1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 241. 3Dプリンターが宇宙開発..

ジェフベゾスが自身が作った宇宙企業Blue Origin(ブルーオリジン)の友人飛行で宇宙へ行くそうな。

しかも7月20日を予定しているから、もうすぐなんですよね。

1ヶ月半後には、宇宙旅行の狼煙が上がっているわけです。

そこで今日も宇宙開発を変革しうる技術7選ということで、最新の技術を紹介していきたいと思います。

今日は宇宙空間での3Dプリント技術です。


本日の放送は『よしゆき』さんの提供でお送りしております。


今回僕が書いた宙畑の記事「3Dプリンター、水推進、衛星間光通信……宇宙ビジネスを変革する要素技術7選」はこちら!

https://sorabatake.jp/20746/


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00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、吉明さんの提供でお送りしております。吉明さんどうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサー枠に興味がある方は、ぜひ概要欄からのぞいてみてください。よろしくお願いいたします。
ということで早速、今日の本題をお先に紹介していきたいと思いますが、今日の本題は宇宙開発を支える3Dプリント技術というところについて紹介していきたいと思っております。
これ、昨日おとといの同日で紹介した宇宙畑編集部であったり、あとは宇宙ベンチャーのソラノメのメンバーでもあるムタズサさんとの内容でも紹介したとおり、
私が執筆を担当した空畑の記事、宇宙ビジネスを変革し得る最新技術7線というところからまた1つピックアップさせていただこうというところでございます。
その中で、昨日の放送でも2つ紹介させていただいたんですが、今回は3Dプリントで宇宙開発を支えていくというところになりますね。
これによって、今後かなり宇宙開発の幅も広がっていきますし、以前紹介した3Dプリント技術の調査量よりもかなり内容が倍増しているので、今回はそちらもメインに紹介していけたらなと思っております。
ですので、地上だけでない3Dプリンターの応用の幅というところをぜひ今日は押さえておいていただければ嬉しいなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の近況報告というか活動報告ですね。2つぐらい話してみたいなと思っていて、1つは昨日、一昨日の放送いかがでしたでしょうかという感じですね。
今もう冒頭で話した通り、空畑の記事を振り返ってのお話だったりとか、あとは最近資金調達をしてこれからガンガン攻めていく予定である空の芽の話とかを聞かせていただいたんですけど、今回コラボするにあたって書いたこの記事がですね、1ヶ月ぐらい結構かかったんですね。
これは当初予定していたものよりも、どんどん調査を深めていこうというので加えていった結果なんですけど、もうなんかなので、むたさんとの会話も半分打ち上げみたいな雰囲気というか、編集の時も結構あんな感じで喋っていて、楽しくワイワイやりながら確信をついたコメントとかをもらってみたいな感じだったんですね。
03:13
なのでTwitterとかでも結構評判が良くて、やっぱり技術系が好きな人をしっかりと満足させられるようなぐらい深掘りしてますので、興味がある方はぜひ読んでみていただけたら嬉しいですね。空畑のトップにあるのでぜひ読んでみてください。
今日はこれ絶対紹介しなきゃいけないなと思ってたのが、AmazonのCEOであるジェフ・ベゾスさん、CEOはもう退任されたのかな、のジェフ・ベゾスさんが作った宇宙企業で有人飛行を進めるんですね。
そこの有人飛行の最初のフライト、7月20日に予定されている有人フライトでなんとご自身が、そしてご自身の兄弟と一緒にその便に乗って宇宙へ旅立つことが決まったというのが今回発表されておりましたというところで、
自分で有人探査ができるロケットを打ち上げられる会社を立ち上げ、そこの一番最初の宇宙遊泳に自らが行くというところは、ご自身の憧れでもあった部分を実現させたという部分も強いと思うんですけど、
それ以前に自分が行くということは、もちろん売り物にしているから安全性は担保されていると思うものの、それだけ自信のある会社での作品である、事業であるというところが伺えるのですごいなと。
7月20日、来月だと思うんですよね。そこでブルーオリジンっていう会社のロケットに乗っていくと自身が作った。なのでもうこのタイミングからやっぱりもう宇宙旅行会社の活動っていうのがどんどん始まっていくと、ここからつながっていくはずなので、ここはやっぱり見逃せないポイントになってくるかなと思っておりますので。
このポッドキャストでもその経過というか、もし打ち上げのタイミングとかでも紹介できる情報があればガンガン紹介していきたいなと思っているところなので、皆さんもお楽しみにと、僕も非常に楽しみにしております。
1ヶ月半後ですね。そんな感じで、やっぱり空畑の方と喋っているときもそうですけど、この数年での宇宙との距離感の近くなり方っていうのはものすごいスピードで変わっていってるなと認識しているので、今も全然もっともっと早くなっていくんだろうなと思うので、このポッドキャストで毎日宇宙開発の最新情報を仕入れてくれればいいかなと思っているところでございます。
06:07
ということで、早速今日の本題紹介していきたいと思っています。
今日の本題は宇宙技術を革新するであろう3Dプリント技術という部分を紹介していきたいと思います。
皆さん3Dプリンターで何かものを作っている状況ってなんとなく想像つくかと思うんですけど、あれが今どんどん実際の宇宙開発にも使われていってるっていうところがあるんですね。
これどういうことかというと、例えば一つ導入事例で言うとロケットですね。
ロケットを製造する分野では、ロケットってやっぱり宇宙に行くためのものっていうところが一番大きくて、一般的にそれって使われたりしないじゃないですか。
なので部品とかっていうのを大量生産するようなラインがなかったりとか、つまりそれ用のパーツをオリジナルで作っていかなきゃいけなかったりするわけですね。
ただそういう風な工場のラインとかを作ると非常にコストがかかるという一方で、何か一つモデル、3Dモデルっていうのを作っておけば、
3Dプリンターを使ってそういう費用がかかる、例えばロケットの部品だとかっていうところが再現できるっていうところがメリットとして一つあるんですね。
さらにここで、今まで皆さんが想像するような3Dプリンターって縦に積み重ねていく樹脂みたいなものが一般的かなと思うんですけど、
最近はこの金属を3Dプリンターで加工するみたいな、粉末の中で金属をレーザーを当てて積み上げていくみたいな、
金属3Dプリントっていう技術が上がってきたことによって、一般の今まで樹脂以外で必要とされてきた場面に利用されていく機械が増えてきてます。
ロケットっていうのは、例えばRelativity Spaceって呼ばれる会社では、ロケットのエンジン部分っていうのを15日で作れるらしいんですね。
これがピンとこない、15日もかかるのかって思うかもしれないんですけど、通常のロケットエンジンはなんと大体半年ぐらい製造にかかると言われてるんですね。
そういうのの部品とかの噛み合わせ、どんなに精密に作っても若干のズレとかが生じてきてしまうというところが、
3Dプリンターによって作られたものに関しては、おおむね一体型で作られていったりする。
プラスして毎回同じ形で製造されるっていう保証があるので、ここがかなり宇宙開発にとって重要な役割をしてくれるのが3Dプリンターだなというところがかなり大きくありますね。
09:15
プラスして、今から宇宙に行こうとしているものを作ろうとしている場所だけではなくて、3Dプリンティングを宇宙空間で行ってあげるっていうところも今回注目を集めている大きな理由の一つになります。
これどういうことかというと、宇宙空間でもしかしたら必要になるかもしれない、なんていうもの、言われてしまえば使うかもしれないし使わないかもしれないみたいなものを果たして持っていけるのかどうかっていうところが宇宙開発にとっては非常に重要なポイントになっていて、
実際は結論から先に言うと、それはちょっと難しいんですね。どういうことかというと、これやっぱり一番大きいのは輸送コストで、いらないもの、使わない可能性のあるものを持っていくほど資金に余裕があったりとかいうことは基本的にはないわけですね。
どういうことかっていうと、これ例えば国際宇宙ステーションにものを運ぶってなると、1キロあたりロケットで輸送したりもろもろでだいたい30万円かかるんですね。1キロ30万円ですよ。
ただこれは国際宇宙ステーションっていう国の全体が管轄しているものだったりとかっていうちょっと特殊な場面なので、人工衛星がよく飛ばされる低軌道と呼ばれる部分、低軌道と呼ばれる部分にじゃあ実際に人工衛星を打ち上げたいとかっていうようなことになると、
コストはなんと1キロあたり67万円という、宇宙ステーションに比べても倍ぐらいかかってしまうっていうような現状なんですね。なので、ロケットの価格がどんなに下がっていってたとしても、やっぱりこれだけかかってしまうと。
1キログラム67万円ですからね。ものすごい高級運搬事業になるってことなんですけど、そういうのでなかなか余分なものは持っていけない。ただ、どの部品が壊れるかっていうところもやっぱり事前にわかるわけじゃないじゃないですか。
なので、そうしたら、じゃあ現地で必要になったものっていうのを現地で製造してあげればいいじゃないかっていうのが、この3Dプリンターの応用事例になるんですね。
どういうことかっていうと、材料だけを持っていっておいて、その場で例えばもしかしたら小さなネジが必要になるかもしれないし、大きなネジが必要になるかもしれない。
例えばですよ。なので、そうするとそのタイミングタイミングで、例えば地上から送られてきた3Dモデルっていうのをその金属の3Dプリンターに当ててあげることによって、新しいパーツっていうのを宇宙空間で製造できると。
12:18
そうすれば、確かに運搬にかかるお金はあるものの、現地で必要なものを作ればいいっていうところで、無駄のない製造ラインっていうのが確保することができると。
実際にMade in Spaceって呼ばれる会社が、2014年にはNASAとの共同研究で国際宇宙ステーションに3Dプリンターを輸送して、そこでの物質の製造に成功したり。
あとは2019年には、小型衛星の電源システムを構築するArcNautプロジェクトの契約を締結したことで、これまた宇宙空間での3Dプリント技術っていうのが実用化されていくんじゃないかと見込まれている状況です。
こんな感じで、プラスして月の砂っていうのを使って、レゴリスってやつですね。3Dプリントをしようなんていう技術も、これ宇宙兄弟とかでもやっていたと思うんですけど、好きな方はきっとわかるかな。
地産地消的な考え方があったりとか、その場での需要に合わせるっていうような宇宙開発の仕方に今後シフトしていくんじゃないかというところで、今回この技術をピックアップさせていただきました。
ということで、今回は宇宙空間での3Dプリント技術というところで、もしもっと細かい情報を知りたければ、概要欄に貼っておく空畑の記事を読んでみていただけたら嬉しいです。
ということで、今回の話も面白いなと思ったら、お手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
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ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますので、つぶやいていただけると嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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