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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。普段、国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けいたします、こちらのポッドキャスト。
本日はですね、天文学の研究のお話からちょっと話をずらしまして、新しくできた宇宙ベンチャー、エレベーションスペースという会社についてお話ししていきたいと思います。
こちら今日のね、Twitterとかプレスリリースとかって結構見ていたので、こちら紹介していきたいと思ったんですよ。
っていうのも、事業の内容がかなり面白くて、国際宇宙ステーションで今までやられていたような実験を実際にサービスとして提供していくような、そんなプラットフォームを提供していく宇宙ビジネスの会社になるということなんですね。
これまで例えばこの宇宙ステーションに野口宇宙飛行士が行った際にはですね、どんなミッションをするのかなんていうお話もさせていただいてたと思うんですけど、
それに通ずるものがあるので、ちょっとこれは見逃せないなと思って今日紹介しようと思いました。
ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の活動報告、緊急報告になりますが、今日も一日白紙論文の作業をしていたわけなんですけど、見事ですね、メンタルが崩壊いたしました。
というのもそんな重い話ではなくて、単純に脳みそのキャパオーバーと言いますか、頭が全く回らなくなってしまったと。
これは多分追い込みすぎたせいというのもあると思うんですけど、完全に自分の限界値を一瞬感じたというかですね。
なのでかなり焦ってはいたんですけど、一旦休憩を取るといったような形でこんな時間になってしまいました。
実は今夜中の2時になっていて、毎日更新と言いつつ、寝る前なので許してくださいといった感じになります。
更新が遅れてしまって大変申し訳ありませんでした。
でも頭が悪いなりにここまで頑張ってきたのでね、キャパオーバーになることは追い込みすぎだったというか予想できたことなので、
ここからまた切り替えて作業していけたらいいなと。
残り短い時間ですので、もちろんそれで審査がダメだったらその時はその時また考えるとして、
最後までやり切るみたいなところを大事にしていきたいと思いますので、ぜひ最後まで応援していただけると嬉しいです。
そんな感じで今日もなかなかしんどい日々を過ごしておりましたが、
キャパの限界を知ることができたという謎の満足感に満ち溢れております。
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そんな感じで夜中にポッドキャスト更新させていただいております。
ではですね、早速今日の本題に入っていきましょう。
今日の本題は新たにできた宇宙ベンチャー株式会社エレベーションスペースという会社のお話をしていきたいと思います。
こちらの会社ですね、本当に簡単に言うとこれまで宇宙ステーションでやられていた実験を実際の小型の衛星空間を使って行うことができるようになる、
そんなサービスを提供する会社になるそうです。
これの背景にあるのは宇宙ステーションというのは今のところ2024年までが一応運用予定になっていて、
もちろんそこから伸びたりすることもあるんだろうなと思うんですけど、
そうなってくると無重力空間で実験をするみたいなところっていうのが面倒くなってしまうと。
さらに宇宙ステーションの空間を使うっていうところで、
もし宇宙ステーションの中で実験がしたいってなった場合は、
最近は商業用のスペースもできたと聞きますが、
基本的にはオーディションみたいな感じでこんなことをやりたいと思っていますといったような感じで、
実施の提案を出し、すごい倍率の中勝ち抜いていくと。
それで何とか実験にこぎつけるみたいな。
しかもそれにはやっぱり国の事業の一部として参加するわけなので、
それの成功確率、フィージビリティとかいったりするんですけど、
いわゆる実現可能性ですね。
そういうのをすごく担保しなきゃいけなかったりするといった感じで、
結構印象ですけど固い研究が多いはずなんですよ。
そんなところをサービスとして提供して、
宇宙空間での実験の間口をどんどん広げてあげようっていうのが、
このエレベーションスペースの提供するサービスになりますね。
これって今スペースXがロケットを民間でどんどん打ち上げていくであったりとか、
あとは小型の衛星を普通の会社が、
今までは国単位とかそういうのでしか人工衛星をチャレンジできなかったのが、
1個の会社単位であったりとか1個の研究室単位で、
そういうのがバンバン打ち上げられる時代になってると。
その感じを見ると、時代の流れ的には必然なのかなと、
今回のエレベーションスペースが出すサービスですね。
宇宙空間での実験が今まで公的機関によって管理されていたものが、
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とうとう民間が管理していったりする時代にも突入していってるという感じになりますね。
続きこれ何ができるのかっていうと、
たぶん商業用のサービスとして宇宙空間での実験を提供するってことになるので、
今までほどの堅い研究だけじゃなくて、
何でもチャレンジングにお金を払って実験を行うことができる宇宙空間。
これ例えば今回の野口さんの、野口宇宙飛行士が国際宇宙ステーションでやるミッションの中の1つに、
ハーブを育てるみたいな、無重力空間でハーブを育てるみたいなのがあったりするんですけど、
そういうのも、例えば農業系の会社が自分たちの考えてる種であったりとか、
野菜とか新種の野菜みたいな種を宇宙空間で育て、そこでできた種子を地球に持って帰ったら、
これもう宇宙野菜として売り出せるじゃないですか。
もしかしたらそれに何億円かかかったとしても、ガッと回収できるようなブランディングを作れるとか、
そんな結構宇宙○○みたいな面白い企画がどんどん出てくるような、
明るい未来が待ってるプラットフォームなんじゃないかなと思っております。
何がすごいのかっていうところで言うと、
プレスリリースによるとサービスの特徴の一つとして、
高頻度の打ち上げが可能と。
宇宙ステーションで実験をやるときっていうのは半年に1回とか、
そういうなかなか機会に恵まれなかったんですけど、
毎月人工衛星を打ち上げたりすることができたりとかで、
単純に実験に取り組む回数が増えるから、宇宙空間の利用をどんどん広げていけると。
打ち上げまでの期間の短さがあるようで、
宇宙ステーションってやっぱり人がどうしても居住しているので、
安全性とかも大事だったりするんですけど、
今回のこのエレベーションスペースが提供するサービスは、
人工衛星の中で、人工衛星を別で上げて、
その中で宇宙ステーションでやられてたような実験っていうのを、
その中で行って、地球にそのサンプルを持って帰ってくるみたいなことになるので、
考えなきゃいけない規制とかが少なくて済むんですね。
そういった感じで、その分手間も省けて、
高頻度で実験をすることができると。
こういうことをいろいろチャレンジングにやっていくことができるとすれば、
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例えば医療系の実験とかも、
やっぱり無重力空間だったらうまくいくものもあったりなかったりとかであったりとか、
やっぱりどうしても地上だと、
当たり前のように考えてるけど、
基本的にものすべてには重力がかかるので、
そういう一つの情報を抜き取って、
よりシンプルな状態で物事を進められるなんていうこともあるので、
今回のこのエレベーションスペースができてですね、
宇宙開発、ないしは地球上でビジネスをする人たちの売り出し方の幅だったりとか、
そういうところも一気に広がるような感じがして、
すごいワクワクするプレスリリースでした。
Twitterとかでも代表取締役の方が発信してるのとか、
結構前から見ていたりしてたので、
ぜひ一発目の打ち上げだったり、
そういったところを非常に楽しみにしていきたいと思っております。
今後はですね、こうやって宇宙を切り開いていくベンチャー企業のお話とかも、
ガンガンしていきたいと思いますので、
ぜひお楽しみにください。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。