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2021-04-16 14:42

189. SpaceXが世界のインターネットを牛耳る!?なハナシ【宙畑】

本日の放送は『ツキトロクペンス』さんの提供でお送りしております。


今回のハナシは、宙畑に掲載された私のこちらの記事を参考にしていますのでぜひ。

https://sorabatake.jp/19526/


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始まりました、佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、月とロクペンスさんの提供でお送りしております。月とロクペンスさん、どうもありがとうございます。
こちらの冒頭で話しているスポンサー枠については、オンラインショップで販売しております。
このスポンサー枠は、私自身がお金を稼ごうとか、そういうところの趣旨ではなくて、
ポッドキャストで何かマネタイズのポイントができるっていうのを周りの人に教えられるようなものであったりとか、
あとは、私自身の懐に入れるわけではなく、このポッドキャストチャンネルを、今、科学ポッドキャストランキング日本一に取らせていただいているんですけど、
ここから日本全体の日本一に取りに行くための設備投資だったりとか、諸々に使わせていただきますので、
ぜひ興味ある方は天文やSpaceで検索してみてください。よろしくお願いいたします。
ということで、今日の本題はですね、SpaceXが世界中にインターネットを届けようとしているStarLinkプロジェクトというものについてお話ししていきたいと思います。
こちらですね、もしかしたら知っている方もいるかと思いますが、本日公開された空畑と呼ばれる宇宙ビジネスのウェブメディアになっている空畑の記事を基にして話すんですけど、
何を書くか、これを書いたのは私でして、1万文字弱ある結構ボリューミーな記事なので、
もしかしたら読むのしんどいとか、あとは声で聞いた方が分かりやすいという方もいるかなと思ったので、
今日と明日、2本連続で書いた時の感想も含め、空畑での記事についてゆっくり解説していってみようかなと思っております。
今回お話しさせていただくこのStarLinkプロジェクトというのは、簡単に言うと世界中の今まだインターネットにつなげていない人を含めて、
そこら辺の人にインターネットを届けてあげたいと。
しかもこれが相当大規模なプロジェクトになっていて、聞いているだけでもかなり面白い雰囲気がプンプンしているので、
こちらについて、これ多分聞くだけで、現状のSpaceXのStarLinkと呼ばれるプロジェクトは完全に網羅できると。
この記事書いているとき、日本一StarLink詳しいんじゃないかなって思うぐらい調べたので、
こちらについて紹介していきたいと思いますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
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ということで、毎日恒例の近況報告というか活動報告になりますが、
今日話す空畑の記事もそうですけど、天文学ずっとやってきた中で、
最近は民間の宇宙へのアプローチみたいなところで、いくつか仕事をいただけるような流れができております。
この記事以外にも、今日の昼休みとかも、普通に今エンジニアをやってるんですけど、
エンジニアというかデータサイエンスの仕事をやっているんですけど、
その昼休みにはまた宇宙ビジネス周りの別の打ち合わせとかをさせていただいて、
結構順調にというか、いろんなお仕事に顔を出させていただけるようになっております。
こうやって白紙3年ぐらいの頃から宇宙関連の発信とかをいろいろ始めていたおかげで、
今割と宇宙周りで若干の認知度を獲得できつつあるっていうところなんですね。
なので、今までずっと天文だったところから一歩足を出してですね、
もっとより宇宙に関わっている人とつながっていけるような、そんな生活の仕方をしていきたいなと。
そういうところにシビアに結構参加していきたいので、残業とかしてる場合じゃないんですよね。
そういうところも意識しつつ、効率的にいろんな仕事をやりながら、
皆さんにお話しできるいろんな挑戦っていうところを作っていけたらいいなと思っておりますので、
今後もこちらのポッドキャストでそちらあたり、今どんなことやってますよとかっていうところを共有していきますので、
毎日聞いていただけると嬉しいなと思っております。
ということで、こんな感じで今後はもっと宇宙ビジネス寄りのこともやっていきますというお話でした。
では今日の早速本題に入っていきましょうか。
今日の本題はSpaceXが世界中にインターネットを届けるスターリンクプロジェクトとはというお話で、2本立てでいきたいと思います。
どっちかだけ聞いても全然わかる内容だと思うのでそこは気にしないでください。
まず今回話す内容なんですけど、これSpaceX、こちら皆さんご存知ですよね。
イーロン・マスクが率いる宇宙産業で一番有名なのはやっぱりロケット打ち上げです。
繰り返し使えるロケット。
そんな中でSpaceX実はもう一つ宇宙事業を広げていて、それがスターリンクプロジェクトと呼ばれるものなんですね。
これすごいざっくり言うと、今世界中でインターネットに接続できる人っていうのは大体50%程度。
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今年ようやく50%を超えたとか、そういうレベルなんですね。
そんな中で世界中はITどうのこうのとか言ってるわけなんですよ。
そんな中でこのスターリンクっていうのが目指すのは、その残りの半数にインターネット接続を届けようと。
しかも宇宙からっていうお話ですね。
それがスターリンクプロジェクト。
どうやってやるかっていうと、人工衛星を今の予定ではまず1万2千機とか飛ばして地球を覆ってあげるんですね。
その覆ってあげた衛星の通信網で、宇宙からインターネットを地上に提供するというようなところを目指しているんです。
こういった地球の周りにたくさん人工衛星を飛ばして、そいつらを連携させてサービスを提供するのを衛星コンステレーションなんて言いますね。
このコンステレーションっていうのは星座っていう意味だったり、集合体っていうような意味だったり、そんな感じです。
こうやってコンステレーションを作るぐらいの1万2千機とかを打ち上げるコストって半端ないじゃないですか。
けどご存知の通り、自分たちでロケット打ち上げられますので、発注コストとかっていうのは最小限に抑えられるわけなんですよね。
なのでこういうのも可能になるという、ロケットというある種インフラを持っているからこそ、こんだけ大量の打ち上げができるっていうところはあると思いますね。
このさっき言ったみたいに、世界中にはまだ50%しかインターネットに接続できる人がいないわけですよ。
ただ世の中の億万長者と言われる人というか、お金を稼いでる人たちの大半はやっぱりITとかそういう部分に必ず片足を突っ込んでいると言ってもいいわけですね。
なのでこれ単純に考えてください。どれだけのお金がまだ眠っているかと。市場規模がどれだけ拡大するのかというところがかなり注目になってくる。
この宇宙業界全体ではかなり、宇宙ビジネス全体ですね。これが36兆円とか、何しはまだあと20年とか経つと120兆円とかの市場規模になってくると言われてます。
その中でもインターネット事業とかを提供するようなサービス、お客さんに物をいろいろ宇宙空間から提供するようなお客さんサービスは、その120兆円あるうちの10兆円程度はインターネット接続だったりっていうので市場が分けられていると。
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なのでこれ単純に宇宙からそういうのを提供するだけで10兆円で、なおかつ今までこうやってITの通信とか諸々っていうのを市場で提供していた部分と今後競合になっていくなんていうところを考えるともっと伸び率はえげつないことになると。
じゃあイメージしてみてください。
地球の周りに1万を超える人工衛星をまばらに作ることで、配置することでインターネット通信を提供するわけなんですけど、なんとなくテレビの中継とか見てて衛星通信とか見ててもそうですけど、画面が歪んでしまったりとか音声が遅れたりとかっていうところでインターネット接続としての安心度。
言ってしまえば2つですよね。遅延しないのか通信が遅れないのかっていうところと通信のスピードっていうのはどんなもんなんだっていうところが気になるところだと思うんですよ。
そこなんですけど、まず今回スターリンクが提供する通信速度、これはだいたい5Gと同じぐらいのスピード感は提供できるということなんですね。
これ単純に5G使ったことはあると思うんですけど、基本的には4Gとかでスマホである程度のことはできるわけじゃないですか。
今全く通信網が整っていない地域で5Gレベルのものが提供できるってなったらもうこれは革命的ですよね。
なのでこのスピードに関しては何の問題もないと。
このプラスでスターリンクが求める通信の遅延ですね。命令を送って反映されるみたいな。
これは最終的にはオンラインゲームとかができるようなそれぐらいの遅延、つまりはほとんど遅延が起こらないようなかなりスピーディーかつスピーディーな通信が可能になるっていうところが大きくあります。
実際にこれもうアメリカの一部とかヨーロッパの一部では宇宙からの通信が始まってるんですね。
だいたい1000機ぐらい打ち上がっているので。
なのでお試し版みたいなものがすでに提供されていて、その通信速度でいうとまだ4G回線の10%とか程度のスピードしか出ていなくてまだまだサービスとしてきれいに成り立っているとはちょっと言いづらいかなっていうところはあるんですけど、
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それだけの通信をすでに提供できていると。
これがだいたいあと数年以内には1万何千機っていうところを上げ切るというところで、今後数年間の間に本格的な稼働が見込まれているわけですね。
この人工衛星の通信もConstellationと呼ばれる複数の人工衛星を使って行う通信なんですけど、
これより通信を安定させるためになんとSpaceXは現在さらにプラス3万機、最終的には4万2千機の人工衛星を地球の周りに配置して最高のインターネット環境を世界中の人に届けていくというところを目指しているそうです。
なので、今までインターネットに触れられなかったことによって情報が制限されていた地域の人たちとかが一気に世界線に出てくるというところで、やっぱり人間の知能とかっていうのはそこで一気にまた跳ね上がるんじゃないかなと。
そうすると、宇宙産業とかにもより優秀な人が入ってきて、今後ますます世界的な競争が広がっていくっていう、個人的にはかなり楽しみな未来を作ってくれるプロジェクターだなと期待しているところです。
こんな感じで今日は概要と通信速度についてお話しさせていただいたんですけど、それ以外にもまだ天文学への影響だったりとか、実際にいくらぐらいで使えるのとか、株式市場に参入してくるのかなんていうところのお話も明日していきますので、そのあたり楽しみにしておいていただけると嬉しいです。
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今回紹介している記事については概要欄にリンクを貼っておきますので、皆さんぜひチェックしてみてください。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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