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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙科学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
早速今日の本題です。今日の本題は、宇宙ビジネスに関するお話ですね。
国際宇宙ステーションに代わる新たな実験施設を宇宙空間に実現させようとする、日本の宇宙ベンチャー、
ElevationSpace と呼ばれるところの会社が、新たに資金調達に成功したというところのお話をしていきたいと思っております。
でですね、今回のお話でお伝えしたいのは、最近、ロシア・ウクライナの戦争があって、ロシアっていうのは今まで
宇宙開発っていうのを世界規模で引っ張ってきた国の一つになってるんですが、そこがやっぱり不安定になってきてるっていう現状。
そして、それの影響化、国際宇宙ステーションの運用だったりっていうところの一部も危ぶまれているような状況だったりする。
そんな中で、民間から立ち上がっているこういった宇宙ベンチャーの働きっていうのは、今後の宇宙開発っていうところの大きなキーポイントになるんじゃないかなと個人的には思っていて、
そんな中で資金調達の明るいお話が入ってきているので、今回はですね、どういった会社なのか、
そしてどういう課題を持って、どういうところを解決しようとしているところなのかっていうところをざっくりとお話しできればなと思っております。
ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、毎日恒例の近況報告を先に挟ませていただこうかなと思うんですが、
昨日ですね、今日は3月9日、2022年3月9日ですが、昨日の夜にAppleの新製品の発表がありましたね。
僕的にはものすごくMacBook Airの新しいやつが出るんじゃないかと期待していたんですが、そうはならずちょっと残念だったなというようなところです。
そうですね、僕はずっと別にMac信者だったわけとかでもなくて、WindowsでもMacでもどっちでもいいかなという感じではあるんですけど、
こと天文の研究においてはMacを使っている人が多くて、理由は天文の業界で使う分析のソフトっていうのがMacの裏に入っている、
裏で動いているLinuxっていうOSみたいなのがあるんですけど、それがベースで作られているものが多いんですね。
なので、自然とその天文の業界、僕が言ったX線天文学っていうところに触れるってなった時には、
なんとなくMacであることが自然であるみたいなところでMacをずっと使っていたので馴染みがあるんですよ。
なので、今本業のデータサイエンスの方ではWindowsを使っているもののMacが出るってなると、
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個人用のパソコンもMacだし、なんとなく新しいパソコンを買おうかなと思っていた時期だったので、
出てくれたら嬉しかったなっていうところでした。
そんな感じでMacなの、Windowsなのみたいな話をそういえば最近、俺たちライブズマターでしていたなと思って、
サブカル的な目線で見るMacとWindowsみたいなところはめっちゃ面白かったんで、もし興味がある方は聞いてみていただけたらと。
そんな話を漁っておき、MacBook Air出て欲しかったし、
でもスマホはそろそろ3年ぐらい使ってるぐらいになるから、そろそろ買えようかなと思っていたりっていうような感じですね。
もしかして皆さんの中でも聞いていて買おうかなと思っている方いらっしゃると思うので、
もしですね、僕多分そんなすぐには買わないような気はするんで、新しいの使ってなんか良かったよーなんていう話があったら、
だったり買おうと思っているよーっていう話があればですね、ぜひお話聞かせていただけたら嬉しいです。
ということでですね、そんな感じでめちゃめちゃ雑談させてもらいましたけど、早速本題入っていきたいと思います。
今日の本題は宇宙ステーションに代わる宇宙空間での実験施設を作ろうというような日本の宇宙企業のお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するのはエレベーションスペースと呼ばれる、これまでにも何度か
ポッドキャストの中で話しているかなと思うんですが、簡単に言えば宇宙ステーションの代わりになる人工衛星を打ち上げてやろうというようなところを
計画していて、今実際に進んでいる宇宙ベンチャーになります。でですね、今現在そもそも
どういったところに宇宙空間に課題があるのかっていうところで言うと、まず国際宇宙ステーションの運用っていう面ですね。
冒頭にも話しましたが、戦争が起こっていて、今まで宇宙開発を世界中の中で牽引をしていた国の一つであるロシアっていうところが
経済制裁みたいなのを受けたりとか、なかなか厳しい状況になっているというところで国際宇宙ステーションの一定大きな
運用費だったりとか、大きな居住空間というのを持っているロシアが参加できない可能性っていうのは今後十分に考えられ得るという中で
どういう状況で運用されていくのか。そもそも国際宇宙ステーションがいつまで続くのかっていうところで言うと
2030年末っていうところをめどに今現状考えられているので、そんな中でじゃあ近いうちにどっちにしろ国際宇宙ステーションっていうのは
なくなってしまうことが濃厚であるっていうところ。ただし宇宙空間を利用するってなった時に、やっぱり例えば製薬とか
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薬とかですね、のにつながるようなタンパク質を結晶化させるような実験だったりっていうのは、やっぱり地上の重力っていうのがかかっていない状態で
結晶化させるっていうところに非常に有意義な結果っていうのを今まで散々出してきているので
そういった環境がなくなるのは非常にもったいない状況が予想されています。あとは国際宇宙ステーションってあくまで国際とは言いつつも参加している国の機関っていうところが使うものなので
一定利用できる国が限られていたりとか、人も住んでいたりするので安全性もかなり担保しなきゃいけないとか
結構いろんな課題があったわけですよ。実際にいくつもあるので、そうしたら民間でもっとフレキシブルにいろんなところが宇宙空間での実験をできるようにしようっていうところで世界中でこういった
宇宙ステーションを民間から作るっていう動きが出ているっていうのが宇宙ビジネスの中で一部厚くなっている分野になっています。
そんな中でちょうど今日ですね3月9日に発表されたプレスリリースの中で東北大学初の宇宙ベンチャー
エレベーションスペースが資金調達に成功したというような、そんなお話が入ってきてかなりワクワクしているという状況になっております。
やっぱりですね、皆さんこれを聞いていてすごく思う部分はいくつかあると思うんですけど、まず宇宙ビジネスってお金になるのか問題ってやっぱりあるじゃないですか。
でそうですね、これで言うとやっぱり今まだ実験段階、今回のこのエレベーションスペースっていうところも2021年に発足した会社でちょうど1年ちょっと経ったっていう状況なんですかね。
で、2030年にはこういった民間のが増えている中で、エレベーションスペースは2023年後半に実証実験の機会を打ち上げよう。
つまり大体1年半後とか2年弱ぐらい先のタイミングで打ち上げようとしているというところです。
そんな中で動いていて、ただやっぱ実証実験が終わって、じゃあ宇宙空間で実験したい人っていうところでお金を取ってサービスが動いていくってことになっていくので、
どうしても売り上げが立つタイミングっていうのはかなり先になってしまう。早くても数年後とかになってしまうっていうところなので、
一種こう宇宙ベンチャーへの出資、ないしはお金が集まってくるところって実現性が高いだったりとか、あとはこうやっぱり夢があるみたいなところ。
なので、何て言うでしょう、こう採算が取れるっていうところと面白そう、ロマンがあるみたいなところのこのバランスのところで成り立っている非常に難しい状況ではあるんですね。
ただ、そんな中で今回こうやって資金調達っていうのが入ってきたっていうところで言うと、やっぱお金を持っている人たちがここにお金を流したいというふうに思うようなそれだけ現実味のある
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実証実験というところが控えているんだろうなっていうところが想像できて非常に面白い状況だなと思っています。
他にもアメリカだったりとかもちろん他の国で民間の宇宙ステーションを作っていこうっていう風な動き出ているので、
その中で、じゃあ一体今後どういう実験ができる施設をうちだったら作れますよとかっていうのがきっと各社いろんな特色を出してくるんだと思うので、
そういったところの比較なんていうところもですね、ぜひ少しずつさせていただければなと思っております。
これからですね、やっぱ宇宙開発っていうところは民間の力がどんどん強くなってくるはずなので、
そういったところでですね、少しでも盛り上げられるようにこのポッドキャストでも細かく紹介していきたいと思います。
なのでですね、宇宙ビジネスだったり宇宙ベンチャーに関して気になることがある方は、ぜひTwitterで宇宙話とつけてつぶやいていただくなり、
僕のことメンションしていただくなりでご質問いただけたら取り上げさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー・サブスクライブよろしくお願いいたします。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。