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2021-04-30 17:13

202. 星出宇宙飛行士が半年でやるミッションまとめ!なハナシ

星出宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに行って約1週間。

先日は船長に就任したことがニュースになっていたりしますね!

今回はそんな星出宇宙飛行士が半年間で行うミッションを総まとめして紹介します。


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00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、大間美宇太さんの提供でお送りしております。大間美宇太さん、どうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサー枠についてはですね、オンラインショップ天文屋で販売しております。
こちらのチャンネルを日本の全体ランキングで国内1位にしていきたいという意気込みを持って、ずっとポッドキャストの配信を行っているわけなんですけど、
そんな志を応援していただける方を絶賛募集中ということで、個人スポンサーになってみたいという興味をお持ちの方、応援してやるぞという方は、
ぜひですね、天文屋ベースで検索してみてください。よろしくお願いいたします。
ということで、早速今日の本題を紹介していきたいと思います。
今日の本題はですね、宇宙飛行士、今国際宇宙ステーションにいる星出宇宙飛行士が半年間の国際宇宙ステーションの滞在中にどんな仕事をするのか、
というところを以前、1つのミッションについてだけ詳しく話してみたんですけど、全体のお話もしてみたいなと思って、今回そちらを取り上げさせていただくことにしました。
全部で8つあるんですけど、それをさらっと紹介しつつ、そのうちの1つを時間が許す限り紹介してできればななんて思っております。
なんでこれ紹介しようと思ったのかというと、理由2つありまして、1つは昨日のニュースとかで見た方もいると思うんですが、
星出宇宙飛行士が国際宇宙ステーションの船長になったと。
これ日本人で2人目のなかなかの偉業ですよね。国際宇宙ステーションという宇宙空間に浮かんでいる船の船長ですから、めちゃめちゃかっこいいですよね。
そんなニュースが出ていたので紹介したいなと思ったのと、あとは、昨日もお知らせしたんですけど、明日から2日間ゲストを迎えてのポッドキャスト配信になります。
そちらがですね、ブルーアビスと呼ばれるイギリスの宇宙飛行士の訓練施設を作る、世界初の宇宙飛行士訓練事業を行っている会社のアジア事業担当の方をお呼びして、いろいろ事業内容とかをお話ししていただくことになっているんですね。
なので、そんな宇宙飛行士訓練事業の話の前に、じゃあ実際に今宇宙に行っている宇宙飛行士、どんな仕事してるんだっていう話をしておいた方が、やっぱり訓練する施設がどれだけ重要かみたいなところが結構わかったりするんじゃないかなと思っているので、今回それをいろいろ紹介していきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいと思います。よろしくお願いいたします。
03:19
ということで、毎日恒例の近況報告、活動報告に入りますが、今日はですね、世間一般的にはお休みの日だったわけなんですけど、1日ずっと作業しておりました。
最近は普段の仕事でもずっとプログラミングをやっている中でですね、今日も休みの中、そういうのの勉強というか作業をしておりましたね。
メインでどういうことをやっていたかというと、SNSとかそういうところで実際にアカウントを自動で回すプログラムってどういうふうになっているのかなとか、あとはそこにAIを組み込んで、
例えばツイッターのデータがどういう感情のツイートが伸びているのか、なんていうのを調査だったりとか、そういうのをやってみていました。
こういうのもなんでやってたのかというと、いろいろ頼まれて調べていた部分もあったりとか、あとはあさってですね、5月の1日にプログラミングの研修をやるっていうところで、そこの研修内容に沿ったような資料作りっていうのに追加していけるような資料調査というか技術調査みたいなのをやっておりました。
こちらですね、今回プログラミング研修講師をやらせていただくわけなんですけど、全くプログラミングを触ったことがない方を対象にツイッターから大量のデータを引っ張ってくるとか、AI触ってみるとか、そんな感じの教える予定なんですね。
なので、このポッドキャストもそうなんですけど、全く知らない人にどれだけ噛み砕いてぐちゃぐちゃにして紹介できるかっていうところだと思うので、ここのポッドキャストで培ってきた説明力の腕の見せどころかなと思ってめちゃくちゃ気合が入ってる感じになってます。
こちら、興味ある方は概要欄にリンク貼っておくんですけど、オンラインオフライン両方とも参加できるようなものになっているので、プログラミングやってみたいとか業界分析みたいなSNSの分析みたいなのやってみたい方っていうのはぜひ覗いてみていただけたら嬉しいかなと思っております。
そんな感じで、今日は一日プログラミング尽くしの時間を過ごしていたというような報告でした。
頭がちぎれそうです。
06:00
ということで、今日は宇宙飛行士のお話を本題はしていきたいと思います。
今日の本題は国際宇宙ステーションの船長に就任した星出さん、星出宇宙飛行士が今後の半年間の滞在でどんなミッションをやっていくのか、そんなお話をしていきたいと思います。
これ以前野口宇宙飛行士が宇宙に行ったときも紹介させていただいて、実は結構テレビとかでも紹介されていないような実験内容だったりとか、
そもそも国際宇宙ステーションに宇宙飛行士が行く意味って何なんだろうっていうような、YouTubeとかに動画載ってるけど、
ああやって遊んでるように見えるのは本当に一部で、結構過酷な時間のスケジュールの中で動いてるんですね。
そんな中で取り組んでる実験についていろいろ紹介していきたいと思います。
今回の宇宙飛行士として滞在する半年間で決められている仕事の中、合計8つ、8個のミッションが存在してます。
まず1つがですね、ウォーターリカバリーシステムと題されていて、次世代の水再生システムを宇宙ステーションの中で作ると。
これって国際宇宙ステーションの中でどうやって水の管理がされてるかっていうとですね、
実は飲んで出てくるおしっことかをろ過してそのまま使われてるなんていうような状況なわけですよ。
水を地上から運ぶなんていうのはかなりの重量もありますし、かなり重要な資源なわけですね。
宇宙空間で水っていうのは。
なのでそれをどれだけきれいにして、どれだけ効率よく次に再生できるかっていうような水再生システムっていうのを非常に宇宙空間で研究するのには価値があると。
こういうふうに宇宙でできることっていうのは、わりと地上でも再現できるよねっていう話になり、
そこからどんどん私たちの身の回りにも、例えば災害の時に使える水再生システムなんていうところにつながってきたりするかもしれないっていうかなり現実味のあるというか、そんな研究がまず1つ決められています。
2つ目、2つ目これがフレアと呼ばれる、宇宙空間で火がどうなるかっていう話、先週ぐらいにさせていただいたんですかね。
それの実験です。詳しくはその時のポッドキャストを聞いていただければいいかなと思っていて、無重力空間で炎の広がり方っていうのは地球上とは全然違う動きをするんですね。
そんなところの重力と物が燃えていく過程の研究っていうところをやられるそうです。
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3つ目はセルグラビセンシングというところで、細胞の重力センシング機構の解明というところで、これは基本的に宇宙空間に行ったら無重力になるわけじゃないですか。
その無重力になった状態で、私たちの体を構成しているような細胞を培養したりするときに重力が加わったりすると、どんな変化があるのかっていうようなところの比較実験みたいなのを行うそうです。
これって単純に細胞がどうやって増えていくかみたいなところっていうのは、地球上と無重力では周りからかかる力が違ったり、あとは炎の話のときもしたんですけど、下に重力が加わっていることによって、
例えば水の中にある空気だったりとかみたいな感じで、浮力が働くか働かないか。浮力っていうのは上向きの力ですね。重力によって下向きの力が加わってみたいな。
そんな感じのバランスがなくなったところで、細胞の培養とかはどういうふうに進んでいくかなんていう研究みたいですね。
4つ目。これがアンチアトロフィーという無重力状態や寝たきりの状態になっていたときっていうのは、筋肉がどんどん萎縮していってしまうっていうような傾向が見えてるんですね。
筋萎縮って呼ばれるんですけど、これがどういうふうなことをしたら予防できるのかっていうのを研究するような実験が組み込まれております。
これですね、今日メインで話したいなと思ってた話なんですけど、この寝たきりだったり無重力で起こる筋萎縮っていうところは、これ実は結構重要でして、
長期間やっぱり宇宙空間に滞在すると、基本的にはあんまり筋肉を使わないんですね。これもやっぱ重力がかかっていることによって体に負荷がかかって、それによって筋肉っていうのはある程度維持されていたりするんですけど、
その重力によってかかるプレッシャーみたいなのが筋肉になくなると、だんだん筋肉が萎縮していってしまう。縮んでいってしまうみたいなことですね。
そうするとやっぱりなかなか使い物にならなくなってしまって、よく宇宙飛行士の方が地球に帰還したときに結構フラフラになってるなんていうのを見たことある方もいると思うんですけど、
あんな感じで筋肉がどんどん落ちていってしまうと。これって地球上で寝たきりの方も結構同じで、基本的には筋肉を使わなくなって萎縮していってしまう。
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そうすると、その後復活しようと思ったとき、例えば体が元気になったなと思って動き出したいってときに、筋肉すごい弱っちゃってるからなかなか難しいよねっていうまた新しい課題が出てきてしまうんですね。
これって今まで運動以外でそこを改善するっていうことは難しかったんですけど、今回なんと徳島大学の研究チームの方々がですね、
天然の治療薬に使えそうな物質っていうのをいくつか発見してですね、それが実際にマウスでどういうような反応が起きるのかっていうのを無重力空間で実験するっていうところを今回星で宇宙飛行士っていうのは取り組むそうです。
これがうまくいったりすると、じゃあ地球上でも寝たきりになってしまった人たちにこういう素材とか使えないのかなっていうような実際の実証実験とかにも移れるような、結構今回の実験内容が非常に重要になってきそうな研究になっております。
これが、しかもこの筋萎縮を阻害する物質、これが天然のものらしいんですね。つまり人間が科学的に作ったものではなくて、自然界に存在する、なおかつ筋肉の萎縮を阻害するような物質っていうのが見つかったので、
それを例えば自然にこの食材の中に組み込むことで筋肉が萎縮するのを防いだりすることができるんじゃないかっていうようなのが目論まれております。
こんな感じの研究があったりして、これ結構時間がなくなってきましたね。他のやつ、あとまだ4つあるんですけど、これあとはタンパク質を5個目ですね。
タンパク質をどういうふうに宇宙空間で生成していくかみたいな実験があったりとか、これは地球から宇宙空間に持っていく、または宇宙空間から地球に戻すってときに、タンパク質をなるべくそのままの状態で輸送したいっていうような輸送技術っていうところの実験があったりとか、
あとは無重力空間で様々な物質の性能を測る半導体とかそういうところの研究をするELFっていう研究があったり、あとは宇宙空間に小型の衛星ですね、人工衛星を放出していくようなミッションが組み込まれていたりとか、
これ国際宇宙ステーションから小型衛星ポンポンポンって出されたりして軌道に乗るなんていうのこともあったり、最後のミッションで言うと、日本のモジュールがあるんですね、国際宇宙ステーションの中に、それの希望っていう中である無重力空間に浮かんでいるロボットを地球から操縦してやる、操縦していろんなミッションをクリアしていくっていうようなロボットプログラミング協議会っていうのが、
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開催されるんですね、これ第2回になってるんですけど、つまり地球上にいるそのプログラミングをやりたい、でなおかつ無重力空間でものを操ってみたい、なんていう人たちの競技プログラミング会っていうのが開催されるんですよ、でこれによって競われるところの宇宙空間でのオーガナイザーみたいな役割を、
星出さんがしていただくというような感じになってるそうです。こんな感じで、大きく分けても少なくとも8つのミッションがあって、それ以外にもやっぱり船内のいろんなメンテナンスだったりとか、あとは各メンバーがそれぞれミッションを持っていたりとかで、結構忙しい日々を過ごしていくみたいなんですね。
なので、宇宙ステーションでやられている実験っていうのが、今後私たちの生活に5年後10年後役に立ってくるものがある可能性がある、そんなお話をさせていただきました。
でですね、明日からはそんな私たちの未来の生活を支える宇宙飛行士、彼らを実際に訓練するような施設、これを民間事業として始めたBlue Abyssの森さんをゲストに迎えて2日間トークを繰り広げていきたいと思っておりますので、ぜひお楽しみにしていただけたら嬉しいです。
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