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2021-02-09 11:31

123. 宇宙の大花火「スーパーノヴァ」ってなに!?なハナシ

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始まりました、佐々木亮の宇宙話。普段、国の研究機関で、天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けいたします、こちらのポッドキャスト。
本日はですね、昨日のブラックホールの話に引き続き、超新星爆発とは何ぞやというお話をしていきたいと思います。
こちらの超新星爆発ってものも、これまでポッドキャストで何度かお話してきましたが、
その爆発が広がるスピードだとか、そんな話ばっかりさせていただいてたと思うんですね。
なので、今日はちょっともっと基礎的なお話だったりとか、私たちが実際に近くでそういう爆発が起きたときにどんなふうに見えるか、
なんていうお話をしていけたらいいなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
早速、本日の活動報告、緊急報告になりますと、
今日も相変わらず博士論文をずっとやっておりまして、博士論文の作業がですね、
今日は結構打ち合わせが過強だったかなと、2時間ぐらいやっておりました。
割とザラです、このぐらいやるのは。これは多分研究室に寄ったりするんだと思うんですけど、
自分の指導教授の方との打ち合わせはそのぐらいになることが比較的多いといった感じで、結構しっかりと指導してくれる先生なんですね。
そんな中で最近毎日打ち合わせさせてもらってて、ようやくまとめの作業に入っていけるかなと、
つまりケツが見えてきた感じというか、なので少し気が楽になってるっていうのはありますね。
というのも、もともとこの博士論文の審査、全部が1月の末に終わっている予定だったんですよ。
ただ、いろんな諸事情により審査期間が伸びて、1ヶ月ぐらい伸びちゃったんですね。
なので、本当は1月末に終わるつもりだった自分の体力は一度限界を迎えてですね、
今週それを巻き返してるといった感じなんですけど、
終わりが近づいてきたから、またちょっと頑張れるような気はしてるのもありつつ、
体力の限界との勝負といった感じですね。
もうこのポッドキャストでは、しんどい時はマジでしんどいというのをお伝えしていこうと思いますが、
でもこれを気合で乗り越えていく姿というかね、
なんとかこんなアホでも、検査値がゴミクズだったこんなアホでもですね、
03:00
白紙号を取得するまで気合い入れてやっていく姿が、
少しでも誰かの励みになればいいなぁなんて思って発信をしております。
なので、宇宙って遠く感じるかもしれませんが、そんなことはないと。
やろうと思えば結構近くに感じれることもありますし、
単純に宇宙好きって言うだけだったら、このポッドキャストで毎日宇宙を感じていただければいいかなと思いますので、
そんな感じで少しでもね、皆さんの何かの励みになれば、
このポッドキャストやっててよかったなと思える感じでございます。
とりあえず、あと2週間。
昨日もあと2週間って言ったな。
あと13日、頑張ってやっていきたいと思います。
きっと土日は変状でしょう。
木曜日も変状ですね。
頑張っていきます。
皆さんも頑張ってください。
それでは早速今日のお話ししていきたいと思います。
今日はですね、超新星爆発とは何ぞやというお話を、
基礎的な部分からお話しできたらなと思っております。
超新星爆発、皆さんどうですか。
ピンときますかね。
スーパーノヴァなんて呼ばれる現象なんですけど、
なんとなくすごそうな感じしますよね。
超新星爆発、一言で言ってしまえば爆発です。
どんな爆発かっていうと、
太陽みたいな星っていうのは、いわゆる光勢ですよね。
ああいうのは中心で水素を燃やして燃料として、
それをエネルギーとしているわけなんですよ。
そんな中でも太陽とかよりももっと10倍とか重い星っていうのが
自らの燃料を使い果たしたときに、
一生を終える大花火といった感じで大爆発を起こすんですね。
これが超新星爆発、スーパーノヴァです。
スーパーノヴァエクスプロージョンなんて言いますね。
これ結構大規模な爆発なので、どれぐらいかっていうと、
本当に爆発が起こって、爆発の破片っていうのが周りに飛び散っていくんですね。
その半径っていうのが50光年とか、そんな感じで広がっていったりするような
衝撃波を作ったりする、それだけ大規模な爆発なんですね。
もう花火とかとは桁違いの、
でも宇宙の中で言う大花火みたいなものですね。
近くで見れたら相当きれいなんだろうなと思いつつ、
そんな爆発には巻き込まれたくないですよね。
こういう爆発、地球の近くで起きたら結構やばいんじゃないかと
いったところがあると思いますが、そこはご安心くださいと。
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ただもし近くで爆発が起きたときに、
この爆発に巻き込まれることはないでしょうけど、
そうではなくて、爆発が起こったときに実は夜空を異常に照らすといったような、
特に生活には支障が出ないような事象が起こったりします。
ただ、やっぱり星が一生を終えて爆発するっていうぐらいの確率なので、
なかなか近くでは起こらないんですね。
比較的近い距離で過去発生した超新星爆発っていうと、
一番記録に残ってて有名なのはカニ星雲と呼ばれるものですね。
カニ星雲ってカニ座の中にある星雲なんですけど、
それがだいたい1054年とかに超新星爆発を起こしたと。
なんか今近所、すごい近くで起きたみたいな話してますけど、
地球からの距離っていうのは7000光年ぐらい離れてます。
超新星爆発が起こるにしては近い方だと。
7000光年は近いと思ってください。
結局その爆発が起きると、宇宙の中というか夜空の中で、
ダントツで一番明るくなります、その星の領域が。
本当に月、ずっと満月みたいな状態。むしろ満月より全然明るい。
なのでその爆発現象、夜空を照らすだけじゃなくて、
なんと昼間もその姿がずっと見えていたと言ったことがあるそうです。
それの見え具合っていうのが、金星ぐらい。
金星って夜空見上げて、すごい明るい星あるなと思ったら金星だったみたいなことって多分よくあるんですよ。
皆さんが多分思ってる、めちゃめちゃ明るく見える星、あれ多分金星です。
そのぐらい光ると。
それが昼間でも、そのぐらいの明るさが昼間でも見えたといった感じですね。
夜間は夜っていうのはもっと明るく見えますから、かなり夜空を照らし続けると。
夜に関しては2年間も見えたなんていう話もあるそうですね。
これ1054年に発生したと言われて、その時代の天文の研究なんてないんじゃないかと思われるかもしれませんが、
日本の中で藤原の沙田家さんっていう方が、明月記っていうもの、日記みたいなもんですよね。
それに夜空にそういう明るい星が発生したっていうのが書いてあったりとかですね。
あとはアメリカのインディアンによって書かれた壁画にもこれが残されていた。
なんていうお話もあったりするんですね。
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そんな感じで歴史的な書物であったりとか、歴史的なシナジアにそういう記載が残ってるっていうところで、
あと今観測したときに大体何年前に爆発を起こしただろうみたいなところとすり合わせて、
その時に爆発が起きて夜空にこんな星が見えてたなんていう予想が立てられたりするわけなんですね。
こんな感じで実は天文業界の中でも大きくではないですが、歴史上の書物からいろいろ昔の星の活動性だったりとか、
夜空の様子っていうのを読み解いて天文現象と結びつけるなんていう研究も行われていたりして、
結構面白い分野なので、今後もしかしたらそういう論文も紹介できたらいいななんて思っておりますね。
そんな感じで今日は超新星爆発っていうものを紹介させていただきました。
もし私たちが生きてる間に地球の近くの星で大爆発が起きてくれたら、夜も昼も綺麗に見える星があったりするのかななんてちょっと期待しております。
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早速いただいたコメントを紹介させていただきます。
Twitterネームあやなるさんからいただきました。
また面白いPodcastを見つけてしまった耳渋滞やばいというすごいシンプルで嬉しいコメントいただきました。
ありがとうございます。
Podcast好きな方って結構バリエーションが、聞くバリエーションがあってなかなかそこに入り込めなかったりするので、
ここに食い込んでいけてるのかななんていうのが少し嬉しいような感じがしております。
こんな感じでですね、皆さんからいただいたコメントガンガン紹介していきたいと思いますので、これからもぜひ皆さんつぶやいていただけると嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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