1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2022-09-20 11:45

714. 若田宇宙飛行士が飛び立つ!宇宙で何する?【JAXA】【SpaceX】

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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回は、日本の宇宙飛行士、若田宇宙飛行士がとうとう宇宙に出発するスケジュールが決まったと、
そして、現地でどんな実験をやるのかっていうところを、今回はさらっとおさらいしていければと思います。
若田宇宙飛行士には個人的にすごい思い入れがあり、勝手に親近感を湧いているっていうところなので、
そのあたりのエピソードと一緒にお届けできればなと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。
2022年9月20日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが714話目を迎えているというところで、
今回はとうとう若田宇宙飛行士が宇宙に行くぞというお話をしていきたいと思います。
こちらですね、先日日本の宇宙飛行士としては超有名な若田宇宙飛行士が、今回宇宙に行くスケジュールが打ち上げのタイミングとか、どんなミッションやるかっていうのが発表されていたので、こちらを紹介していこうかなというところです。
そういうスケジュールが公開されていたっていうところの背景ありつつ、個人的にも若田宇宙飛行士の活躍には是非ですね、頑張っていただきたい、なんかすごい上から目線になると嫌なんですけど、楽しみにしている1人なのでっていうところがあります。
で、何でかっていうとですね、1つ大きな理由は、僕が博士号を取得した論文、いろいろ論文やってたりずっと研究で、ざっくりというと7年間、国際宇宙ステーションに搭載されている天文観測器、マキシって呼ばれるものがあるんですけど、それの運用とデータ解析っていうのをもうずっとやってたんですね。
で、なんとそれを取り付けたのが若田宇宙飛行士だというところで、勝手にありがとうございますっていう気持ちで使わせていただいてたっていうご縁があったりとか、それが大きい理由ですね。
で、実は1回会ったことがあるというか、軽くご挨拶だけさせていただいたことがあって、僕が理研にいたときにJAXAと理研で、いろいろこれからまた宇宙開発頑張っていきましょうみたいな会合があったときに同じ会場にいて、理研のそんなに大きい会議室でもなかったので、ちょっとはじめましてぐらいの感じで済んだだけなので、特に認識されてるとかそういうわけじゃないんですけど、
一般ピーポーとして勝手に親近感を持っているというような感じです。そんなのがあったので、今回打ち上げのスケジュールが10月の4日に決まったっていうところになってたので、それが楽しみだなというところで、どんなことを宇宙空間でやるのかっていうお話をしていければなというふうに思っております。
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でですね、今回今お話ししたんですけど、打ち上げのスケジュール決まりましたというところで、日本時間でいうところの10月4日の夜中1時45分、なので3日から4日になってすぐのタイミングですね。アメリカの現地のタイミングでいうと12時45分、3日の12時45分っていうところになっているというような状況になっております。
なのでね、ちょっとこの中継をちゃんと見ようとするにはなかなかハードな時間にはなってるっていうところになるんですよ。これしょうがないですよね。東海岸の時間に合わせようとすると、どうしてもこういう時間帯になってしまうというところになっていて、まあそんな状況で、じゃあどんなミッションを行っていくのかっていうところのお話ですね。
宇宙空間で、なんて言うんでしょうね、宇宙飛行士の方って宇宙空間で実作業をするために行くわけですよ。で、まあもちろんその生活している間の体のデータとかも全部取られるわけなんですけど、まあそれ以外にもそうやって決まった仕事があると。
で、しかもこれスケジュールとか前、例えば野口宇宙飛行士の話だったかな。で、話した時とかに、なんかめっちゃハードだなと思って、普通になんか地上いるより大変なんじゃない?みたいな。そのぐらいに見えたなっていうのが僕の印象なんですけど、いくつか決まってるんですよ。
まあ例えば、タンパク質を作る実験、ちょっと生物系の実験というかをやってみたりだとか、あとは物を燃やす実験だったり、あとは国際宇宙ステーションから超小型衛星っていうのを放出するっていうような、まあその放出することによって小型衛星っていうのは結構ロケットから出されるよりも安全に地球の周りをぐるぐる回る軌道に乗れるみたいな、
そういったところのメリットがあるような実験とかをやったりするっていうことなんですよね。今回の日誌の内容を公開されているものを見ると。で、特に今見た感じでも細かく分けると10個あるのかなっていうようなところが羅列されていて、それを半年間かけて行っていくというような状況になってるみたいですね。
で、その中で特に面白いなと思ったのは、まず一つ目、これ一つが、最近僕ポッドキャストの中でもアルテミス計画って呼ばれるような、いわゆる月を目指していきましょう、世界中みんなで月目指そうみたいな、その動きがあるっていう話してるじゃないですか。
で、それに実は近い実験っていうのを行うと。何するかっていうと、将来の月だったり火星だったりっていうのを探査に向けた基礎データの取得っていうミッションがあるんですね。で、これ具体的には、月とか火星って月が6分の1、重力が6分の1で、火星が3分の1だったかなっていうような状況になってるので、
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地上で実験するとどうしてもその重力を再現することはなかなかできないみたいな状況があったりして、なので、あえて人工的にちょっと重力を作れるような、低重力っていうところを模擬した装置の中で、じゃあ月面で使う装置の一部とかの実験をしましょうっていうのを今回行うみたいなんですね。
なので、もう本当に国際宇宙ステーションで月の模擬実験をスタートしていくっていうところまで、やっぱ現実味を帯びてきているっていうところは非常に面白い部分だなと思っていて、特に余圧ローバーって呼ばれる圧力をかけて人間が生活できるような空間を保持しましょうみたいなのを月面に作ろうとしているんですけど、
それのパッキンだったりとか、可動部分のところで使う潤滑油、潤滑剤みたいなところの、それって結局液体じゃないですか。なので、そういう液体が重力が弱まってるところでどういうふうに動くのかみたいな、そういう動作の観測っていうのを行っていくみたいなんですね。
なので、これ面白いなと思ったのは本当に時代背景がそのまま色濃く出てる。他の部分っていうのは、本当にタンパク質作るとか、物燃やすとか、生物の年齢が増していくような実験だったりとか、物性の実験だったりとか、そういったところって今までも定期的にやられてきたっていうところで需要がすごく高まっている中で、
今回、月に関するミッションっていうのも組み込まれてるっていうのは、やっぱり時代が変わってきてる状況だなというふうな感じをすごく受けましたというところで、なかなか面白いミッションが控えていそうっていうところと、
こういうあたりのミッションの結果って、実はあんまり代々的に出てくることって少ないかなっていう印象があるので、皆さんにもこういうことやってるんだなって思いつつ、今後どっかで情報拾ったらぜひ教えていただきたいなというふうに思ってる次第でございます。
はい、ということで、10月4日打ち上げというところでJAXAとのコラボでイプシロンロケットっていうのの打ち上げ、僕が支援させていただくっていうところが10月の7日になっているんで、10月の1週目、2週目のところは相当面白い宇宙のイベント盛りだくさんだなっていう感じになってるので、ここから2週間、3週間っていうところで盛り上げていければなと思っておりますので、皆さんもぜひついてきてください。
ということでですね、本題以上として簡単に近況報告しようかなと思うんですけど、無事ですね、無事JAXAの音源を納品することができました。
はい、お疲れ様でしたっていう感じですね。今回だと4つ音源公式コラボっていうところでお届けしていくってなるんですけど、何にせよ毎日聴いてくださってる方だったらわかるかなと思うんですが、僕編集しないんですよね。
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これ全くの編集なしの台本なしみたいな感じで毎日やっているので、編集不慣れなわけですよ。もちろんこれまでたくさんの方とコラボしてきたので、なんとなく音源の編集だとか、どうやってノイズ消すみたいなのとかはあるんですけど、
そうやって言うても1週間に1本とか2本とかっていうところを数日間でがってやったので、なんかすごい編集スキル上がったなっていうのを実感して、なんかこうポッドキャストを続けながら新しくできることが増えたりとか、作業のスピードが上がってるとか、
そういうところの進化を感じてて、めちゃめちゃ楽しい数日間だったなっていうところと、完全にポッドキャスト付けになりましたね。けどこれは本当にすごいいい機会をもらえたなと思って、あとこれよく僕言ってるんですけど、編集ってめっちゃ大事なんですよ。
何が大事かって聞き応えももちろんあるとは思うんですけど、自分がどういう癖を持って喋ってるかっていうのがめちゃめちゃ綺麗にわかるんですよね。
このタイミングで合図地するかとか、喋り方もうちょいここギュッとした方がわかりやすいのになぁとかっていう反省をリアルタイム、リアルタイムじゃないか、にできるっていうところがあるんで、そういった意味でちょっとこの編集を乗り越えてまた喋り方しっかりと考え直せるなっていうところで、これから一段レベルアップした雰囲気を出しつつ、
今日の放送聞いて何も変わってねえじゃんって思うかもしれませんが、ちょっとずつ変わっていこうかなと思ってます。そんな感じで、無事皆さんにお祝いしていただき、頑張って収録して編集も終わりましたというところで、後は公開していける来週のタイミング、再来週のタイミング、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
ということで今回のお話は以上とさせていただきます。今回の話も面白いなと思ったらお手元のSpotifyアプリでフォロー、フォローボタンの横にあるレビューぜひよろしくお願いいたします。
あ、そうだ先日レビューの件数が258件とかまでいっていて、もう本当に嬉しかったです。本当にありがとうございます。まだの方はぜひしてくださいね。
ということでですね、番組の感想や宇宙に関する質問についてはTwitterのハッシュタグ宇宙話またはSpotifyのQ&Aコーナーからジャンジャンお寄せいただければと思います。それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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