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はい、始まりました、佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、Dr.佐々木がお届けしております。
ということで、今日の本題は、国際宇宙ステーションの運用が2030年まで延長された、そんなお話をさせていただきたいと思っております。
今回、この国際宇宙ステーションのお話を取り上げようと思った理由っていうのが、先日ですね、2日前とかのポッドキャストですかね。
民間の宇宙ステーションみたいな働きをするものが、実際に宇宙空間で動いていきますっていう話をさせていただいたと思うんですよ。
日本のエレベーションスペースっていう会社だったりとかが今取り組んでいるんですけど、そんな感じで国際宇宙ステーションの代わりになるものだったりっていうのを作る民間の動きが出てきている中で、
もともと2025年までって言われてた運用がどうなってるのかを1回調べ直したんですよ。
そうしたらなんと12月の末ぐらいに2030年までの延長を決めましたっていうNASAの発表が出ていたので、今回はそちらについて紹介していって、
国際宇宙ステーションがどれだけお金のかかる施設なのかとか、あとは宇宙ステーションを利用してどんな実験が行われているかなんていうところもちょっと
まるっとお話しできるような会にできればなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということでですね、こんなに入る前に毎日恒例の近況報告させていただこうかなと思うんですが、最近のポッドキャストの配信ですね、
僕の収録してた手応え的には最近噛む回数がちょっと多いなっていうふうに思っているんですよ。
聞いてくださっている方でどれぐらい噛んでる部分が気になる方いるかなっていうのはあるんですけど、
そもそも僕このポッドキャストのチャンネルって基本的には全て編集なしでお届けしているんですね。
たまにものすごい雑音が入ってしまった時だけその部分をカットするっていうふうにやるんですけど、
だからもしかしたら気づいたことある方いるかもしれません。ですが基本的には編集なしでやっていると。
なので前半、例えば1分ぐらいまでで噛んじゃった場合は正直言うと撮り直しはしてるんですよ。
なのでそういうゴミみたいなストックがたくさんあったりするんですけど、そういうのを除いてですね、基本的に一発撮りで撮っているっていう状況になっています。
で、最近なんでこんな噛んじゃうんだろうなと思っていろいろ考えてはいるんですよ。
やっぱり聞いてくださっている方にストレスなしで聞いていただきたいので、そういうふうに考えていると、やっぱりちょっと校内環境があんまり良くないんじゃないかなっていうのが一番最初に考えられて、
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っていうのもちょっと前にお話ししたかなと思うんですけど、僕ずっとポッドキャスト始まる前から歯の矯正をしていて、ずっとなんかワイヤーが入ってたんですよね。
で、ワイヤー入っていたのが今年の2週間前とかに撮れたんですよ。1月の2週目とかに撮れて、今マウスピースをメインにやって生活をしているっていう状況になって、
2年ぶりにそもそも口の中に物がほとんどない状態とかっていうのが起きていたりするんですよね。
なので、この2年間分のブランクで普通に喋っている時にすごい噛んでしまうっていうのが発生しているっていうのが、今歯並びが良くなった分、ポッドキャストに弊害が出ているっていう非常に悲しい状況になっております。
2週間ぐらい経ってきてようやく慣れてきたかなっていう感じはあるものの、やっぱりまだ喋りづらい部分多かったりするので、そのあたりはちょっと日々改善していく僕の喋り方っていうところを楽しんでいただければなというふうに思っております。
ただですね、強制の装置取れてからはだいぶ滑舌は良くなったかなっていうふうに思っているので、個人的には。
1年前とかのやつを聞いてみていただけるとちょっと違いが分かるかなと思うので、そういった楽しみも毎日配信の中でしていただけたら嬉しいなと個人的には思っております。
何せをですね、毎日聞いていただいて本当にいつも感謝しております。ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、早速今日の本題を紹介していきたいと思います。今日の本題は国際宇宙ステーションの運用が2030年まで延長されたというようなお話をしていきたいというふうに思っております。
で、これ正確に言うとまだ確実ではないんですよ。ただ、アメリカがそういう方針を出したっていうところで、それに付随して基本的には世界中の動きっていうのは揃っていくんじゃないかなというふうに思っているので、
じゃあ国際宇宙ステーションってどんなためにあるんだろうとか、実際そんな運用を続ける続けないっていう判断が出るぐらい実はお金がものすごいかかってるんですよね。
なので、どれぐらいかかっているものなのかっていうところもしっかりお話できればなというふうに思っております。
でですね、国際宇宙ステーション、皆さんどうでしょう、ピンとくる方いらっしゃるでしょうか。
まあ多分結構な人が知ってるのかなと思うんですが、よくですね、宇宙飛行士の方が無重力状態でワーワーやっている動画とか見たことあると思うんですよ。
例えばなんか実験してるとか、あとはそもそもこないだ前沢さんが、元ZOZOの前沢さんが宇宙に行った時に滞在していたのもこの国際宇宙ステーションになります。
で、これっていつからスタートしたのかっていうと、2020年、2010年からスタートしたのか。
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2010年…違うわ、全然違いますね。2000年から建設がスタートして2008年とか7年とかにちゃんと形になってきたっていうところがあって、現状2021年までで結構な年数が経っているっていうような状況になっています。
で、国際宇宙ステーションは何のために作られたのかっていうと、いろんな目的があるんですけど、まず各国が宇宙空間で実験する場所を作りましょうっていうところに沿って作られています。
なので大きさがだいたいフットボールのコート、サッカーコートぐらいをイメージしていただければいいんですけど、それぐらいに広がっていて、ソーラーパネルがついていたりだとか、あとは四角いモジュールって呼ばれるんですけど、四角いパーツだったり円柱みたいなパーツがガチャガチャくっついて一つの塊になってるんですね。
で、あれは共用部分みたいなところがあったりもしつつも、基本的には各国がくっつけた装置がまとまって一つになっているので、一箇所一箇所がだいたいその国の所有物、ないしは管理下に置かれながら運用されているっていう状況があるんですね。
っていうところで国際宇宙ステーションに宇宙飛行士が滞在しながら、その実験施設を使っていろんな実験を行っていくっていうところがこれまでにいろいろ行われていたものになります。
実際に昨日、おとといか、おととい紹介した宇宙医療のお話とかもこういったところで行われている実験になりますね。
じゃあ、これどれぐらい作るのにお金がかかったのかっていうところ、もし驚きの数字とかが出てきたらぜひTwitterとかでつぶやいていただいて一緒に楽しんでいただきたいんですけど、
まず国際宇宙ステーションの建設費、これがなんとだいたい日本円で5兆円ぐらいっていうふうに言われています。
もうですね、わけわかんない数字がいきなり出てきてるわけですよ。
基本的にはこういう宇宙関連の施設っていうのは増築増築ってなっていったりして、建設は当初の予定よりもどんどん膨らんでいったりしていたというふうになっていたんですね。
この時の日本の負担額、5兆円といっても全体で5兆円で、やっぱりアメリカとかが一番スペースを作りつつお金もいっぱい払ってるっていう状況があったりする中で、
日本はですね、1兆円いかないぐらい、数千億円とか5千億6千億ぐらいっていうふうに言われていたりするんですよね。
なので、それぐらいの貢献度であるというふうに言われていたりします。
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そこ、そのぐらいの建設費を立てながらもですね、結局なんか立ててずっと放置しておくわけにもいかずに、
例えば、もちろんその中で電気系統とかを支えている発電施設部分、太陽電池パネルとかっていうのがあると思うんですが、
そういったところの修繕だったりとか、あとはそもそも宇宙ステーション全体の修繕っていうのがやっぱりかかるんですよ。
いわゆる維持費というやつですね。維持費っていうのがどうしてもかかってくるようになっていて、
これが毎年ですね、運用にだいたい数千億円かかっているっていうふうに言われていたりします。
で、これも日本も毎年何百億っていうふうに払わなきゃいけないぐらいのお金がかかっているっていうところで、
やっぱり国の税金としてそれだけのお金を使っている意味があるのかっていう批判的な声も飛んでくるっていうのが現状になっていたりするんですね。
ただ、この宇宙空間での研究っていうのがどんどん実用化されていったりする。
あとは天文の研究とかもいろいろされているっていうような背景もあったりするので、
そういったところで実生活にいろんなことが還元されてくるっていうところ。
そこが非常に重要になってくるんじゃないかなというふうに思っております。
っていうような感じで国際宇宙ステーションの説明っていうのをゴリゴリしていたらですね、
なんともう10分を過ぎてしまったっていうようなところがあるので、
簡単に説明してちょっと明日国際宇宙ステーションでのいろんな動きっていうところを紹介していこうかなと思うんですけど、
国際宇宙ステーション、もともとそうやって維持費がかかるだったりとか、
そもそもの老朽化の問題があって、2025年までっていうふうに言われていたんですね。
これは各国そこまでだったら予算出しますよみたいになっていたんですけど、
2025年の地震を決めるっていう、ここまでやるってなった時に、
じゃあ現状の設備がどれぐらいまで持つのかっていう技術評価みたいなのが行われてるんですよ。
あとは2021年とかにもやられているのかな。
そうなった時に、今のまま適切な運用をし続けていれば、
2030年までは問題なく使えるだろうっていう見込みも立っていたところから、
今回アメリカがじゃあ2030年までは延長しましょうというふうに決めたというところなんですよね。
具体的にはこれから人間が月に向かったりとか、
あとはその先の火星に向かったりっていうところで、
やっぱり宇宙空間に人がいるっていうところのノウハウをためたりだとか、
あとは国際宇宙ステーションが一種のハブになる可能性も十分にあったりするんですよね。
そういったところで、2030年までは延長して、
宇宙空間との距離を適切な近さっていうところを保っていく。
そんなところを目指しているんじゃないかなっていうふうに思っております。
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国際宇宙ステーションでどんな研究がされているのか、
実際に僕も6年間ぐらいずっと宇宙ステーションに搭載されている機器の運用とかデータ解析をやっていましたし、
NASAに行った理由っていうのも、
日本、さっき言ったみたいに日本とかアメリカがいろんなパーツを組み合わせているっていう状況で、
宇宙ステーション上の国境を越える、
日本のところからアメリカのところまでブリッジをつなぐ、橋をつなぐっていうところの仕事をしていたりしたので、
そういったところで宇宙ステーション、完全な肯定派なわけですよ。
なので、こんな研究やってましたとかっていうのもちょっと面白いのでしてみようかなと思っておりますので、
明日の配信もぜひお楽しみにいただけたらと思います。
ということで、今回は国際宇宙ステーションってどんなものなのか、
そしてその運用が2030年まで延長されたというお話をさせていただきました。
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