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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題ですが、今日は地球がどうやってできたのか、地球の大気だったり海水っていうのがどうやってできたのか、
そんな研究結果が出ていたので、こちら紹介していきたいと思っております。今回の話なんですけど、昨日は130億光年先の銀河の中に水が見つかったというお話をしたと思いますが、
今回はもう本当に地球、この地球がどうやってできて、この大気だったりとか水だったりとか、この部分が私たちにとって一番生きていく上で重要な部分ではないですか。
なので、そういったところがどうやってできたのかっていうようなお話を今回はしていければなと思っておりますので、ぜひ最新の研究結果と一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
ということで、毎日恒例の近況報告をさせていただこうと思いますが、今日で401話目というところで、昨日、ポッドキャストに対する思いだったりとか、そういうのを色々好き勝手話させていただいたんですが、いかがでしたでしょうか。
やっぱり400回超えるというか、400回まで続けられたっていうのは非常に嬉しいことだなと思って若干熱が入ったような気はしておりますが、これからも401回目からも変わらずに、そして皆さんのご意見を聞きながら、どんなチャンネルがいいのかなっていうのを模索しつつやっていこうかなと思っております。
昨日のお話で出た、ポッドキャストをどんどん拡散していきますよっていう話で、TikTokとかそういうショートムービーみたいなので、拡散力つけていこうと思ってるっていう話したと思うんですが、早速ですね、収録してきました。
これ実は久しぶりに夜中に収録していて、今日はちゃんと朝の段階で出てるかなと思うので、出勤で聞いてくださっている方は本当にようやくかというような感じになっていると思います。
今、夜の12時40分に収録してますが、これの前にTikTokだったりとかにあげられるようなショートムービーですね。これはポッドキャストを撮ってる風のショートムービー用の動画を1分半で作ったっていうような感じで、最終的にはポッドキャストを撮ってる風景をそのまま収録して、それを適当に切り張りしてやっていけたらなと思ってるんですけど、
一旦は、まずそういったショートムービーっていうところで拡散力をつけるっていうのが重要だと思うので、そこの需要に合わせたような長さの動画っていうのをどんどん作っておりました。
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明日編集して1本上げるっていうところが目標なので、そのあたりは若干期待しつつ、上がらなかったら忙しかったんだなと思っていただければぐらいでゆっくり待っていただけたら嬉しいです。
今、ポッドキャストを聞いてくださっている方は基本的に映像でちらっと宇宙の話をするだけなので、毎日のポッドキャストを聞いていただいたり、もうちょっと他のネタって思ったら、ちょっと昔まで遡ったら皆さんあんまり覚えてないエピソードとかもあると思うので、なんせ400本もありますから、ゆっくり聞いていただけたら嬉しいなと思っています。
ここでまたショートムービーからの流入ってこんないいんだよっていう話が見つかったら、また皆さんにご報告させていただこうかなと思っております。
ということで、今日は久しぶりに夜中に撮ってますと、席の具合もなかなかいいので、夜撮れてるっていう状況プラスで、ショートムービーの撮影もしてきたというところの状況でした。
ということで、早速今日の本題に入っていこうかなと思っています。
今日の本題は、私たちが住んでいるこの地球っていうのがどういうふうにできたのかっていうようなお話をしていこうと思っております。
というのも、私たちがこの地球上でしっかりと生活できている理由っていうのは、この豊富な水、海水とそれを包むように、そして私たちが呼吸して生活ができているこの大気、これが非常に重要になってくるんですね。
これについて、じゃあどういう環境で地球ができたのかっていうところまで遡って明らかにしてあげることで、この大気だったり海っていうのができた過程っていうのを明らかにしようっていう研究が出ていたんですね。
言ってしまえば、地球の、今太陽系ができて、地球ができてっていうところで、46億年前、47億年前っていうような、そんな時期の地球をシミュレーションして再現してあげようっていうのが今回の研究の方法になっていて、
じゃあそもそもどうやって地球ができたのかっていうところで、今まで一番有力な方法だったというか、こうやって地球できただろうっていうふうに思われてた方法の一つに小惑星、小さな惑星っていうのがぶつかりにぶつかって、いろんなのがガンガンガンガンってぶつかって一つの星を作ったっていうのが大きな流れになってるんですね。
で、そもそもこの地球を作るだったりとかっていうのの大前提で、その地球ができる、惑星ができる環境っていうのがどうやってできていたのかっていうと、これはこのポッドキャストでも何度か話している通り、
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中心のまず太陽ができて、その太陽を作るタイミングで、太陽っていうのは塵とかガスとかそういったのの集合体みたいなものなので、それを作ったときの余りの材料っていうのが周りにあるっていうような状況ですね。
で、その状況の中で、余ったものがだんだんくっついて、小惑星って呼ばれるようなもの。言ってしまえば小さな星の塊ですね。そういうのがたくさんできて、円盤みたいなのを作っていただろうっていうのが太陽ができてすぐの頃の情報だったりします。
で、この小惑星っていう言葉、なんとなく聞いたことあるかなっていう方も多いかなと思うんですが、この小惑星っていうのは、あのハヤブサだったりハヤブサ2が向かった星、あれを小惑星と呼んでました。
単純に太陽系の中で浮遊している、言ってしまえば小さな惑星ですね。岩の塊だったりっていうのを小惑星って呼んでたりします。で、これ本題にだんだん近づいてきているんですけど、じゃあ地球がどうやってできたのかっていうと、その太陽の周りに塵とかガスとかが残っていた。
で、そこで小惑星っていうのがだんだん形成されていって、その後の段階、そのできた小さな石の塊みたいなのがさらにお互い引き寄せ合ってというか、一箇所に集まってぶつかり合いながら一つの塊を作っていった。その結果っていうのが地球だというふうに考えられています。
ただ、今までの研究ではこの天体衝突によってどんどん地球が出てくるっていうところと、その計算結果と実際に今私たちが住んでいる地球の環境、乾燥だったり窒素だったり水だったりっていうところの量がいまいち計算上合わないっていうそんな研究結果がずっと出ていて、じゃあどうやって地球できたんだろうっていう課題感が残っていたらしいですね。
ただ今回この11月9日っていう本当にホットなタイミングで出た研究の計算結果によると、この天体同士が小惑星同士が衝突して一つの塊を作ったっていうところは今まで通り問題ないだろうと。
プラスして、じゃあそういう環境で中身どうなったのかっていうと、この小惑星っていうのがたくさん衝突したときに地球の表面はどうなっているのかっていうと、ぶつかったときの衝撃でどんどん熱を持っていったりしてエネルギーが熱に変わるみたいな。
そうするとマグマオーシャンと呼ばれるマグマの海ですよね。とにかくドロドロな表面になっていたというところが考えられます。
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そしてそのドロドロだったマグマっていうのが固まるタイミングで、今地球上にあるそれこそ炭素だったり窒素だったり水素だったりっていうのを抱え込みながら吸収しながら作られていった。
プラスしてそのタイミングで海もできたっていうふうに考えられるっていうのが今回の研究結果なんですね。
これ今までの研究結果と何が違うのかっていうと、今まではこのマグマオーシャンっていうマグマの海みたいなのがあるのは計算上わかっていたと。
しかしこのマグマオーシャンがドロドロの状態で基本的には星ができてきたってずっと考えてたけど、今回の研究結果ではいやもう固まってたんじゃないのみたいな。
その当時もう固まっちゃってて、その上で海だったり固まった域でできた大気だったりっていうのがあるんじゃないのかっていうところに目をつけて実際に研究を成功させたのが今回の研究事例になりました。
これはもちろん直接できたばっかりの地球を観測したわけではないので、あくまで現状を計算上わかる地球の歴史っていうところになってくるので、今後の追加の研究っていうところが非常に重要になってくると。
今回このお話を覚えていただいておいて、これがどこにつながるのかっていうと、先ほどお話に出したJAXAが打ち上げていたハヤブサⅡの持って帰ってきたサンプルとの比較ですね。
JAXAが打ち上げていたハヤブサⅡっていうのは小惑星リュウグウっていうところに行って、表面から物質を取ってきて、そのものをもうすでに地球に帰還させていると。
これが2020年の末とかなので、丸々1年前とか2年前とかですかね、に実際に結構ニュースになっていたのを覚えている方もいるかなと思いますが、それの研究結果に非常に近くなってくると。
近くなってくるっていうのは、比較される研究が出てくるだろうというふうに思われています。
どういうことかというと、そういう小惑星っていうのはさっき言ったみたいに太陽系ができてすぐのタイミングでできた物質なんですね、小惑星っていうのは。
今回はリュウグウとかっていうのはずっと浮遊してたわけですから、その当時の太陽系の情報っていうのを持っていると。
リュウグウの中にある物質っていうのをいろいろ調べてあげると、そこから当時の太陽系の状態っていうのがわかり、今回の研究結果をさらに照らし合わせることで、やっぱり地球っていうのは小惑星がぶつかりまくって。
なおかつマグマが固まってできたような、そんな星なんじゃないかっていうところの現象が実際の物質から明らかになるというところで、今後1年2年っていうところで新たな発展を遂げるであろう分野の研究を今回は紹介させていただきました。
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