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2021-01-17 08:49

99. 特殊な超新星爆発が見つかった!?なハナシ

宇宙で起こる大爆発「超新星爆発」。

これまでに見つかったことがないような、まん丸に広がる本当に花火のような

超新星爆発が見つかったお話。なんと2例目!

明日で100回放送だーーーー!!


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すぐに見に行きます!


元論文

https://arxiv.org/abs/2007.12134


note記事

https://note.com/ryo_sasaki/n/n244a613a1a66?magazine_key=mf3c4bc47b5da


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00:05
始まりました。佐々木亮の宇宙話。
普段、国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けいたします。
こちらのポッドキャスト。
本日はですね、宇宙に起こる大花火、超新星爆発についてのお話です。
花火みたいにまん丸にきれいに広がるような超新星爆発というのは実はなくて、結構ボコボコしているんですけど、
その中でちょっと不思議な形をしたものが現れたというお話ですね。
超新星爆発というのは、星の最後に、星の寿命の最後に起こる爆発みたいなものなので、
結構写真とかでもきれいに残っているので、そちらも紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
ということで、活動報告になりますね。
先週、休憩に徹すると言ったわけなんですが、現在1時ちょっと前ですね、日付が変わって0時49分なんですけど、
投稿していた論文がですね、もうほとんど最後細かい修正だけで終わりそうという連絡がきのう来まして、
もうそれを終わらせられればですね、結構この後の作業というかスケジューリングがかなり楽になるなというところがあるので、
結局研究しておりますと言ったところですね。
かなりテンションが上がる状況ではあるんですね。もうほとんど終わると言ったところで、
そこが見えているのは非常に心が軽くなるなと言ったところです。
しっかりと返答文みたいなのを考えていかなきゃいけないんですけど、
明日ですべて終わらせて月曜日とかには出す。
もう多分その週のうちには終わりになるのかなといったところですね。
ようやくここまでたどり着けて、本当に一安心と言ったような感じになっておりますので、
休日もがっつり休むと言いつつ、明日はがっつり作業になるのかなといった感じですね。
その代わり、休みます。これはもう決めました。
バランスを取りながらやっていきたいと思います。
今日の放送、第99回放送になるので、明日記念すべき100回。
いや、なかなか続きましたね。
明日からは買った新しいマイクが来るので、きっと高音質の番組をお届けすることになると思いますので、
ぜひ明日からの放送もお楽しみにしていただければなと思っている次第でございます。
03:02
といったところで、早速今日の本題に入っていきましょう。
今日は、超新星爆発って花火みたいにきれいに広がらないのかっていうお話をしていきたいと思います。
皆さん、超新星爆発、今イメージできますかね。
ぜひ、もしお手元空いてる場合はググっていただけると嬉しいんですが、
超新星爆発、簡単に言うと、星の死に際に起こる大爆発です。
爆発っていうぐらいなので、星自体が爆発するときに周りに広がっていく様子が捉えられているのが超新星爆発ですね。
今回研究されたのは、SN2014ABという超新星爆発です。
これは、すごいシンプルな名前の付け方で、SNっていうのはスーパーノバ、超新星爆発の略で、
2014、2014なので2014年に見つかった。
最後の祭りがAB、つまりこれはAからZまで投資番号がついて、
もう一周回ってきたAA、ABといった感じになるので、
それだけ1年間で見つかってたと。
2014年の中盤から後半ぐらいに見つかった星なのかなといった感じです。
こんな感じで結構シンプルに名前がついてます。
この超新星爆発は、ちょっと詳しい名前を言うと、
SN2014ABはタイプ2超新星爆発と呼ばれてます。
これ正直覚えなくても全然大丈夫です。
ただ覚えていると天文の研究をやっている人から、おお、とか言われるかもしれないですね。
天文検定みたいなのにこの名前出てきていたと思うので、
もしよかったら天文検定受けようと思っている方は覚えておいてください。
タイプ2超新星爆発っていうのは、太陽の8倍以上重い巨大な星が進化していって、
最終的に大爆発を起こしたものです。
なので大きい星が起こす爆発だと思ってください。
つまりこの超新星爆発は、星の死に際の最後の大花火みたいなものだということですね。
例えばこのタイプ2超新星爆発っていうのは、
カシオペア座にあるCASAと呼ばれる超新星爆発も確かこれに分類される。
これ結構有名な画像で、超新星爆発って言ってパッと出てくる画像としては、
結構使われているものなんじゃないかな。
CASA、カシオペアAっていう超新星爆発、ぜひ調べてみてください。
結局はこれ、星の死骸が起こす大花火、花火みたいなものなんですけど、
表面が花火みたいにきれいに丸く広がるっていうようなことは実はなくて、
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表面がボコボコして、きれいな丸を描かないで広がっていく様子っていうのが見つかっているんですね。
これは星が爆発するとき、爆発するときはきれいに丸くバーンと爆発するんですけど、
周りにその星自体が持っていた、星の周りにあったりしたガスとか塵とかが漂っていて、
爆発して広がった超新星爆発がこいつにぶつかったりするせいで、
表面がボコボコした形状になっているように見えるといったのがこいつらの特徴ですね。
もしきれいに球状に広がっているようなものが見つかれば、
凹凸がないものがあるってことは、爆発する前の状況、
つまり周りに塵とかガスがあんまりない状態の星の死に際だったんだなということがわかるんですね。
今回調べられたSN2014ABに関しては、
表面がボコボコせずに爆発がきれいに球状に広がっているという様子が確認されました。
普通は表面ボコボコしている状態で見つかるんですけど、
今回こういうふうにきれいに球状に広がって見つかった超新星爆発は、
過去2例目なんですね。非常に珍しいタイプの超新星爆発が見つかったというところで、
かなり話題性のある研究だったのかなといったところです。
とにかく宇宙の画像の中では結構きれいなものの一つに入ると思うので、
ぜひ超新星爆発を調べてみてください。面白いと思います。
もし今回の話も面白いなと思ったら、ぜひお手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
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ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになっております。
そちらでつぶやいていただけると、自分が探しに行ってTwitter上で絡ませていただいたり、
こちらでメッセージ紹介させていただいたりしようと思っておりますので、
じゃんじゃんつぶやいてください。よろしくお願いいたします。
それではまた明日、100回放送で高音質でお会いいたしましょう。さよなら。
08:49

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