1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2021-04-17 15:28

190. 1万を超える人工衛星が提供するインターネットのハナシ【SpaceX】【宙畑】

本日の放送は『ツキトロクペンス』さんの提供でお送りしております。


今回のハナシは、宙畑に掲載された私のこちらの記事を参考にしていますのでぜひ。

https://sorabatake.jp/19526/


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、月とロクペンスさんの提供でお送りしております。月とロクペンスさん、どうもありがとうございます。
この冒頭で読んでいるスポンサー枠についてはですね、オンラインショップで販売しております。
このマネタイズの方法ですね。実は、ポッドキャストのやってる方達っていうのは、いくつかマネタイズの方法を試していて、
その中で直接スポンサーっていうのは、なかなか他のところではやっていなくて、なおかつ番組の中に名前を残せるっていうところは非常に魅力的かなと。
今一応、科学ポッドキャストランキング、日本一取らせていただいているので、ぜひアピールに使ってみてほしいと。
いろんな方が試しているポッドキャストのマネタイズっていうところですね。
これはYouTubeとかと違って、再生数に応じてとかっていうところが今のところはないので、ある意味実験的な試みなわけですね。
なので、こいつよく頑張ってるなとか、またチャレンジ頑張ってくれよっていう私、佐々木を応援したいなと思った方は、ぜひオンラインショップを覗いてみていただけると嬉しいです。
こちらオンラインショップでは、天文やスペース、ベースと検索していただければGoogleで見つかるようになっております。
概要欄にもリンク貼っているので、もしよければ覗いてみていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということで、今日はですね、昨日に引き続きSpaceXが世界中にインターネットを届けるスターリンクとはというお話をさせていただきたいと思います。
こちらは昨日の朝公開された空畑という中ビジネスメディアの記事になっていて、
私が執筆したものになっているですね。
ただ、ぜひその記事の方でも読んでいただきたいんですけど、文字読むの苦手だとか音声で聞いた方が伝わるんじゃないかなって思った方用にですね、
今回はこのポッドキャストで2日連続配信ということでやらせていただいております。
なので、SpaceXのビジネスに興味ある、空畑の記事全部読めてないけど気になるなという方、
あとは完全に宇宙ビジネスどうなっているのか分からないぞという方にも分かるように説明していきたいと思いますので、
ぜひ最後まで聞いていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の近況報告というか活動報告になりますが、
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今回のこの紹介している空畑で出しているこの記事ですね。
これが大体1万文字ぐらいの結構ボリュームのあるメディアというか記事になっているんですけど、
なかなかやっぱ記事を書くのが苦手っていう方いると思うんですね。
自分も最初はそんなに得意ではなかったんですけど、修士課程、博士課程に行く前の段階の大学院の時に、
実は全く関係ない旅行系のメディアでの編集担当をしていたアシスタントディレクターみたいな。
この時に自分の師匠にあたるような人がですね、2人でずっと最初の方回していたんですけど、そのメディアを。
紙媒体なおかつものすごい量の記事を今まで書いてきた方だったので、
文字の使い方のこだわりだったりとか苦闘点とか、
あとそういったところのすごい厳しい要求があったりとか、文章をこうやって組み立てればいいんだよとか、
タイトルとか諸々の付け方っていうのを2年間みっちり修行させられたわけですね。
アルバイトからスタートして後半は業務委託みたいな形でやらせていただいてたんですけど、
その経験っていうのがすごい生きてるなと。
なので、自分的に文章が上達するための方法っていうのはもう一つしかなくて、
とにかく書けと。なんかこうノウハウとかいろいろ見ても結局はやってみないことにはわからないと思うので、
ぜひこう文章をたくさん書きたいと思っている方はもうとにかく数ですね。
数をこなすっていうのが一番いいと思います。
あとは、なるべく一文一文を短くするであったりとか、
一つ一つの文章にこだわりを持って書いてみる。
喋るように書きたいっていう方ももちろんいると思うんですけど、
そうではなくて、ちゃんと一個一個の文章を書いて、
そいつが次の文章にどうつながっていくかなんていうところを意識して大量に書く。
毎日例えばノートを更新してみるとかいうのをやってみると、
自然と文量を書けるようになって、なおかつ文章の構成力も上がるんじゃないかなと。
私ちなみに編集をやっていた後に宇宙系の記事をずっとノートで半年以上、半年ぐらいか、
毎日書き続けたっていうのもあるので、
とにかく文章を書いてライターとかやってみたいっていう方は、
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記事の量を書きまくるっていうのをやってみるといいかなと思います。
そんな感じで、空畑の記事、結構文量あるので大変だったけど、
こうやってやればいけるんじゃないのっていう話をさせていただきました。
ではですね、早速本題入っていきましょうか。
ちょっと前置き喋りすぎましたね。
まあいいでしょう。そういう日があっても。
昨日は、そもそもスターリンクっていうのがどういうものなのか。
どういうような経済を回していこうとしているのか、なんていうお話したと思うんですね。
これすごい簡単に、今回話しているSpaceXのスターリンクプロジェクトのお話をしますと、
宇宙の軌道上に1万2000もの人工衛星っていうのを飛ばしてですね、
そいつらを組み合わせて地球を覆ってあげるような形で配置するんですね。
その配置した人工衛星を組み合わせて、地上にインターネット通信を届けてあげる。
こんなことを目指しているのがSpaceXのスターリンクプロジェクトになります。
そこで今回は、前回はどのぐらいの通信が出るのかとか、そもそもどういうプロジェクトなのかっていうのを深掘りしたんですけど、
今回はちょっと他の面から見ていきましょう。
まず1つは天文学というか、夜空に影響をどれだけ及ぼすのか、なんていうところのお話ですね。
よくツイッターとかでもそうですけど、天体写真とか夜空の写真を撮っていたときに、
このスターリンクの衛星が写り込んでしまったというところで、天体観測の邪魔になるんじゃないかとか、
あとは今後眩しくて星が見れなくなるんじゃないか、なんていうような懸念が結構されていたりするんですね。
ただ実際に目で見えるぐらい明るくなるのかっていう話なんですけど、
これは実際にはそこまで、少なくとも人間の目で見えるようなものは明るさではありません。
国際宇宙ステーションとか見たことある方いると思うんですけど、
あれは人間の目でもきれいに見えるぐらい明るいという中で、
それよりももう全然10倍、100倍とか、100倍遅か、10倍、20倍暗くなるようなそんな明るさで地球の周りを回っているので、
特に普段夜空を見上げて見つけられるなんていうことはありませんね。
ただやっぱり望遠鏡とかを使って夜空を見ていたりとかすると、
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この望遠鏡で見ている視野の中に白い線とかがシューって入ったりとかっていうようなことはあったりすると思うので、
少なくともやっぱりこの惑星鏡っていうのはありそうだというところで、
日本天文学会から出ている雑誌とかでもその悪影響っていうのが今後悪さをするんじゃないかっていうところも指摘されてましたね。
なので今後もしかしたらこういう人工衛星は地球の周りをかなりの量回っていくことになると思うので、
そのあたりニュースとかでも注目してみると宇宙を楽しむ一つの方法にはなるんじゃないかなと思いますね。
続いてなんですけど、世界中にインターネット通信を届けるっていうかなり大風呂式を広げてるわけなんですけど、
高そうじゃないですか。やっぱり1万2千機とか最終的には4万とかの人工衛星を地球の周りに配置すると言っているので、
ものすごくコストがかかっているように感じるというので高いんでしょうっていう雰囲気があると思うんですけど、
これなんと粋な計らいでですね、月額99ドルが世界共通みたいですね。
なのでクレジットカードで支払いすれば日本でもアメリカでもカナダでもヨーロッパでも同じ利用料で使うことができると。
99ドルだったら確かに光通信とかに比べたら高いですけど、今まで全く通信が受けられなかった地域でも99ドルになると言ったり、
実はアンテナを最初に買うんですね。これがだいたい最初の初期装備みたいなのが499ドルになっていて、
それにプラスして毎月99ドルかかると。なので6万円ぐらいの初期投資がかかり、それにプラスで月間1万2、3千円かかるというところです。
これについては実は前回も話したみたいにアメリカとかでベータ版、お試し版みたいなのがスタートしていて、
実際に配送されてるんですけど、これ安いととるか高いととるか。人工衛星の通信って使ってみたくなるじゃないですか。
正直自分も日本でサービスがリリースしたら買ってみようかななんてちょっと思ってます。
使い心地とかレビューしつつ、それで生配信とかしたらすごい面白いのかなと思ったりしていますが、
若干割高ですよね。お試ししてみるにはちょっと高いかも。
もしサービスが日本で公開されたら考えてみようかなっていうところです。皆さんどうですかね。そこら辺の感覚。
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あと最後、宇宙ビジネスと言ってるだけあってですね。株式公開みたいなところについても記事で書かせていただいてます。
スペースX自体はですね、今株を変えるような状況ではないんですね。
これ何でかっていうと、これイーロンマスクの完全なこだわりでして、
イーロンマスクはスペースXのロケットが火星と往復するような、そんなことが実現してサービスとして成り立たせることができたときに株式を公開してみんなが株を変えるようにすると言っているんですが、
このスターリンクプロジェクトに関しては、あと数年で一応この衛星の配備が終わるというところがあるので、先に事業化しやすい売り上げが立つ見込みがあるんですね。
そこでこのスターリンクっていうプロジェクトだけ、例えば別の会社にして、そこからその会社だけで株式が公開されたりとか、あとは事業としてより拡大していくなんていう方向にもなるかもしれないっていうのを、
現在のスペースXの社長兼最高執行責任者のグウェン・ショットウィルさんは言っているらしいんですね。
なので、もしかしたらテスラの株好きみたいな、スペースXの株も買いたいのにっていう方はスターリンクっていう、ちょっともしかしたら違うように聞こえるかもしれないこのプロジェクトに注目していると、
早めにスペースX関連の株っていうのを手に入れることができるかもしれないので、ここら辺は宇宙ビジネス注目の部分になっております。
といった感じで、今回は2日にわたってスペースXのスターリンクプロジェクトっていうのを紹介させていただきました。
やっぱり通信網を配備するにはどうしても電気回線が通っていたり、通信会社もやっぱり売り上げが大事ですから、人がいるところに効率よく電波塔とかを建てたいっていうようなところがあるんですね。
なので、そういったところを超越した、何せ宇宙空間から提供するっていう、やっぱり宇宙の可能性を最大限に魅力を引き出してくれるこのスターリンクプロジェクト。
今後どんどんどんどん人工衛星打ち上がってスペースXのロケットも素晴らしい進化を遂げていくと思いますので、これをきっかけにぜひ注目してみていただけると嬉しいです。
今回の話ではちょっと数字とかはなるべく曖昧にして喋っているので、もしより興味を持っている方はぜひですね、空畑の記事のほうを覗いてみていただけると嬉しいなと思っております。
概要欄にリンクを貼っておきます。
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ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますので、じゃんじゃんつぶやいていただけると嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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