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今回は、次世代火星ヘリコプターの開発がスタートしている、そんなお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するのは、東北大学で実施されるNASAが行う火星のヘリコプターの実験についてのお話がメインのお話になってきます。
今回紹介するのは、先日2021年とかに火星のヘリコプターが離陸することに成功した、火星の表面でヘリコプターが飛んだっていうニュースがあったと思います。
その時のヘリコプターの名前が、Ingenuityというようなところになってたんですが、そこでヘリコプターを飛ばせることがわかった。
じゃあそうしたら、そこから今度は火星の表面を好きに移動できるような、さらに改良したヘリコプターを飛ばしに行こうというところを今NASAが拡作しているんですね。
そんな中で火星の環境っていうのを再現することができる、そんな施設を東北大学が持っているというところで、NASAと東北大学の共同研究がスタートした。
そんなお話を今回は次期ミッションがどういうものなのか、そして火星のヘリコプターが一体どういう意味を持っているのか、そんなところからお話ししていきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
佐々木亮の宇宙話。
2022年6月20日始まりました佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに最新の宇宙トピックスをお届けしております。
ということで本日エピソード621話を迎えて、Twitterのスペースも相変わらず生放送でお送りしております。
ということでですね、もし気になる方はぜひTwitterの方をフォローしていただけると、夜中大体12時とかそのぐらいのタイミングで公開収録しているので、7時間ぐらいだけフライングで聞くことができるというような、あんまりお得かどうかわからない、そんな配信をしておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、今日はどんな話しようかなと思ってたんですけど、まず今皆さんのおかげでですね、ポッドキャストのランキングが日本国内78位となっております。
いつも聞いてくださって本当にありがとうございます。
僕の最終的なポッドキャストの目的、目標っていうところは、日本一位を取るっていうところになっているので、最近はSpotifyの独占配信に切り替わり、大体100位前後をふらふらしているような感じになっている、ちょっと100位を下回るかなっていうところになってたわけなんですけど、
昨日とか、ポッドキャストのコラボが公開されるとか、がいろいろ重なってきっと新しく聞きに来てくれた方が多かったんじゃないかなというところで、今日本ランキング78位まで上げさせていただいております。本当にいつも聞いてくださってありがとうございます。
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ここからね、こうやっていろんな方に聞いてもらって、宇宙の面白さっていうところを実感してもらった先で日本一位になれるっていうところを目指して頑張っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、まあそんな感じでランキングは上がってきて非常にモチベーションも高くなってきているなというところで、あとは今日皆さん見てた方いらっしゃるかなと思うんですが、僕は格闘技ですね。
タケルと那須川天心の試合を見てものすごく興奮して、そんな興奮のままちょっと時間が経ってしまい、夜中収録しているというような状況になっています。見た方にはきっとこの感動が伝わるんじゃないかなと思うので、もし見たよっていう方いたらですね、なんかコメント欄から見たよね、やばいよねっていう話をしてくれたらめちゃめちゃ嬉しいです。
ということでですね、じゃあ早速本題行きたいと思います。今日の本題は火星のヘリコプターが新たに開発され始めているというお話をしていきたいと思っております。
で、今回紹介するのは2021年に実際に火星の表面で飛行することに成功した火星ヘリコプターというものがあったの。皆さんご存知でしょうか。
こちらが名前インジニティと呼ばれるもので、火星でヘリコプターが初めて飛んだっていうところで、2021年とかっていうのは火星探査ものすごく注目されてた年だったんじゃないかなというふうに思ってます。
そんな中で、今実は火星の探査がガンガン進んでいる裏で、火星の次のヘリコプターっていうのも作ろうとしているというような状況になっています。
で、実際にこのヘリコプターの制作、主導しているのはNASAのAmes Research Centerっていうところでして、そこが今回新たにROME-Xこれ略称でロータークラフトオプティマイゼーション
for the Advancement of Mars Explorationというところの頭文字を取ってROME-Xというところで、新たな次の火星探査用のヘリコプターの開発というような感じですね。
このプロジェクトの中に東北大学が巻き込まれて開発をしていっているというところがプレスリリースとして出ていたので、こちら紹介していこうかなというところになっています。
で、そもそも火星の表面でヘリコプターを飛ばす理由が何なのかっていうお話、これは結構地球表面でドローンを飛ばすっていうところの発想に似ているんですけど、
火星を今までどうやって探査してきたかっていうと、大きく分けて2種類の方法で火星の表面を探査していた。
1つは火星の周りをぐるぐる回る火星周回衛星みたいなところから、いわゆる軌道上から火星の表面の例えば全体像を把握したりっていうような観測の方法。
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そしてもう1つは火星の表面にローバーみたいな車を走らせて、そういった探査機が地表の情報を取得してくるっていうような、地表についたものと宇宙空間から取るものみたいな2種類の方法で行われてきました。
ただ、これの中間地点、この上空からなるべく近いところ、そして好きなところを見れる移動手段、そして観測手段があれば、今まで欠落していた自由に見れるような情報っていうところが保管できるんじゃないか。
そんな目的を込めてヘリコプターの開発が進んでいるというふうに言われてます。
ただ、これただヘリコプター飛ばすだけだったら別にそこまで、そもそも地球でできてるじゃん。
だったら火星でもできるだろうっていう話になるかと思うんですが、これはやっぱり地球っていうところで開発されたものだと、宇宙空間だとなかなかそれが実現が難しいっていうのが宇宙開発の大きな課題になってくるんですよね。
具体的にどんなところかっていうと、まず1つ、これは重力が小さいっていうところが課題として挙げられます。
火星の重力っていうのは大体地球の3分の1位ぐらいになっていて、やはり垂直で急降下急上昇するみたいな、そんな状況になってくると重力の制御っていうのも一部重要になってくる。
そして、そこは重力のところはそこまで課題されていないが、もう1つ結構ここが一番課題と言われているのが、
中の大気、火星の表面の大気っていうのがものすごく薄いっていうところが実は課題として挙げられていました。
どういうことかっていうと、火星の表面にある大気、失礼いたしました。
ちょっと発音入っちゃったんですけど、火星の表面にある大気の密度っていうのは、地球の表面に対して100分の1程度、なので大体1%ぐらいしか空気がないというふうに言われてるんですね。
そうすると、ヘリコプターっていうのは翼がぐるぐるぐるっと回って、空気を下に送ることによって飛んでいるみたいな形になるので、
その言ってしまえば送る空気がないとか、そういうような状況になるんですね。
なので、そういったところで非常に課題がある。
つまり、どうやってその100分の1という地球に比べて、気迫な大気をつかんでいくのかっていうところの、
ブレードの設計っていうのが非常に重要になってくるというところになっています。
そんな中で、実際に2021年には火星用にチューニングされたヘリコプターっていうのが飛行することに成功した。
そんなところから、今回いろんなノウハウを得たというところで、
じゃあ火星表面をどうやったら自由に移動できるのかっていうような、
次世代の火星ヘリコプターの開発がどんどん進んでいっているというような状況になっています。
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というところで、そんな新しい実験をしたいというモチベーションの中なんですが、
実際に火星に飛ばしてみて、あれ?飛ばないっていうのだと、
やっぱりもうお金もたくさんかかりますし、そこまでに時間もものすごくかかってしまうというところで、
じゃあどういう地上実験を行うのか。
その実は特殊な環境を整えられるのが東北大学の研究室なんですね。
実際には火星の大気と同様の100分の1っていうような非常に気迫な空気の中で、
火星の環境を模した試験が行える環境というのをNASAに提供するというのが、
東北大学が今回のこのプロジェクトに参加していく方向性になります。
今回このNASAが開発しているヘリコプターについては、次いつ飛ばされるか、
次いつ火星での実験が行われるかっていうところは大きく出ていないので、
そちらについてですね、また打ち上げの時期だったりっていうのが明確になってきた時には、
またポッドキャストでいろいろお話できればなというふうに思っております。
ただですね、近い将来、火星の表面を地球で飛んでる飛行機、ないしはドローンみたいな形で、
ビュンビュン好きなものが好きなだけ飛ばせるような時代になってるんじゃないかなと思うので、
そういった意味で月面探査だけじゃなくて、火星探査っていうところもこれからどんどん楽しみな一面かなというふうに考えているので、
もし興味がある方はですね、概要欄のコメントのところだったりTwitterのハッシュタグ、宇宙話つけてつぶやいていただけると、
あ、みんなここに興味あるんだなと思って、話題に取り上げやすくなるので、ぜひよろしくお願いいたします。
番組の感想、あとはですね、お手元のSpotifyアプリでフォロー、
そしてフォローボタンの横にあるレビュー、よろしくお願いいたします。
ということで今回は、火星の表面で飛ばすヘリコプターについて新たな次世代実験がスタートした、そんなお話をさせていただきました。
それではまた明日お会いしましょう。今週も一日頑張ってください。さようなら。