今回は日曜特集ということで、1週間どんな宇宙のトピックがあったのか、 振り返っていったりとかですね。
あとはいただいているコメントをお返しさせていただく。 そしてそして宇宙話の書籍化になっております。
そちらの進捗ですね。お話ししていければと思っております。 ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の
亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 今日でエピソードが1477話目を迎えてます。基本的には1話完結でお話ししているので、気になる
トピックからぜひ聞いていただけたら嬉しいです。 まあただ毎日毎日宇宙の話ししているから、
ね、逃してるっていう人も結構いるんじゃないかなと思ってて、 そんな方のために今日があると言っても過言ではない。
そして毎日聞いてくださっている方々にはですね、 まあそんなのあったなーっていう復習に使ってもらったりとか、
あとは本編で話せてない内容をちらっと話したり、 書籍の進捗とか楽しんでもらえたらというような感じですね。
はいなんで日曜日はもう好きに喋るその中になっております。 はいということでじゃあ早速ちょっと一つ
ちょっと嬉しいねコメントをいただいたので読み上げさせていただきたいと思います。 リスナーネーム中之助さんからいただきました。
いつも理解したつもりで聞き流していましたけど、ふと疑問に思いまして質問です。 質問は太陽の重さって何?です。
宇宙空間なのに水素ヘリウムなどの水定量を地球の重力下に持ってくるとこのくらいの重さになるってことなんだろうと考えていますがどうなんでしょう。
長くなりますが報告を一つ。幼馴染が宇宙話リスナーでした。 9月上旬に京都に旅行に行き幼馴染に会ってポッドキャストの話をしてきました。
向こうもポッドキャストを聞いていたようで何を聞いているのか私が聞いたら一番最初に宇宙話の名前が出てきました。
あれから話はしてないけれどこの回も聞いていると思うとなんとなく面白く感じていますと。 ありがとうございます。
ちょっと後半の部分が嬉しすぎますよね。俺このコメントもらってやばーと思ってそんな宇宙話で人と人と繋がるみたいなのって僕の想像できる範囲を超えまくっちゃってるというか
やばいですよねしかもそれが幼馴染っていうところ たまんないなこれ
なんか ほらポッドキャストって一応
再生数とか僕の手元上では見れるんですよ でそこで見れる感じ
まあポッドキャスト詳しい人だったらわかるかなと思うんですけど正直 youtube とかのその100万再生みたいなのってあるじゃないですか
あんなのなんていうのも夢のまた夢というか ポッドキャストの数字なんてそれの何百分の1みたいな何千分の1みたいなそういう世界
なんですよね でまぁその中でも比較的聞いてもらえてるからこそ宇宙話以降ありがたいことにランキング
上がっていたりもするんだけど実際はそうだなぁ平均的に見たら本当に 1週間に例えば1回とか更新するポッドキャストで
1週間の間に聞かれる回数が1000とか言ったらマジすごい方みたいな 感じ
ですねそうでしかもそこにたどり着くまでにも結構ハードな道のりがあって 実際そうだな
僕最初の宇宙話覚えてるんだよな最初の1週間で毎日更新して 6とか
その7本更新して6回みたいなそんな世界だったし そっから先もうなんか1個50回再生とかっていう感じになってたんですよね
でまぁ最近はたくさん聞いてもらえるようになって ってなってでそんな中でそういうてもなんですよでもやっぱり
で けど聞いてますっていう人たくさん言ってくれるから
いやなんかポッドキャストの世界ってそのポッドキャストを聞いてるっていう人に 対してはすごいなんか知ってもらえる面白いプラットフォームなのかなぁと思ったりも
するんですね だってなんか youtube で数千回とか回ってて1万回みたいな再生数の番組を
友達と喋ってなんか共通の話題として成り立つってないじゃないですか っていうふうに考えると
いやすごいすごいですよねこれ幼馴染がリスナーだったっていうのは同じ番組で っていう
なら結構ねどの番組も実際そんな感じはすると思うので ポッドキャスト同じの聞いてるって人は大切にしてあげてください
こないだしかもね あの1日に
2人から全然別の角度からですよ全然別の角度から2人から 飽きいてますっていうパターンと仕事先の人から
りょうくんの名前出てきたけどみたいでなるぐらいの あの話題にはしていただいているようなのでかなりね
嬉しいですよねポッドキャストでそんなになるんだってもしかしたちょっと時代変わって きたのかもしれないですね
もしそんなエピソードだったらぜひ皆さんからも教えていただけたら嬉しいです よろしくお願いします
はいでですねそして 中之介さんからの質問
太陽の重さて何はいこれ面白いですね で重さはあの実際
その重力とかはなんていうのか関係なく 一応ちゃんとものものには重さがあるわけですよ
うんとねー 地球の重力化に持ってくるとこのぐらいの重さになるってことなんだろうと考え
ますかっていうかうんと 地球の重力化に持ってくるとこういうふうに運動するみたいなのはあるけど別にどこ
に持っていってもそのものの重さ自体は別に一定なんですよね 宇宙に持っていっても地球で使う体重計みたいなもので物を測ったらそれは全然
測れないけど実際じゃあ宇宙空間でその重さっていうのがどうやって定義されるか でいうと
そうだな ちょっとちっちゃいものだと難しいんだけど難しくもないか
その万有引力ってやつがありますよね 万有引力ってもう重さを持っているものだったら何でもこう自分たちの方に引き寄せる
ような性質があると だからこう例えば地球上には重力っていう重さに捉えられて僕たちが存在して
るし 宇宙に行ったら人工衛星とかもそのある程度自分の重さがあってでそれのそれが
すごい速いスピードで回るから地球の周りで地球に落ちずにぐるぐる回れる でこれはお互い地球の重力とその人工衛星の重力が引き合って
引っ張り合ってなおかつそれをが落ちないように高速で回って遠心力で何とか外に力を 持ったもらって釣り合ってるみたいな
なんかそういう相方なんですね なので宇宙空間に持っていっても重さは重さとしてちゃんと捉えられるっていうところ
ですね なんかこれで伝わるようになっているのかな
原始一つの重さとかっていうのは別に宇宙どこ行っても変わらないしなそれが 物として重く感じる世界なのか軽くせ感じる世界なのかにっていうのがその
万有引力地球の重力に引っ張られているタイミングでどう感じるかみたいな そんな感じですね
伝わったでしょうかもしねまだちょっとピンとこないなってなったらどんどんどんどん コメントで質問投げてくれたら嬉しいなと思っております
はいということで中之助さん是非ね幼馴染の方とまたおしゃべりしてみてくださいね ということでじゃあ1週間の振り返りいきたいと思います
はいということでじゃあ今週1週間の振り返り入っていきましょうか 今週もちゃんと6回更新してますよっていうので月曜日から土曜日まで
ありましたね1471話から1476話ということで 一番大きく取り扱ってたのは昨日おとといそしてそのさらに2個前っていうので
超新星爆発の話させていただきました 特にその中でもケプラーっていう人が見つけた超新星爆発とその師匠である
ティコブラーへっていう方が見つけた超新星爆発ですねそれぞれ ピックアップさせていただいた感じになります
このね2つの超新星爆発は本当になんかどんな研究会行っても 研究対象として扱ってる人いるよなっていうふうに感じられるレベルのものでもあるし
であとやっぱりねその天文の研究の中で空間的に広がっているものが見えるっていう天体の観測って 僕からしたらものすごい面白そうに感じるわけですよ
ねあの 業界の中で言うと英語でよくまあポイントソースっていう言葉とディフューズ
ソースって言われるものがあるんですよ ポイントソースっていうのがほら僕たちが空を見上げて
全部点に見えるじゃないですか惑星とかもめちゃめちゃいい望遠鏡とか双眼鏡を使ったら なんとなくこう
輪っかが見えるっていうのはあると思うんだけど僕らの目で見たときに基本的には夜空に 光ってる星って太陽と月以外は全部点ですよね
で点で見えてるってことはその星から飛んできている光っていうのがなんかこう ごちゃ混ぜになって1個の光として僕らの目に届いてるっていう感じじゃないですか
つまり点源として見えるこれがポイントソースって呼ばれる で僕はずっと光勢フレアって呼ばれるものを研究してて
光勢っていうのは比較的サイズも小さいですし宇宙の中で見たらね でどこの天体見ても基本的にはやっぱり点で見えるというので僕はポイントソースの
研究をしていた観測をしていたわけですよ ただ超新星爆発って呼ばれるものみたいに空間的に広がっていて
その空間的に広がっているものの左側を見るとか右側を見るとか 全体をあえて見てみるとかそういったアプローチができる天体のことをディフューズソース
っていう広がってるっていう意味ですね でこの広がっているっていう意味を持っているディフューズソースの研究はそうやって部分部分の
観測ができてすごい細かい研究いろいろできるわけです そうすると同じ天体を観測対象にしていてもあなたはなんか左側の方のこういう現象を
見てるよねみたいな僕は右側の方の声の見てるけどみたいなので なんかねさらに細分化される感じ
とか左側はこうなってるけど右側はこっちでみたいな なんか速さが全然違う広がり方のとかっていう風になってくるとなんかまた
不思議な現象として捉えられるとか なんかできることがやっぱりたくさんあるんですよねディフューズソースっていうのは
これもあの時代が進化していって観測技術が上がってきたからこそできるっていうのは あって多分昔だったら超新星爆発も点でしか見えなかったはずなんですよ
けど望遠鏡がどんどん性能が上がっていって視力が上がっていくことでどんなに細かい ものもより詳細に切り分けて見えるようになってくる
だから 本当はね今僕がポイントソースディフューズソースって分けたけどすべての天体が空間的に
広がってるわけですねやっぱ 地球みたいなのを見つけても今は点でしか見えないけどその姿を捉えることができる
かもしれないし であとは他の
例えば銀河とかを見つけてもそこの銀河の中の星1個に注目するとかもできるようになる かもしれないしっていうので
ディフューズソースポイントソースはすべてディフューズソースになり得る でそこの中には技術の革新というのがどうしても裏に必要だったりするっていうところが
今はポイントソースとして捉えることしかできないよみたいなところはねなんかこう 頭の中で少し整理しておくと宇宙の見え方まじで面白いかなと思うんですよ
それこそあのブラックホールの写真撮れたみたいなのって頭の中で今思い浮かべたりしません ね
ブラックホールの写真って言われたらみんななんかの赤いリング状のものっていうのを頭の中に想像してるかもしれないですけど
あれもまさにそうでブラックホールっていうのはある一箇所にある天体のことだったから なんかそこの周りから飛んでくる光を見てたけど
観測技術が発達して地球サイズの望遠鏡っていうのが作れるようになったことによって
ブラックホールを空間的に分解して写真を撮るっていうことに成功したというような ところになってくるわけなので
これね結構面白い状態なのかなと思いますねまさに技術革新っていうのを目の前で見た っていう感じ
だからこそこうやって空間的に分解することがどれだけ面白いかっていうのも今の時代だと すごいわかりやすく感じられると思うのでぜひ皆さんの技術革新が起きたらそういったところが
どうやって見えるようになってるのかっていうのもちょっと期待してみてはいかがでしょうか あとは今週紹介させていただいた他の内容で言うと
やっぱ太陽が極大気入ったよっていう オーロラとか作ってる太陽フレアバコバコ今日起こしやすいよっていう時期に本当に入った
よっていうのがなさの発表でもあったよっていう話も1420 1472話でさせていただいているのでこちらもぜひチェックしてみて
いただけたら嬉しいなと思います はいそんな感じでじゃあ以上ですかね1週間の振り返りはすげーサクッといきましたけど
最後にちょっと本のお話だけさせていただいて終わりにしようかなと思います はいで宇宙話の書籍あのこのポッドキャストでも散々こうありえない宇宙っていうのを書いて
ますよっていう話させていただいたじゃないですか で8そのそれぞれの目次というかね項目も紹介させていただきました
バックありえない爆発そしてブラックホール 物質
8もう1個なんだっけ っていう感じで8時空とかで生命時空か
っていうような感じの5本立て5章立てでお送りさせていただくことになってますよっていう のでなんとか書き切りました
で書き切った後どんなところを今考えているかどんなとこ進んでるかというとですね まず
あの 今外部レビュー
いろいろかけてます具体的には うーんと大きくまあ2社の方にチェックしていただくという形ですね
一つは構成外部の構成をやっている会社にお願いして 表現的にこっちの方がいいんじゃないのとか
あとは書いてある年代とかそういうのが間違っていないかとか そういったところをチェックしてもらう
それによってより自然な本の表現方法に変わっていくというような そんなステップをやっていただいています
そしてもう一つが専門家のレビューですね専門家 今回はこれね
もしかしたら x とかでも見かけたこと あのある方もいるかなと思うんですけど島袋ハヤトさんという方にお願いして
ます でえっと中国の雲南大学
のえっと副教授をやられている方でして でこそのどういう方にレビューをお願いしましょうかみたいな話をしてたんですね
でそうしたら僕的にはやっぱりその 正直本を作るってなった時にあのその本のレビューとかっていうのってどんな人が
あの前向きにやってくださるんだろうっていうのを考えた時にですね サイエンスコミュニケーションとかそういうアウトリーチ系の活動を精力的にやられている方にお願いしたい
なぁと思ったんですよ その世の中でねいろいろ研究やられている方にもその人たちの思考とか
やりたいことっていうのが結構あって 研究ばっかりしていたいっていう人もいるしその研究した内容とか研究の中で知ったこと
っていうのを どんどん外に発信していきたいとか
新しい手法を取り入れていくような研究アプローチをやっていきたいとか 結構いろんな高方向性の研究者の中にもいろんなやりたいことを持ってる方が
いるんですよ まあそんな中でこうやって宇宙の本を出すっていうのは言ってしまえばその
アウトリーチ活動とかサイエンスコミュニケーションみたいなところに分類される わけですよね
そうしたらそういうのを精力的にやられている方にお願いしたいなぁと思って今回しま ぶ黒さんにお願いさせていただいたというような形ですね
でなのでこう皆さんに 確認していただきながら
こういうことが今どんどんブラッシュアップしていただいている感じですね でそれで帰ってきたものを僕がバーッと反映させて修正の方針とかっていうのを出して
でそれによってあの より洗練された本の内容に仕上がっていくというような感じになってますね
まあこういうのも全部原稿が出来上がったからこそ次のステップに行ってでそれをどんどん 時間内にこうバーって反映していって
でねあの専門家の方に見てもらえればある程度こう 違うんじゃないこのニュアンスはこの伝え方違うんじゃないっていうところも出てくると思って
いるのでまぁそこも含めで
いいものが出していけるんじゃないかなと思っておりますぜひですね楽しみにしておいて いただけたら嬉しいです
でねありえない宇宙って名前でずっとやってましたけど こっちの方が売れんじゃないのみたいな話でちょっとねタイトルも今再度考え
直していたりもします これも意外と本出版のリアルな描写だったりもすると思うんでぜひ皆さんの
そちらも楽しみにしておいていただけたら嬉しいです レビューの内容が帰ってきたら僕のまたしんどい日々が始まって
ポッドキャストの声ももしかしたらちょっと元気がなくなって忙しい忙しいとあのバカ みたいに
母の文句をたれるかもしれませんがぜひお付き合いください 今1月頭出版に向けてガーッと取り組んでいる最中ですのでぜひぜひ皆さん楽しみに
しておいてくださいよろしくお願い致します ということで今回は以上にしていきましょう
今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー フォローボタンの近くにある星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです
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概要欄のお便りフォームだったり apple podcast のレビュー youtube voice リスのどこでもお待ちしております
それではまた明日お会いしましょうさよなら