淳也
え、後からっていうのは?走ってる時に?
丹羽薫
うーんとね、なんかどれくらいだろうな。走ってる時は知らなかった。表彰式まで知らなかった。
だけど、なんかやっぱ4位、自分の気持ちの中でも4位、5位と3位までと大きな差があったから、絶対3位までに入りたいって途中で思ってて。
良かったですね。
そうなんですよ。ギリギリなんとか入れて。
近藤淳也
へー。
丹羽薫
でも、1位の女子は圧倒的に強くて、影も形も見えなかったんだけど、2位、3位、4位がずっと近くでお互い牽制してたみたいな感じで、それがやっぱ辛かったですね。
寝たいくても全然気が休まなくて寝れなくて。で、寝ようとするんだけど、まあ10分ぐらいでも勝手に目が覚めて。
だから103時間の間、トータル3時間しか寝てない。
近藤淳也
3時間。なんかあの、幻覚幻聴いっぱい見ました。
丹羽薫
あ、そうですね。
近藤淳也
Facebookに比べてましたけど。
そうですね。
まあ、そりゃ103時間で3時間ってね、ほとんど寝てないですもんね。
丹羽薫
そうですね。なんかやっぱり、100マイルレースぐらいだとあんまり幻覚とか私見ない方なんですけど、ハードロックぐらいかな。幻覚見たぐらいかな。
だけど、今回はすごいいろいろと、まず幻聴が聞こえだして、なんかみんながわーって応援してくれてる声とか聞こえたりとか。
あと途中、男子の、このレースってソロで走るのもあれば、デュオって言って2人で走るのもあるんですよ。
で、途中そのデュオのトップの男子と一緒に結構なって、引っ張ってもらったりとかしてたんですけど、最後は向こうのペースが落ちてきたんで、すいません、先行きますって言って。
近藤淳也
男子のデュオトップより前だったんですか?
丹羽薫
で、行かしてもらったんですけど、その人たちの後をね、ついて走ってる時にね、なんか急に、あ、この人お財布落としたと思って、拾ったら石だったっていう。
近藤淳也
それはなんか。
丹羽薫
思った、思った。
近藤淳也
拾うまでやったんですね。
そう。
丹羽薫
財布が落ちた。
過眼で拾って、うんで、あ、って思った。拾った瞬間に石だって気づいて。
近藤淳也
それはなんか願望?
丹羽薫
いや、なんで財布が良かったのかわかんないです。ほんと頭がバグって、バグりまくって。
近藤淳也
でもそのレース中にね、なんかおいしいご飯とかやったらわかるけど、お金ですか?みたいな。
丹羽薫
そう。画面追いみたいな。
近藤淳也
そうですか。財布に拾うまでやったっていう。
そうそう。
それって明るい時間ですか?
丹羽薫
いや、もう夜、夜ですね。
近藤淳也
あ、夜。あ、まあ夜です。
そうですね。
面白いですね、それは。
寝不足と幻覚体験
丹羽薫
そうですね。
あとはなんか幻覚、幻聴っていうよりは、もう単純に頭がバグってて、眠くて。
で、なんだろう、途中で立ったまま寝てることはしょっちゅうでしたし。
パッて目覚めたら、後ろ向いて寝てたりとか、コース、順行方向じゃなくて逆方向向いて立って寝てたりとか。
近藤淳也
立って?
丹羽薫
うん。でも後からログ見たらぐるぐる回ってるところがあるんですよ。
えー。
やっぱり。
何してたのか自分の記憶ない。
近藤淳也
覚えてないですか?え?
すごい。
そう。
あ、そうですか。
うん。
これはだから、まあ日付で言ったら5日間ぐらいずっと歩いてるわけですよね。
うんうんうん。
なんか体調的には一定ですか?さっきUT4Mだと2回ぐらい波がありましたけど。
丹羽薫
そうですね。あのね、UT4Mのおかげもあって、やっぱUT4Mで失敗してよかったなと思うのが、
初心に戻ったの。
近藤淳也
なるほど。
丹羽薫
私はすごい人じゃないから、あの調子に乗んなよって自分で思って。
厳しいレースの体験
丹羽薫
で、またあんなしんどい思いして、後半しんどい思いして、ボロボロになって、しかも前に追いつかないとかなって。
しかも360キロあるから、そっからさらに180キロまた走らなきゃいけないってなったら、もう絶対ゴールできないから、
ほんと慎重に行かなきゃいけないって自分にまた言い聞かせて。
近藤淳也
確かに崩れちゃうとその先がだいぶ長いですもんね。
丹羽薫
そうなんですよ。だから100マイル走っても、まだこれからスタートぐらいの元気さで行かなきゃいけないって思ってたんですけど、
あの、やっぱり360キロなのにみんな突っ込んでいくんですよ。
近藤淳也
そうなんですか。
丹羽薫
そう。で、え、嘘でしょと思って。私のペース遅い?って思う。
近藤淳也
もうなんかお祭りみたいな感じなんですかね。
一回とりあえずダッシュしてみるみたいな。
丹羽薫
そうそう。100マイルレースぐらいのノリでみんなワーって行って。
で、初めそのペースにちょっと流されて行ってたんですけど、
まあ、いやいやいやいやいや、これまずいまずいと思って。
で、まあペース落としながら、タイムチャートどおり行こうって思いながら、
割と冷静にレース展開やったんですけど、
でもね、やっぱ調子も良くて、その前相当走り込んでたんで、
まあ調子も良くて、まあちょっとずつね、やっぱタイム早めでずっと行ってたんですけど、
あの、まあでも、途中何日目かな、2日目ぐらいまでは割と元気だったんですけど、
3日目、記憶が一切ない。
今回も動画撮ってるんですよ。
で、レイクビアが忙しくてまだ編集できてなくて、
あの、アップしてないんですけど、あの、5日間のね、動画を撮ってるんですよ。
で、今回は、まあペースもちょっとゆっくりめだから、
UT4Mの時よりかなり撮れ高がある、いっぱい撮ってるんですけど、
なんかその、撮ってる最中に自分で一応ね、
あの、今日は何月何日何日目の朝ですとか、何日目の夜ですとか言うんだけど、
4日目に撮影してるやつ見てたら、なんか、えっと、今日は、えっと何日目かな、3日目の朝ですとか言って、
いや、4日目?とか言って、あれ?3日目は私何してたっけ?っていうような、
3日目の記憶が全然ないんですよ。
近藤淳也
それでも、あの、若林さんも言ってませんでした?
丹羽薫
うん。あ、言ってた。2日目、3日目ぐらいの記憶がないとか言ってた。
近藤淳也
なんかあの、え、え、え、5日目、え、今日何日目って言って、3日目って言って、
5日目なのに3日目って言ってたじゃないですか。
丹羽薫
そうそうそうそう。
言ってましたけど。
そうなんですよ。やっぱ寝てないとね、頭がおかしくなっちゃうみたいにね。
近藤淳也
で、本当に記憶がないんですか?
眠気との戦い
丹羽薫
そう、記憶はないんです。
近藤淳也
いいのか悪いのか。
丹羽薫
そうなんですよ。
で、まあ、なんか、だから、すごいしんどかったんだと思うんですね。
で、眠くて、やっぱ眠くて、で、あと、記憶があるところではやっぱ眠気が全然覚めなくて、
で、しかも私、江戸で寝れないんですよ。江戸でも1回寝ようとしたんですけど、
まあ、それトルデジアンの時もそうで、全然江戸で寝れなくて、
で、もうそれが分かってたから、今回は初めから江戸で寝ないっていう方針で言ってたんですよ。
で、でも1回、なんかその、なんかのタイミングでちょっと江戸で寝てみようかなみたいなんで横になったんだけど、
やっぱりダメで、もうそっから諦めて、もう完全に江戸で寝なかったんですよ。
で、あの、もうクラッシュするまで行って、山の中でもう眠くてしょうがないってなったら、
いい場所探して寝るっていうのを繰り返して。
なんか山の中で10分、15分とか、まあ最大でも多分30分とか寝るぐらいを何回も繰り返すみたいな感じで進んでたんですけど、
すっごい気持ちよく寝れましたね。
近藤淳也
じゃあ、その作戦うまくいった?
丹羽薫
そうですね、うまくいったと思います。
近藤淳也
寒くはないんですか?
丹羽薫
いや、意外、まあ寒くないとこ探すんですけど、こうちょっと窪ちになってて風さえ切れてみたいな、
もう眠くなってきたらどこで寝るかっていうのを自分の寝床を探しながら進む。
近藤淳也
もうなんか動物ですね。
丹羽薫
そうそうそう。
近藤淳也
へえ。
丹羽薫
そうですね、だからそんな寒くは、だいたい標高がそんな高くないところで寝るようにはしてたんで、
寒くはなかったですけど、1回だけ山の山頂で寝てて。
近藤淳也
それは寒いでしょ。
丹羽薫
それでもね、シェル来てたらあんまり寒く感じなかったですよね。
ああそうですか。
でもそのデュオの男子の2人を置いてった後で、そのデュオの男子の2人寝てる間に追いつかれて、山頂でね、なんか気配を感じて起きたときにちょうどそのデュオの2人が来て、
ねえ何してんだとか言って。
思いますよね。
いや寝てる、めっちゃ眠くて寝てるとか言って。
へえ。
言ったらなんか死ぬぞとか言われて。
近藤淳也
確かに。でもそういうちょっと寝れるパターン見つけるって良かったですね。
丹羽薫
そうですね。
近藤淳也
なるほど山で寝れば良かったんだみたいな。
丹羽薫
そうですね。
近藤淳也
だいぶ獣みたいになってきてますよ。犬みたいな。
丹羽薫
そうですね。だからまあ結構、体調、足とか体調とかは割とずっと持ってた感じで、足裏が痛かったりとか途中ちょっと靴が足がむくんできて、履いてる靴が合わなくて、合わないというかパンパンになっちゃって痛みを感じだして、
で、ちょっと大きめ、普段だったらちょっと緩めの靴に履き替えたんですよ。で、普段まずサラモンのパルサーSGっていうのを履いてて、もうパルサーSGがすごい合ってるんですけど、すごいピッチリした靴なんですよ。
なので足がむくんできたら、パルサーSGでは足が痛くなっちゃって、で、ジェネシスっていう靴でちょっと幅広のゆったりめの靴に履き替えたら、そっからはあんまトラブルなくいけましたけど、そういう足の痛みとかちょっと途中あったけど、筋肉自体は割とずっと大丈夫でした。
近藤淳也
いやでもその360キロってすごい長いのに、逆に足は大丈夫ってすごいですね。
丹羽薫
そうですね。カツサプっていうサプリがあるんですけど、カツサプは私はすごく合うんで、飲んでると結構筋肉大丈夫なんですけど、それでも無茶なレース、変に心拍数上げたりとかそういうレースしたらやっぱ筋肉は持たないんですけども、今回ペースもそんなに無茶なペースでプッシュしたりとかはしなかったと思うんで、
やっぱね、人についていくと、長いレースだから人についていかないとすごいだれる区間が結構あって、特に眠気が来たりとかしたら、ほんとペースダダ落ちになっちゃうし、だからあえて男子のデュオの選手とかについていったりとか、他にもついていけそうなペースの人にはついていったりとか、いろんな人を使わせてもらいましたけども。
そういうなんか、自分のペース、完全に自分のペースとは言えないペースで走ってる区間もあるけども、まぁでもオーバーペースになりすぎずには走れたかなぁとは思いますけど、ただやっぱりもう360キロ走ったら300キロ走ったぐらいかなぁ、もう足がね悲鳴を上げてきて、登りはいいんですけど、下りがすごい痛くて、なんか足裏が痛い。
そうなんですか。
着地の。で、すごく痛いんですけど、なんだろう、どこが痛いのかよくわからないみたいな。全身痛いみたいな。
最後の追い込み
丹羽薫
市街地の時もね、足裏が痛いって言ってましたけど、やっぱそっちに来るんですね。
もう足裏が特に豆ができてるとか、皮がむけてるとかじゃないんですけど、やっぱり中でこうちょっとずつ擦れてるんでしょうね。それがなんか低温やけどみたいな感じ。
なんかレース終わってから見たらもうすごいあの母子球のあたりとか角質みたいな、なんか固くなってカチカチになってるんですよね。で、ちょっと茶色っぽくなってて、なんかかかとの辺とかもちょっと茶色っぽくなってて、これなんかちょっとやけどっぽい感じだなぁみたいな。
そういう感じなんですね。
うん。それがなんか先週ぐらいから大量に脱皮しだして。
近藤淳也
取れるんやそれ。
丹羽薫
そう、皮がボロボロむけだして、だから傷が治りだしたみたいな感じ。だから要するに傷なんだと思うんですけど、なんかそんな感じで、特になんか豆ができてるとかじゃないんだけど、その全体がこう擦れたみたいな感じ。
で、結構足のクリームとかもまんべんなく塗ってたんですけど、それでもやっぱ多少はそういう状態になって、で、あとはそのすれの痛みは、まあそういうクリームとか塗ればある程度こう忘れられるんですけど、
でも途中すごい岩の上をねポンポンポンポン行かなきゃいけないようなコースとか手使わなきゃいけないようなところとかも結構あって、もうそういうところとか本当に、しかも下り基調でとか岩の上をこう走り降りるっていうことをやれば、
まあ割と早く行けるんだけど、もうそういうとこは全然走れなくなっちゃってて、やたら時間かかったりとかっていうのはありましたね。だから後半は思想した時のタイム、思想も普通に思想したんじゃ全然その360キロの練習にならないと思って、重い荷物を持って思想してたんですよ、負荷をかけて。
で、スピードじゃなくて、重い荷物持って走ったらわかると思うんですけど、重い荷物持った時って全然ペース上がらないし、足も上がらないしみたいな状況をわざと作って、その中でペースをすごく落としすぎずに行けるかとか、重い荷物持ってる状態で体のバランス取れるかとか、そういう感じの練習をしてたんですけども、
そのタイムプラスさらに2時間、寝る時間も含めてね。見て、だいたいこのセクションがシスの時に2時間かかったから、じゃあここは4時間っていう感じでタイム設定してたんですよ。
でも、ほんとそれでちょうどいいぐらい。だから、もう2時間も普通で考えたら、こここんなに時間かかるはずないだろうっていうぐらい、やっぱ後半時間がかかっていくみたいな感じになってて、それはたぶん眠気と体の疲労度となんですけど、
それが最後、途中、私ずっと5番手ぐらいかな、走ってて、前の2人かわして3番手になって、でも後ろに他の女の選手がいて、結構向こうもすごい眠気にやられてたけど、眠気ってどこで寝て復活するかわかんないから怖いじゃないですか。
で、こっちも寝てないわけだし、だからどっちが我慢比べみたいな実態になって、いつ抜かれるかは全然わかんないし、360キロのレースとかになると1時間2時間ぐらい寝るか寝ないかで簡単にひっくり返るんですよね。
だから、初めは何十分とかしか差が出なくて、それがだんだん差が開いていって、マックスでたぶん2時間差かもっと差が開いたのかな。で、ちょっと油断してたら、今度自分がやっぱりペースが落ちてきて、向こうもペース上がってきたりとかして、最後1時間半差ぐらいまで迫られたんですよ。
で、うわ、やばいと思って、しかも自分ももうちょっと足が終わってるみたいな感じで、これもう下り動くに走れないんだけど、どうしようみたいな状態で行ったんですけど、最後の11キロかな、どんなコースか思想してたんでわかってるし。
長いよなと思って、これちょっとレイクビアのゴールが湖なんですよ。レマンコにずっと走って降りるんですけど、レイクビアの都に降りる感じだなと思いながら。長いし、でもなんかそれよりはもうちょっとがれてなくて走れるんですけど。
だから、タッカーがずっと私がレースの間、サポートのさっちゃんが見てくれてたから、運動不足なんですよね。散歩をよくにしてないから、さっちゃんも忙しいし、サポートで。だから、タッカーの散歩でも朝してやるかと思って。で、タッカー最後のエイドから一緒に走ったんですよ、ラスト11キロ。
近藤淳也
そうなんですか。それは心強いですね。
丹羽薫
そう。で、タッカーはもうすごいお喜びで、バーって爆走して帰ってきて、爆走して帰ってきてやってて。
それ見てたら、なんか楽しくなって、痛い痛いって言うより、なんか面白いなって思って、タッカー元気だなみたいな感じで。早く来い早く来いって言うから、だからもうなんとかプッシュして。
で、最後の下りも、すごいゆっくりだけど、とりあえずそれなりに走って、で、なんとか逃げ切ったみたいな。
蓋を開けたら、結局2時間ぐらいは下がったのかな。
近藤淳也
じゃあ、もう一回開けたってことですね。1時間半あれば、そもそもね、結構あるなって感じはしますけど、それだけ下れなかったっていうことなんですね。
丹羽薫
そうですね。そうそうそうそう。
近藤淳也
でもそういえば、犬の兵装って全然。
丹羽薫
なんか大会によっては犬の兵装禁止って書いてある。
あ、わざわざ書いてるの?
近藤淳也
あるんですよ。
じゃあ、やろうとする人がいるってこと?
丹羽薫
多分、UT4Mとか書いてあったような気がするな。
そうなんですか。
スイスフィックスは書いてなかったから、で、英語出るときも一応聞いたけど、あ、ノープロブレムって言ってたから。
近藤淳也
いや、普通、まあやろうと思わないですってか。やれる人はなかなかいないんでね。
丹羽薫
そうですね。360キロあるとなかなかね。
近藤淳也
へえ、そうか。その方法があったかっていうね。
そう。
ペーサーいなくても、タッカー登場って。
そうですね。そうですね。
なるほど。あとなんか、あの、イーノさんに電話したって聞いたんですけど。
丹羽薫
あ、そうです。なんか、その音声ファイルをまた近藤さんたちが、いぶきステーションのポッドキャスト特別編を私のために作ってくれて。
やりました。
それがすごい面白かったし、なんかいろんな人の話が出てきて、ゲストがいっぱい出てきてね、すごい面白かったんですけど、そのゲストの一人、イーノさんが出てきて、
で、あの、なんだっけ、出会い系アプリ始めましたみたいな言い出して、気になるだろうとか言って、このことが聞きたかったら電話してこいとか言って。
言ってましたね。
言ってたから、気になると思って、すぐポッドキャスト止めて、で、イーノさんに電話したんですよ。
近藤淳也
あ、その場で?
うん。
言ってるその場で再生止めて、いきなり電話したんですか?ベース中に。
丹羽薫
で、だからそれ聞いてるっていうことは眠かったときなんですよね。すごい眠くて、もう眠いからちょっと音声ファイルでも聞いて目覚まそうと思って。
で、あの、イーノさんに電話して、たまたまそこが電波の、電波通じないとこ多いんですけど山深いから、電波の通じるところで、しかもイーノさんのちょうど夜8時ぐらい、アメリカのちょうど夜8時ぐらい。
ちょうど走り終わって、ちょっとゆっくりする。
走り終わって、くつろいでるときで。
おーすごい。
すごいベストタイミングで、で、出てくれて。
で、もうなんか、お、どうしたとか言って、いやもう眠くて眠くてみたいな。
いやトップむちゃくちゃ早いんだよとか言って。
でもイーノさんも見てくれてて、あのいぶき、あ、いぶきじゃないや、あのトラッキングサイトをね。
トラッキングね。
で、いや早いねとか言って、で、でも、あの、まあ他はいけ、いけそうだからみたいな感じですごいなんか励ましてくれて。
うん。
うん。
うん。で、なんかそれでまたちょっと目が覚めて、前に進んだみたいな。
近藤淳也
そうなんですね。
うん。
本当にかけたんですね。
うん。
丹羽薫
で、ちなみにマッチングアプリの話聞けたんですか。
マッチングアプリの話もちょっと聞きました。
あ、そうですか。
近藤淳也
はい。
まあ言えない話もあるかもしれないですけど、目、目は覚めました。
丹羽薫
あ、目が覚めましたおかげで。
あーそうですか。
はい。
近藤淳也
いやーなかなか面白かったですね。
そうですね。
まあね、井野さんも今北米大陸ずっと走られていて、ちょうどバンクーバーにね、いらっしゃったときにいぶきステーション撮らせてもらって、で、その後にちょっとかおりさんへのメッセージっていうことでね、別枠で撮らせてもらったのを入れて送ったんですけど。
そうなんですね。
はい、まさかの井野さんだったんじゃないですか。
丹羽薫
そう、すごいびっくりしたし、やっぱ井野さんね、スイスピークスその前の年に走ってるから、よくわかってるんですよね。
うん。
すごい心強かったですね。コメントとかに説得力がすごいあるからね。
近藤淳也
自分優勝してますからね。
そうなんですよ。
丹羽薫
井野さんもね。
いやー私もね、優勝は女子がね、すごいトップの女子がむちゃくちゃ早かったから、言ったら男子入れても4位ぐらいでしょ。
それはやっぱ私の能力値的にちょっと無理かなっていう気はするんですけど、でもね、前の2位の女子は一時結構ね詰めたんですよ。
10分差ぐらいまで詰めたんですよ。
でね、もう向こう死んだなって思っちゃって。
で、これはいつか捕まえられるだろうと思ったら、やっぱりねトップ選手強くて復活したんですよね。
で、そっから結局何時間か離されちゃって。
なんで、なんか2位ぐらいは頑張れば狙えたのかなとか、もうちょっとうまくやってればいけたのかなとか、やっぱもうちょっと寝ればよかったかなとか思いましたね。
途中眠くて、すごいもう止まってた時間とか、なんか無駄な時間があったんで、その眠くて寝たらいいんですけど、眠いのに進もうとしてるから、変なとこぐるぐるしてたりとか、そういう無駄な時間があったんで。
なるほどね。
その辺がちょっと悪かったかなと思いますね。
近藤淳也
なんか100マイルと違って、やっぱりこの300キロ越えとかになってくると、睡眠のその戦略というか、そういうのも結構難しそうですね。
丹羽薫
そうですね。そこが結構大きなファクターになってくるかなと思いますね。
でも2位の選手は私よりもっと寝てなかったですね。
そうですか。
だからすごい強靭だなと思いました。
近藤淳也
まあでも今年結局表彰台ずっと続いてる。
丹羽薫
4つとも表彰台に登れて、1個目のオーストラリアは優勝できて、2個目のウェールズが4位で、でUT4Mが2位で、で最後のスイスピークスが3位っていう形でしたね。
輝かしい戦績だと思いますけどね。
あんまりなんかそうですね、嬉しかったですよ。全部表彰台に乗れたっていうのはすごい嬉しかったですけど、
あんまりなんていうのかな、うまく言葉で説明できないんですけど、終わったらすぐ終わっちゃうんですよ私。
終わった、もうレースが過ぎたらずっと言う人いるじゃないですか、いや私あのレースでないんだってみたいな、
それがなんだろうちょっと時間が経過すると自分がやったことじゃないような気持ちになるんですよね。
レース後の気持ち
丹羽薫
なんか赤の他人がやったことみたいな気持ちになって、自分がすごい達成したすごいことみたいな気持ちが一切なくなるんですよ。
だからそうやってすごいですよねみたいに言われても、ああそうなんかなみたいな。
その表彰台に乗った時はすごい嬉しかったんだけど、ちょっと時間経つとなんか。
近藤淳也
僕たちの方が余韻に浸ってるんじゃないですか。すごいな今年も全部表彰台でとか思って嬉しいですからね。
丹羽薫
やっぱなんか次のことをすぐ考えちゃうんですよね。来年はどのレースに出ようとか。
来年ももう年なんで、来年も自分はこのパフォーマンスを維持できるだろうかとか、いつまでこの表彰台に乗れるんだろうかとか、やっぱそっちの心配の方が多くなってきて。
近藤淳也
なるほど。そんな中で日本に戻ってレイクビアでしたけど。
丹羽薫
そうですねもうこうなるのはわかってたんで、帰ってきたら鬼のように働かなきゃいけないっていうのはわかってたんで、帰りたくねーなーみたいな。
しかも日本帰っても暑いしなーみたいな。
暑かった、9月暑かったですからね。
近藤淳也
そうですね向こうはもうその7月のグルノブルはすごい暑かった。でその後スイスに移動して、スイスに行ったらすっごい寒くなったんですよ。
丹羽薫
もう冬みたいに寒くなって、暖房つけなきゃ寒いぐらい寒くなっちゃって。
しかも標高高いところに滞在してたんで、タッカーとかもグルノブルにいるときむっちゃくちゃ毛が抜けてたのに、スイスに移動したとたんパタッと毛が抜けなくなって、あ、冬が来たみたいになって。
でしばらく快適にしそうとかしたんだけど、レースのね2週間前ぐらいからまた暑くなってちょっと、でも知れてますよ暑くなって快適に走れるぐらいなんですけど、でまぁちょっと暑くなってきて、で日本に帰ってくるじゃないですか、暑っと思って。
近藤淳也
また湿度もねー。
そう、なにこのジメジメ止まってるだけで汗が流れるみたいな。
今年ひどかったですよ。
丹羽薫
やっぱひどかったですね。
近藤淳也
いつもより全然ひどかったです。35度以上の日が2ヶ月ぐらい続いてるみたいなイメージです。そんなのなかったじゃないですか今まで。
そうなんですよね。
だからまぁ大変でしたけどね。
丹羽薫
タッカーもまた日本に帰ってきたら毛が抜けだして。
忙しいな。
いまだにむちゃくちゃ毛が抜けてるんですよ。これから冬が来ようかというのに。
そうそうだからなかなか帰りたくないなーっていう気持ちの中、いやでも現実に向き合わなきゃいけないと思って。
帰ってきて、すごく事務的な仕事で先にやらなきゃいけないことを済まして、でももう時差ボケもあるから超つらいんですよ。
眠いし、変な時間眠くなるし、仕事しなきゃいけないし、やりながら走行してたらコース整備とかマーキングとか。
整備は今回整備班が結構やってくれてたんですけど、だから事務仕事の方に結構専念できたんですけど、マーキングは私がやっぱ平日授業になるんで体が結局やらなきゃいけなくて、
でマーキングやりに行くんだけど、もうその頃には体ももう完全に回復してるんですけど、ほんと久しぶりに山行ったなーみたいな感じで、それまでほんとレース後からマーキングしだすまでほとんど山行ってなかったんじゃないかな。
ちょっと整備で行ったりはしたけど。
近藤淳也
じゃあずっと準備かかりきりっていう感じですかね。
丹羽薫
そうですね。いまだにだからあんまり走れてないし。
だから、ただ今年は第3回目で、第1回目からずっと関わってくれてる仲間がたくさんいて、みんなもやることがだいたいわかってきてるので、結構安心して仕事を分担して任せれたっていうのは多くて大きくて。
妹がいるんですけど、会場で見た人もたくさんいる、似た人がいるなと思った人もいると思うんですけども、結構手伝ってくれて、私がその今まで去年までやってたことを結構引き継いでくれてやってくれたりとか。
なので、私はどうしてもね、共産会社とのやり取りとかは自分でやらなきゃいけなかったり、トレイルに関するところ、ここの通行許可を取るとか、そういうのは自分がやらなきゃいけなかったりとかしたんですけど、事務的なことを引き継いでくれたりとかするし、
特に選手のメール対応とか質問とかの自分のわかるところは全部やってくれたりとかして、あれだけで結構1日終わったりするんですよ。だから、そういうのやってくれたのもすごい助かったし、その代わり今年から外国人選手を受け入れてたんで、
外国語対応、英語対応をするっていうので、それのいろいろ全部のコンテンツを英語で用意しなきゃいけないっていうのがあって、それに結構今年は追われたかなっていう感じはありましたけど、でも、私がやってる仕事を人に振っていって、新しい仕事を私がやるっていうので、うまく回せたんじゃないかなとは思います。
外国人選手の参加
近藤淳也
8カ国、12選手ですかね。外国人選手がいましたけど、この方々はきっかけとしては全員招待でもないんですよね。
丹羽薫
全然。招待選手はサロモンチャイナの女子1人だけで、あとはみんな何かしらで見つけてチャレンジしたいっていうので。
近藤淳也
大会側から発信している英語の情報とかを見て、自発的に申し込んでくれた。
丹羽薫
あとはハードロックのクオリファーやレースになってるんで、そのハードロックのリストから見つけてっていうのですね。
近藤淳也
なるほど。自発的にエントリーして、8カ国から来てくれたってことですよね。すごいですよね。
丹羽薫
そうですね。よく見つけたなと思って。しかも全然情報、日本の情報ってあんまりないと思うんですよ、海外で。
そんなところにチャレンジする、そのチャレンジ精神がすごいなと思って。
近藤淳也
僕、もうちょっと何人か、かおりさんが声かけたのかと思ってました。
丹羽薫
じゃあないですね。
近藤淳也
違うんですか。どう思ってたんやろう。聞いてみてどうだったんですかね。
丹羽薫
結構、メキシコから来られてたユアンさんは、メキシコでサロモンのアンバサダーされてて、インフルエンサーなんですけど、
SNSの投稿とかも結構しっかりされてて、それ読んでて、もうやっぱり、違うカルチャーを感じるところからアドベンチャー始まるみたいな、書いてて。
まず日本に来た時の投稿とかは、書いてある標識とかも全部日本語だし、英語喋れる人が少ないし、かなり苦戦してるみたいな投稿とかもあったけど、そういうのも楽しんだみたいな感じでした。
近藤淳也
それもアドベンチャーだっていう。なるほどね。乗り換え苦労しましたみたいな感じがしましたね。
丹羽薫
そうですね。みんなそれ言ってましたね。
近藤淳也
そんな中、305人が出走して248人。
丹羽薫
乾燥率81%っていうことですけど。びっくりの乾燥率ですね。
近藤淳也
あのコースで乾燥率81%って。
丹羽薫
これみんな勘違いするんじゃないかなと思って、何も知らない人が、このレース乾燥しやすいのかなって。
近藤淳也
そうなっちゃいますよね、81%って。
これは天候ですかね。
丹羽薫
いろんな要素があると思うんですけども、まず一つは天候は大きなファクターの一つだと思うんですけども、それ以外にもこのレースって誰でも出れるわけじゃなくて、ある一定の基準を課してて、その基準を満たしてないとエントリーそもそもできないんですよ。
でも基準を満たしてなくてもエントリーしてくる人が毎年何人かいるんですよ。
そういう人たちは先行でまず奮い落としてて、この人は基準を満たしてないから落として落としてみたいな感じで、まずはピュアに先行を満たしてる人をピックアップして、その時点でそれなりのレベルの人たちなんですよね。
そっからさらに抽選っていうのをやるんですけども、このレース、優先エントリーっていうのがあって、優先エントリーっていうのは去年完走してる人が抽選なしに参加できますっていうやつなんですね。
で、その人たちは言ったら2回3回走ってる人たちがいるんですよ。第1回目から走ってる人もいれば、2回目出て3回目の人もいるし、1回目出て3回目の人もいるし。なので、今年優先エントリーした人が75人くらいいたのかな、80人。
そんなにいるんですか。
そうそう。なので、その人たちは完走する確率がむちゃくちゃ高いんですよ。
近藤淳也
そりゃそうですよね。
丹羽薫
なので、そういう人たちが全体の何パーセントかを占めてるっていうので、完走率は毎年高くなっていくのは理論上ある。
で、あとは、やっぱりエイドのおもてなしに力を入れてて、私が海外レースとかに行ったときに、エイドで受けるホスピタリティっていうのがすごくいいなと思って、
そういうレース、日本ってちょっとね、厳しめの大会多いじゃないですか。選手に触ってはいけないとか。
近藤淳也
手伝っちゃダメですよ、みたいなのとかね。
丹羽薫
そうそう。だから、もっとみんなで楽しめる大会にしたいと思って、スタッフの人もやりがいもって、選手と一緒になって楽しめる大会にしたいと思ってたんで。
あと、やっぱり選手が走ってほしい。ゴールまで走ってほしい。振り落とすんじゃなくて、ゴールまで走ってほしいっていう気持ちがやっぱ強いので、
じゃあどうやったら選手がハードなコースをなるべくゴールまで行けるのかって考えると、
エイドでサポートのない選手もスタッフに水入れてもらったりとか、座ってる間にいろいろやってもらったりとかできて、
美味しいご飯が食べれて、一般ランナーの人ってジェルとかずっと食べ続けられないっていうのをずっと聞くんで、
なので、そういうおにぎりだとか、親子丼カレーとかいろいろ用意してるんですけど、そういうのを食べながら、なんとか休み休みゴールを目指してもらおうっていうコンセプトでやってるので、
それも感想率を上げる要因じゃないかなとは思ってますね。
近藤淳也
僕も世野公園に寄ってカレーをもらいましたけど、普通に美味しいカレーでしたよね。
丹羽薫
そうなんですよ。材料とかも全然ケチってないし、よくああいうのってシャボシャボの具が入ってないみたいなカレー。
近藤淳也
ルート置いただけみたいなんじゃなくて、本当に具がちゃんと入ってて、美味しいカレーで。
丹羽薫
お肉もふんだんに入れてるし。
かおりさんおかわりしてましたよね。
おかわりしました。めっちゃお腹減ってたんでおかわりしましたね。
他でも各所から親子丼美味しかったみたいな人が、卵のせいスープ丼はすごい好評で、
江戸の人たちはレシピを選手から何回何にも聞かれてるらしいですけどね。
近藤淳也
確かにあんま食べたことないメニューですもんね。
丹羽薫
そうなんですよ。でも私は残念ながらカレー以外食べれなかったんで。
近藤淳也
一緒です。
丹羽薫
来年はもうちょっと食べたいなみたいな。
近藤淳也
そうですね。めぐって。
トップ選手によるレースの盛り上がり
丹羽薫
江戸のもんもスタッフの人はみんな食べていいっていうことにしてるんですよ。
スタッフの人も食べながら楽しんでもらいたいし、
言ったらスナックとかだけじゃなくて、そういう親子丼とかカレーとかも食べてもらって、
選手と一緒に江戸をやってハードだったなぁじゃなくて、楽しかったなぁで終わって、また来年も帰ってきてもらいたいなっていう感じですね。
近藤淳也
なんかね、かおりさんが率先して食べてくれるんで、みんなも食べやすかったですよ。
食べていいんだなっていう。ちゃんとブリーフィングでも言ってましたし。
丹羽薫
そうですね。
近藤淳也
で、そんな中、中谷さんが2連覇大会新記録っていうこと25時間っていう結構すごいタイムと。
丹羽薫
そうですね。いやもう運営側をてんてこまえさせてくれましたね。
近藤淳也
びっくりしましたね、あのタイムは。2時間ぐらい早かったですもんね。
丹羽薫
早かったですね。
一応運営側も両手くんが早くなるっていうのは想定してたんですけど、他にも強い選手いっぱい出てたんで、その辺がバトルすることによって全体的なそのトップ集団のタイムが早くなるっていうのは予想してたんですよ。
でも1時間から1時間半ぐらいかなっていうふうに思ってたんですけど、2時間早くなってほんと慌てましたね。
近藤淳也
いやちょっと25時間で帰ってくる。だから9時にスタートして10時過ぎでしたからね。10時ってまだ昨日の朝スタートしてまだ1日経ったぐらいみたいな感じで。
丹羽薫
そうなんですよ。
近藤淳也
えーって感じしたけど。
丹羽薫
ほんとね朝辛かったですね。なんか夜私もずっとその寝ずにいろいろ回ってて、でゴール地点に着いたのがもう夜中の12時回ってたんかな。
でそっからゴール地点いろいろチェックしたりとかして、でよし明日朝早く起きて準備しなきゃいけないから寝るぞって思うんだけどやっぱ無線入ったりとかいろんなところでいろんな問題が起きてこうやりとりするじゃないですか。
全然2時ぐらいまで寝れなくて、で結局何時3時4時ぐらいにやっと寝れて、でも次の日8時からもうみんな集まって設営だったけど自分の気持ち的には心配だから7時ぐらいから始めたいぐらいな気持ちだったんですよ。
でもとりあえず6時に起きて、で顔洗ったりいろいろして、でやろうかなと思って、いやーやべーもう2、3時間しかねーなーみたいな感じで、で寝るんですけど、で起きたらもう眠くて眠くてまだ設営とかちょっと無理じゃねーみたいな。
みんなゆっくり来ないかなとか思って、でもねみんなが来た時に自分寝てましたとか最悪だから、なんかとりあえずもう眠いの。
近藤淳也
いや別にいいと思いますけどね、かわしさんずっと働いてるんだから寝ててもいいと思いますけど。
丹羽薫
でもとりあえずね、なんか顔洗ってとかして、で準備して、で準備する前に起きてすぐに見たんですよ、息吹をね。そしたらりょうたくんがうーっちゃ早いからやっばーと思って。
近藤淳也
わかりますわかります。
今後のレースの展望
丹羽薫
これもう来るじゃんと思って。
近藤淳也
モドロギー超えてるやんみたいになってましたよね。
丹羽薫
で、すぐ酔いせなあかんみたいになって、シャワーも浴びずにそのまますぐ準備始めてみたいな。大変でしたね。
近藤淳也
いやーなかなかやっぱりね、中谷さんはレイクビアで人から向けていくみたいな。
丹羽薫
そうですね、いつもいいパフォーマンスしてくれてますね。
近藤淳也
かっこいいですけどね。
丹羽薫
もうコースも合ってるんですかね。
近藤淳也
なるほどね。そして向井さんも3連覇。
丹羽薫
3連覇すごいですね。本当に連覇するってすごいプレッシャーはあるし、毎回レースってうまくいくわけじゃないからすごく難しいと思うんですよ。
今回は特にサラモン中国のチャイナの選手とか、彼女すごい強いんですよ。今回ちょっとトルデジャンの後だったから疲れてがあったのかもしれないですけど、
それでもやっぱそのトップ選手相手、世界のトップ選手相手に言ったら冷静にレースできるっていうのはすごいことだなと思いましたね。
近藤淳也
なんかね、ずっと優勝は当たり前ぐらいの感じでね、安定感がありますけど、なかなかすごいですね、向井さんもね。
丹羽薫
ですね、本当に。
今後有力選手が来るかもみたいな話も表彰式でありましたけど。
そうですね、今年も結構いろんな人に声かけてて、世界のトップ選手にこんなの聞くのはただやからと思ってガンガン聞いてるんですよ。
近藤淳也
香織さんが知ってるトップ選手の方に出ないかって言ってるってことですか。
丹羽薫
そう、そう。そしたらね、トップ選手だから、メールとか無視する人ももちろんいるんですけど、たくさん来るから気づいてないだけかもしれないですけど、
でも理事に返事をしてくれたトップ選手が4,5人はいて、その人たちははっきりね、いつ行くとかっていうのはないけど、
いつか出たいと思うっていうのは言ってくれてて、来年都合がつけば出たいって言ってくれてる人もいて、
まずシャオフュージャー選手は来年出るって言ってくれてるらしくて、これキミノちゃん情報なんですけど。
で、あと彼女が出るっていうことは、もう一人の男子のトップ選手もいつもなんかペアで動いてるから、たぶん出ると思うんですけど。
近藤淳也
今年フジで2人で優勝した2人ですね。
丹羽薫
そうですそうです。で、あとですね、パウカペルがですね、返事をくれまして、パウカペルはすごい面白そうなレースだって言って出てみたいけど、
今年はもう予定が入ってるから、また来年以降でって言って、だから招待し続けるよって言って。
近藤淳也
すごいですね。
丹羽薫
あとコートニーはチームメイトなんで、コートニーも今年はもう予定が入ってるからって言って、でも出たいなって言ってくれてて。
だからもうまた来年も誘うねって言って。
近藤淳也
なんか僕は中谷さんは日本のパウカペルってイメージなんですよ。
丹羽薫
確かに、筋肉の付け方とかね。
なんか走り方とか、ちょっとバーって行く感じとか。
確かに確かにね。
なんか2人で対決してほしいですね。
その2人の対決とか見てみたいですけどね。
でもやっぱり言ったらね、なかなか海外のトップ選手が日本で本当にバチバチやるっていうのを、
間近で見る機会ってないと思うので、そういうのが見れる場になったらいいなと思うし、
このコースのタフさは海外の選手も結構びっくりするタフさなんですね。
ウェンフェイ選手って今年チャイナから、サロモンチャイナから招待してたウェンフェイ選手を、いろんな世界のハードなレース好きで走ってるんですよ。
でもゴールして言った言葉がトルデジアンよりハードだったって言ってました。
言ってましたね。よく話してきました。
だからそういうちょっと外国人のトップ選手にも、うわ、日本にこんなエグいコースあるの?みたいなのを体験してほしいし、
日本のおもてなしっていうのも楽しんでほしいなと思いますね。
激しさとホスピタリティっていうか、対象っていうかね、温かい部分と激しい部分みたいな両方入ってるってことですよね。
近藤淳也
かおりさん今回の大会で印象的だったこととか他にありますか?
丹羽薫
まあトラブルの方がいっぱい記憶にあって、肝を冷やしたっていうのがいっぱいありますけど、
まあなんかエイドステーションのブレーカーが落ちる事件とかですね。
近藤淳也
ご飯が炊けなくなって。
丹羽薫
ご飯が炊けない、どうしようみたいなのもあったけど、
一番印象に残ってるのは、もちろんトップ選手が素晴らしい走りをしてゴールに来てくれてるのもなんですけど、
去年リタイアした選手が何名かもちろんいるんですけど、
このレースリベンジエントリーワークっていうのを設けて、これは多分他のレースでは見たことないんで珍しいと思うんですけど、
リベンジエントリーワークって何かっていうと、去年はエントリー資格があったんだけど、
言ったらそれを完走できなかったために今年はエントリー資格がないっていう人が多分何人かいるんですよね、そういう人って。
で、私はレースを走るために、ポイントを維持するために何個もレースに出なきゃいけないとか、そういうのあんまり好きじゃない。
近藤淳也
消化レースっていうかね、ポイントのためのエントリーみたいなね。
丹羽薫
なので、言ったら参加資格は、例えば2018年から2023年、今現在エントリー開始までの間に100マイルレース1本走っていることとかになって、
でも自分は2017年しか100マイル走ってないんです。
でもね、そういう人でもオーバーナイトの経験があって、しかも前年度、例えば世の公園とかまで行ってたらもうオーバーナイトすでにしてるし、
で、あの鈴鹿山脈を安全に越えれるっていうことはもう走っても問題ないんですよ。
だからそういう問題ない人は出させてあげたいなと思って、それでリベンジエントリーワークっていうのを設けたんですけど、
なのでリベンジエントリーワークでエントリーしてくれた人たちが、何人か全員ではないですけど、完走できてたんですね。
その時のすっごい達成感のキラキラした顔と、もうほんとそれを見てて、やっぱりリベンジエントリーさせてあげてよかったなと思って。
そうですよね。
それはすごく嬉しかったですね。
近藤淳也
それはなんかね、やっぱ1年越しの願いっていうか。
丹羽薫
そうですね。
近藤淳也
きっと努力もされてきたんだと思いますけど。
そういうのもまた思いの量が詰まっている分嬉しいですよね。
丹羽薫
そうですね。よく完走してくれたみたいな。
近藤淳也
ちなみに抽選の倍率は今回どれぐらいだったんですか。
丹羽薫
多分500人ぐらいエントリーがあって、300、本当は定員300名って知ってたんですけど、だいたいあれって1割ぐらい出走までに減るじゃないですか。
だから330人通したんですよ。
だからどんなもんですかね。
近藤淳也
1.5倍ぐらいですかね。
丹羽薫
そうですね。
近藤淳也
でもそれもう今3分の2しか通れないんだ。
丹羽薫
そうですね。
近藤淳也
これ増えてくるんじゃないですか。
丹羽薫
そうかもしれないです。将来的にはハードロック100みたいになったらいいなと思うんですけど、ハードロック100も言ったら何倍ぐらい、今あれ3倍とかですかね。
近藤淳也
でしょうね。あっちは150人ですしね。もっとじゃないですか。わかんないですけど。
丹羽薫
かもしれない。だから150人の枠に対して毎年多分3000人近くエントリーがあるんですよね。
近藤淳也
じゃあ20倍じゃないですか。
丹羽薫
そうか、20倍か。
近藤淳也
すごい。
丹羽薫
そうそうそうそう。
近藤淳也
じゃあそこまでいかないですけど、でも2倍とかはいくかもですよね。
そうですね。
丹羽薫
店員を増やせればいいんですけど、みんな走らせてあげたいのはあげたいんですけど、店員を増やしちゃうとおもてなしが行き届かないとか、選手一人一人の満足度がやっぱり下がっちゃうんじゃないかなと思って。
それだったら商業的な大きいレースになるよりも、私はもともとこういうレースやりたいと思ったのは、ああいうハードロック100みたいなレースやりたいなと思ってたんで、そういう方に自分は舵を取っていきたいなと思って。
人数をどんどん増やしていくよりも、今のクオリティを維持していいレースだなってみんなに思ってもらえるようにしたいなと思ってますね。
近藤淳也
なるほど。優先枠みたいなのがあるのは前年に完走している。
丹羽薫
そう優先エントリーできます。
近藤淳也
あと上位は。
丹羽薫
そうですね、上位男女トップ5は正体です。
近藤淳也
正体ですね。それ以外は特にないんでしたっけ。
丹羽薫
エリートエントリーがあって、一応ホームページにUTMBインデックス何ポイント以上の人は2段階あって、ちょっとポイントを覚えてないですけど、かなり高いポイントですね。
男子だったら900ぐらいかな、850とかかなり高いポイント以上の人は旅費も宿泊費も出しますよっていう正体で、エリートエントリーで。
近藤淳也
それよりもうちょっとポイント低いやつは参加費だけ免除しますよっていう。
男子が840以上で女子が720以上が交通費も支給で、その下が男子780以上で女子660以上。
丹羽薫
われこそはと思う人はぜひ大会側にメールをくれれば名前とUTMBとかに登録してる名前ですね、ローマ字表記の名前と自分のインデックスを書いて送ってくれればこちらで確認して間違いないなと思ったら招待できるんで。
近藤淳也
ボランティアをやると何かとかっていうのはあるんですか?
丹羽薫
そうですね、ボランティア、さっきも言ったように抽選の確率が当選確率がだんだん悪くなってくると思うんで、ボランティアをしてくれる人にはその抽選券を1枚プレゼントみたいな感じで当選確率が2倍になったりするっていう。
あとは今年エントリーしてくれたけど落ちちゃった人、抽選で落ちちゃった人もチケット2枚になって当選確率が2倍になる。
近藤淳也
さらに悪くなる。その管理ってどうやってやってるんですか?
丹羽薫
アナログ。
シート作って名前を。
うちの旦那っていうマシーンがですね。
じゃあそこでこの人は手伝ってくれたからみたいなことをつけてくるっていう。
そうなんですね。ちょっと気になってますよ。どうやって管理してるんだろう。
何かいい管理方法あったら教えてください。
でもこの規模だと案外それが一番いいかもしれないですけどね。
あと今回、いぶきステーションの実況っていうのをやりまして。
近藤淳也
大成功だったと思います。面白かった。
もともと香里さんの応援録音みたいなのをいつもやってたんで、眠い時とかに聞いてもらうっていうのは結構いい。
丹羽薫
毎回香里さんもさっきの早めに使っちゃったんでって楽しみにしちゃって。
近藤淳也
そんなに活かしてもらえるんだったら音声で皆さんにも眠気覚ましに使ってもらえるんじゃないかみたいなのがもともとあったんですけど。
他の大会じゃなかなか事例のないことなんで、果たしてどれくらい聞かれるかとか全く未知だったんですけど。
丹羽薫
結果的には一番再生されたのが3400、1エピソードで。
近藤淳也
最初の有力選手インタビュー、向井さんとかが出てくれてるやつが3400再生とか。
そうですね、2000再生以上のやつがいくつかあるぐらいになってて。
丹羽薫
すごいですよね。だって言ったら参加者300人とかで、ボランティア入れても500人とかじゃないですか。
あとの2500人は応援してくれてる人とか、そういう全然関係ない人とかですよね。
それはすごいなと思いますね。
近藤淳也
かなり会場の音響とくっついて、イブキステーションブースみたいなの作ってやらせてもらって、あとはMCの岡田さんが大活躍。
丹羽薫
そうですね、やっぱり喋りが全然格が違いましたね。
近藤淳也
違いましたね。
丹羽薫
しかもね、走れるMCっていうことで途中で山に入って。
走りながらインタビューとかびっくりしました。
近藤淳也
びっくりしました。
丹羽薫
そこまでやってくれるんだと思って。
近藤淳也
僕もね、最初はそこまでやってくれると思ってなかったんですけど、行っちゃいます?みたいなノリだったんで。
じゃあ行っちゃいましょうみたいになって、急遽ね、1区間走ってもらって行ってもらいましたけど。
でも世野公園の手前のゆるい下りのロードは、ほんとインタビュー向きでしたね。
丹羽薫
なるほど、確かに確かに。
近藤淳也
鈴鹿を終えて下ってきたトップ3選手のインタビュー撮ってますけど、キロ4分半で走りながら。
割と結構ちゃんとしたインタビューが撮れてたので、あれは結構良かったんじゃないかな。
いいですね。
丹羽薫
そんなレース中の選手の生の声みたいな、トップの争いも聞けたっていうのは面白かったですけど。
また来年もやりましょう。
分かりました、ぜひ。
好評だったんで。
近藤淳也
本当ですか?なんか聞こえてます?声とか。
丹羽薫
そうですね、いろんなところから聞こえてますね。
そうですか。
面白かったって言われましたね。
近藤淳也
そうですか。
丹羽薫
新しい取り組みですよね、みたいな。
近藤淳也
割とね、いろいろレイクビアさんとっていうか、新しいことやらせてもらってて。
茨城も徹底活用して、途中で端末交換するとか、もう今やってるのはレイクビアだけですし、
今回みたいに音声で割と実況に近いものをどんどん配信するみたいなのも一緒にやらせてもらってますけど、
結構反響良くて。
丹羽薫
結構ね、それがいぶき100枚レース、今他の大会でも結構使ってもらってたりとかしてるんで、
近藤淳也
次はラジオ放送もあるかなみたいな。
丹羽薫
リクエスト来るんじゃないですか。
ポートキャストの実況、純実況配信をセットでやってくださいみたいな、来るんじゃないですか。
近藤淳也
言っていただいたら全然やりますし、
自分たちでもやってみようみたいな大会とかも出てくるかもしれないなって今回思いましたけど。
そういう取り組みもさせていただいてありがとうございました。
今後に向けてはレイクビアは抱負とかありますか。
レイクビアの改善と期待
丹羽薫
そうですね、いろいろやっぱり今年も改善しなきゃいけないなって思う点が炙り出されたので、
それを改善していって、より良い大会、精度の高い大会にしていかなきゃいけないなっていうのは思ってるんで、
そのあたりですね。
なるほど。
近藤淳也
海外選手、さらに有力選手来るかみたいな話もありますし。
丹羽薫
そうですね。あと今年想定外に乾燥者がいて、しかも体の大きい人の乾燥者がむちゃくちゃいて、
何の大きい?
体の大きい人。
体?
体が大きい人の乾燥者がいっぱいいて、
男子のLサイズの乾燥ジャケットが途中足りなくなった。
途中というか最後の7人ぐらい足りなくなったりとかあって、急遽発注してみたいになったんで、
来年はもうちょっと大きい人のサイズたくさん用意しとかなきゃいけないな。
近藤淳也
バックルも結構ギリギリでしたよね。
丹羽薫
バックルもラスト3つでしたね。
近藤淳也
結構ね、ヒヤッとしましたよね。
丹羽薫
だいたい75%ぐらいの乾燥率で考えてて、プラスアルファちょっとバッファみたいな感じでオーダーしてたんですけど、
だいぶギリギリでした。
近藤淳也
ゴール地点で焦りながら2人で数えてましたからね。
丹羽薫
あと何個あと何個みたいな。
ギリギリ足りてる。
そうなんですよ。だからもう来年以降はもっと乾燥率が上がっても対応できるようにオーダーしなきゃダメだなと思いました。
はっきり言ってね、250個頼もうか300個頼もうかあんまり価格としては変わらないんで。
ただ私はゴミを作るのが嫌で、無駄にゴミを作るのが嫌で、それで250個でオーダーできるんだったら250個でオーダーしたらいいじゃんと思ってたんですけど、
こういうこともあるからやっぱりたくさんオーダーしとかなきゃいけないなと思いました。
近藤淳也
あげるはあげれないですからね。捨てるしかないですからね。
丹羽薫
そうなんですよ。
近藤淳也
物自体に価値のあるものですからね。
丹羽薫
そうなんですよ。だからもうあれまた捨てるのも結構大変なんで。
ネパールでのエベレスト135レース
近藤淳也
なるほどね。はいじゃあレイクビアンまた来年以降楽しみですけど、かおりさんの活動は来年以降とか。
丹羽薫
これがですね、まだ来年、忙しすぎて来年の計画が全然立てれてないんですけども、一つはネパールで開催される、中国が主催してるんだけどネパールのエベレストで開催される。
近藤淳也
エベレスト?
丹羽薫
はい。なんかエベレスト135かな?135マイル。
近藤淳也
レースなんですか?
丹羽薫
そう走るっていうレースが。
近藤淳也
走れるんですか?
丹羽薫
いやー、それもそのウェンフェイ選手出てたんですよ。第一回大会とかなんかに出てたんだけど、ルートはこんなテクニカルじゃないって言ってました。
そうなんですか?
ルートはテクニカルじゃないけど、ベースキャンプの辺とか通ったりするんですよ。
近藤淳也
じゃあ雪じゃない?
丹羽薫
雪があるところもある。だから結局標高に5千メートルまで上がるんですよ。
近藤淳也
5千?
丹羽薫
うん。
近藤淳也
それって高地巡路とかしてないとやばいんですよね。
丹羽薫
やばいですよね。
近藤淳也
さすがに。
丹羽薫
そうそう。だから、いや、そのだいぶアドベンチャーなレースだなと思って。
近藤淳也
しかも135マイル?
マイル。
100マイルより長いってこと?
丹羽薫さんのレース計画
丹羽薫
100マイルより長い。
えー。
だから、それが4月か5月に開催されるって言ってて、それが面白そうだなと思って。
それを声かけてくれたシャアさんっていう人が、レイクビアにも応援に来てくれてて。
話早くはっきりさせて、まだ全然ホームページとか見ても前のレースの情報で、来年のレースの情報に変わってないんで、早く細かいこと決めて教えてほしいっていうのは言っておいたんで。
早めにそれどうなるっていうのを教えてもらったら計画も立てやすいなみたいな感じで。
あとはハードロック100にエントリーしました。
あ、しました。
今絶賛ハードロック100エントリー中で、レイクビアが100に今年、あと去年もですね、去年と今年で完走した人はエントリー権があります。
今絶賛エントリー募集中なんで、皆さんも是非ダメ元で、本当に当たらないんで、当たったら考えるぐらいでいいと思いますね。
近藤淳也
君野さんもエントリーはタダなんでって言って押してましたからね。
丹羽薫
そうですね。これもハードロック100も落ちるとエントリーして、抽選外れるとチケット1枚付くんですよ。
だから毎年チケット1枚付いてきて、多分もう10年ぐらいチケット貯めてる人もいるんだけど、それでも当たらない人もいるんで。
本当当たったらラッキーと思って全てを投げ打って出るぐらいの感じで、とりあえずエントリーするのがいいんじゃないかなと思います。
近藤淳也
なるほど。じゃあ今年完走した人はとりあえずハードロックに。
丹羽薫
今年と去年も対象です。
去年完走した人も対象になります。
近藤淳也
なるほどなるほど。これクオリファイレースってのは誰でもなれるんですか?
丹羽薫
ハードロックは結構厳しいですね。
近藤淳也
ですよね。じゃあちゃんとやっぱりコースのプロフィールとか見て、それなりにハードだからっていうことなんですよね。
丹羽薫
あと運営が2年以上は運営しないためみたいな感じでしたね。
近藤淳也
なるほどね。分かりました。
じゃあ来年はネパール走ってるかもしれないと。
丹羽薫
そうですね。エブレストのあたり走ってるかもしれないですね。
分かりました。
あとはあれかな、今まで出たいなと思ってたのが、例えばモンテローザのレースとかも出たいなと思ってたし、
あとピカピカ?ピカピカかなんかいう、ピークピークっていう意味らしいんですけど、それもピレネのレースですね。
その辺とかも出たいなと思ってたし、あとインドネシアのレースですね。
インドネシアのレース、ランジャニカなんかも出てみたいなと思ってたし、その辺のレースをうまく組み合わせて出たいなと思ってますけどね。
近藤淳也
なるほど。なんか高い山のやつが多くないですか?
丹羽薫
そうですね。高い山がやっぱ好きなんかな。
好きなんですか?高ければ高いほどにみたいな感じですか?
景色がいいのが好きなのかな、多分。
近藤淳也
酸素が薄いのとかは全然平気な方ですか?強い方?
丹羽薫
富士山ぐらいだったら大丈夫ですけど、でもやっぱハードロック100の時はだいぶやられてたんで、
眠くなったりとか、これ鉱山病かなみたいなのはあったんで、そんな人よりすごく強いとかっていうわけでもないと思います。
近藤淳也
なるほど。でも線とかになるともう道すぎてよくわかんないですけどね。
丹羽薫
歩くしかないんじゃないですかね、線って。
近藤淳也
面白そうですね、それはどうなるのか。
丹羽薫
そうなんですよ。
今後のイベント情報
近藤淳也
なんか出れるといいですね。
丹羽薫
はい。
近藤淳也
分かりました。
じゃあ、いっぱい聞いてきましたけども。
丹羽薫
すみません、なかなかと。
近藤淳也
いやいやいや、面白かったんで、すごい面白かったです。
なんか言い残したこととかないですか?
丹羽薫
いや、もう多分思い残すことはないと思いますけど。
なんですかそれ。
いろいろ聞いていただいてありがとうございました。
近藤淳也
はい。じゃあ本当にね、今年の。
丹羽薫
あ、ありますあります。
今週末は、岡山のトレー、なんだっけ、レースなんですけど。
フォレスト。
フォレストレールなんですけど、来週末、これの放送ってそんなに早くはないか。
近藤淳也
いや、でも今週、来週ぐらいには出ると思います。
丹羽薫
来週末が東京で、さかいやスポーツさんでトークイベントでスイスピークスの話とか海外遠征の話するので、
より詳しい話を聞いてみたかったらそちらで、もっとあまりオンエアにできないような話ができるかなと思います。
あとはその翌日に蔡の国のコースの一部を使ってかな、ちょっと中上級者向けぐらいのトレールセッションをやって、
29日の日曜日になるのかな、日曜日が高尾でですね、ファンラン一緒に走って楽しくお話しようみたいな感じのちょっと緩いランを日曜日にやりますので、
でももうトークイベント以外は全部店員になっちゃった。
でもトークイベントは多分まだ空いてるんじゃないかなと思うんで、
よければぜひ現地で使ったギアとかも展示したりとかもしますし、
あとは今のペースでいけば動画の公開が、スイスピークスで撮影した動画の公開がイベントぐらいになるんじゃないかなと思うので、
ぜひ聞きに来てください。
ちょっと関東に行っていくつかイベントされるってことですよね。
近藤淳也
ぜひトークショーも暫席あるそうなんで、ご興味のある方は申し込んでみてください。
はい、じゃあ今日は新垣さんどうも長い時間。
丹羽薫
ありがとうございました。
ありがとうございます。また今後の活動も楽しみにしていますので。
近藤淳也
じゃあ今日はありがとうございます。
丹羽薫
ありがとうございました。
01:45:04

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